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第6章:交通機関
1996年10月29日初出、2009年9月28日、2010年04月05日、2012年01月10日、2013年02月20日、2013年12月22日、2014年08月22日、2016年08月03日、2018年07月19日更新


6.3. バス(Bus)




バスは市バス(公営バス)がメインで、郊外に補助的に私バス(北部のShore LinkとかHills Busとか)が走ってるそうですが、一般にバスといえばこの公営バスのことを意味します。

 シドニーのバスは難しかったのですけど、オーパルカードの普及によって楽ちんになりました。

 とはいってもそこそこ複雑ですので、解説しておきます。

基本事項

★外観



 バスの外観は多くの日本と同じくツートンカラーで、色は白地に下半分がブルーです。全部薄いブルー(灰青色)の新型ヴァージョンもありますが、色分けに特に意味は無いです。
 日本と同じく、前上面と左側面に系統番号と行き先が表示されています。

 但し広告などで全面ドハデに別塗装されている場合もありますが、まあ見れば何となく分かるでしょう。正面はそのままですし。

 なお、全部真っ赤!というM系統のバスがあります(後述のメトロバス)。これは、シティや大きな駅を起点とせず、よく使われるルートを結んだ比較的長距離のバスです。例えば、ノースからシティ経由で北西の方までいくなど。一回的な利用ではなく、常時利用する人には便利なバスです。10−15分間隔と頻繁にきますし。

★乗降方法

前から乗って、料金は先払い方式。

日本と違うのは、昇降口が広くて2列になっていることです。
 この2列は、片方を降車客が使ったり両方乗車客が使うなど柔軟に使われています(本当は後部ドアから降りるべきとどこかで読んだ記憶もありますが、皆さんぞろぞろ前からも降りています)。

 降りるときは、日本と同じく、座席の近くにあるボタンを押して知らせます。
 またボタンを押すと前方天井付近で「次とまります」(NEXT STOP)のランプが点灯するのも日本と同じです。前述のように、下車は、前方の出(入)口、後(中)出口、どちらからでも降りることができます。

★バス停

バス停は、バスストップといいますが、黄色のスタンドが路上に立っていて、黄色をバックにバスに人が乗り込むシルエットが図示されてます。


 何番系統のバスなのか、行き先はどうか、あるいは時刻表もついている(あまりアテにならないのは日本と同じ)バス停もあります。

 都心など大きなバス停では、青字に「B」と書かれています。BはBUSの略。同じように、Tは電車(Train)、Fはフェリー、Lはライトレール(トラム)の意味です。

 全てのバス停に親切に表示がなされているわけでもなく、中には、そもそもバス停なのかどうかすら疑わしいのもありますが、概ね見れば分かるでしょう。

 写真は、バス停なのか疑わしいものの図。右端の電柱の隣のものがそうです。住宅街にはこの手のものが多いです。

★バスの停め方

 バス停で待っているだけでは停まってくれないこともあります。
 待ってる客の誰かがヒッチハイクのように手を上げて合図をすると止まるのが基本で、当然停まってくれるものだと思っていると呆然と過ぎ行くバスを見送る羽目になることもあります(もっとも市街など大きな停留所では誰かが降りますし、また一人ぐらいは乗る筈だとして停まるようですが)。
 止め方にルールはないですけど、人差し指をピンと立て、腕をスッと伸ばして合図する人が多いですね。


 なお都心部は続々と次のバスが到着して3〜4台ダンゴ状態になって停留所に停まる場合があります。そうすると、待ってた人は後ろに停まってるバスを見てさっさとそこまで歩いて行って乗りにいきます。日頃ゆったりしているオーストラリアの人もこの時ばかりは俊敏に動きます。またバスの方も、前がつかえていてそこが正式の停留地点でなかったとしても、どんどんドアを開けて乗降させますし、乗降が済んだと判断したら前にまだ別のバスが停まっていても追い抜いて発進していってしまいます。つまり停留所の地点に待っていれば必ず停まるというものでもないので、注意してください。だいたい3台後方のバスくらいまでこの調子でいく場合がありますが、4台目くらいになると、さすがに停留所からはバスの行き先表示も見えないため待っているようですが。

