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APLaC、学校、生活サポートの無料一括パックのFAQ


Q1:空港出迎えからアフターケアまでどうして無料で出来るのですか?

A :いわゆる無料エージェントは数多くあるでしょうが、学校紹介に留まらず、空港からシェアまで何から何までつききりでやってるのは僕くらいでしょう。どうかしたらシェア見学に行く人のためにサンドイッチまで作ってるくらいですから(^_^)。経営的にはちょっとありえないでしょう。

 純粋に経済的に値付けをすれば20万円以上の価値はあると思いますし、実際に日本での業者さんなどでもっと高額なところもあるでしょう。APLaCでも一応2000ドルと「定価」の値付けをしていますが、これは象徴的な数字であって、真剣にやりたい人はほっておいても12週条件をクリアしますし、いろいろな事情でもクリアしてない場合でもなんだかんだでかなり安くしてます。

 そのあたり、あまりビジネスライクにやりたくないです。

 APLaCというのは、もともと留学業者やエージェントとして始めたものではなく、あくまで多元生活文化「研究会」であり、一種のライフラークです。オーストラリアに移住したら、こっちがあまりにも面白かったので、後から来る人に色々お伝えしたくなったというのが原点です。そして具体的にお助けできることの一環として留学生やワーホリさんサポートというアクティビティが出てきました。もちろんビジネスとしての色合いもありますが、原点がそこなので、良い意味での趣味性みたいなものは貫いていきたいと思います。今では、永住権や就職、さらに日本国内での助け合いネットワークのNPOを作ろうと動いています。

 もとよりこれで一財産築こうとは思ってませんし、収入が欲しければ来週にでも日本に帰って弁護士やります(法曹資格はまだ持ってるし)。取りあえず食べられたらそれで良しと思ってます。また、APLaCは広告をしていませんし、人も雇ってなければ、オフィスも借りていません。これで日本やシドニーに事務所を設けて広告打ってとかやってたら、僕だって「趣味性」とか贅沢なことは言ってられませんから、もっとビジネスライクにお金を取ります。

 不慣れな外国で一生懸命やってる人を見ると、昔の自分を思い出しますし(未だに四苦八苦してますが)、ついついお助けしたくなるというのが原点です。だから、単なる「無料エージェント」とだけ思っていただきたくないし、何よりもそう考えたらあなたが損をします。

 また、だからこそ、卒業後の各地のオフなど交流が盛んなののだと思います。それも全然組織も指揮命令系統も何もなく、自発的にやってくれてます。それもこれも原点が非ビジネスライクだからです。だから「業者」というよりも、一種のNPOみたいに思っていただいた方が良いかもしれません。


 APLaCは真剣に頑張ろうとしている人をサポートしようとしています。要するに「昔の自分」であり「思わず助けたくなる人」です。「あれやって〜、これやって〜」という甘ったれたガキには何もしません(^_^)。そのあたりも趣味性は強いです。

 「げ、じゃあ、私なんかダメかも、、」と尻込みする必要はないです。そもそもこんなページまでやってきているだけで、資格十分だと思います。あなた任せで日本で学校を決めてしまう人も多いなか、自力でネットで調べて、おそらく”シドニー、留学”などで検索したら山ほどサイトが出てくるでしょうが、それをイッコイッコ潰すだけの根気がある方でしょう。そして、膨大なサイトの中でも、ひときわ文字ばっかりで、しかも夢をブチ壊すような「リアルな現実」を書いている「優しくない」サイトがここです。

 そんなサイトで、ここまで読んでくれているということは、あなたには海外で絶対必要な「自分の頭でモノを考えられる」資質を備え、且つ自立心の高い人です。 実際、これまでサポートしてきた方々はおおむねしっかりした人達ばかりでしたし、僕も気持ちよくサポートできました。イヤな仕事をしてたら報酬も欲しくなりますが、やってて楽しいことだったら、あんまりお金は要りません。この心理はあなたにもわかると思います。

 といってももちろん霞を食って生きてるわけにはいきませんから、活動経費は経費としてしっかり貰います。それは皆さんからではなく、学校からコミッションという形で貰います。一括パックに「12週以上&僕がコミッションを取れるところ」という条件を付しているのはそういうことです。ですので、僕を儲けさせてください。そして儲けた僕にサポートという形で還元させてください。学校だって、広告料無料でお客さんが来るのですから損はない筈です。こういった三者それぞれに気持ちよく満たされるというのが基本で、この構造だけはご理解ください。

