★例外!金曜日が祝日の週は月曜日始まりにします。
祝日自体が非常に少ないので該当ケースはそれほどないのですが、イースターだけは「グッドフライデー」という金曜確定休みですので、その週は月曜はじまりにします。2020年は4月10日金にイースターが始まるので、その週は月曜はじまり(06日)。
→コラム:この際学ぼう、移動祝祭日とオーストラリアの公休日
イースターホリデーは金曜日(Good Friday)から翌週月曜日(Easter Monday)までの土日を挟んだ4連休です。一括パックは1日早く始まるけど学校は一日遅く始まるということで、これがまどろっこしいと思われる方は、この週は避けた方が無難です。しかし、初動にゆっくりシェア探しに専念できるから好都合だと別意見もあります。大きな目で見れば大差ないですけど。なお、後ろにズラすと今度は4月25日(ANZAC Day)というホリデーもあるし、また日本のGWと近接してくるので、航空料金が高くなるかもしれません。日程決めは慎重に。
イースターは
移動祝祭日なので毎年違います。定計算式は
「春分の日から最初の満月の次の日曜日」です。だから3月21日から約1か月以内のいつか、ってことですね。イースターについてのよもやま話は
Essay47/イースターって、なに?を参照。
★その他の祝日とスケジュール
日本に比べてオーストラリアは祝日が少ないこともあり、実際にそれほどスケジュールに影響することはないのですが、ただ、週日が祝日にあたってるような場合、1日早く月曜始まりにするかどうかは全体の状況をみて臨機応変に判断します。
過去の例ですが、いつぞやのクリスマスは25(木)、26(金)と木金が休みでした。この週は二日ズラして日曜日始まりにするか、月曜日始まりにするか参加者の希望や都合をお聞きしつつ、臨機応変に決めました。ただしこの時期はまるまる一週間(or 二週間)休みという学校もあるし、やっていたとしても生徒数も減りますから見学も微妙でして、あまりオススメはしません。その週にするなら翌週の12月30日始まりの方が気が利いています。こちらではクリスマスが終わるともう平常通りですから(元旦に休むだけで、12月31日も1月2日も完全平常通り=銀行もやっている)。ただしこの週も休みにする学校もあります。総じて言えば、12月は上旬ないし中旬までに来られるのが望ましいです。学校が始まって最低でも1−2週やって友達作ってからクリスマスやニューイヤーの花火を楽しむという感じですね。
自分の予定している週に祝日があるかどうかは、
Calendar for year 2023 (Australia)
でわかります。
念の為に航空券を取る前にメールでご確認ください。もう既に取ってしまっている場合は、、、、ベストを尽しましょう(^_^)。まあ、1日くらいだったら何とでもやりくりできます。
ちなみにオーストラリアNSW州の祝日は、元旦、1月26日(オーストラリアンDAY・建国記念日)、3-4月のイースター(移動祝祭日で毎年違う)、4月25日ANZAC DAY、6月第二月曜(Queen's Birthday)、10月第一月曜(Labour Day)、12月25、26のクリスマスです。あと、バンクホリデーが8月第一月曜にあります。月曜は問題ないので、結局のところ注意するのは1月26日と4月25日くらいです。それもスケジュール上考慮すべきなのは水曜か金曜くらいです。問題になるとしても数年に一度です。さらに実際的には、4月25日になるとGWの影響で航空券が高くなりがちなので余り人は来ません。
もひとつちなみに、祝日は州によって微妙に違います。さらに同じ州のなかでもある町だけ特別に休みにするというところもあります(Local Public Holidays)。大体は町を挙げてのビッグイベントがあるようなときです。
期間は数日から一週間以上でケースバイケースですが、大体の流れを書いておくと、
初日と二日目:基礎力濃縮インストール
