以下、学生ビザのオーストラリア国内(現地)申請(オンライン&一回目)の記載内容について、一つひとつキャプチャーした申請画面をもとに解説します。
移民局のページの体裁や、ビザ取得の質問などは、猫の目のようにコロコロ変わりますので、実際にやられたとき、「げ、違うじゃん」ということがあると思います。その場合であっても、以下の内容を読み込んでおけば、おおよその場合に対応できるはずです。
クリックすると、
ImmiAccountというページに飛ぶはずです。
ここでまず自分のアカウントを作り、そこからビザ申請を行い、また申請途中のSAVEも、申請後の審査経過も、現在の保持ビザの内容もわかるという、要するに全てを一元管理しようというものです。
「Login to ImmiAccount」をクリックして自分のアカウントにはいるわけですが、一番最初は自分のアカウントなんか無いわけですから、
Create an ImmiAccountをクリックして登録ページにいって登録することになります。
登録の内容は、よくあるオンラインの登録と同じで、名前とメアドの次にログインネーム(空欄にするとメアドになる)、さらにパスワード設定になります。そして「秘密の質問」がなんと5つもあり、適当に自分で答を入れます。
なおパスワードに注意書きに書かれている
"upper case/lower case"というのは「大文字」「小文字」という意味です。こっちきて何か申請するときによく使いますので覚えておくといいですよ。
パスワードは最低9桁以上で、4グループ(@アルファベット小文字、Aアルファベット大文字、B0-9の数字、C記号)から3つ以上を組み合わせろとなってます。面倒くさいですね。例えば"abcDEF123"とか、"Tokyo-Kids2013"などでも良いということでしょう。ま、わかりますよね。
移民局の朝令暮改 & へろへろサーバー問題
ここや他のページで解説してあることと実際にやってみたら違うぞ、申請できないぞ、したけど変な感じになっちゃってるぞ、不安だぞ、不満だぞという人はクリックして読んでください。
→続きを表示させる
移民局(に限らずオーストラリアの官公庁一般)のWEBサイトというのは滅茶苦茶よく変わります。更新頻度が高いとかいうのではなく、URLごと違う。それどころか官公庁の名称が数年サイクルで変わる。移民局の名称なんかもうこの20年で5−6回変わってるんじゃないかってくらいです。
だから解説しても、リンクはっても、数ヶ月したらもうダメってことが延々繰り返されています。
例えば、以前は、「Continue a saved online application」という項目があって、申請途中でセーブした人が続きをやる場所があったのですが、2013年11月22日以降、このSAVE→取り出しという作業ができなくなってしまいした。ところが!2013年12月06日以降は、あらたにImmiAccountという制度が導入されてます。もう「ええ加減にせんかいっ!」て感じです。やるんだったら一気にやらんかいです。それに事前に告知もしないし、ある日突然変わる。ビザ申請料金なんか、こっそり知らない間にあげるから油断も隙もあったもんじゃないです。
昔の申請画面も1回目ワーホリと2回目ワーホリとではURLが違ってて、URL欄の最後に「/applyNow.do?form=WHM」になってるか、「applyNow.do?form=WHM2off」になってるかとかあったのですね。
まあ政権交代が激しいし、交代すると公務員の課長級以上は自動的にクビになるかもって、日本では考えられないくらい超高速で年がら年中行政改革やってますから、それもしょうがないんで仕方ないんでしょうけど。
それにしてもWEB作成業者と癒着してるんじゃないか?ってくらい(大した意味もない)変更が激しい。
それだけならまだしも、サーバー弱すぎです。
あるところで容量オーバーになるのか、ダウンしてしまう。はっきりダウンしてたら「また今度にしよ」とか分かるからいいけど、ダウンしてるんだかしてないんだか分からん状態が困るのですよ。すなわち「クリックしてもいかない」「クリックできない」という状態です。
だから「あれ?」と思ったら、その時点でセーブしておいて、日を改めた方がいいです。
しかし、考えてみたら、これってオーストラリアにおける(てか海外すべて)の共通特性であり、「思ったとおりに物事が進まない」のがデフォルトスタンダードだと思っててください。
こっち来たらこんなもんじゃないですから。やれ、空港に行ってみれば出迎えに来てくれるはずのホストが居ないとか、宿のブッキングが通ってないとか、シェアのアポをすっぽかされるとか、仕事があるといってみて数千キロ旅してみたら、その話はなかったことになったり(そもそもその本人が居なかったり)、ファームで二回目ワーホリ用のサインをしてくれなかったり、タックスリターン用の源泉徴収票を送ってくれなかったり。これはレアな可哀想な話ではなく、よくある話であり、僕の仕事は学校紹介だけではなく全部ひっくるめてtake careすることだから「日常業務」でもあります。
ということで、あなたの「海外」は、この申請をやりはじめた時点で既に始まっています。洗礼を浴びてください。ま、慣れますから。「ひー」「わかんないよー」とか泣いてないで、ゆっくり紅茶でも飲みながら、余裕ぶっこいて「ほう?そうきますか」と呟いてください。
でもね、絶対なんとかなりますから。
それでもわからなかったら僕にメールください。
あと覚えておくべき事項は、
★申請が済むと
TRF番号が与えられるので絶対に控えておくこと(超大事!)。
★進行状況は、ImmiAccountでチェックできます。
★質問その他で移民局と連絡を取る場合、通例はあっちからメールが来て、それへの返信モードで足りますが、それ以上に言う場合、
Departmental online forms(移民局へのオンライン申請書の総合ページ)
ずらっと出てきますが、"Enquiry Form"と書かれているものが「照会(問い合わせ)」です。
