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シェア探し入門(その6)


シェア探し入門(その6)






  シェア探しの歩き方 〜「道に迷った!」は英語でなんと言うか?

 久しぶりに再開しますが、以下は「補助教材」編です。基本的なところは「その5」までで書いてますが、よりキメ細かい部分を。まずは、アポを取ったあとの英会話例を。
 解説をつけてるうちに長くなって、なんかシェア探しを題材にした英会話教室みたいになってしまいました。

7.実戦現場の英会話用例集 


シェアに行く途中で

生まれて初めての街で、そんなにビシバシ目的地に時間どおり着けるわけがないです。当然、道にも迷うし、遅れもするでしょう。そんなとき事前に一本連絡を入れるにはどう言えば良いか?


1. 道に迷ってしまっている。
I'm lost!

※ be lostで「迷っている」という意味になります。
 "get lost"とも言いますが(I've got lost)、他人に向かって"Get lost"と言うと、「出て行け!失せろ!」というケンアクな言葉になるので注意!(もっと汚い言葉では"fuck off!")。


2. いまそちらに向かっている。
I'm heading for your place.

※be heading for〜で「〜に向かっている」という意味。サッカーのヘディングと同じスペルだけど、「頭をそちらに向けている=そちらに向かっている」という意味です。このフレーズは、バスや電車でよくオージーが携帯電話で喋っているから気をつけて聞いているといいです。僕もそれでこのフレーズをパクりました。
 "be on one's way to"という言い方もあります。"I'm on my way to your place"。サスペンス映画などで、急報に接した刑事が電話口で「なにい?今行く!」なんてときも一言 "on my way"といって電話を切ったりしますね。


3. 今日の3時にシェアの見学でお約束している○○ですが
Hello! I'm ○○, I have an appoinor share inspection at 3pm, this afternoon....

※シェアの見学をすることをインスペクション(inspection)と言います。inspectionは、観察、視察、見分、検分などを意味する言葉で、シェアに限らず売買や賃貸不動産を見に行くときにも普通に使います。もちろん行政機関の視察などでも使いますし、本来は固い用語。単に「見る」だけではなく、ある特定な目的を持って、専門知識や技能を駆使して状況を把握することです。
 余談ですが、警察官でinspectorというと、警視正(アメリカの場合)、警部補(イギリス)警部。インスペクターなんたらという刑事物のTVドラマもある。オーストラリアの警察の階級と肩章はココに詳しい。

いまそちらに向かっているのですが、ちょっと遅れそうです。
I'm heading for your place, but I'm sorry to say that I'll be late.

※"I'm sorry to say"は別に入れなくてもいいし、それほど誰もが使うというほど一般的でもないと思うけど、丁寧でかしこまった恐縮感が出るので参考までに。
※be lateは「遅れる」「遅刻する」。語学学校の朝の教室では必ず誰かが"sorry, I'm late"などと言いながら入ってきたりする(授業の妨げになるので一々謝る必要はないけど)。

おそらく30分後には着けると思うのですが、よろしいでしょうか?
I think I'll be at your place IN 30 minutes, is that OK for you?

※「30分後に」の「後に」を言いたいときは、前置詞"IN"を使います。"after"ではない。これは覚えておくといいですよ。よく間違えますから(僕も最初の頃ずっと間違ってた)。after 30 min.でも意味は通じないこともないけど、afterは単に先後関係を意味するだけ=「30分よりあとに」というだけで、もしかしたら1時間後かもしれないし、3時間後かもしれない。30分後「に」というピンポイントの意味がボヤけちゃうんです。だから、この状況でafterを使うと、「とにかく向こう30分間は絶対無理!30分で着ければいいけど、1時間かかるかもしれない」というニュアンスが微妙に出てきたりするので、「あと30分だけ待ってください。30分後にはキッチリ着きますから」と言いたいときにはちょっと意味がズレてくる。
 小難しい理屈は抜きにして、「○分後に」というときは、だいたい皆さん "in"を使ってますから、「そーゆーもんだ」でベタ覚えしたらいいと思います。"(I'll ) be there, in 10 minutes"(10分後に行くよ)とか、"(you'll) be back in one hour please?"(じゃ、1時間後に来てね)とか。
 ちなみに、30分「以内に」と言いたいときは、"within"を使います。