また、停留所で乗客が合図してるのに無視して通過していくケースもあります。これは車内が混んでいる場合で、立っている客が多くなると運転手の視界が遮られるため危険との判断で、立ち客が15人以上になると、乗車を拒否するようです(その旨車内に掲示してある)。ラッシュアワーにはいくらバスが来てもちっとも乗せてもらえないというハメになりがちですが、一旦乗ってしまえば、日本のバスのように寿司詰め状態にはならないのでさほど不快ではありませんし、また、バンバン停留所をパスしていくので、意外と目的地にも早く到着します。


★バス停に名前がついていないこと

 正確に言えば、付いている場合もあるし、ついてない場合もあります。
 バス停の名前が全く無かったら、そもそも時刻表も作れないわけですから、おもだったポイントにはそれらしき名前がついています。しかし、その名前も「○○ストリートとの交差点あたり」という、「わかりゃいいんだろ」的なものもあります。結局の所、バス停の名前なんか誰も気にしてない、ということだと思います。

 しかし、こうなると通過していくバス停の名前を見て進行状況を確認することができないということを意味します。頼りになるのは、手元の地図と窓から見える各通りの表示です。したがって、ストリートの名前の書いてある地図をゲットしておくのが大事なポイントになります(地図についてはココ参照)。但し、多くのルートは、そんなにゴチャゴチャ右左折しませんし、道も単純ですので地図で追いかけていくのはそれほど難しくないでしょう。


 なぜこんないい加減なシステムになっているかといえば、「わからなかったら聞けばいいじゃん」と思ってるからでしょう。聞けば済むようなことを、いちいち税金つかって表示せんでもいい、という発想でしょうね。こういう切り口から文化背景が透けて見えて面白いのですが、こちらの人は、一般に他人に話し掛けることに全く抵抗がないようで、何事によらず「わからなかったら誰かに聞くものだ」という発想があります。それはそれでフレンドリーでいいのですが、英語が出来ないと本当に厳しいシステムでもあります。ただし、たどたどしい英語でも皆親切に教えてくれますから、早く聞いて慣れてください。慣れるのが一番です。

 バス停に名前がない以上、日本みたいに、「次は宮前平3丁目でございます。山田産婦人科にはこちらでお降りが便利です」なんてアナウンスは一切なし。しかし、まあ、仮にアナウンスがあったところで、知らない地名をボソッと英語で言われてもまず分からんでしょう。それにあのオージーがアナウンステープを正確にバス停ごとに再生するとも思いがたいですね。「あ、忘れてた」とかいって一気に3つくらい連続して再生したりして。

 しかし、一般にバス停の間隔は短く、市内近辺では殆ど200メートル毎に設置されているようですので、停留所の一つや二つ乗り過ごしても大事には至らないので安心してください。

★行先表示

バスの正面に表示される行き先ですが、ときどき「via」と書いてあるものがありますが(「う゛ぁいあ」「う゛ぃあ」と読む)、これは「経由で」という意味です。行先表示の番号冒頭に「X」「L」あるいは「Express」いう表示があるバスは「急行」「準急」に相当し、停車箇所も限られていますので注意。

★頻度

バスの頻度ですが、土日になると(特に日曜)になるとかなり本数が落ちます。一番頻繁なのは平日の朝夕で、逆に日曜の夜などになるとそもそも運行してない場合もありますので注意が必要です。

なお、時刻表のことをタイムテーブルといいます。


★料金システム


 最初に言っておきますが、バブル崩壊後、預金金利も事実上ゼロのまま推移しているデフレ日本とは違ってオーストラリアは健康すぎるくらいにインフレ経済です。なんでもかんでも値上がりします。バスや電車などの公共料金も、生活実感でいえば、「え、また?」というくらいガンガン上がってます。