一般的なビザに関する問い合わせ Australian Immigration Enquiry Form
ImmiAccount Technical Support Formは、ImmiAccountが機能しないような場合についてのテクサポ
最初に「学生ビザの条件は理解してますよね?」という問いに「わかってまーす」でクリック(わかってるよね?)。次に「オーストラリアというのは自由主義の国で、英語喋ってるけど、いい?」という問いに「了解です」ということでまたクリック。ここまでは前置きの部分。
以下順次クリックしてよんでいかれたら分かると思います。
なお、
ワーホリビザの個々の記載内容の解説ページも用意してますので、随時参照してみてください。微妙に違うけど、大意や重要なポイントは同じです。
途中までやって「続きは明日やろ」というときは、セーブ(SAVE)するといいです。左下のSAVEボタンですね。これを牡と、Application IDとパスワードを入力する画面になり、必ず控えておいてください。「復活の呪文」です。
第1画面 申請の種類
以前は申請画面に行く前に、国内申請か国外か、どんな学校かなど仕分けしていたのですが、現在は一律同じスタート画面になります。
そのためその仕分けを第一画面でやることになります。
中段、早くも
CoEの入力が第一画面で出てきます。
語学学校に入学し、料金を完済すると、学校からCOE(Confirmation of Enrolment)という書類を発行して貰います(あるいはPDFファイルでメール添付)。この書類にCOEコードが記載されていますので、それをこの画面で入力します。
COEとは、入学を確認した学校が「こういう人がウチに入りましたよ」と移民局にオンラインで登録するものであり、登録されると移民局から個別の番号を送り返してくるものです。
学校からもらった書類の何がCoEで、どの番号がそれに対応するか分からない場合に備えて、旧版の画面を掲示しておきます。
後段に、申請する学校の種類を選びます。以前は語学学校だったら570で、大学だったら〜と8種類にビザが分かれていたのですが、2016年7月以降全部サブクラス550に一本化されてます。そのため、ここでどの種類の学校かを選ばせることになります。
前後に、交換留学とか国際研究とか、学校が倒産した場合とかレアケースがあれこれ聞かれています。以前は申請料金免除のページに独立に出ていたのですが、今回同じページにしれっと出てきますので「え?」と思うかもしれませんが、そういう事情の人はすぐにピンとくるでしょうし、ピンと来なかったら一般のパターンだと思われ、NOでいいです。
記入したらNEXTをクリック。
第2画面 申請人の個人情報
申請人(つまり、あなた)の氏名、生年月日などを記入するベーシックな欄です。基本、従来と変わりませんし、画面の解説を読んでいれば、そう難しくはないと思います。
別の名前
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別名で呼ばれているような場合とは、法的な理由(婚姻改姓、家裁の許可による改名)の他、スペルが違うとか、いろいろなケースがあります。一般の日本人でこれに該当するとしたら殆どの場合は婚姻改姓でしょう、婚姻前(離婚前)の姓名を挙げておくことになります。
もっとも、ここでは裁判やら戸籍課の事務ではなく、学生ビザ取得というレベルの話ですから、何が何でも厳格に!正確に!とナーバスに思うこともないです。慎重にやらなければならないのは、むしろ本名の方で、パスポートの表示に合わせておおいてください。
考えうるケースとしては、例えば、移民局から資力証明のために銀行残高など資産の証拠を提出せよと言われた場合、それが旧姓名義になってたら形式上「キミのお金ではないよね」と言われてしまいかねず、それを防ぐために予め申し出ておいてくださいってことだと思います。
世界には名前を4つも5つも持ってる人もいるし、宗教上の名前もあるし(クリスチャンネームなど)、母国の名前が発音しにくいのでイングリッシュネームを付ける人も多いです。一種の「仇名」「通称」みたいなものだけど、それで実生活が廻っているような場合、やはり申告しておいた方が良いのでしょう。
最近多いと思いますが、ご両親が国際結婚するとか、本国を離れて暮らしている場合、現地における通称を使用する場合もあるでしょうね。
パスポート以外の身分証明証
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従来と違うのは、運転免許や出生証明などの身分証明証を書かされるようになった点です。
この理由は、あらゆるケースが同じ申請フォームでなされるようになったこと、不法滞在者について移民局がカリカリきていることから、摘発や捜査の手がかりになりそうな個人情報を出来るだけ多く収集したいからでしょう。
さて、ここでの対応ですが、出生証明(日本では戸籍謄本)はさておき、運転免許証を持っているならスキャンして後に添付しろってことになると思います。これは最後のImmi Accountで作業します(ここでは持ってますよと言うだけ)。もし持参してなかったら何もナシでもいいとは思います。不法滞在率の極端に低い日本人、それもビザ取り可能性の低い語学学校レベルにおいて、そんなにやかましいことを言う実益がないからです。
Immi Accountで添付書類をつけろと言われますが、「ない」という選択肢もあり、その場合に理由を書く欄があり、「持ってないから」と書けばいいでしょう。あとは出方をうかがうと。なんでそう思うかというと、ここで「持つ」(have)について、「現在所持している」って意味なのか、「(戸籍謄本のように)取得しうる」って意味なのか書いませんよね。もし当局が本気でやるならそこを正確に書くはずです。
第3画面 記載の確認
第4画面 親子留学など家族の記載
