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E-Health 健康診断のオンライン事前問診の記入要領



 2012年のビザ改正作業の一環と思われますが、健康診断に必要な問診票の事前記入をオンラインでやってしまうという方式が導入されています。

 以下、オンラインでのやり方について、画面キャプチャーしたものをもとに詳細に解説しておきます。

 以下順次クリックしてよんでいかれたら分かると思います。


ImmiAccount

 以前は、自分のビザ状況をチェックするページにいって、健康診断が求められているかどうかを調べるというやり方でした。
 しかし、ImmiAccount方式になって、自分のアカウントにログインしてチェックすれば足りるようになっています。

 2015年06月現在、移民局から健康診断を促すメールが来ているようです。これも朝令暮改で、こういう督促メールが来る時期もあり、来なくて自分でチェックしろ(チェックし忘れたら時間切れでアウト)とか、コロコロ変わります。ですので、常日頃からチェックするクセをつけておくと良いと思います。

 このあたり移民局のシステムもURLも年がら年中変更しているので、「こうだ!」って決めつけて言えないのですね。「臨機応変に処理」とか「絶えざる向上」といえば聞こえは良いけど、もう少し固定的にやって欲しいです。もし「わからん!」となったらメール下さい。

オンライン事前問診の記入ページのはじまり

e-health03画面


 さて、オンライン・ヘルスと題名がついた、オンラインでの事前問診記入ページが始まります。

 まずは本人確認です。あなたの氏名やTRN番号などが表示されます。確認して下さい。

 以下に、健康診断(+X線)が必要かどうかが示されています。

 さらにやり方の説明があります。
 従来は、160番+26番の健康診断+X線の診断のための書式をダウンロード&印刷し→そこにシコシコ自分のデーターや問診の内容を書込み、→病院に持って行って手渡し→健康診断の結果を医師がその書式にまた記載し→移民局に郵送し→移民局で郵便物を受け取りビザの最終判断をするという作業でした。

 ところがこの方式によると全部オンラインで済ませるので、印刷したり手で持っていったり郵送したりという部分がカットされます。特に郵送部分はデカいでしょう。単に郵便集配時間の短縮だけではなく、巨大官庁である移民局にドサッと届いた郵便物をセッセと仕分けし、各セクションに配布し、番号をもとに並べて、ビザ申請と突き併せて判断、、という面倒臭そうな部分が短縮されるのですから。

 通例健康診断が終ってからビザの結果が出るまで2週間くらいかかっていたのですが、僕がヘルプをしたこの事例では、わずか2日でビザが出ました。早い!

 ただし、オンラインで自分の情報が出回るのを良しとしない人もいるでしょうから、やりたくない人は従来通りシコシコ手書きでやってもいいよと書かれてます。ただし、時間がかかるので注意と。また移民局的にも、事務が楽になるので、出来ればオンラインでやってくんないかなってお願いしてます。

受診医療機関(病院)の選定

e-health04画面

 ここで、まず先に、自分が受診したい(家の近所の)医療機関・病院を選ぶ項目です。

 たまたま日本で申請する場合のページを例としてますが、オーストラリア国内の場合、あるいは第三国(今ニュージーランドにいるとか)いう場合、最初のビザ申請の段階で「何処から申請するか」を決める項目がありますから、それに基づいた医療機関のリストが出てくるでしょう。

 X線と健康診断、それぞれについて希望の医療機関を指定します。
 いまは日本はおろかオーストラリアでもこの二つの検査を同じ所でやる場合が多いと思います。
 ちなみにずっと昔に僕が永住権を取るために健康診断をしたときは、X線と健康診断は別々の場所で、二回出かけて行かねばならなかったです。楽な時代になったもんだ。

 一番最後の注意書きは、ここに出てくる病院リストは、あくまで「オンライン申請に対応している病院だけ」です。
 したがってオンラインに対応していない病院もありうる。そして、リストにある病院、どれもこれも遠すぎて現実的ではない場合、クリックして(オーストラリアが委託している)全医療機関のリストを表示させ、最寄りの病院を選ぶことができます。

 ただその場合はオンラインでは無いので、手書きシコシコマニュアル形式でいくので時間がかかると。

 また、この段階で「やっぱオンラインはキライ」というのであれば、それも良しで、マニュアルでやってください。ただし移民局としては楽をしたいので、オンラインでやってほしいなと又ここでも言ってます。


問診内容その1 一般的事項

e-health05画面

 この画面では、ビザに関する一般的なことです。
 内容的には既にビザ申請(学生ビザでもワーホリビザでも)聞かれて&答えているものと同一です。同じように答えればいいと思います。

 個別内容も、考え込もうと思ったら幾らでも考え込めるのですが、大雑把でいいです。健康診断に関連する程度のことを知りたいだけですから。例えば「過去5年に住んだ」ところも、「1か月程度の滞在を"住む"というのか?」とかいうと明確な定義が示されているわけでもないし、誰にも分からないと思うのですよ。まあ、3日くらいだったら「住む」とは言わないだろうし、3年滞在していて「いやあれは住んでいるのではなく、長期旅行しているだけだ」というのも苦しかろうという程度。一ヶ月くらいだったらどっちでもいいと思います。

 「どのくらいいるつもりか」も、そんなに正確でなくていいです。大学3年まるまる行くなら3年予定、ワーホリでも半年で帰国するつもりなら半年と書けばいいでしょう。だって実際そうなんだし。で、あとになって予定が変わっても、それはしょうがないよねってことだと思います。


事前問診その2 既往歴

e-health06画面


 ここでは、本格的に問診らしく、既往症を聞いています。
 まあ、内容的には、事前に申請したビザの記載と殆ど重複します。


事前問診その3 既往歴(2)

e-health07画面

 既往症の続きです。

 最後に個人情報の取り扱いについての同意をして次へ。


最終確認

e-health08画面


 今まで記載した内容がダーッと表示されます。
 間違いがないかどうか確認してください。

 OKだったら、右下の"Submit"(提出)ボタンをクリックしてください。これで完了です。

今後のダンドリを説明する画面

e-health09画面


 事前問診記載を済ませて、さて、これからどうしたらいいの?という今後のダンドリを説明する画面です。

 今記載した内容は、移民局を経由して、受診予定の病院に転送されました。

 病院への「紹介状」を、今この場でダウンロードして、印刷してください。
 ”Review and Print referral letter"というボタンをクリックしてください。

 だから印刷できないPCで迂闊でやらないように。
 少なくともPDFファイルがダウンロードされてきますから、それを保存できるのは最低限必須。ネットカフェや他人のパソコンでやっている場合は、ダウンロードされた(あるいはブラウザに表示された)ファイルを、G-mailなど自己宛メールに添付して送信すれば、自分のメールボックスにキープできますよね。まあ、そのあたりはご存知でしょう。



病院への紹介状

e-health10画面
 前の段階でダウンロードした病院への「紹介状」です。
 2頁にわたります。

 こういうファイルがPDF形式でダウンロードできます。

 内容的には、あなたの氏名、そして受診予定の病院です。

 個々の予約は、直接病院に電話して取ってください。
 X線と健康診断ではX線を先に受診するように言ってます。まあ、同じ病院でやる場合は、病院がダンドリするでしょうけど。

 あとは当日に持参すべき書類。この書類とパスポートは必須です。忘れ物のないように。

e-health11画面




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