「全線均一料金」ではなく、距離に応じて料金が上がる変動制です。
 オーパルカードになって料金体系もシンプルになりました。松竹梅みたいに近・中・遠の三段階で、梅3キロまで2.24ドル、竹〜8キロまで3.73ドル、松8キロ以上4.80ドルです。


★バスの系統・路線図


バスの路線図もあるにはありますが、路線数が数百あると言われているので、パッと見てもよく分からなでしょう。地元の人でも普段自分が乗ってるバス以外はよくわからない(日本でも同じでしょう)。

 どうすべきか?ですが、一つには、市バスのネットワーク路線図をダウンロードして研究する方法ですが、覚えきれるものではないし、現実的ではないかなー。だいたい知ってるエリアを再確認するようなときにしか使わないと思う。

 一般にバスを利用しようという場合には何らかの目的地がある筈です。そして、概してシドニーの著名観光地は市街地周辺に集中してますし、郊外の観光地ならばガイドブックその他に行き方が示されている筈です(タロンガ動物園ならフェリー、ブルーマウンテンなら電車など)。したって、あなたが観光客の場合、「バスを利用したいが行き方が分からない」という場合というのは、宿泊先のホテルや知人の家などに行くような場合に自ずと限られてくるでしょう。ということは、予約などの段階で予め「何番系統のバス」か聞いておくという方法が、最も原始的ですが確実な方法です。一回その路線に乗ってしまえば、あとは「この系統のバス」と覚えますので問題は少ないでしょう。あなたが、学生さんやワーホリさんで、パーティにお呼ばれされているよう場合は、そのホストに聞けばいいです。

 あなたがAPLaCの一括パックで怒濤のシェア探し特訓を受けているのであれば(がんばれー(^_^))、これは僕が教えますし、何よりも「現場で周囲の人に聞く」というトレーニングをしてください。1日十数件の見学、しかも出先でアポを取ってそのまま直行なんてケースもザラですから、いちいち調べてなんかいられません。調べなくても行けるようになってこそ一人前ですから、とにかく人に聞け!です。それに系統図なんかカラー印刷して持ってたって、いざ現場に立ったら、現在地がどこで、このバス停はどこなのか容易に分からなくなるから、結局聞くしかないのです。

 さて、バス路線の原則でいうと、殆どのバスが、@都心部(CBD)から東西南北放射状に伸びるか、あるいはA郊外の鉄道主要駅を起点にして出ています。おそらく一番迷うのは都心部でどのバスに乗れば良いかでしょうが、都心部のバス停は、比較的親切にバス路線図や行き先が表示されています。

また市バス系統の番号の原則は、
100番台系統がマンリー地域
200番台系統が北部海岸線地域
300番台系統が東部・東南部
400番台系統が西部・南西部
500番台が北東部

 という大まかな法則があります。西部と東部、北部と西部を結んでいる路線もあります(上の400番など)ので明確に区分けはできませんが、一応の目安にはなるでしょう。

都心部で主要なバスターミナルは、サーキュラーキー、ウィンヤード、タウンホール、マーティンプレイス、セントラルステーション(レイルウェイスクエア)で、要するに都心部に乗り入れてる鉄道(都心部では地下にもぐります)の駅付近ということです。

 もともとかなり複雑なうえ、2016年からシティのど真ん中にライトレールを建設中でバス停の位置やルートが大幅にかわり、しかも工事の進捗に合わせて変わり続けているというとんでもない状況になっています。だもんで、ここで包括的に説明することは不可能です。仮にやったところで、脳味噌がウニになるだけだでしょう。

