食材に関する一考察=野菜編 パディスマーケットの野菜売り場 |
◆ピーマン◆ 当地ではカプシカム(Capsicum)と言って巨大なピーマンの形をしているが、肉厚でほのかな甘みがある。赤ピーマン(Red Capsicum)も同様に大きいが、より甘みがある。 |
◆なす◆ 通常見かけるの巨大な米ナス(Eggplant)は、水分が少なくアクが強いので、天婦羅などにする場合にはしっかりアク抜きすること。また、時折アジア系の食品売り場で日本の茄子のような小振りのものも見かける。 |
◆きゅうり◆ 通常八百屋などで見かけるきゅうりは巨大で、日本のものより水分が少なく身が硬い。サラダや酢の物にも利用できるが、チャーハンや野菜炒めなどに入れて炒めてもおいしい。日本のきゅうりに近いと思われるのがレバニーズ・キューカンバー(Lebanese Cucumer)。またこれによく似たズッキーニ(Zuchini)があるが、これは炒めもの、キャセロールなど火を通して食べた方がおいしい。 |
◆カボチャ◆
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◆大根◆
これも時期によって結構変化するようです。98年後半以降、大分太った大根が出回ってきたようです。 |
◆白菜◆
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◆芋類◆
タロ芋(Taro)を豚汁などにいれると代用できる。サツマイモ(Sweet Potato)は日本のサツマイモと似たような形のものを購入すればよいが、中身がオレンジ色のものもあり、ホクホク感は劣る。フライドポテト程度の大きさに切ってオーブンで焼き上げると、石焼き芋のような感じになっておいしい。
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◆ぎんなん◆
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◆くり◆
乾燥のむき栗も同店で購入できるが、今一つ感心しない。生栗はスーパーで6〜7月頃に売っている。日本のものに比べるとやや小粒だが、味は良い。 |
◆れんこん◆
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◆長ねぎ◆
★tetuさんの補足情報(11月18日):かなり太めですが,一応関東風の白ねぎにあたるものとしては,leekがあるのではないでしょうか.もしかしてシドニーでは見かけませんか? (ああ、そうですねえ、太いので「ねぎ」という感じではなかったですが、そう言われれば長ねぎに入れてもいいかもしれません。ピーマンもナスもデカくてもそう認識してあげてるのですから、leekもそうしてあげてもいいかもしれません(田村)) |
◆しいたけ◆
★おなじくtetsさんの補足情報(97年11月18日版):時々スーパーでshiitake mushroomという名で生のしいたけが出ているのを見ます.でも高いので買ったことはありません.またチャイナタウンでは乾燥しいたけ以外に,缶詰に入ったしいたけも入手可能です.ちょっと臭いがきついですが,鍋物などには便利です. |
◆山芋◆(メルボルンのTetsさん提供の情報) Vietnameseの食品店などに,シーズンになるとYam(だったと思う)という名で出てきます.若干の青臭さはありますが,味はほとんど日本の山芋ないし長芋と変わりません.短冊切りにしてよし,すってとろろ汁にしてもよし.今度私はそばを打つときのつなぎにしようと思っています.シドニーで見つかるかどうか分かりませんが,もしあればお試しあれ. |
◆通常の八百屋でそのまま購入して、日本と同じ感覚で料理しても問題ない野菜◆ じゃがいも、にんじん、たまねぎ、レタス、にんにく、しょうが、さやいんげん、さやえんどう、トマト、ほうれんそう(English Spinach)、もやし、チンゲン菜 |
★→魚編に続く
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