4. 予約の変更をお願いする。
すみません、シェア見学について3時にアポを取ってる○○ですが、申し訳ないのですが6時に変更できませんでしょうか?
Hello, this is ○○ speaking, I have an appointment for share inspection at 3pm, I'm sorry to say that I need to change the time. Can I make it 6pm?
(もっと丁寧に言うには、Is that possible for you to change the inspection time from 3pm to 6pm? )

※"Can I make it〜"も覚えておくと便利なフレーズ。もともと"make it"は辞書などを見ると、「やり遂げる、成功する、切り抜ける」という意味が載っていますが、要は「なんとか頑張って好ましい状況に到達する」「首尾良く」ってことですね。"You'll make it!""You can make it!"は激励や応援のフレーズになります。また「出発時刻に間に合う」「新しい環境で仲間とうまくやっていけてる」なんて場合にも使われます。でも、それほど晴れがましい意味ではなく、もっとカジュアルに「○○に出来ますか?してください」という意味で、"Can I make it 6pm?"(6時にできますか?)"Can I make it earlier?"(もっと早くなりませんか)と使ったりもします。
 なお、シェア探し系では、道に迷ったりして結局たどり着けなかった(間に合わなかった)ような場合、"I couldn't make it"なんて言います。


シェアを見るとき

 シェア先に訪問します。電話英語は対面英語の3倍難しいといいますから、電話でアポが取れるくらいの相手だったら(=こちらの英語レベルにつきあってくれる優しい人だったら)、実際に会って喋るのは電話よりもずっと簡単でしょう。そうは言っても、「コレが聞きたい」ということが上手いこと聞けずに困ることもあるでしょうから、いくつか例を挙げておきます。


1. いつから入居できますか?
When can I move in?

※引越しは"move in"という言い方をします。
 が、なにも絶対にこの言い方じゃないとダメというわけではなく、"when can I stat to stay""When can I live here?"でも別にいいですよ。ただ"move in"が最も「入居」って感じに近いでしょう。


2. なにか他に家のルールや条件はありませんか?例えば、シャワータイムは3分だけとか、最低2ヶ月は居るとか、そんなようなことは?
Is there any house rules or conditions? For example, I must finish shower within 3 minutes or minimum two months stay or things like that.

※ルールの発音は非常に難しいしので聞き取ってもらいにくい。しかし「ハウスルール」という言い方はよく使うので、"house rule"と聞くとわりと通じる。
※condition=コンディションというと、日本語ではスポーツ選手の「体調」くらいの意味で使われるが、「契約条件」という意味でも使われる。買物などの申し込み用紙の下に小さく"terms and conditions"と書かれていたりします。また、TVやラジオのCMで、「今なら2年間金利ゼロでローンで組めます」とかさんざん魅惑的な文句を並べたあと、最後の最後に"condtitions apply"とボソッと言ったりしますが、「ただし条件があるよ」という意味(一回に1000ドル以上購入した場合で、特別商品は含まない、とか)。
 いずれにせよ、ハウスルールやコンディションという言葉を口走っておけば、「ああ、はいはい」と何が聞きたいのかは伝わるでしょう。