 なお、僕が一人でやってることですから、僕がキャパシティ一杯になったらお断りしてます。なんとかスケジュール調整してやりくりしますが、1週間に10人も来られたらパンクします。実際のキャパは週に2人から多くて3人程度に抑えるようにしています。その代わり一つのケースをすごく丁寧にやります。というか丁寧にやらないと一括パックは成り立たないです。学校を紹介したら「一丁あがり」みたいなやり方ではなく、その人にとって何がベストかを一緒に考えたいし、実際「それだったら学校なんて行く必要ないですよ」みたいなことも言います。その人が思いつかないオプションまで提供します。

 とはいいつつ、最近ではシドニーの家賃が高騰してきて、あんまり趣味的にやってられる状況ではなくなってきました。そこでもうオフィスをシンプルにして負担を減らし、その分、12週条件を緩和にしようかとも思ってます。いずれにせよ、いい意味での趣味性は崩さず(金のためにやるのではない、という地点はブレず)、皆にとってリーズナブルなカタチにする点は変わりません。そこを崩したらもうやる意味がないと思いますしね。


Q2:APLaCのサポートというのは何処までやってくれるのですか?(=いわゆる”サポート”というのはどの程度必要なのでしょうか?)


A : まず、最初にハッキリさせておいた方がいいと思うのは、実際にこちらに住み始めてしまえば、それほど「サポート」というものを必要としないということです。日本におられる段階では、こういった現地サポートをとても重視される方がおられます。お気持ちはよく分かります。不安ですもんね。でも、実のところそんなに大して重要じゃないですよ。

 逆にお聞きしますけど、あなたは今日本に住んでいて、誰かに「サポート」を依頼していますか?おそらくそんなことはしておられないでしょう。しかし、日本にいたって困ることは沢山あります。ある意味では、ホリデー気分のオーストラリアなんかよりも遙かにシビアな事態になったりもするでしょう。でも改まって「サポート」なんてことは考えない。

 今、あなたが日本にいる時点ではオーストラリアは見知らぬ異郷です。知り合いなんか一人もいない、何をするのも一人ぼっち、周囲は全員外人(というか自分が外人なんだけど)、英語も通じない、そりゃあ不安でしょう。でも、いつまでも一人ぼっちじゃないです。こちらに来ればすぐに友達も出来ます。学校行けば掃いて捨てるほど友達は出来る。シェア先やバイト先などでオーストラリア人の知り合いもできるでしょう。つまり、しばらく住んでいれば「異郷」はすぐに「わが町」になります。あなたが今日本のどこかの町に住んでいて、誰かの「サポート」を特に必要とはしないように、こちらにきたらここが「あなたの町」になり、多くの人々の助けを借りれば、殆どの場合コト足ります。日本以上に多くの素晴らしい出会いが待ってます。直筆体験談でも「出会いが全て」みたいな熱い思いが綴られているでしょう。

 それに「サポート」っていっても、病気になったら医者に行くしかないし、盗難にあったら警察に行く、自動車が壊れたら修理工場に出し、パスポートを無くしたら領事館に行く、、、ということで、それぞれの専門機関に頼むしかないです。「サポート」とかいっても、別にその人が病気を治せるわけじゃなし、「医者にいった方がいいよ」と言うくらいですもんね。GPとかこちらの医療システムなんかはアドバイスしてあげられますが、その程度のことだったらいきなりダース単位でできる友人知人に聞いたっていいですもん。

 さて、それはそれとして、僕個人がAPLaCとしてどういうサポートをするか、あるいはしてきたかをちょっとお話しします。どこまでするか?については、実際「ここまで」という線引きをしたことはないです。頼まれて断ったことも殆ど無いです。

 抽象的に書いていても分かりにくいでしょうから、とりあえずダーッと箇条書きにしてみましょうか。
一括パックの修行期間中のサポート&よくあるサポート

 空港で「はじめまして」とお会いしてから、シェア先の玄関で「じゃあね!」とお別れするまで、ほとんど手取り足取り状態でお助けします。学校選び(+ステイ手配)は本業だから当たり前として、それ以外のものとしては、

★空港までのお出迎え
★シェア先+ステイ先までのお送り
★日本からの荷物や郵便物の受付
★携帯電話のゲット
★銀行口座開設、タックスファイルナンバー、在留届、ビザレーベル
◆コラム/間違いだらけの留学&ワーホリ生活に書きましたが、こんなの些細な事務処理、最初の貴重な数日にやるのは時間の無駄で、落ち着いてから後でやれば足ります。ただし、その仕組み、やり方はしっかりお教えしますし、どうしてもすぐにやりたいならやります。TFNなんか5分あったら申請できるし。