お子さんを連れての親子留学、ご一家で来られる家族留学など、留学は必ずしも一人ぼっちでやるわけではありません。この場合、他の家族のメンバーは、学校に通う本人の学生ビザに乗っかる形でビザを取ります。そのためには、ここで「他のファミリーメンバーを追加する」ボタンを押して、パーソナルな事項を記入し、申請します。
ここでいう「家族=ファミリー・ユニット」とは配偶者(内縁)と18歳未満の子供です。一人が学生ビザを取って、それにおじいちゃんやら叔母さん姪っ子などなど親族一同が一気に相乗りする、、、のはダメです(^_^)。
このページは「同行する場合」だけです。家族はいるけど同行しない場合は、後に出てくるページで書きます。
第5画面 住所や連絡先の詳細
オーストラリア国内申請も国外申請もまとめて同じフォームなので、これまでより記載が広範になってます。ただし、一つ一つは大したことないので、画面をみながらやれば簡単だと思います。
「通常の住所(usual address)」というのは、日本から申請する人においては普通の現住所の意味ですが、オーストラリアから申請する場合には本国(日本)の住所ということでしょう。ノマド的にあちこち行ってる人は「本拠地」くらいの意味で。
オーストラリアの住所は、日本から申請する人は空欄でいいです。既に決まっているなら(現地在住の親類の家に世話になるとか)それを書けばいいですけど、通例は決まってないし(ホームステイでも暫定的だし、よく変わるし)。
第6画面 ビザ申請の代行と連絡手段
ビザ申請のヘルプというのは、キチンと登録したビザ業者さん(ビザ代行士という資格保持者)でなければ出来ません。これは有料/無料を問いません。したがって、ここで僕がアレコレ書いているのも、「留学や海外に関連した(めちゃくちゃ詳細な、しかし)雑談」レベル以上のものではないです。あくまでカジュアルなトークですから、そこんとこよろしくです。
後半は、移民局からあなたに連絡する場合、希望の連絡方法についてです。
といっても移民局としては、電子メールを主流にしたいのですよね。郵送コストも馬鹿にならないし、国によっては全然届かないところもあるだろうし。
ここで「ワシはメールはキライじゃ」という人、あるいは異様に通信環境がよろしくない場合、「やだ(not agree)」にチェックしておく。でもメールが一番楽ですよ。こちらから返信する場合も、返信モードでやればすぐに連絡がつくし、タイムスタンプなど証拠も記録も残りますから。昔は全部いちいち郵送とかやってたのですが、時間はかかるわ、ちゃんと着いているかどうか不安だわでイライラしたもんです。
第7画面 同行しない家族
ここではオーストラリアに同行しない家族について書きます。前述のように、ここで移民局が言っているファミリー・ユニットとは、両親や兄弟は含みません。「自分の家族」=配偶者と子供です。未婚&子供なしだったらNOになります。
いる場合はAddボタンを押して追加していく。
第8画面 その他の親族〜親兄弟
ユニットに含まれない親兄弟を書きます。意外と生年月日とかうろ覚えだったりするので要確認。
第9画面 GTE 真正な一時的滞在
これが問題の箇所です。長くなるのでタックしておきます。
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先程から述べているように、2016年改正によって、様々な局面の学生ビザを一つのフォーマットでやろうとしています。そのうえで移民局が総合的に判断すると。シンプル&簡明になっていい面もあるのですが、逆に、これまで聞かれなかったようなヘンテコなことも聞かれるようになりました。典型的にはこのGTEです。
これまで国別に(不法滞在の)リスク査定をし国ごとにランク付けをして、また学校の種類を考え(ビザ取りが多いビジネス学校は厳し目に臨むとか)、出身国と学校の縦横マトリクスに応じて、要求書類や水準を変えてました。
そして、日本の場合は、お行儀良いので(不法滞在者が極端に少ない)、国別リスクはレベル1の優等生であるし、且つ英語学校はビザ取りリスクが低いので、これまで事実上フリーパスでした。それで問題も生じてないですしね。要するに日本人&英語学校は、ノーリスクの優等生部屋でスムースにやってた。ところが同一フォーマット×総合判断という「大部屋」に移らされたから、これまで聞かれなかったうるさいことを言われるようになった。迷惑な話です。今でも資産証明を出せとかうるさいことは言われないけど、一番面倒なのがこのGTE(genuine temporary entrant)で「真正に一時的滞在のための入国であること」という項目でしょう。
これは何か?といえば、「期限が来たら帰りますよ」「入国したらそのままずっと不法滞在するわけではないよ」という話で、そんなことは日本人的には当たり前なんだけど、広い世界には怪しいケースも多々ある。真面目な日本人には思いつきにくい発想だけど、「入ってしまえばこっちのもの」「そんなのバレなきゃわからん」って思う人も世界には多いのですよ。一回入国を許してしまったら最後、広い国土にまぎれていなくなっちゃったというパターン。亡命とか難民の脱法的なやりかた、不法就労などの場合です。
だから移民局もカリカリきている。これまでは、そんなのはカントリーリスクの高い国に対し、また過去のビザ歴や学校(あからさまにビザ取りばっかとか)で分割して処理してました。だから同じ日本人でも、ビザ取り学校を変えて、変えて、今度が◯回目の学校ですなんてやってると、このGTEは聞かれていたし、今では普通にビジネス学校に行くだけで(初回でも)聞かれているでしょう。また、日本に住んでいてたとして、国籍が韓国や中国だったらしつこく聞かれたりもするわけです。
その意味では「皆と同じ」になったわけですけど、「痛くもない腹を探られる」ことでもあります。あまりも痛くもないし、やましくもないから、逆に何を聞かれているのかピンとこないし、何をどう答えたら良いものやら途方に暮れるのですね。それが問題。
で、この制度はまだ始まったばかりなのですが、実際の状況を勘案して対策を立てるに、要は「俺は日本人だ、文句あるか?」くらいの感じでいいんじゃないかと思われるわけです。