※日本人が気にする恐怖の「シャワー3分制限」などは、別に制限でもキマリでもなく、普通のことだと思ってるオージーも多いので、こっちから聞いた方がいいでしょう。ミニマムステイ(最低限これだけは住んでほしいという期間)は、相手にとっても大事だから、そういう注文があるのだったら言ってくれると思います。が、ハッキリさせたいのであれば、こちらから聞くべし。
※"things like that"というのは、「〜みたいなモン」というあいまいな言い方をしたいときに便利な言い方。
 日本語でもそうですが、日常会話ではそんなに折り目正しくピシピシ喋ってません。「〜みたいな」「って感じ」「とかなんとか」など、ビシッと詰め切って表現を考えるのが面倒だから適当に誤魔化してるフレーズが多いです。英語でもそうです。そういう英語フレーズを知っておくと便利です。
 "and so on"は、あれこれ羅列しつつ、あと列挙するのが面倒になったときに使います。「デートといっても特に変わったことはしてなくて、映画行ったり、レストラン入ったり、ピクニック行ったり。。。and so on」。"kind of ""sort of"で、「〜みたいな」「ちょっと〜な感じ」「まあ、、」(このニュアンスは難しいけど)。


3. ここには全部で何人住んでいるんですか?どんな人ですか?学生さんとか?
How many people are living in total?
What sort of people, students?

※別に聞かねばならないものではないし、大体のことは向こうから説明してくれるでしょうけど。
 "live" の代わりに"dwell"という単語を使われる場合もあります。"live"は「住む」という意味の他に、「生きる」とか「暮らす」という意味もある大きな単語。「居住する」という特定の意味をあらわすのだったら"dwell"の方が正確ともいえます。


4. ややこしい条件などの確認
条件がごちゃごちゃしててややこしい場合、その場でキッチリ確認しておく必要があるでしょう。

ちょ、ちょ、ちょっと待ってください、あー、こんがらがってきた
Wait, wait, wait......er....I'm confused.

※"be confused"で「混乱、困惑している」という意味で、日常的にもよく使います。「困惑」などの堅い日本語で覚えると使う機会が少ないので、「話が見えない」「こんがらがった」「わかんなくなった」くらいのカジュアルな訳で覚えるといいです。
 なじみにくかったら"I don't understand"でもいいですよ。これに「まだ/still」「完全に/fully, perfectly」を入れて、"I still don't fully understand"というとよりニュアンス的に良いでしょう。単に"I don't understand"だけだと、相手からさんざん説明を受けながら、しれっと「わっかりませーん」と言ってるようなもので、場合によっては「おまえ、マジメに聞いてるのかよ?」と雰囲気が多少険悪になるかも(^^*)。だから、必死に理解に努めているけど尚もクリアにならなくてもどかしいという表情をしながら、「うーん、ちょっとまだ分からないところが、、」というとニュアンス正確になるでしょう。
 このあたりの、「つっこんで、食い下がって、物事を明らかにする」表現方法は、TVのインタビューや討論番組なんかでパクるといいです。

 ※下で解説している"clear"を使って、"I'm not 100% (perfectly) clear"も結構よく聞きます。まだ完全に理解できてない、「うーん、ちょっとまだひっかかるんだけど」みたいなときに使う。


えーと、で、もう一回、ちょっと確認なんですけど、
OK, so, can I make it clear? (let me make sure / I just want to make sure).

※「確認する」は"confirm"ですけど、これは主として予約の確認などの場合に使われる単語で、ごちゃごちゃになった話を確かめるような場合は、「明確にする」=クリア(clear)の方が通じやすいでしょう。
 ちなみに、「私の言ってることがわかりますか?」という意味で "Do I make myself clear?"というのもよく使う。"Do you understand?"のちょっと固い表現。完全に明らかなことをクリスタル・クリア(crystal clear)とも言う。映画 "A Few Good Men"の最後の法廷のヤマ場、ジャック・ニコルソンとトム・クルーズと対決シーンで、"Do I make myself clear?" "Crystal"というやりとりがありますな。
※同じ「確認する」でもsureを使って、"make sure"という言い方もよく使います。電話の問い合わせなんかの冒頭で、「すみません、ちょっと確認したいんですけど」という意味で" I just want to make sure about〜"という言い方は覚えておくと便利です。同じ意味で「ちょっと分からないんですけど」(I'm just wondering about)。


