参考文献とリンク


4th.Dec.1996
21st.Aug.1997補


参考文献/日本語文献その1



ガイドブック関連
生活関連


●地球の歩き方/オーストラリア編
−−−1680円/地球の歩き方編集室/ダイヤモンド社





●個人旅行・オーストラリア
1880円/昭文社/isbn:4-398-11402-5




●ぴあMAP/オーストラリア
1800円/ぴあ




●地球の暮らし方/オーストラリア編
−−−2200円/地球の歩き方編集室/ダイヤモンド社




● DOMO(オーストラリア生活便利帳)
−−−8ドル/もしもしページ/日本国内での総発売元、飛鳥出版
    シドニー在住日本人ならまず知ってる、地元では超有名な一冊。これまでは「シドニー生活便利帳」というタイトルでオーストラリア各都市ごとの編集だったが、今年度版から合冊になり、タイトルもDOMOになった。オーストラリアで買うと8ドルだが、日本で買うと1800円(だったと思う)。

     現地の人による、現地の人のための情報誌ということで、実際に役立つ度ではやはり一日の長がある。「地球の暮らし方」もよく出来ているのだが、どこまでいっても「日本にいる人向け」という限界を感じます。「住んでたけど知らなかった」「ふーん、そうだったのか」と読む分には面白いが、逆にいえば知らなくても生活に差し支えないような総論情報が多いということでもある。ライターさんは実によく調べておられるのだが、最終の編集段階で、現地のことをあんまり知らない人が適当のはしょって「きれいにまとめた」んじゃないかという印象が残る。現場で本当に必要になる細々とした情報はDOMOの方が遥かに詳しい。

     最も両者の差が出るのは、DOMO巻末の(日本人向けの)職業別電話帳&広告部分。「暮らし方」にも一応ジャンルごとに店の紹介はしているのだが、いかんせん絶対数が少ないし、広告もない。なぜ現地の人がDOMOを持ってるかといえば、この職業別電話帳部分や広告が重宝するからでしょう(但し日本語が通じない業者も結構載ってるが)。

     1997年8月に、最新版(97/98年版)が出ました。表紙は今度は緑色。値段は同じく8ドル。体裁は前回と同じ路線ですが、リビングページ(法規制など生活情報)など、益々カチッと充実してきてます。ただ個人的好みで言えば、あんまりカチッとしてなかった前々号(オーストラリア便利帳)の「レッドファーンイラストマップ」などのミニコミ的雰囲気や、シドニーバス路線図なども捨て難く、未だに昔の号を使ったりすることもあります。





●へいちゃらの海外生活マニュアル(ニッポン脱出委員会)
−−−1000円/造事務所編/情報センター出版局、ISBN:4-7958-2012-0
    「ちょっと海外なんかで生活しちゃったりしてえ、、」のような若者向けのお気楽文体で損をしているというか、「そんなに甘いモンじゃないだろが」とツッコミを入れたくなるようなチャラ本のイメージがあるが、よ〜く読むと、実は的確なアドバイスが非常に多い。ワーホリその他実際に海外経験のある人々が実際の体験談をもとにまとめあげたものなのだろう、「現地食ばかりで体調を壊したときは卵かけご飯」「海外転出届けをしておかないと大損する」など地に足がついている。また、「行っちゃお〜」とお気楽に誘いながら、「そうは言っても〜」と甘い根性は通用しないと、ちゃんとツッコミをいれてバランスを取っている。

    「海外」と一括りにしているので、各国の細かい情報はのぞむべくもなく、最大公約数的な 「心構え」「コツ」という抽象的な話になってしまうのは仕方のないところ。それより、最大公約数でありながらも、よくぞこれだけ実践的なスタイルを保ったものだと感心する。そして、「敵意がないことを示すためにニコッと笑うのは重要」など「そうそう」と同感する部分が多いのだが、これがオーストラリアだけでなく世界共通だったということが分かっただけでも自分にとっては収穫。




●地球の歩き方/オーストラリア ドライブ&ステイ
1580円/地球の歩き方編集室/ダイヤモンド社/ISBN:4-478-03392-7




●ロングステイガイド
1700円/(財)ロングステイ財団編著/立花書房/ISBN:4-651-85550-4




●オーストラリア生活事典伊藤徳生著/白馬出版
1650円/ ISBN:4-8266-0216-2


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