学校名 |
ILSC/Sydney 旧 Pacific Gateway International College, SYDNEY |
住所 |
Level 6, 532-540 George Street, Sydney Ph 02-9247-1744 要するにタウンホールのウールワースの上層階です。 2012年から移転 。学校のWEBページ |
コースと費用 |
Full Time Course/ゼネラル英語コース 費用と日程 ・2020年度は、1-11週が425ドル、12-23週が415ドル、24週以上が405ドル。 ・4週ターム(ここではセッションという)で、比較的ターム単位で動いており、授業料も入学時期もターム単位で表示されている。が、タームの途中でも入学できます。 ※詳しくは学校のWEB上のFeesをご参照下さい。 |
備考 |
もともとはカナダの学校。そして日本人の創設、経営による学校。
創設から展開の経緯がこの学校を特徴づける大きな要素になっている。すなわち、「海外に出た日本人が今ひとつイケてないというトホホ状況の打破」、です。これはAPLaCのコンセプトとモロにかぶりますが、勉強は真面目にやるんだけどシャイで積極性に欠けるから実戦経験が乏しく英語をモノに出来ないし、英語を駆使することによって得られる甘い果実をミスってしまう、それはとても勿体ないということです。これは誰でも言うことで、ある種耳にタコかもしれないけど、本当にそうで、別に上から目線でお説教のためのお説教として言っているわけではない。なぜなら、@やってしまえば意外と誰でも簡単にできてしまう、そしてA出来てしまえばガラリと世界が変わり、途方もなく楽しくなるからです。こんなに簡単で、こんなにリターンが大きいことをやらないというのはメチャクチャ勿体ない、と。ハタから見ててもイライラするほど勿体ないので、じゃあ支援しようということで、僕は一括パックで置き去りサービス(^_^)やシェア探し特訓をやってるわけですが、この学校を創立された方も同じような国際コミュニケーションのノウハウを教えておられたそうです。それが英語学校として展開し、やがてオーストラリアにも支部を出し、ブリスベン、そしてシドニー校も出来たという。 そのための実践としてこの学校が行っているのは、例えば母国語厳禁ポリシーです。こんなことはどこの学校でもやってます(母国語喋ったらカンパさせられるとか)。しかし、この学校の場合、キャンパス内だけではなくキャンパスから2ブロック以内を厳禁エリアとする、さらに規定回数以上この禁を破った場合、退学になるという厳罰が待ってます。そして、言ってるだけではなく、本当に過去4名が退学になっているそうです。 トーキングコンテストといって、街角に出てオージーに話しかける回数を競うコンテストがあり、優秀者の姿をプリントしたTシャツを記念に作ってくれるという楽しいイベントもあります。また、特別ワークショップとしていかにして現地に溶け込むか、日本人が固有に持ってしまっている殻を破るかのノウハウをやってくれたりもします。また、ロケーションも、同じシティといってもTownhall〜Chinatownの日韓村からかなり離れたロックスエリアにあります(ワーホリ棲息率が低いエリア)。 普通の英語学校としても水準に達していますし(特にゼネラル英語コース)、キャンパスも綺麗で、ガラスを多用し、窓が大きく、シティの学校としては陽光に恵まれています。基本的にワンフロアであることもポイント高いです(人数が増えたので他の階にも1教室あるけど)。選択科目とは別に自習時間帯にもワークショップを設けています。 マイナスとしては、この学校の特徴・訴求力として当然の帰結なのですが、日本人比率がやや多いこと(といっても20%台ですが)。また、大規模校のようなスケールメリット(ケンブリッジやEAPクラスがレベル別に豊富にあるとか)には欠けます。 料金ですが、折々にスペシャルを打っていますので聞くべし。 ちなみに、2010年11月のアナウンスで、ILSCというカナダを本拠地とする世界規模の語学学校に買収されています。 語学学校の経営権譲渡は珍しいことではなく、またここ数年非常に激しくなっています。ただし、譲渡されたからといってガラリと内容が変わるとは言えず、特にその学校がユニークな個性や高い評判を勝ち得ていた場合、そのブランドイメージを大事にする傾向があります。 この学校の場合も、従前通りの経営をされる旨聞いていますし、資本関係の変更がキャラクターの変更につながるわけではないでしょう。実際にも従来通りの方針で運営されています。 2012年12月から、タウンホールのウールワースの上に引っ越しているのですが、私見では、前の立地(Level 7, 190 George St,The Rocks)とビルが良かっただけに、「うむむ」という気もします。 タウンホール以南は日本人(に限らないが)村カルチャーであり、且つ微妙に日本人比率の高い学校なだけに、そのあたりの「化学反応」が気になってしまいます。 |
語学学校の選び方