★数日間にわたる生活基礎のレクチャーと実戦練習
これが恒例の「置き去りサービス」をはじめとして数十項目あるけど書ききれません。幾らでもお教えします。レストランで無料の水が欲しいときは"tap water"と言うとか、食べきれなかった分を持ち帰るときのタッパーを"container"というとか

★シェア探し
マンツーマンで数日間ミッチリ付き合います。これが生活基礎の総合練習に相当するので、それなりにじっくりやっていきます。

★独立後の道標
 英文履歴書の作成・印刷・ファイル渡し、エクスチェンジの探し方、バイトの探し方など。その他個人的に興味のあることがあればとっかかりを調べます。例えば、「オーストラリアで卓球やりたいんですけど」と言って貰えれば、「シドニー大学に卓球クラブがあって誰でも入れるみたいだよ、ココに行ってみたら?」とか。
ちょっと変ったサポート
常にあるというわけではないけど、皆さんのトラブルにはバリエーションがあり、それに応じてあれこれやります。例えばこんなことがあったという実例を多少挙げておきます。

★シェアが決まったけど家具がないので、ウチで余ってるFutonベッドなどをお貸しするのはいつものことで、あと一緒に買いにいったりしたこともあります。
★シェア先やバイト先でトラブルがあった場合の相談(交渉の方法、公的機関に調停を申し立てる方向とか)
★トラブルとまではいかないけど、「ちょっとヤだな」というときどのくらいまで言っていいのか、英語でどう表現すると角が立たないのかなどの微妙なニュアンスの相談
★職探しのアドバイス
★ラウンド中の相談事や荷物の送り先になること
★ラウンド先でTFNを取った場合の郵送先になること、及び依頼があれば届いた書類をスキャンしてメール添付で送ること
★海外保険の窓口の対応があまりに不誠実だったのでクレーム文書の起案
★病院や歯医者さんの紹介とか、必要があれば付き添いとか
(救急車代わりに病院の緊急病棟にお連れしたこともあります)
★盗難被害などトラブルが生じたときのアドバイス
★車の売買についてのアドバイス
★仕事や家を借りる場合のレフリー(保証人)になったことは数え切れないくらいあります
★安くて美味しい料理の方法とか、買い出しの場所(日本酒はどこでゲットできるかとか)
★日本に戻った後でも、メールによる人生相談とか法律相談、就職試験のための小論文の添削もしたことがあります。
★ボランティア希望の方と一緒にボランティアの事務所まで行って話を聞いたこともあります
★ペットを連れてきた人の場合、検疫が済むまで隔離されている施設の場所や行き方、その他実際に一緒に行ったこともあります。

あとは、えーとえーと、まあ、なんでもやります。

 一括パックに申し込まれた方とは、メールのやり取りをしますし、来られたら数日間僕と一緒にいますし、なんだかんだで友達みたいになっちゃうのですね。ナチュラルに築き上げた良好な人間関係は大事にしたいです。あんまりビジネスとして「サポートの内容に入ってる」とか入ってないとか、ギスギスやりたくはないです。対等で、大人の人間関係としてやりたいということです。別に難しいことではないと思います。まあ、現地に住んでる親戚のおじさんくらいに思ってくれたらいいかも。

 言うまでもなく、全部無料です。羅列して見ればやたら沢山アフターケアやってるようですけど、1000人以上お世話してこの程度だから、実際にそんなの僕のところまで頼みにくる人は少ないですよ。殆どの人は自力で何とかなってます。今の時点では信じられないかもしれないけど、こちらでしばらく暮らしていれば、あなたもタフに、まるでスーパーサイヤ人みたいになってますって。大丈夫ですよ(^_^)。

Q3:申し込みはフォームを送ればいいだけですか?契約その他の手続きはないのですか?


A: なんでもいいです!
 別にフォームでなくても普通のメールでもいいですし、電話でもいいです。要するに僕と意思疎通ができればそれでいいです。メールのやりとりをしていって、「じゃあ、お願いします」「○○の飛行機で行きますから」という「待ち合わせの約束」をするくらいです。

 それじゃなんとなくしっくりしない、きちんとした形式を踏みたいとおっしゃるならば契約書くらいいつでも作ります。その辺の作業はお手の物ですから。でも、必要ないでしょう?だって、原則として僕と皆さんの間では、(ゲストルームの宿代を除けば)一切の金銭の授受はないですから。学校の費用も皆さんから学校に直接支払ってもらってますし。