最初の2週間は週70ドルのこの小さな部屋に住んで、そのあとにこちらの週100ドルの大きな部屋に移れるわけですね。
First 2 weeks, I will stay at this small room, 70 dollars per week, OK? after 2 weeks, then I will move to that large room, 100 dollars per week,

※こんなややこしいシェアが実在するのか?というと、実例がありました。もともと2週間後からしか入居出来ないシェアだったのが話しているうちに、「あ、すぐに移りたいの?こっちの狭い部屋で良ければ暫定的に住んでもいいよ」という。結構あります。

※もっとややこしいパターンとしては、ミニマム(最低)3ヶ月住むという契約で途中で出るような場合の扱いです。「後釜を探してこないとダメ」「広告費100ドルを別途払う」とかそれなりのペナルティがあったりしますが、「経過週数の割合比率によってボンド(保証金)を返す」というパターンもありましたね。3ヶ月(12週)契約で8週経過後9週目に出る場合、12週分の8週割合(4分の3=75%)でボンドを返す、3ヶ月全部住んだら全額返すというものです。
 こんなの無限にバリエーションがあるので、前に英作文で用意しておくことは不可能です。ですので、上記のように何度も食い下がって確認して、紙に書いてもらうといいです。丁寧な相手だったら、「あ、わかってないな、こいつ」と思った時点でわかりやすく紙に書いてくれたりしますよ。こういうときにどれだけ懇切丁寧に、イヤがらずに説明してくれるか、実はこれが最大のチェックポイントです。そういう親切な人と一緒に暮らせば、日々の暮らしも理不尽な苦労が少なくなるでしょう。「シェア探しは人探し」です。

※ちなみに、割合に限らず数学的な英語表現も覚えておくといいでしょう。シェア探しだけでなく、四則計算(+−×÷)くらいは言えた方がいいですよ。+−はプラス、マイナスでよくても、×÷になると意外と知らない。×(乗算)は、"multiply"=マルチプライですが「丸太ぷらい」くらいの発音の方がいい(マルチプリーじゃ通じない)。あるいは単純にバイ"by"。ほら建築で”2X4”をツーバイフォーって言うでしょ?割り算÷は、ディバイド(divide)。製図用具のディバイダー、スーパーのレジのベルトコンベアで他人の買い物と自分の分とを分ける棒みたいなものもディバイダーといいます。10を2で割ると言いたいときは、10 divided by 2と受身形になる。10 divide 2と能動形にすると「10で2を割る」という意味になるので注意(かけ算はどっちでもいいけど割り算は答が違ってくるので)。足し算はプラスでいいけど、もっとカジュアルに"and"でも"add"でもいい。引き算はマイナス以外に、"deduct"あるいは"take"ともいう。イコールはそのままイコールでもいいし(但し発音は「いーくぉ〜る」)、"is (are)""make""give"などでも良い。耳慣れない単語は、multiply, divide, deductくらいで、これだけ押さえておけば、あとは雰囲気で分かると思います。"take 7 from 10 equals 3とか。わからなかったら紙に書こう。だからシェア見学では常に紙と筆記具を持ち歩くというのが一番大事なTIPSかもしれません。

 割合はプロポーション(proportion)。日本語で「抜群のプロポーション」とかいうけど、あれは割合=釣り合い=均整のとれたという意味からきてます。動詞も名詞と同じ形。proportinal(形容詞=比例した)、proportionally(副詞=比例して)。だから上記の例だったら、I'll refund the bond proportionally(割合比率でボンドを返すよ)。でもまあ、"You know? As I already explained to you, the minimum stay is three months, and if you move out during that period, how much you get your bond back depends on how long you've been staying at time of your leaving.,OK?"とかベラベラまくしたてられたら、おそらく頭が爆発すると思いますから、そのときは上記の"wait, wait, I'm confused!"とかいって、紙に書きながら確かめましょう。

 なお、「按分比例」を意味するプロラタ "pro rata"も知っておくと便利です。週170ドルだけど、余った日数は「日割り計算にするよ」なんてときに、プロラタと言います。


それで合ってますよね?
Is this correct? (right?)