そう思う根拠は、制度が変わったといって、年間30万件近い学生ビザのケースを、ひとつひとつ綿密にチェックできるわけないこと。また、数日前の報道によれば移民局のスタッフがリストラされるとか($116m予算を減らされ、数百人が整理解雇とか〜例えば
ココ)、そんなのやれるわけないですよ。
ゆえに業務を簡易化しようということなのだろうけど、だとしたらできるだけ「効率的に処理!」するでしょう。ではこの場合、どう「効率的」に処理するかといえば、「日本人で英語学校?あ、もういいわ、ビザ出しておけ」みたいな処理の仕方じゃないかなーと。なぜなら、それが真実に一番合致しているからです。ここで頑張ることこそ、移民局にとって貴重な資源の無駄遣いです。
それを考えると、ここの記載欄に「日本人です〜、英語勉強したいです〜、終わったら帰って就活頑張るぞ」みたいな牧歌的なこと書いておけばいいんじゃないかと。だってそれ以上に書きようもないでしょう。
まあ、戸籍謄本を出せとかいわれたら(パスポート以外にそれを出して何が立証できるというのか非常に疑問だが)、家族にとって送ってもらって翻訳してって作業があるけど、それはやればいいだけだし、そもそもそんな面倒くさいことを言うか?というと僕は疑問です。
以上の次第で、GTEの欄には、
「自分は日本で生まれ育った日本人であり、日本でずっと仕事をしてきたし、今後も日本で暮らしていく予定である。
(観光ビザから学生ビザを取る場合には)
今回、ホリデーとしてオーストラリアにきたが、やはり英語をもっと勉強しなきゃいけないと痛感したし、またどうせやるなら、将来の本国におけるビジネスチャンスを広げるためにも英語はしっかりやろうと決意しました。なので英語学校に入りました。卒業したら、ちょっと旅行をして、それから本国に帰り、よりよい職をゲットしようと思います」
くらいの感じでいいと思います。
I was born and grew up in Japan, and never lived outside of Japan. I have been working as ◯◯(自分の職歴)、and after back to my country I will continue to work.
I have visited Australia for holiday, sightseeing, however just after arriving I realised that I should improve my English, otherwise I can't enjoy this country! Also I began to consider my future for better job with good English ability, which is possible. So I have decided to enroll English School for full time study.
Is there anything I should add? If you need to ask me any questions, please ask me. Thank you very much.
こんな感じでしょうかね?どんなんでもいいですよ。英語学校に行くんだから英語ヘタな方が自然ですからね。金釘流の英文のほうが好ましい。んでも、この上の分を単純コピペはせんといてください。さもないと、同じ文章ばっか移民局に蓄積され、「なんか変だぞ?」と思われるから(笑)。テキトーに変えてください。
7月から始まったばかりの制度なので、現場では混乱が続いているでしょう。だからギクシャクするんじゃないかなとは思います。いつもそうだし。しばらくしたら収まるところに収まるでしょう。移民局の方も、とりあえず形つくって、動かしてみて、実際の様子をみながら最適化を図っていくはずです。オーストラリアってコロコロ変わる分、そのあたりは柔軟で、いいところでもあります。
ところで、オーストラリアの通弊で「担当者が馬鹿だった問題」はあります。たまたま当たった担当者が無駄に職務熱心だったり、逆に異様にやる気がなかったり、無駄で理不尽な要求をするという場合も無いわけではない(てかよくある)。そこは「運」です。やってればまた別の人に当たるし、そのうちライトパーソンに当って何もかも解決になるでしょう。一見ものすごい不幸に見えるけど、でも、この馬鹿問題こそが海外の醍醐味であり、これをクリアすることこそが最大の「海外スキル」になると思う。これが出来たら一人前です。がんばれ〜(笑)。
2019年補足:
ここのところ、GTEについては、けっこう真剣に僕も添削するようにしてます。日本人でもわりと落とされる例が出てきたし、それがどんな理由なのかは全く不明なのだけど、でも努力できるところは努力しておいた方がいいからです。
もうダメ出しに次ぐダメ出しで添削してますけど、まあ、実際にはGTE対策というよりも、この機会に英文をちゃんと書けるようになろうという学習的な意味の方が強いです。英文学習でも、単に文法や単語の是非ではなく、英語が苦手だからたまたま思いついたりパクったりした単語や文章を並べているだけで、全体の意味がぜんぜん通ってないとか、すごいありがちのです。添削しててよくわかったけど、ほんと意味不明になってたり、異様にくどい文章になってたり、英文以前に論理の流れがめちゃくちゃだってのはあります。
多分、GTEで落とされるとしたら、担当官の「読む気がなくなる」って場合が多いような気もします。
それにGTEでなんでもいいっていっても、すぐ嘘だと分かるようなことを書いても逆効果でしょう。こんなのなんとでも言えるよなって思われてもまずい。そのあたりで説得力をもたせるには、例えば自分だけのオリジナルな体験エピソードなどが効果的だったりもするでしょう。前の会社で、英語ができなくてこんな恥をかいてトラウマになっているとか、学生時代にできる人がいて凄い憧れてたのでそうなりたいとか。別に話を作る必要はなくて、留学したいって気持ちがある以上、どっかにその原点みたいな体験があると思います。それは事実だし、それを書くことで自然に説得力が増すし、流れもよくなるでしょう。それがカウンセリングみたいになってる部分もあったりして、単にGTEのレベルを軽く超えてますけど。