 それに、仮に最悪の事態が起きたとしても、僕が空港まで出迎えにいってすっぽかされるくらいでしょう?まあ、大したことじゃないですよね。また、これまで1000名以上の人をお迎えに行きましたが、すっぽかされたことは一度もありません。契約とか何とかでギシギシ縛るよりも、あけっぴろげに信頼関係で気持ちよくやってた方が、人間ってのは裏切らないものだと思います。

 逆にあなたが騙された場合ですが、これも具体的な被害としては空港で待ちぼうけを食らわされるくらいでしょう。そして、僕が皆さんを騙したって一セントの得にもなりません。まあ、愉快犯としてやる可能性もないわけではないですが、そのためにこれだけ膨大なHPを作って手の込んだことをやるわけはないと思います。イタズラとしても大赤字です。


Q4:申し込みはいつまでにすれば良いのですか?数日前という超直前でも、あるいは既にシドニーに来てしまっている場合でも可能ですか?


A:特に具体的なデッドラインがあるわけではないです。このサービスは、基本的に僕の都合さえ空いていればいつでもOKです。ですので、「明日日本を出発する」とか、「既にシドニーに住んでいる」というような場合でも可能な場合も十分にあります。まずはお尋ねください。

 ただし、既に予約しておられる方がいる場合、その方々の利益を第一に考えます。例えば、基本的には月曜日日本発→火曜日(遅くとも水曜日)着というスケジュールで動いていますので、水曜日ないし木曜日は学校めぐりに当てます。既に学校めぐりの予定が入っている日にご到着されるとすると、空港お出迎えと学校めぐりがバッティングし、その場合は先に予約が入っている学校めぐりを優先する、ということになります。

 ただし、最大限臨機応変にやりますので、まずはメールでお尋ね下さい。「今から行っていいですか」でも、余裕があるかぎり対応します。


Q5:短期留学予定なので4週間しか通えないような場合でもサポートしてもらえるような”虫のいい”(^^*)可能性はありますか?


 可能性はあります!

 本文にも書いたように、内容に応じて減額しますし、Liteヴァージョンも作りましたし。
 僕に何をして欲しいのかそれをお尋ねください。空港出迎えとシェア探しだけお世話になりたいとか、ケースバイケースでやりますし、労力に応じて減額も値付けもしますし、交渉もしましょう。相談しよう、そうしよう、です。


Q6:もし私が行きたい学校が、APLACのリストに入っていない場合、有料になってしまうのですか。


A:理屈の上ではそうですが、実を言いますと、実際に有料でお金をいただいたケースというのはマレです。数百件あるケースを思い起こしてもゼロという気がします。それにリストとか、そんなに気にしなくてもいいです。というのは、実際に皆さんが行きたいなと思われるいい学校であれば、僕は学校とコミッションをもらえるように交渉しますし、積極的に契約したいと思ってます。でも実情は、契約をした学校がたくさんありながらも、実際に見学をすると誰も選ばない、だから徐々に学校が絞り込まれていったという感じなんです。

 また、なぜある特定の学校が対象にならないのか?という点は徹底的にご説明します。なぜこれまでの皆さんが選ばれなかったか、です。また、僕からみて「ちょっとなー」と思う学校については、その理由もご説明しますし、希望があれば実際に見学にもいきます。

 基本的にはクォリティ重視ですし、真剣に勉強したいと思ってる人にとって、最もコストパフォーマンスが優れている学校を常に探してますし、ある学校が良いと思っても、ほぼ毎週皆さんと訪問することでそのクォリティが落ちているかどうか常に経過観察しています。学校は生き物ですので、ちょっと前まで良い状態でいても、経営者が変わったり、方針が変わったり(いきなり安売り路線に走ったり)ということはありえるので。


Q6-2 : 一括パックでオーストラリアに行くまでに、ある程度希望の学校を絞っておくべきでしょうか?

A:必要ないです。

 実際に来られる人も、学校については全く何も考えてこなかったというケースが殆どですし、それで十分です。

 なぜなら、ネットなどで幾ら調べても、本当のところはわかりませんから。そのあたりは、「学校の選び方:カタログショップングの危うさ」をご参照ください。お調べになるのを止めはしませんが、おそらくは waste of your time なのではないか、と。

 学校に関しては、お越しになった日に、その時点でのリアルタイムな状況(各学校の割引キャンペーンも含めて)をご説明します。

 付言すると、海外在住歴が長い人、英語の力が高い人ほど、日本人を重視しますね。その異文化異言語の厳しさを骨身に染みてますから。ただし、日本人もいればいいってもんではなく、質の高い(自分と波長の合う)日本人であるかどうかです。それが大きなポイントです。

 そのあたりは実際にやってみないと分かりません。また、実際にやりもしないで考えていたって、ある意味、時間の無駄でもあります。それよりも、地味に中学英語の復習をやってた方がはるかに役に立ちます。


Q7:なぜ12週以上という制約があるのですか??