※別に解説の要もないとは思うけど、普通によく使います。correctの反対語はincorrect (不正確)。rightの反対はwrong 


シェアを見終わって帰るとき

 通例シェア見学は何件も見に行きますし、相手だって見に来る人は沢山いるでしょう。見てその場で即決というケースは少ないから、向こうも「どう、気に入った?住むかね?」とアレコレ聞いてこないでしょう。だから、見終わったら、"OK! Thank you!"で辞去していいです。ただ、中には「どう?」って聞いてくる人もいるでしょうし、"thank you"だけだとなんか寂しいので、もうちょっと気の利いたことを言いたいならば、以下のように言えばいいと思います。

1. すみません、ちょっと考えさせてください。
Let me think (about it)
Let me have a time to think about it.


※文法的には使役動詞LETを使った構文で、日本語直訳すると「○○をして○○なさしめる」という堅苦しくて取っつきにくい意味だったりしますが、シェアに限らず日常会話でよく使います。レッツゴーなんてのも"let us go"ですしね(我々をして行かしめる)。
 "let me 〜"で「私をして○○させる」という意味ですが、より自然な日本語でいえば「○○させてください」です。"let you〜"もまたよく使うフレーズで、「○○して(させて)あげる」。"(If you decide,) please let me know"(決まったら知らせてください)、"I'll let you know"(あとで教えてあげます)、"I'll let her know"(彼女に伝えておきますよ)。

2. あとでご連絡します。
I'll call you later.
※とてもよく使います。真剣に連絡する気がなくても、その場の挨拶のように言う場合も多い。「じゃ、また後ほど」くらいの感じで使われるので、見に行ったシェア先全てに連絡しなければならないというものでもないです。もちろん「絶対連絡してね」と言われる場合もあるし、会話の流れで連絡が必要なときもあるので、そのときはちゃんと連絡しよう。



3.他にもアポがあるので今は答えられません
I can't decide right now, because I have another appointment.

※"I have another appointment"というフレーズも、シェア探し中何度も口にするフレーズでしょう。これを言っておけばまず即答を避けられるし、アポ時間の調整においても「あー、その時間は別件が入ってるんですよ」というノリで使える重宝フレーズ。

決めるとき

 いよいよ決定です。しっかりと決定意志を伝え、その後の段取りを確認します。

1. すみません、昨日の朝のシェアの件でおじゃました○○と申しますが、私のことを覚えてますか?で、あの部屋はまだ空いてますか?
Hello!  I'm ○○, I visited your place yesterday morning for share inspection. Do you remember me? Is that room still available?


2. そちらのお部屋に決めたいのですが(住まわせていただきたいのですが)よろしいでしょうか?
I have decided to stay at your house,
I will take the room
I want to live at your hour
Is that OK for you?

※最もカジュアルでナチュラルなオージー的な言い方では、"I'll take it"でしょう(「アイル定期」に聞こえます)。もっぱら買物でよく使う。が、大事なことですので、まどろっこしいばかりに正確に、何度も意思を伝えるといいと思います。「そちらに住むことに決めました」「そちらに住みたいんです」など、多少クールじゃない言い方かもしれないけど、誤解を招かない方がいいです。
 なぜかというと、これまでも「決まった」と思って引越しに行ったら全然話が通じてなく「え?なんで来るの?」みたいな顔をされて、シオシオと帰ったという人が何人かいるからです。「いやー、いい家だったんで、住みたいとは思ってるんですよねー」程度の意味で喋ってるのか、もう完全に決めて正式なオファーとして言ってるのか、そのあたりが英語的に曖昧で、相手によく伝わってなかったからでしょう。それだけにクドイくらいに明確にしておくといいです。


3. 明日から入居できますか?何時に来ればいいでしょうか?
Can I move in tomorrow? What time?
※曖昧さを避けるためにも、引越しの段取りなど具体的な事柄に話を進めていくといいです。
 単に「行く(come)」だけではなく、「荷物まとめて引越する」という意味で"move in"を使うといいです。


4. 最初に幾らお支払いすればいいでしょうか?
How much should I pay upfront? (On the first day?)