第10画面 留学資金のページ
これも日本人×英語学校では、うるさく聞かれなかったことですが、フォーマッットが一つになったので書かされるようになった部分です。しかし、日本人の場合、資産証明はデフォルトの義務になってはいないです。
→MORE
あまりにも手持ち資金が少ない場合、別にそれでも実際には廻っていくのですけど(並行バイトで十分食っていける)、でも涙がちょちょ切れるような額だと乗せるのが恥ずかしいとか、突っ込んで下さいと言わんばかりだなーと気になる人は、、、
本人以外の援助をYESにして、ご家族の援助があるんだってことにしておくのも手かなと。実際、真剣にヤバくなったら助けてくれるでしょ?病気や大怪我して働けなくなったりとかしたら、なんかしてくれるでしょ。だから別に嘘ではないのですよね。
リアルには、本人の資金もあるし、それで全部頑張りたいけど、なんかあったら家族の援助があるかもって感じだと思います。もし本気で移民局がこの点を調査したいのだったら、最初から複数選択可にしておくべきで、各詳細を書かせるでしょう。でもそうなってないというのは、要するにその程度のこと(そこまで真剣に調べる気ではない)だと思うしね。
まあ、堂々としょぼい所持金を書いて、突っ込まれたら堂々と意見を言うのでもいいです。日本人相手にそんなに突っ込むことはないと思いますけど。また、ここはなんぼでも言い返せます。だって現実に廻ってるのですから。
第11画面 OSHC(海外留学生保険)
特に解説の必要はないでしょう。わからなかったら学校に聴けばいいです。
第12画面 学歴
英語学校レベルでこんな事項は不要なんだけど、単一フォーマットだからってことでしょう。でもちゃんと書いておくこと。後日、上の学校に進むとか、労働ビザや永住権を申請するときに学歴は一つのポイントになりますが、移民局のデータベースで自分で記述が矛盾してたりしたら、ややこしいことになるかもしれませんし。
第13画面 職歴
これも英語学校のビザにおいての意味は殆どない。怪しい人を落とすために出来るだけ個人情報は集めたいってところでしょうか(テロ対策もあるのかも)。同じく、後日矛盾してたら問題ですので、神経質になる必要はないものの、おおむね正確に。
第14画面 使用言語と英語力
同じく上級学校における入学許可の関係もあろうし、労働・永住権の英語スキルとも関連するのでしょう。
第15画面 海外渡航歴
検疫関係と、あとはテロ関係でしょうかねー。検疫はあとでも出てきますけど。
第16画面 海外ビザ歴
★★16番は欠番なので画面と番号がズレてくる
過去と現在のビザを聞いてます。オーストラリアと他国の両方。現地で申請する人の場合、現在のビザは所持してますから、それを記載。現在観光ビザで来ている人は、Visitor Visa (ETAS, subclass 601)とでも書いておけばいいでしょう。
第17画面 健康関係
特に問題がなければ、オールNOでいいです。
→MORE
昔は学生ビザの場合、全員健康診断を受けていたのですが、「無駄すぎる」という批判があったのでしょう、必ずしもやらねばならないわけでもなくなってます。やるべき場合は、その旨移民局からメールがきます。
そして、「この人は健康診断を受けさせた方がいいかどうか」のあたりをつけるのがこのページでしょう。
だからといって、安く済ませるための健康診断逃れとして、何が何でもNOにしたらダメですよ。後でバレたら面倒なことになりますから、あくまで正直に。
問2〜4は、オーストラリアの病院や養老院、幼稚園や託児所など特に感染に弱い人達のいるところに行くつもりのある人は、予め健康診断を受けろというのが本来の趣旨です。ここでYESをクリックすると、あとでメールが来て健康診断を受けなさいと言われる可能性が高いです。これが面倒臭いと感じるなら、全部NOにしておけばいい。しかし、現地で働くのが夢で、そのあたりはやはりキチンとしておきたいのだったら、ちゃんと健康診断を受けるべし。
看護学校や医学部に入学するなら当然YESに決まってますが、語学学校レベルで、「できたらいいな」くらいだったら、わざわざこの時点で受診しなくてもいいと思います。その機会があるかどうかも分からないし、こちらに来たら気が変わるかもしれないし。また、実際に働くようなことがあれば、雇用先からその点はチェックされるだろうし。こちらでも日本とほぼ同額で健康診断は受診できます。
あとは重大な既往症や予防接種についてあれこれ聞いたり、注意書きをしています。見慣れない病名英単語のオンパレードですので、ボキャ力UPを目指すあなたは辞書で引いてください。チュバキュローシス(結核)、へプタイシスB(B型肝炎)くらいは、常識レベルとして覚えておくべしです。日常会話でも出てきますから。当然、プレグナンシー(妊娠)なども。
第18画面 犯歴〜「いい人」チェック
キャラクターテストと言われる「いい人度チェック」です。要は犯罪者とかテロリストではありませんよということです。一般的な日本人だったらオールNOだと思います。そうそう国外退去経験があったり、戦争犯罪人やアルカイダに参加するなどドラマチックな人生を送っている人は少ないでしょう。
ただし、かつての違法行為については、厳密にいえば、交通違反なんかも含みます。気になる人は全部正直に申告したらいいですが、どうでもいいような気もします。なぜなら「この人物を入国させるべきかどうか」という国家判断レベルにおいては、あまりにも日常的で誰でもやってるような微罪(駐車違反とか)はイレレバント(関係ない)な感じもしますし、そんなことを聞いているのではないでしょうし。
しかし、「オーストラリアの国防に危害を加える活動に参加したことがあるか」「あなたはテロリストですか」で「はい」って書くとでも思っているのだろうか?意味あんのか?
