ワーホリの部屋



ワーホリ8ケ月目リアルタイム・インタビュー



山本さんの場合(その1)



 山本さんは、地元富山県で福祉関係のお勤めをされていた23歳の男性。
 読み進んでいけばおわかりのように、彼のワーホリにおけるテーマは「修行」。そして現地での生活環境は、バイト代だけで全生計を維持するという万年金欠病との闘い。その昔の苦学生パターンというか、青春放浪記というか、もっと遡れば修行僧というか、非常にストイックな一面を持っておられます。

 そんな話だけ読んでると、坊主頭で尺八吹きながらオーストラリアを歩いてそうなイメージですが、ルックス的には全然今風。来た当初は茶髪でしたし、今は後ろに括ってます。

 人は見掛けによらない?いや、とっても普通のことだと思います。自分をもっと鍛えなきゃというのは誰だって思うことでしょうし、そのときどきのファッションを試してみたいと思うのもまた当たり前のことでしょう。世代だとか、ワーホリだとかいう色眼鏡を外してみたとき、彼の話は、至極まっとーな人が、オーストラリアで至極まっとーな経験を積んでいるという、まっとーな話だと思います。




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