ビザの交付にせよ、健康診断を受けなさいにせよ、普通は移民局からメールがくるでしょう。ビザ審査のために一般的な所用時間は、時期により、担当官の有能・無能、やる気ある・ないという人間臭い要素によって変わります。要するに「読めない」と。移民局のサイトに時々「このくらい時間がかかるよ」と掲示される場合もありますが、あれも一応の目安に過ぎません。
そこでメールをミスってないか確認してみてください。
海外からのメールになりますので、お使いのメールサーバーが自動的に海外メールを弾いてしまっている可能性があります。まずは迷惑メールボックスを見て、確認してみてください。
迷惑メール以前にそもそも受信しないという場合もありますし、メールサーバーが不調ということもあります。僕も最近、Hotmailのメアドの方にメールを送ろうにも、頻繁に"permanent fatal errors"で送れないことがありました。こういう現象がホットメールだけなのか分かりませんが、無料メールはこの種のことがありがちなので、予備にgmailなりYahooなりのメールも用意されるといいと思います。
迷惑メールに紛れ込んでいた移民局からのメールを発見した場合、その内容を読んでみてください。無事「交付されました!」と連絡があった場合はOKです。しかし、以下に述べるように何らかの理由で「健康診断が必要ですので受けて下さい」などと書かれていた場合は、取りあえず返信モードでコンタクトを取っておいてください。「迷惑メールに弾かれていて気がつきませんでした、今からさっそく手配します」とか伝えておくこと(I have found your mail in my SPAM mail box today, because my mail server sorted out automatically. I'll arrange health check from now on.とかなんとか)。
第二に、現在の状況を確認してみてください。これは
ImmiAccountで見られます。
そして、もしかして「健康診断が必要なのにまだ書類が来てないぞ」という表示(Health requirements outstanding)などが出てたら、とりあえず「げげ!」と思い、以下の方法をとってください。
移民局に直接メールでコンタクトする。これは、
Working Holiday Maker Application Enquiry Formというページで出来ます。
ページの最初の「プライバシーの扱いについて了解した」にチェック、First Working Holiday visaにチェック。
そして次の「Does your feedback/query relate to a Working Holiday (subclass 417) or Work and Holiday (subclass 462) visa currently under consideration or recently decided? (REQUIRED)」という読むのも鬱陶しい英文のところでYESにチェック。意味は「あなたの応答/照会は、現在のところ審査中(あるいは拒否された)ワーホ
リビザ(417か462=日本は417)に関連しますか?=簡単に言えば、”現在申請しているワーホリビザに関するものですか?”」ですので、「そうです(YES)」にチェック。
その下の括弧内のメッセージ欄に、内容を書いて下さい。
例えばの文例
「さる○月○日にWHビザ(一回目)をオンラインで申請したのですが、いまだ何の回答もいただいていません。最近、進行状況をチェックしたところX線検査が必要ということでびっくりしました。これは160番のフォームをダウンロード、印刷、記入の上、指定病院で審査を受けろということでしょうか?よろしくご教示ください。なお、私のメールアドレス(***@******)が何らかの理由で機能していないかもしれないので、念の為に別のメールアドレス(****)でご連絡いたします。」
とか書けばいいでしょう。英語の例文としては、
"I have not received any response from you about my application (WH subclass417,first time) since I lodged on DAY/MONTH/20**(年). My TRN (申請時に表示されたと思います)number is ****.
Recently I have checked the progress on your web and I was surprised that health exam (X-ray) is outstanding. Does it mean I have to download form160, print it, fill up and go to the nearest panel-doctor in Japan? would you please advice me.
In case my mail address(○○) doesn't work for some reason, I put another mail address(●●)." とかなんとか。
当たり前ですが、この内容は進行状態の表示によって変わります。もし未だに「審査中」だったら、その旨変えて下さい。X線を受けろとも言われてないのに、盲目的に上の英文をコピペしたらダメですよ(^_^)。話がますますややこしくなるから。もし、審査中が続く場合ですが、2週間くらいかかる場合もありますので、とりあえず待ってみたらいいです。2週間たってもダメだったら、「どないなってますか?」メールを書けばいです。「私の申請になにか問題でもあるのでしょうか?(Is there any problem on my application? )とか。内容よりも「催促」ですね。担当者がコロッと忘れているかもしれないので(オーストラリアではよくある話)。
なお、X線を受けるための用紙は、おそらくは160番フォームだと思われます。これは、
http://www.homeaffairs.gov.au/allforms/pdf/160.pdf でダウンロードできますが、コンタクトが取れれば移民局から教えてくれるので、それを待つといいです。日本国内の病院リストは
http://www.homeaffairs.gov.au/contacts/overseas/j/japan/panel-doctors.htmにあります。
たぶん、ダウンロードして印刷、記入、病院に予約し、診断を受けると、あとは病院が勝手に移民局に送ってくれるとおもいます。そしてビザが交付されましたメールが来るでしょう。
とはいっても、肝心のメアドが死んでた場合、このメールすら受け取れないわけですよね(^_^)。だから、やはりメールの問題は残りますので、予備のメアドを用意し、そちらにも連絡して貰うようにするといいと思います。