・初日のレクチャー(シドニーの土地鑑、リスク管理の要諦、本物の現場英語のクリティカルなノウハウ、これからの展望と英語や英語学校の位置づけ方)。
・携帯電話(SIMフリー携帯の立ち上げ、アクティベイトなど。機種により人により微妙に違うし、アクティベイトがあっちサイドのエラーで出来ない場合もあるのでそのあたり。通話は出来るけどDATA受信が出来ないとか、SMSが送れてなかったとか(アプリの問題)とか過去のトラブル例も蓄積してきてますし、お役に立てるかと)
・公共交通機関の利用〜Opalカードの仕組と利用戦略、購入、実際に一緒に乗ってみて覚える、アプリなど
・学校見学(これがメインでこれだけやれば良さそうだけど、でもそれではダメだと思います。なぜなら海外生活の全体像をまず体験して知ってもらわないと、学校をどう位置づけるか、いかに学校を「使いこなす」かがわからない。「学校・ステイ=世界の全て」になってたら、そこから先に進めない)
・シェア探しのノウハウ:シェア探し特訓(=超実戦的な英語の授業でもありますし、住所の構造、スペルの言い方など現地生活の基礎技術編でもあります)、実際にシェア対象になりそうなエリアまでいってランチを食べたりして雰囲気や土地鑑に馴染むこともします。
三日目以降:実戦編
・3日目の午前には学校を申し込んで、あとはシェア探しの実戦が始まります。
シェア探しのための物件の選定は、僕がやります。夜明けにGumTreeなどでピックアップしてエリア別に並べ直し、地図の上にも表します(この作業で2−3時間かかるのだ)。またシェア探し用のノウハウを詰め込んだ「補助教材」も貸します。ほんと「初めての登山」みたいなものなので、水補給や糖分補給は大丈夫日とか、かなりきめ細かくやります。
問い合わせ用のSMSの照会文章も作成してあげます。相手のSMSがわからなかったら随時電話して僕に聞いてくれていいです。
最初は、電車の沿線沿いで、物件も多くて安く、下手な英語にも親和性があるエリアから初めて、楽なところから徐々に自信をつけてもらって、段々難しいエリアに広げます。3日目は「はじめてのお使い」だから「やる」ことに意義があり、4日目で出来て当たり前になってるから、数をこなし、スムーズに動けるようにし、5日目はエリアを広げて難易度の高いエリア(予算、アクセス、英語レベル)も対象にし、6日めにはシドニーだったら縦横無尽に動けるようにします。
しかしそれで半分で、あとの半分は管理職レベルの難易度が待ってます。すなわち「決める」という切ない作業をするわけです。この時点で、いいなと思うところは数カ所以上出てるでしょうが、こっちが良くても相手が良いかどうかはわからないし、入居日のズレもあるし、事態は流動的になります。この難しい局面を流れを読みながら、運と偶然と上手に付き合いながら実行に移していくという、より難しい作業になります。これが後のラウンド、帰国後の就職にどれだけ役に立つか、計り知れないと思います。
巣立ち編
シェア先が決まったら、そこまでお送りします。と同時に、次の展開として、バイトの探し方やエクスチェンジのやり方などを伝授します。また英文の履歴書を作ってさしあげます(プリントしたのと、WORD文書原本)。
日程的には、前に述べたように
火曜日着(多くの便では日本発月曜日)でやってます。
別に何が何でも火曜日でなければダメってもんでもないですよ。でも、火曜日が一番日程的に無理と無駄が少ないです。
学校は土日休み&申込のタイムリミットは金曜の昼までですから、もし金曜に到着するとなると、レクチャーも省略し、空港から学校に直行し、さらにその場で即断即決ということになり、かなりしんどりです。木曜着でも、学校選択について一晩考えたいのであれば、やはり空港から学校直行になります。機中一泊、ゆっくり眠れればいいですが、殆ど眠れなかったら体力的に厳しいでしょう。かといって、土日着だと最初の二日が何もできないから無駄です。水曜着と火曜着の差は一日予備日を取れるかどうかですか、1日くらいゆとりがあった方が丁度いいです。