(1)職について
ダーウィンは最低時給$17、平均時給$21とオーストラリアの中でも賃金が高い地域と認識されているよう。
一説によると、それは遠隔地手当のようなものだとか、または近くに資源があるので、観光シーズンにそこまで左右されない等、理由は様々。
≪市内ホテルのハウスキーピング事情≫
ホテルやモーテル、バックパッカーを含めば市内だけで20〜30軒ある。
いずれの場所も徒歩30分圏内なので、 レジメを20軒ぐらい配れば、どこかに当たる(たぶん)。
その中でも特徴のあるホテルの情報↓
★ヒルトンホテル・ヒルトンダブルツリー
キャリア20年とかの東南アジア系のおばちゃんが幅を利かせているため東南アジアの縦社会といでもいうのか、なかなか厳しい環境。
良いポイントは、バッフェ形式のスタッフミールが毎日支給されるのとオーストラリア全土にある、ヒルトンホテルに移動できるというシステムがある。もちろんワーホリのカジュアルジョブでも。実際に本人の希望で、11月にゴールドコーストにあるヒルトンに人事異動する者がいる。
★Adina/Vibe
ホリデーアパートメントとリゾートホテル。
キッチン・バスタブ付きのホリデーアパートメントも一人でハウスキーピングをするため疲労度が高い割に、スタッフミールはおろかランチブレイクも無し。待遇は良くない。
★Mantra
最低でも6ヶ月のハウスキーピング経験が必要らしい。
ここでもハウスキーピングは基本的に単独行動。スーパーバイザーが厳しい。
★Sky City
5つ星ホテル。市内のホテルの中でも、賃金が高いことで有名。
社員旅行まである(ワーホリも参加できる)、バブリーなホテル。
時給については、ヒルトン系列、Adina/Vibeはだいたい$17〜
Mantra・Sky Cityについてはだいたい$21〜
≪Constraction job≫
建設中の新しいビル(主にホリデーアパートメント)がダーウィンのあちこちで見受けられる。
旅行などで久しぶりにダーウィンを訪れたローカル達は皆、「ダーウィンは来る度に拡大している」と口を揃えて言っていた。
ちなみにダーウィンは1974年のクリスマスにサイクロン(トレーシー)が直撃し、市内の建物がほぼ全壊という、壊滅的な被害を受けている。 そこからの盛り返しが、今も尚続いているからなのだろうか。とにかく建設業が盛んな様子。
Constraction jobは噂によると、土日休みでも週$1000。
≪ファーム情報≫
Berry Springという場所にある、チリファームが有名なようだ。
聞くところによると、35日間(無休)そのファームでウーフすれば、セカンドビザのサインがもらえるのだとか。
ただし、ファームを出た後も、セカンドビザの規定は88日間のため、残りの53日間もダーウィン付近に滞在しなくてはならない。
ダーウィンにいるファーム帰りのワーホリと言えば、だいたいはこのチリペッパーというくらいメジャーなファーム。そのうちいつか摘発されるんじゃなかろうか・・・。
監獄みたいな暮らしだった、と言う者もいれば、各国の人との集団生活(台湾人が過半数らしい)が結構楽しかったと言う意見もあり、やはり人によって様々。
(2)住について
≪バッパー情報≫
ハイシーズンである乾季は一泊(6〜8人部屋)$34が相場。YHA(6人部屋で各部屋にバスルーム付き)なら$39。
基本的にどのバッパーも長期ステイの割引は無い。
★YHA
レセプションスタッフがフレンドリーな人が多い。
客の年齢層も幅広いため、全体的にオープンな雰囲気。
住み心地が良かったのでシェアハウスを見つけるまで、なんだかんだで1ヶ月ステイしたが、会う人会う人良い感じの人が多かった。
ダーウィンに来て半月ほど経った時、幼い頃に患っていた喘息が突然再発して、パニックになる。
この時同室だった女の子も喘息持ちで、その子が親切にも喘息用の吸引器を貸してくれたため、幸い症状は落ち着いた。本当に感謝している。
★Youth Shark
パーティホステル。プールがある中庭に面した場所にバーがあるため、夜も騒がしい。
パーティ好きな方はどうぞ。
★Chill's Backpacker
Youth Sharkと同じ経営者らしいが、それほどパーティホステルではないという情報。
可もなく不可もなくといったところ。
★Frogs Follow Backpackers
市内では最安値のバッパーだが、Don't go there.と何人かが口を揃えて言っていた。
外観は確かにボロ汚い。これといって何がヒドイのかはいまいち不明だが夜にこのバッパーの前を通ると、必ずと言っていいほど、タバコじゃない煙の臭いがする。怪しいもの好きな方はどうぞ。
★Dingo Moon Lodge
YHAが予約いっぱいで泊まれなかったので、数日間ステイすることに。
フリーランドリーとフリーブレックファストを謳い文句にしているが、ランドリーは洗濯機が1台しかなく、常に誰かが使用しているため使えたためしが無いのと朝食については、後述するアボリジニーファミリーが平らげてしまったので、あまり良い思い出はない。
マットレスがたわんでいたり、やや不具合が多い。友達はここでベットバグに食われていた。