A: これまでの現場経験から、双方にとってこの制約を付した方が良いという結論に達しました。
 それ以下の週数でなんとかなるくらい最初から英語力の高い人は僕のヘルプなんかいらないでしょうし、「とりあえず4週だけ」方式は、よくよく考えたら愚策だからです。詳しい理由は、通学期間についてをご覧ください。

 ただし、上にも述べましたように、予算や時間の関係でどうしても難しいという方は、Liteヴァージョンを作りましたし、またそれにはまらなくてもどうぞご遠慮なくおっしゃってください。一緒に考えましょう。

 実際、予測以上に日本の皆さんの可処分所得は年々下がってますし、年間数十万も年金やら保険やらで取られたら渡豪資金もなかなか貯まらないと思います。またある程度貯金してても、将来の展望(こちらの大学に入るとか)を考えると、どう計画的にお金を使えばいいのかという問題もあるかと思います。そのあたりも相談に乗ります。その種の話は、いつもウチの卒業生連中と相談してます(BLOG参照)。

 こちらもできる限りのことはして差し上げたいと思ってますので、率直に言ってください。


Q8:一括パックの趣旨はよくわかったのですが、やはり何も決めずに、どこの誰かもわからない人にお世話になることに親や周囲が抵抗を示しています。なにか周囲を納得させるようなカッチリした契約書のようなものが欲しいのですが、、?


A: Q3の答で述べたように特に契約書が必要だとは思いませんが、契約書を用意するのは簡単ですし、必要とあらばいつでも発行しますのでおっしゃってください。
 「一括パック契約書」の雛型をWORDファイルで作ってここにおいておきました。二通プリントアウトして僕がサインの上、そちらに郵送しますので、一通サインしてからこちらに送り返してください。残る一通はそのままお持ち下さい。

 しかし!せっかく頑張って作ったのですけど、利用回数は後にも先にもまだ一回だけです。


Q9:契約書があったとしても尚もタメライがあります。過去に利用された方の感想とか意見が分かるところはありませんか?


A: あります。一つはWHの部屋などの皆さんの直筆の体験談がそうです。あるいは、Google検索などで、「APLaC、田村」あたりのキーワードで検索すると過去に利用された方のブログなどに出会えるでしょう。

 他にも各地でオフやってますし、卒業生同士で世界各地でやってたり、起業や就職でつながってたり、いくらでもあります。どっちかというと、そういう卒業後、帰国後にAPLaCを利用していただきたいです。一生モノの財産になるように、僕らもお互いに切磋琢磨してますし。


Q10:皆の体験談を読んでいると、自分があそこまで出来るかどうか自信がありません。着いた当初の皆の英語力はどの程度だったのでしょう?やっぱりある程度出来る人達だったのですか?


A:みなさん、来た当初はあなたと同じですよ。
 「うわ、皆、すげー!」ってお気持ちはよーくわかります。僕だって最初に来る前にあの体験談を読んだら「なにか特別な人達」って印象も持つだろうし、シェア探しだって「あ、俺には無理」ってあきらめるかもしれない。しかし、それは体験談を書いている人達も全く同じです。最初は誰だってビビってます。不安でない人なんか一人もいません。

 皆の英語力ですが、これは本当にマチマチです。最高レベルでTOEICの点数としては957点という人がいましたし、それ以上に出来た人もいます。逆に、出来ない人も沢山いますし、そっちの方が圧倒的に多いです。大雑把な目安でいうと、「ABCのアルファベットを全部書ける」というレベルは大体皆さんクリアしてます(ひとり、Eとヨを間違えた人がいたな0)。次に「”現在進行形”という言葉を知っているか?」というところで、「そ、そういえば、、、」と口ごもる人が多少出てきて、「現在分詞の形容詞的用法について説明せよ」となると大半が討ち死にします。最も多いのは、「現在完了という言葉は知ってる、Have+過去分詞というのも知ってる、でも実際にそれを使って自分で喋れるかというと出来ない」というあたりです。だから、アルファベットが全部書けたらOKですよ。

 てかね、実戦現場では、英語力よりもコミュ力の方が大事です。そしてコミュ力というのは英語力とは比例しないし、むしろ英語力がない人の方がコミュ力高くなる傾向があります。

 英語力といっても、「言葉でごまかす」みたいな使い方してたら人と触れ合えないでしょう?また、日本でいう「コミュ力」もアテにならないです。あれは日本社会内部で、適当に周囲に同調する力みたいな、言うならば嘘をつく力、誤魔化す力、みたいな側面もありますので。そんなの海外では通用しません。日本でコミュ力ないと言われているような人が、実は海外ではコミュ力あったりすることは多いです。要は「生の自分をどれだけぶつけられるか」ですから。だから、子供が一番コミュ力あるのですねー。


Q11:シェア探しですが、本当に英語力が全然なくても探せるものですか?また、あんまりハードすぎるのも避けたい気分もあるのですが、、、。また実力のある人とない人とではサポートの仕方も違うのですか?