第19画面 学生ビザ遵守宣誓
学生ビザに関する「宣誓」です。
「ちゃんと資力があります」「変更があったらすぐに申し出ます」「ビザ条件を遵守します」という当たり前のことばかりなのだが、前のページがオールNOだったので、勢いでここもオールNOにしてしまった人が居ます。「ビザ条件を守るつもりはありません、お金もありません」と”宣誓”しちゃったわけで、移民局から「本気か?」というメールを貰ったそうです。お気をつけを。
なお中段以降8534がどうしたとか延々注意事項が書かれているのは、画面でも解説したように、学生ビザを5回も7回も更新更新で居続ける人に対しては、「ええ加減にせんかい」「これで最後、もう次はないよ」という最後通牒が下される場合があるよという注意書きです。かーなりムキになって書いている感じがするから(8534と8535の違いもよく分からんし)、そういう人が多いのでしょうね。
第20画面 宣誓
またまた「宣誓」です。これまで記載した内容に間違いがありません、ちゃんとわかってますという宣誓です。ここも勢いでオールNOにしちゃわないように。
ただ感じたのは、以前と違って個人情報を熱心に取得しようとしていることです。指紋や外貌なんかも求めに応じて提出するとか。もっとも個人情報の注意的な扱いについても書いてます。これは、学生ビザとか不法滞在以上に、テロ対策という国家的な流れがあるんだと思います。もしかして単一フォーマットもそのための伏線かよ?って気もしますな。
第21画面 最終確認
これまでの記入した内容が一気にドドドと表示されます。
記載内容に間違いがないかどうか、しっかり確認してください。
Immi Accountにおける添付書類要求
上記の手続きであとは支払画面に行ってくれたらいいんですけど、おそらく添付書類をつけろと言われるでしょう。冒頭のImmi Accountにはこんな表示がなされていると思います。
そして、各種の書類について添付しろと言われてます。
これねー、2016年07月改正からしばらくはこうなってるでしょうけど、いつまで続くのかな〜?という気もします。だって無駄だもん。さきにも書きましたが、日本人×英語学校ってノーリスクの典型のようなケースだから、こんな面倒臭いこと聞くこともないでしょうに。まずGTEについては、この設問自体が無意味というか、ヤバそうな人を落とすための難癖関門のような機能しかないと思います。だって不法滞在しますか?って聞かれて「はい」という人はいないでしょうし、Letter Statement(書面による宣言)なんか幾らだって書けるし、これを年間学生ビザ発給30万人分やるのか?出来るのか?というと疑問です。
OSHCなんか提携保険会社からオンラインでダイレクトで調べられるはずで(税金システムなどMyGovはそうなってる)、無駄。さらに、身分証明もパスポートがあれば、生年月日も国籍もわかるんだから、それ以上に運転免許とか出生証明とか要らんでしょうに。「運転が出来るという事実」なんか知ってどうするのだ。
ヤバそうな人(いかにも不法滞在しそうな)を徹底的に審査するために多くの資料が必要とか、テロ対策のためにここを先途と個人情報を集めまくろうという趣旨なんでしょうけど、数十万単位で仕事増やしたら移民局が疲れるだけじゃないか。だから、内部的に修正パッチプログラムを入れて、リスクが低いパターンにはこういう画面が出てこないようにするのではないかと。てかAIがこれだけ進展して、それをしないのはシステム管理者が無能だと思いますよ。だから、いずれかの時点でもっと簡易になるんじゃないかと思われるし、移民局のためにもそうあって欲しいですね。
ま、そうは言っても、当面やらねばならないのが現実。ならば、とっととやることやってしまえばいいです。添付するための画面は以下のとおり。
↑これはGTEの証拠ファイルを添付(アップロード)する画面です。一体何が証拠になるのかようわからないのですが、上記の画面9のGTEの箇所のカッコ内では不十分だということであれば、同じ内容のものをテキストファイル(ノート・ファイルでも、WORDでも)で作って、アップロードすればいいです。その際、タイトルに "Letter Statement for Genuin Temporary Entrant"とでもしておいて、適当に間隔あけて名前とTRNと日付を書いておく。その上で、本文一行目からいきなりコピペでいいでしょう。もっとカッコ付けたい人は、”I hereby declare about my genuin intention for staying Australia temporary as follows;"とかなんとか書けばいいです。でもこれだけ書ける人が英語学校に行くということ自体が「怪しい」という気もするのだが(笑)、そのあたり移民局はどう考えているのだろう?。