7月末にダーウィンで開催されたホースレース、「ダーウィン・カップ」。
そのイベントのためかどうかは定かではないが、どこかの州から飛行機で飛んできたとみられる10人を超えるアボリジニーの大家族が、同じバッパーに泊まるという機会に遭遇した。
共同のバスルームでシャワーを浴びていたら、 鍵を壊されるんじゃないかと思うくらい、激しくドアを叩いてくる。
おまけに彼らは、朝早くから夜遅くまで家族全体(5歳ぐらいの小さな子どもから、バアちゃんまで)で騒ぐので、全く気が休まらなかった。翌日バッパーの前にPoliceが到着していた。
≪シェアハウス≫
ダーウィン市内だと、レントの相場はルームシェア(3〜4人)で週$120。オウンルームだと$200〜250。
チャイニーズのオーナーの場合、だいたいがタコ部屋シェア。
酷いところは1つのフラットに13人(3bed rooms)暮らしでバス/トイレが1つ、それで週$140という物件もあった。
市内からバスで10分程の距離に住む同僚は、夫婦で1フラット(2Bed rooms/2bath rooms)を借りており、レントは週$500だそう。
うち1部屋を貸して、合計3人で住んでいるため一人当たり週$125。
このお家にお邪魔したころがあるが、部屋やキッチンも市内のフラットより広いし開放的なつくり。
バルコニーにはBBQセットとハンモックがあり、中庭にはプールが。。
市街地から離れるにつれて、生活の質が高くなるという法則は、やはりダーウィンでも当てはまるのかも。
(3)食について
シドニーほどのダイバーシティは無いものの東南アジアから一番近いオーストラリア、ということもあってかそっち方面の料理が結構レベル高かったりする。
★Mindil Beach ナイトマーケット (Dry seasonの毎週木・日曜日夜)
目の前のビーチもBYOなので、冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールを持参してビーチに座り、マーケットの屋台で買ったご飯を食べながら、夕日を眺めるというのが最近の週末の過ごし方
中でもオススメの屋台は・・・
・パエリア ドでかい鍋と店番をしている気の良いオヤジが目印。 パエリアは$15と他の屋台に比べ少々高めだが、その価値は充分あり。
・スリランカカレー $10でコンテナに3〜5種類のおかず・カレーを選んで、ごはんをパンパンに詰めてくれる
・メキシコ料理 特大サイズのブリートが$10 おいしい
・Ken's Crepe 毎回大繁盛のクレープ屋さん
閉店間際(木曜日なら22時、日曜日は21時)だと、屋台によっては売れ残りのタイムセールがある。
ここで時々友達と一緒に、通常だと1コンテナ$10のものを「3つ買うから、まとめて$10にして!」と交渉している。
★Laksa House
ダーウィン市内から歩いて20分ほどの、スチュアートパーク近くにあるラクサのお店。
ラクサ (Laksa)とは、ガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理(Wikipediaより)。
ここのラクサはコクがあってしっかりとした魚介のダシと、ココナッツの程よいクリーミーさが絶妙◎
チャコールチキン(炭火焼チキンのレモングラス&チリソースかけ)がメニューに並ぶ。
金or土に行くのがオススメ。 BYO
★Buff Club
地元のオジちゃん・オバちゃんが集うバー。↑Laksa Houseのすぐ近く。
週末は仕事帰りの作業服を来たおじちゃん達でにぎわっている。日本でいう”サラリーマンの立ち飲み屋”のよう。
スクーナーサイズ(425ml)のビールがハッピーアワー(夜7時まで)なら$3.80と破格。
この飲み屋で知り合ったおっさんが自称クロコダイルハンター(実際は、クロコダイルクルーズのガイド)という展開もダーウィンならでは。おっちゃんがしきりに「ダーウィンにはTrue Men(真の男たち)がいるぞー!」と豪語していたのも印象的だった。
★Hog's Breath Cafe
こんなに柔らかいステーキ食べたことない!と感激したステーキハウス。
ダーウィンだけではなく、オーストラリア全土にある店。
メニューの中でもオススメはPrime Rib Steak。
店の内装がどことなく”びっくりドンキー”に似ていて、ちょっと日本が懐かしくなる。
★Palmerstonのナイトマーケット
Mindle Beachのマーケットはやや観光客向けだとすると、Palmerstonはよりローカル向けといったところ。
およそ観光客は買わないであろう謎の品物を陳列した店が立ち並び、それはそれで趣がある。
食べ物の屋台もあれば、果物や野菜を売っている店もある。ファミリー層が多く、リラックスした雰囲気。
★La BeachのFish and Chips
友達に聞いたところによると、ダーウィンではベストFish and Chipsとのこと。
Cullen Bayという、ダーウィン市内から徒歩およそ30分の場所にある。
海沿いのレストランなので、海に沈む夕日を鑑賞しながら食事ができる。
以上、ダーウィン以外ではあまり実用性の無い情報ですが、
どなたかの何かのご参考になれば幸いです〜(^^)
ではでは、成田