A: 日本人の場合、正味英語力ゼロって人はいないです。「サンキュー」くらいは知ってるでしょうし、基本的な英語だったら日本語になってます(ストップ、ハウス、バスとか)から、それを駆使すれば十分可能ですし、現に出来ています。基本的にいえば、普通に度胸がついたら誰でも出来ますし、その「度胸をつける」というプロセスが一番大事なんだと思います。

 サポートの仕方を人によって変えるか?ですが、はい、これは人によって変えてます。かなり細かく調整します。

 シェア探し成功までは、英語力だけではなく、対人能力、方向感覚、交通機関を乗りこなす能力、タイムマネジメントなどの事務処理能力、決断力、、、など、あらゆる人間力が試されますので、英語力があればそれで楽勝というものでもないのですね(英語力など全体の30%くらい)。したがって、英語力はなくてもコミニケーション能力抜群の人には、その能力をどう使えば英語力をカバーできるかという点を、逆に英語力はあるけど致命的に方向音痴という人には詳しい行き方やバスの乗り換え方法などを重点的に教えるなど、その人の個性や状況に応じます。またそうしなければ結果は出せないです。なんか大層なことのように書いてますけど、部活や会社の先輩的な立場にたてば誰でもやることであって、やってれば自然とそうなると思いますよ。


 大体ほぼ全員くらいが、電話の相手が何を言ってるか全く聞き取れないという状況から始まります。最近ではSMSでやりとりする場合が多いですし、喋らなくても見学まで漕ぎ着けられるケースは多々あります。そして、一回でも実物を見たら、それはもう大きな自信になります。2件目をみるときは2分の1のビビり方で済み、3回めのときは3分の1の勇気で済み、10件もみたら、もう「無感動な仕事」みたいになっていきます。そのあたりの慣れの感覚というのは物凄いものがありますよ。

 それなりに大変ですけど、生まれて初めてトライして、2−3日後にはもう誰でも平然と出来るようになってるんだから、客観的な難易度それ自体でいえば、「自転車に乗れるようになる」ほど難しくもなく、小学校の鉄棒の「逆上がり」よりは楽でしょう。

 それに足が筋肉痛になるくらいハードになるのは、結局は自分が望んでそうしてるからです。皆さん平均すると10〜40件のシェア見学をしますが、しんどいんだったら最初の数件で決めたらいいんです。でも、現物を見てしまうと「もっと他にないか?」って気になるのが人情なんですね。もっと見たくなる。だからアポを沢山入れてしまうという。それにせっかく取ったアポをキャンセルしたくないですしね。3件も見えると「うわ、本当に一件づつ全然違う!」ってのが実感で分かるでしょう。7−8件くらい見ると「うわ、ここ最高!」って所に当たるでしょう。10件以上見るとさらにそれを上回る理想的なところが見つかったりします。だから、ついつい頑張っちゃうという。それに、1日10件廻るのは大変ですけど、仮に2件に抑えて、朝の10時のアポが終わったら、今度は夜の7時まで何にもやることがなくて、そのへんの公園でぼけーっと時間を潰すのは逆にツライですよ。また「大変」とか言ってるのは最初の10件くらいまでで、それを越えたらあとは単なる”事務作業”になります。

 皆の体験談は、確かに波瀾万丈で凄そうなのですが、でも素直に文章を読めば、文面から立ち上がってくるのは「これだけ出来た俺様はエラい」というオーラではなく、「あれだけ不安でヘタレだった自分にもここまで出来たんだから、誰だって出来ますよ!」という気持ちであることが分かると思います。

 なお、細かな過程は「実録サポート詳細:理論から実践へ、そして栄光へ」で詳述しました。でも、余りにも詳しすぎて読んでられないと思いますね(^_^)。一番簡単&リアルに分かるのは、みんなの動画館のドキュメンタリー映像だと思います。実際にシェアの電話をかけているシーンや、シェア先に移動してシェアメイトのオージーと話をしているシーンも収録しています。

