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SCE/Sydney College of English

※コロナ禍のために2020年04月に閉校しました。
ただし、十分に余裕を持って丁寧に整理しており、残存していた生徒さんはih(international house)に引き継がれましたし、またSCEのユニークな医療英語コースやジュニアプログラム、さらにスタッフもihに承継されており、結果としていえば吸収合併のような感じです。



学校名 SCE/Sydney College of English
住所
住所(2015年3月以降)
Level3, 579 Harris St, Ultimo, NSW 2007

★表示させない「旧住所)
1st Floor, 35-39 Mountain St., Broadway,Sydney, NSW 2007
Tel:+61-2-9281-5211 /Fax:9281-5208


http://www.sce.edu.au/英語
http://www.sce.edu.au/jp/ 日本語版

コースと費用 学校のWEBサイトに割引料金も含めてちゃんの載せてくれてます(これやってるとこ意外と少ない=エージェントとの関係でしょうね)
Intensive English Communication(ゼネラル英語コース)
2019年度料金(正規料金)
・入学金 $250
 スーパーインテンシブ(週28時間)の他にインテンシブコース(週20時間)があります。
 スーパーインテンシブの場合、授業料 $410、インテンシブは週380ドル。
 EAP、IELTS、OETも週$410
 ケンブリッジ準備は410ドル。
 イブニングコース(→姉妹校のAccessで受講するようになりました)

・Starting DATE:際には毎週月曜から入学できるのであまり気にする必要はない。


その他のコース
Preparation for Tertiary Study(EAP/進学コース)
・12週間コース

Cambridge Certificate Coureses
・10/12週間コース
・FCE、CAE、CPE各レベルの他、Cambridge Business Certificateコース

医療英語プログラム
午前は通常通りで、午後に医療関係の英語を習い、病院見学もある。入学するにはそれなりのレベルが必要だが、希望者は各国の医師や看護師など現役の医療関係者が多く、体験者の話では非常に良い刺激になったとのこと

   高校準備コース
※詳しくは学校のWEB上のこのページをご参照下さい。


備考
・学生の国籍数が常時30か国前後に及び、シドニーの学校の中でも最もコスモポリタンな学校の一つ。学生ビザ率が非常に高く(7割前後)、ワーホリや観光ビザの短期留学よりは、腰を据えての長期留学者の比率が多い。

・オーソドックスで、バランスの取れた学校。
ファンシーな部分は少なく、地味といえば地味。すなわち、激安路線をいくわけでもないし、アクティビティの充実を売りにするわけでもないし、各国語スタッフを揃えてあれこれ学生サービスを充実させるわけでもない。人目を引くようなキャッチーなコースを乱立させているわけでもないし、ピカピカの最新鋭の設備を誇るわけでもない。ゼネラル英語中心で、きわめてオーソドックスなたたずまいと運営であるが、しかし、その無印良品的なスタンダードさが、あたかも優秀な公立高校のような凄味を感じさせる。このあたりは学校を実際に見比べて歩かないとピンと来ないとは思うけど。

 「スタンダードの凄味」とは、ファンシーでチャラチャラした部分が存在しないゆえの凄味であり、具体的には、大々的な日本での売り出しもしないので、日本から業者まかせの”真空パック”のように送られてくる日本人学生の比率も少ない。日本人のなかでも、それなりに真剣志向である程度のレベルの人が多い。また、ヨーロピアンに対しても、ファンシーなビーチライフを宣伝するわけでもないので(最も海から離れている学校のひとつ)、費用重視の東欧系も多い。結果として、ある特定の国籍集団が支配的になるということもなく、レベルによって民族構成が極端に違うということもない。

 第二に、学生をあまり過保護にしないので、個々の学生の自立心は相対的に高く、独立独歩系。全体の中の割合でいえば、ゼネラルのクラス数に比べると、EAP(進学)、ケンブリッジ、医療英語、OET(永住権のための職業英語検定という超難しいコース)など、上級・真剣指向のクラスが多い。

・スーパーインテンシブとインテンシブと分けても、ここは真面目な学生さんが多いから実際にはほぼ皆さんスーパーインテンシブにしているようです。まあ、一日の末尾を多少削っても週2000円くらいしか安くならないなら勉強した方がいいんじゃないかと個人的には思ったりもします。


・2015年03月末からの新校舎は、UltimoのPowerhouse Museumの向かい。

・ポイントとしては日本資本で日本人が幹部にいるので、日本語であれこれ相談できるだけではなく、それが学校の中枢に届くことです。マネジメントも日本流で、オージー的ないい加減さがないので、そこはすごい楽。あと、コース変更など比較的融通きかせてくれるので(もちろん理不尽な要求はダメだけど)、そこもポイント。

 これは予算を抑えつつ長期間通う場合のホリデーブレイクの入れ方(滞在週数をのばす)などでものすごく役に立ちます。

 この学校のキャラがAPLaCと似通ってることもあって(質実剛健でチャラくない)、20年以上の付き合いです。「チャラくない」というのは「海外さえ行けば(勉強しなくても)英語ができるようになる」的な「夢見る夢子さん」的な部分がなく、「真剣に勉強しなきゃ1ミリも伸びんよ」というクソリアリズムをベースにしてる点です。

 ウチからは歴代で一番いってるんじゃないかな。APLaCに来る人は基本真面目な人=「物事を成し遂げる」とはどういうことか?をちゃんと知ってる人なので、学校からも感謝されます。学校にとって「真面目な生徒(単にガリ勉という意味ではなく)」が最大の宝ですから(学校の雰囲気は人で決まる)。だらしない生徒を送るエージェントよりも、良い生徒を送ってくれるエージェントの方を大事にしてくれます。それもあって、なにかと融通聞かせてくれるときもあります(料金とか期間とか)。それは僕のおかげではなく、歴代APLaCの先輩諸氏のおかげです。

 現時点での日本人カウンセラーは平井さんという女性です。ここは歴代カウンセラーいずれも優秀なのですけど、平井さんも例外ではないです。生徒さんがちょっと欠席がちになるだけで僕に連絡してくれるし、凹んでそうだったら声をかけるとか、よく見ておられるなーと。

語学学校の選び方

序章 カタログショッピング的学校選びの危うさ
  〜学校紹介データの読み解き方

(1) ロケーション    
(1-2) 学校と住居のコンビネーション
(2) 予算、授業料
(3) 学校の個性と居心地(規模、雰囲気)
(4) 目的やコース (IELTS、ケンブリッジ、ビジネスコース)
(5) 英語力別の学校の適性(初級・中級・上級)

(6) 上級編・本質編:何のために学校にいくのか?
  〜「結果を出す」留学のために




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