 だから、これも「他人に聞く」というワザが最も効果的です。とにかく聞いてナンボなんですよ、この国は。

 一応説明しておきますね。まずノース(北)に行きたい人は、Wynyard駅付近がターミナルになります。
 イースタンサバーブ(東)に行きたい人は、シティ北部ならサーキュラーキー、南部ならセントラル駅(レールウェイ・スクウェア)がターミナルになります。シティの真ん中辺から乗ろうと思うならば、これらの系統はハイドパークの西・南を舐めるようにElizabeth St沿いからOxford Stに向うルートが多いので、「ハイドパークに行って乗れ」です。
 ウェスタンサバーブ(西)が厄介で、パラマッタRd沿いを真西に向うルート(グリーブとかライカードに行く)場合はセントラル駅止まりです。しかし、西南(ニュータウンとかマリックビル)方面の場合、セントラル経由でシティ北部のマーティン・プレイスまで行きます。しかも上りと下りでルートが違うというトリッキーなシステムになっています。上りはエリザベスStを北上し、逆に下りは、Castelreagh Stという地味なストリートを抜け、セントラル駅で合流します。Castlereagh St」は、Geroge St と並行して走る南北の通りで、西からGeorge→Pitt→Castlereah→Elizabethと並んでます。発音が難しく「かすりすり」と聞こえます。イギリス英語系なので、キャッスルではなく「かーする」と発音し、それに「りー」がくっつくので「かーすりー」、「絣(かすり)の着物」で覚えたらいいです。さらに「すとりーと」が付くので、日本人の耳には、「かすりすり」に聞こえます。予備知識がないと何言ってるのかさっぱり分からんです。
 以上が概略ですが、わかりました?わかりませんよね?だから現場で聞けと。



これらのバスの正確な時刻表やルートマップが欲しい場合は州交通局の系統別サービスマップ&タイムテーブルのサイトにいって、バスの系統番号を入力するといいです。その系統のルートと、必要があればPDFファイルで時刻表をダウンロードできます。

 また、Trip Plannerを利用するとA地点からB地点までの行き方を詳細に教えてくれます。

 ただし、使用実感でいうと、詳細すぎて役に立たないような気もしますね。誰が作ったのか知りませんがおっそろしくマニアックに詳細なんです。面白いからヒマだったらご覧になったらいいと思いますが、自分が今いるストリートから目的地のストリートまで入力でき、しかも自分の歩く速さが時速何キロかまで入力します。「バス停まで435メートルを○分で歩いて、○分後に○番のバスがきて、降りてまた465メートル歩いて、、」なんて異様に正確なんだけど、肝心のバスがそんなに正確に来るわけないから、意味ないんじゃないかという。もうちょっとアバウトな方が使いやすいと思いますね。

 ネットやスマホのGoogle MapやアプリTrip ViewやOpalカードのアプリでも調べられますし、それで十分かも。でも、同じように正確すぎて却って無意味という弊害はありますね。あくまで参考程度。

   

★ちょっと特殊なバス系統

 白青ツートンカラーの「市バス」の別バージョンとして、ちょこちょこ特殊なバスが走っています。「ウルトラ兄弟」みたいな感じ。

 メトロバス(Mバス)
 多くの市バスはシティを拠点として発着しています。しかし、シティを挟んで「あっちからこっち」に行こうと思うと、シティで一回乗り換えないとなりません。面倒臭いです。そこで、シドニー市民が比較的よく使うルート、それもかなり長距離のルートを一気に運んでしまおうというのがこのメトロバス(M系統)です。真っ赤な車体に、多くの場合電車の連結車輌のように長いボディが特徴です。

 系統その他の詳しいことは交通局のメトロバスのページがあったんだけど、知らないうちにわかりにくくなってますね。今は、Wikipediaの方がわかりやすい。今時点で15本くらいあります。M10はライカードからシティ経由でマルーブラ、M20はノースからシティ経由で直南のマスコットまで、M30はモスマンからシディアム、M40 はチャッツウッドからボンダイまで、M41はハーストヴィルから北上してキャムシー、バーウッド、マッコーリー大学まで、M50はドラモインからクージーまで、、等々、知ってる人なら「ほう?」という面白いルートを通ります。確かに便利ですよ。日中15分間隔でコンスタントに来ますし、夜間や週末でも20分間隔で来ます。
 ナイトライド(Nightride)
 これは夜間専門のバスです。終電が出てしまった後の電車の駅間を走るもので、かなり便利です。
 上がM系統なら、これはN系統です。