その他の資料としては、例えば、この後NZやカナダワーホリに行くことが決まってるから間違いなく出国しますよってパターンで、それらの国々のビザ(告知メール等)であるとか、既に航空券を取っている場合の資料であるとか。あるいは、帰国したら結婚が決まってるんだとかいう式場の予約資料や恋人の写真やら。帰国してからの就活プランを起業プランを熱く語るのでもいいだろうし、要はこれだけの事情がある人だったら間違っても不法滞在することはないだろうなって思ってもらえればいいわけです。その気になったら無限に出来ると思いますよ。
そんなこと言われても資料も証拠もないですよって言いたいときは、この画面でのカッコに理由を書く。
例えば身分証明について、運転免許を持参してればスキャンしてJPGなりPDFで添付すればいいでしょうけど、持ってない人、持参してこなかった人の場合、その旨書けばいいと思います。
戸籍についてはまず要らないと僕は思います。なぜなら出生証明なら日本のパスポートに生年月日が書いてあるからです。それ以上に日本の戸籍でわかることは出生地と家族関係ですけど、そこまで言うかな?と。それと移民局の規定によれば、英語以外の文書の場合、適式に英語に翻訳して出さねばなりません。この場合の翻訳とはNAATI合格者などオーストラリアの認めた翻訳者のことです。さらにコピーなどについてはJP(市井の公証人)による謄写証明サインが必要です。そんなもん知ってる人は少ないし、日本国内においてはほぼ絶望でしょう。
だから厳密に言えばできっこないんですよねー。無茶言うわって。でもって、役所の特質を考えると(どの国でも同じだと思うが)、とりあえず無理難題に近いくらい厳格なルールを押し付けて(一生懸命仕事をしてますというポーズは取りたい)、その上で問題なしケースだったら、そのために一応「カタチ」だけそれらしいことをやらせて甘々にパスさせる。本当に取り締まりたいケースになったら、なんだかんだ難癖つけて許可しないという。だから日本でも天下りがなくならないのですが、それはさておき、この場合、カタチだけそれっぽくしておけばいいんじゃないかと思います。実際、過去のケースでも、日本国籍以外の方とかうるさく言われるケースもありましたが、翻訳といっても自分でテキトーに翻訳したもので全然通ってますからね。
上のカッコ内の「だって出来ないんだもん宣言」をしないで次にいくと、こうやって怒られます。
おそらく今回の改正でも、大まかにフォーマット作って、あとは動かしてみて、実際の不具合は徐々に微修正していこうって感じだと思います。こんなの厳密にやっていったら事務が廻るわけないですから、どっかでメリハリをつけないと上手く進まないでしょう。そのメリハリが聞いてきたら、「日本人?あ、OK」という感じになっていくだろうと思います。
あとは、「たまたま担当者が馬鹿だった問題」というのがありますが、これは画面9-10のところで書きました。これからオーストラリア(海外)に来るんだったら、いや最近は日本でもそうだというが、生きていればこの馬鹿問題は常に生じます。なぜか理不尽なことを言われるとか、平気で大嘘言われるとか、どこでもあります。これに対応するコツは、こんなものは天災だと思うことです。多くの場合は「にわか雨」くらいのことです。ムキになってはいけない。それで「もう世間(人間)なんか信じられない〜」と世界観を歪めるのは拡大損害なので絶対に避けること。損の上塗り。「やれやれだぜ」とシュラッグしてやり過ごせばいいです。それか、「おーし、燃えてきた!」とゲーム的に割りきって徹底抗戦して大喧嘩をエンジョイすること。先輩オージーのやり方見てると参考になりますよ。"Oh?"とか"He knows nothing"とか言って、クールな顔して諦める(他の手を探す)。あるとき年配のご婦人が、ぼそっと"very professional"とか言ってて、横で笑いを噛み殺すのに苦労しましたが。でも、ここで理不尽な分、あとで信じられないくらいいい人に出会って、ありえないくらい良くしてもらったりするんだから、トータルでは帳尻合ってるんですよね。しかし、ま、たかが学生ビザごときで、そこまでドラマチックな展開になることないでしょうけど。
2019年追記〜日本人でも結構落とされているという噂
噂ではなく実例としてあがってきてます。
昔から、学生ビザの更新が今度で6回目とかになると「ええ加減にせえ」と言われてしまうというのはありました。でも一回目の学生ビザでも落とされるというのはここ数年の話です。
ただし、その理由はよくわかりません。かーなり「運」ではないかと睨んでいます。
バックグラウンドには、ビザにまつわるいかがわしいビジネスの蔓延があります、カタチだけの学校、カタチだけの雇用者なんかをでっちあげて、それを使って証明文書などを発行させてビザをとりましょうという詐欺的な行為です。例えば、
Widespread fraud in Australia’s work and student visa programs, claims investigation というのは、2016年段階のSBS(日本のNHK第二みたいな)での報道ですが、労働ビザをスポンサーしてやるから(従業員に対して)金を出せとか要求するとか、もうほとんど蛇頭みたいな世界です。
それがあるから移民局もピリピリしてるという背景事情が一つ。