※"upfront"は「前払い」「まず最初に払う」という意味です。「おはじめ」ですね。
 似たような意味で「頭金」がありますが、これは"down payment"といいます。"upfron"と"down payment"は似てるようで、意味の次元が違うというか、スジが違うというか。upfrontは、「とにかく最初にこれだけいるよ」というだけの意味です。レンタカーやホテルなどで「1日100ドルで、2週目からは各週の頭に払ってもらえばいい。だから最初は7日分の700ドル。それに鍵の保証金が別途50ドルかかるから、you need to pay $750 upfront"みたいな感じで使います。一方、down payment/頭金はローンなど分割払いの場合、全体の支払額の一部として最初に幾ら払うかという問題です。だから、ローンで買うようなときに、「downpayment300ドルに、書類作成費用が100ドル、保険料が200ドル、しめて600ドルをupfrontで払ってください」という言い方になります。ってゴチャゴチャ解説しなくても分かりますよね。


5. ややこしい金額や計算の確認
その総額の内訳は、2週間前払い家賃が300ドル、ボンドが4週間分で600ドル、合わせて900ドルということですね?
The breakdown is.....2 weeks rent in advance is $300, and $600 for 4 weeks bond, so it sums up to $900 in total, is that right?

※やや会計用語ぽいですが、「内訳」はブレイクダウン(breakdown)。
  "sum"は合計。sum up to で「合計でいくらになる」ということで、レジなどで"it sums up to 39 dollars"「しめて39ドルになります」というような時にちょくちょく使われる。 ちなみに、"It comes up to"という場合もあり、殆ど同じ意味。"come up to"というイディオムで辞書を引くと沢山の意味があるが、改めてこんな意味も載ってないくらい普通の用法。「(あれこれの経過=計算をへて)〜になる」くらいの意味でしょう。
 breakdownにせよsumにせよ、どちらも別に使わなければならない単語ではなく、この機会に覚えておくといいよ、くらいの意味で載せてます。
 タドタドしく、"I have to pay $900, OK? er... $300 for rent, 2 weeks? right? and..er..$600 for bond, 4 weeks bond,OK? so I have to pay $300 and $600, so total $900, right?"といっても別にいいです。


6. じゃあ、明日の朝10時に行きますので、よろしくお願いします。
OK! I'll move into your house tomorrow morning, at 10AM. See you there!

※「よろしくお願いします」という便利な日本語に対応する英語は存在しません。
不便なようですが、別に役人にワイロを渡しているんじゃないんだから、お願いされて初めてよろしくするもんでもないし、一緒に暮らす以上よろしくやるのは当然のことであるので、今更言うまでもない。そもそも、よろしくやりそうもない奴に決めるわけもないしね。日本人的には、ここでなんか言わないと口が寂しい感じがしますが、「よろしくお願いします」という顔(声)で喋れば、コミュニケーションとしては伝わってますので十分です。

 逆に英語だったらほぼ必ず言う "nice to meet you"系の日本語は、あまり使わないでしょう?「お目にかかれてうれしゅうございます」とか日常的には殆ど使わない。じゃあ、うれしくないのかというと、別にそんなことはない。「別にイチイチ言わなくたってわかるでしょ」って感じでしょ。それと同じことです。


7.ほとんど決まりかけているのですけど、決める前にもう一度お邪魔して部屋を見たいんですけど
I've almost decided, but before I decide, can I have a look the room once again please?

※電話口での曖昧さを避け、且つ手付けを打ったりして話を明確に固めておき、しかも決める前に最後にもう一回だけ見るということで、こういうパターンもあります。二回見ると印象も違ってくるし、決めるときにはその場で即座にデポジット(手付け)を打てたり、入居日を決められたりで、オススメの方法でもあります。



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