 シドニー交通局の夜間運行のページ(バスの項目にナイトライドが書いてある)参照。

 実際には、必ずしも駅にこだわらず駅のないところ(ライカードなど)にも行きますし、終電前からサービスが始まったりします。例えばN70番はタウンホールからライカード、バーウッド、ストラスフィールド経由ではるばるペンリス(ブルーマウンテンの麓)まで行きますが、午前1時05分タウンホール発から一時間刻みで4時05分発まで出てます。土日はさらに30分の一本で増便されます。

 結構チョコチョコ止まってくれるし、夜間だから移動は早いです。パーティ、イベント、バイトの帰路などで使う場合もあるでしょうから事前に調べておくといいです。
 フリーシャトル
 ある特定のエリアを巡回している無料ループバスです。
 以前、シティには555系統のシティ巡回ルートがあったんですけど2015年10月で廃止。
 でも他にも地域地域のコミュニティで無料ループバスは出ています。各カウンシルのページに行くと書いてあります。例えばノースではSt Leanards駅やArtarmon駅周辺のフリーシャトルがあります

 あるいは本数は多くないけど、Broadway-Newtow-Redfernの面白いところを止まっていくVillage to Villageシャトル(ここにルートと時刻表がある)があります。

 コマメに探すと意外とあります。また、オーストラリアの田舎に行くと半径百キロ公共交通機関ゼロ!というエリアもザラにあったりするのですが、自治体のページから探していくと意外と何かあったりもします。

★その他の各種回数券/定期券

なおガイドブックや地元のパンフレットに、色々と観光用の特別なバス路線やチケットが紹介されているでしょう。詳細はガイドブックに譲りますが、高いんですよね。それに「本当に要るんか?」という気もしますね。その昔、観光当局が大々的に売り出していたエクスプローラーバスとか観光用定期シドニーパスというのがあります。なんと日本語のパンフレットまで用意されていたのですが、これが高い。3日パスで一人115ドル、家族でも285ドルもしました。まあ、どこに行くかにもよりますが、市内のホテル泊まってオペラハウス行って土産物買うだけなら全部徒歩で間に合うし、あれこれ出歩くにせよ、家族連れだったら、いちいちタクシー乗ってた方が安いんじゃないの?って気もしますね。売れ行きが悪かったのか今では廃止されています。

 ほかにもDayTripperとか、CityHopperとか、このあたりはコロコロ新商品が出てきましが、これらも今は全滅しているようです。かなり微妙な値付けをしていて、現地人の僕ですら「むむ?」と悩みました。死ぬほど活用すれば確かに安いんだけど、損益分岐点が高く、「そんなに乗るかなあ?」と。観光で来られるくらいだったら、滞在期間にもよりますがマイマルチ、あるいは上記のトラベルテンくらいが使い勝手のいいお得チケットで、あとはもうイチイチ馬鹿正直にチケット買ってたっていいんじゃないかという気がします。

 ただし、ご家族連れの場合は、最近でてきた"Family Funday Sunday"はお値打ちでしょう。日曜日だったら何を利用しても片道2.5ドルの均一料金ですから、破格にお得。マンリーだろうが、ブルーマウンテンだろうが、ニューカッスルだろうが一人片道2ドル50セント。ただし!子連れじゃないとダメです。子供だけでもダメ。最低子供一人、大人一人がグループを組んでないとダメ。これは、支持率低下に悩んでいた当時のNSW州政府が人気取りにやった政策だろうし、火の車どころか炎上している州政府予算でこんなことやってていいんか?という気もしますので、いつまで続くかわかりません。でも2010年3月時点ではまだやってます。後日談〜結局選挙では負けちゃったけど制度は存続してます(2012年1月現在)。注記:2018年07月から値上げになりましたが、それでも2.70ドルで存続してます。









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