 以上の点も含め、一括パックの一週間について、みんなの動画館/佐藤礼子さんのインタビューその3、あるいは林香菜子さんのインタビューその4あたりが答えてくれています。そのクリップだけ以下に掲示しておきます。結構長いので、お時間のあるときにゆっくりどうぞ。




 ちなみに後日談ですが、その後の体験談は、佐藤さんの場合はココ、林さんの体験談はココです。
 佐藤さんの場合は無事、現地で100%ローカルの美容室4カ所で働き、海外展開を臨む日本の美容室チェーンからもスカウトの声がかかり、しかしフランス人の彼氏が出来ちゃったんで「どうしよう?」状態という段階で2年目ワーホリを終え帰国の途につかれ、今はその彼氏とカナダに行ってます(その後、お子さんも生まれ、永住権も取れたそうです)。


Q12: 大昔のSARS、新型インフルエンザの流行やテロなど渡航にあたってタメライも感じるのですが、実際にはどんな感じなのでしょうか。また一括パックを遂行するにあたって何か支障があるのでしょうか?


 SARSなんか今時知らないでしょうけど、定期的に病気だのテロだの「ビビらせ事件」は生じます。でも、結果的にいえば、過去20年間、僕の知る限り、それで問題になったということは皆無です。

 まず病気ですけど、オーストラリアと日本の感染事情や治療体制の違いですが、オーストラリアに局地的になにかの病原体が繁殖するようなケースでもない限り(今までそんなことはなかったですけど)、それほど顕著な違いはないと思います。細かな医療統計はさておき、イチ生活者の実感としてはオーストラリアの方が気楽に過ごせるような気もします。理由その1は、オーストラリアはかなり熱心に検疫をやってますし(国際便の小包は全部開けてチェックされます)、乾燥した大陸であり、長い期間外部から孤立してたし(だからコアラなど独特の生態系になってる)、且つ無菌大陸・南極に近いという関係もあるのでしょうか、一般に高温多湿の日本に比べて病原体や寄生虫は少ないように思います(鮭の寄生虫アニサキスやサナダムシがいないとか)。ちなみにオーストラリアの検疫体勢においては、むしろ日本の方が危険地域に指定されていたりします(狂牛病とか)。

 理由のその2は、インフルエンザ・ウィルスなどの感染ですが、人口密度が低いこと(日本の100分の1)、ゆったりした住宅事情などから、感染機会は日本よりも少ないことです。といっても、シドニーは都会ですし、朝晩の交通ラッシュもそれなりにありますし、語学学校にいけば教室に皆と一緒にいるわけで、感染機会は十分にあります。あるんだけど、日本の大都会のような殺人的なラッシュではないし他人と密着している時間は日本よりも少ないでしょう。まあ、人により、ライフスタイルによりますけど、ゼネラルに言えば。

 理由その3はメンタル的なものですが、オーストラリアの人はあんまり神経過敏にパニックになったりしませんので、気分的には楽かも知れません。その昔のSARSや鶏インフルのときも、保菌者である可能性の高いアジア系留学生をステイやシェアで平気で受け入れてますし、今回の豚インフル(swine fluといいます)でも、マスクをして歩いている人など皆無に近いです。そのくせ、衛生基準とかは意外と厳しくて、食物を触るときは必ず使い捨ての無菌手袋をするようになってたり(寿司もそうやって握っている)、ワクチンの手配なんかもやってます(ワクチンについては賛否両論あるので一律行動になってないですけど)。

 あと、あんまり実証的な根拠があるわけではないですけど、オーストラリアの方が一般に健康状態は増進するんじゃないですかね。ストレスの少ない生活と自然が多いことも影響しているのでしょうが、僕自身そうですし、オーストラリアに暮していつの間にかアレルギーが治ったとか、食べ物の好き嫌いが減ったという人は結構聞きます。まあ、全員がそうなるわけではないですよ、勿論。まあ、自然が多くて、ゆったりしていて、人が優しくて、よく運動してれば誰だって健康になるとは思います。


 なお一括パック、特にシェア探しをするような場合、僕の方も気を遣います。着いた初日はレクチャーだけで、あとは爆睡していただきたいです。事務所近くにある近所のバッパーも、特に閑静な住宅街の中にある静かなバッパーです。

 マレに着かれた当初、発病したり体調が悪くなったりする人がいます。生理痛が激しいとか、普通に風邪をひいたとかです。そういうときは遠慮無く言ってください。無理は禁物です。適宜スケジュールを調整しますし、まるまる一週間遅らせてもいいです。温かいウドンでも作ってさしあげますから。必要があれば病院にもお連れします。最悪、バッパーではしんどいという人がいたら、緊急的にもウチの空きスペースにおやすみいただいてもいいですし、看病もしますよ。


Q13: APLaCをやってる田村という人は、ぶっちゃけ、どんな人なのですか?写真とかプロフィールとか分かるページはありますか?