第二に、移民局の担当官の質がまちまちであるという点。優秀な人もいるんだけど、ダメダメな人もいる。いい加減な指示ばっかする人もいる。だからいい加減な判断でビザ却下されてしまうケースもあるだろうということです。どこかの移民弁護士(コロンビアだったかな)、配偶者ビザ却下に対する異議申立裁判では、移民局の勝率5割以下、つまり(裁判沙汰にまでなった)却下判断の半分は間違いだったとことで、その精度の怪しさがうかがわれます。でも、こんなのは「運」です。
第三に、時期による違いがあります。例えば、2019年5月に連邦総選挙が行われましたけど、多分に政権交代が予想されていました。こちらでは政権交代になると役所の上層部は一新されますし、また政策もガラリと変わることがある。だから行政(移民局)も様子待ちで仕事の手を休めることもあるでしょう。あるいは、配偶者ビザの改正があるので、昨今駆け込み乗車的に申請が大量にあると思われる所、そちらに手をとられているのではないか。あるいは、年度末(6月末)に近いので、予算消化で無駄遣いするみたいに、かなり仕事が荒くなって、やっつけ仕事みたいになることもあるでしょう。
事実、2019年の4-5月あたりは、僕が知る限り、あっという間に学生ビザが取れています。なかには申請後2分で下りたというケースもあるし、他も翌日には取れてました。2分ってことは、これはもう絶対GTEなんか読んでないですよね。翌日なんて場合でも、真面目に読んでるとは思い難いんですよ。だから、イケイケの時期(もう何でもいいから通しちゃえ的な時期)にあたると楽だけど、とにかく却下して「厳正に審査してますよ」的なポーズ、つまり「やってる感」を国民やメディアに示したいときは、意味なく厳しくなるし、イケニエのように犠牲になって却下される人もある(かも)。
以上、見てきたように、こうすれば大丈夫という法則性はありません。
これはもう、「どういうときに上司の機嫌が良いか?」問題と同じで、法則性があるんだか、ないんだかよう分からんし、自分には預かり知らない遠い事情(上司が出掛けに奥さんと喧嘩したからムシャクシャしてるとか)による場合も多いし、結局の所よくわからない。だから「運」だと。
でも、考えてみれば世の中そんなことばっかりだし、別に今更嘆くことでもないでしょう。対策としては、ベストを尽くすしかないです。移民局もいい加減ではあるのですが、話に聞くほかの国のように「賄賂を贈らないとダメ」なんてヒドイわけでもないんです(むしろ日本以上にクリーンかも)。大まかにいえば、適法に動いているわけで、「運が良くないとダメ」ではないです。ただ「まれに運が悪いときもある」程度です。
第22画面 申請料の支払手段の選択
以下のページは、以前と大差ないと思われるので、体裁は多少違うでしょうが、従来のものをそのまま貼っておきます。
クレジットカードでの支払いのページです。
オーストラリア国内にいるということで、国内でよく支払手段に使われる簡易な銀行振込(B−PAY)も選択肢になっています。しかし、B−PAYの注意点が延々書かれ、なんかBPAYで払って欲しくなさげな印象もあります(^_^)。
第23画面 クレジットカード支払のページ
ここは普通のオンラインショッピングと同じです。ただし、画面でも解説しておいたように、ボタンを押すのは一回でいいです。サーバーが重かったりして全然進まない場合でも、イライラして何度もポチポチやってると、その回数分引き落とされたりするかもしれず、じっと我慢で待っててください。
時間的に切迫している人は、ここまででセーブしておいて、後日時間があるときに続きをやればいいでしょう。画面を放置したまま席を離れたら、大事なクレジット情報などが第三者に漏れてしまいますし。また、ネットカフェなど公共でやってる場合は、履歴を消すなどされるといいと思います。
第24画面 申請受理のページ
ご苦労様でした。最後までいくと、このような受理画面になります。
ここで大事なことは、
TRN番号を控えておくことです。今後の照会などで必要ですから、絶対に控えておいてください。
その他、申請書の内容を全部記載してあるファイルやクレジット支払のレシートなどもクリックしてダウンロードしておくといいです。
また、今後自分のビザの状況をオンラインで照会できるVEVOシステムもこの際登録しておくといいです。ビザレーベルの代わりになりますから。VEVO登録画面は次で解説します。
一件終了したら、必ずEXITボタンを押すように。さもないとALT+←で過去の記載が読めてしまい、あなたのクレジットカード情報から個人データから全部他人に見られてしまうリスクがあります。それに加えて、出来ればブラウザの履歴を消すとか、そのくらいやってもいいくらいです。
第16画面 VEVO登録・照会
VEVOの登録といっても、単にパスワードを登録するだけで良いです。超簡単。
これで、以後、VEVOに行って、自分のパスポート番号やTRN(交付後はVGN)、パスワードを入力するだけで、自分のビザの内容が一目瞭然に分かります。画面の最後にVEVOの照会画面を貼り付けておきます。
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