 僕のプロフィールやAPLaCの成り立ちなどについては、About Usに載せてありますのでご参照ください。「日本で決めると本当に安心?」のページとか、皆の写真館とか。

 2015年頃から、オーストラリアでWHや留学をするだけではなく、むしろ「その後」の方が大切なんじゃないかって意識に傾いてきてます。オーストラリアで培った力、そして人脈、それをその後の人生でどう活かしていくか?です。そのためまず卒業生同士の横のつながり(情報交換やその後のネットワーク形成)のために掲示板を作り、さらにそれを生計や起業などビジネスも含んだつながりに発展させる発想としてAPLAC卒業生同士のゆるいネットワーク「A僑」というコンセプトを打ち出しました。またAPLAC卒だけではなく、オーストラリアに行ったことがなくてもエッセイのファンなど周辺の方々との交流も増えてきてオフもコンスタントに行われるようになってます。このあたりはオフ掲示板をご参照ください。さらに各地域を拠点にした地域会議室などもあります。

 日常的な交流やトピックについてはブログFBをご参照下さい。


 ちなみに、エージェント選びにおいても「現地で困ったときに誰に会うか」で決めたらいいと思います。結局は人ですからね。日本人カウンセラーが居ますっていっても、その人と人間的に波長が合わないとか、どことなくワーホリや留学生を見下すような人(たまにいる)だったら相談したくもないでしょう。その意味もあって、ここでは「現地では僕に会うよ」ということで、僕も、あまり商業的にデコレートしないで素地のまんまで書いてます。



 あんまり自分の写真自体がないのですが、直近1年くらいでは、上の二枚。
 左の写真は皆でちょっと一杯やったときもの。左端のはしゃいでいるオジサンが私です。

 と、書いてるうちに時が流れて古くなったので2013年モノでは以下の二枚。
 

 なんか女の子とばっか写ってますが、男の子ってこーゆー写真撮らないしね(僕もそうだが)。
 


 ★その他、このHP全体に漂う感じと、実際に会った感じとではあんまり変わらないと思います。同じ人間がやってるんだから当然なのですが。

 あ、でも、ときどき「もっと怖い人/固い人だと思ってた」と言われたりもするので、実物よりもハードな印象を(文章から)抱く人がおられるようです。 ↓ 例えばM.Fさんの体験談より


 そうか「クッキングパパ」なのか。光栄ですけど。よく料理作ってあげてるし(そういうイミではないんだろうけど)。

 "現物"は冗談ばっか言ってます。関西生活長いこともあるから、「まずは笑いから入る」みたいな感じ。それに海外生活の最初ということもあり、皆さんガチガチに緊張してますから、方向としてもなるべくリラックスできるように、ユルく、ほっとするような感じにしたいです。てか自然にそうなります。

 あとコトバは、関東関西それぞれ同じくらいの期間居たので(生まれは東京だけど)、東京弁と関西弁がチャンポンですが、あなたが大阪人だったら大阪弁レシピーが増えます。またどちらの土地鑑もあるので、地域的な比喩も分けます。岐阜にも住んでたことがあるので、中部圏もある程度は。出張や旅行で日本全県の4分の3は行ったことあるし、郷土話は好きです。是非あなたの故郷の話を聞かせてください。


 2015年の更新時に、手元のiPhoneで自己撮りしました。

メガネはずすと、ま、ふつーのオヤジね
最近帰国した時に新調したアラレちゃん系メガネでちょっとお利口風な



 あと、マンガとロックが好きです。そのあたりはAPLAC趣味のブログAnnex〜漫画とか音楽とかをやってますので、そちらを見てください。

 ギターも好きでバンドもやってたので、好きな人、語り合いましょう!


27歳くらいの頃、司法修習で岐阜地裁の職員の方々と遊んでいただいてたときのもの。向こう側でギター弾いてるのが僕。

 エッセイで「音楽と楽器のはなし」を書いたのですが、その際の補助説明の意味で自分でギター弾いてる動画もあります。こっぱずかしいんだけどFBにあげてます。コレは最近(2017年)。


 あと、これはオマケですけど、僕が皆さんくらいの年(ワーホリ〜留学)にはどうだったかというと、こんな感じでした。

33歳ころ、渡豪を考えていた頃
弁護士時代で、多分30歳ころ
大学三回生、21歳くらい。あの頃は細かったのねの巻




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