ワーホリの部屋
ワーホリ体験メールインタビュー
あなたについて−−あなたは、男性or女性、ワーホリした時期
『来週の月曜は二度目のテストです。今回は厳しいですね。5Cくらいまでなら、ある程度勉強してきた日本人なら普通に上がれると思うんですが、それ以上のレベルとなるとやはり違ってきますね。おさえるトコロをきちんとおさえていないと、レベルアップは難しいなと感じます。 現在、私を含め日本人は4人。韓国2人。タイ一人。ほか8人はヨーロッパです。授業にはついていけます。日本での訓練が 役立っているので、ヒーヒー言うまで大変じゃないです。ただ、訛りの強い人の英語は時々聞き取れません。先生が底抜けに 明るいので、それにヨーロッパの男の子たちが便乗して盛り上がります。面白いです。ただ、理解できないと非常に辛い。同 じとこで笑えない・・・(当たり前ですが) 先日、クラスメートの日本人から「時々授業についていけない、話していることが分からない。あなたは?」と聞かれました 。彼女はここで5ヶ月近く勉強していて、(おそらく私よりグラマーは正確だと思うのですが)英語を話す時は、まるで別の 人格が話しているような感じで、感情移入もできなければ、英語で話した、聞いたことは覚えていないらしいです。周囲はヨ ーロピアン、自分だけできないのは辛いし、足を引っ張るだろうと次回のテストでは進級は望んでいないと言ってました。 私も経験があるのですが、なぜか英語で話した内容が、その時は理解してるつもりでも、記憶の中に残っていないんですね。 おまけに喋っているのは、自分じゃない気さえする。幸い、こちらに来る前に、その不思議現象は消えたので、学校でもさほ ど苦労はしなかったです。 個人的に思うのですが、やっぱり日本で出来ることは、しっかりやってきた方が、金銭的にも時間的な意味でも無駄がないか な、ということです。あの不思議現象を抜けない限りは、どうも不自然な英語に感じて・・・何とかせねばと日本で結構頑張ったお陰で今があります(笑)ただ、簡単じゃなかったです。ひたすら地味、地味、地味な作業でした。スピーチ練習みたいな状態ですね(友人に話したら随分驚いてました) そんな私も、次回仮にレベルが上がったら(弱気です)ちょっとどうなるか心配です。うちの学校のゼネラルは評判がよいそうですが、他とどう違うのですか?ボンダイの学校なんかはもう少し簡単にレベルを上げてくれるのですか?というのは、田村さんが入学前に「5Aまで言ったら自信持っていいかもねー」とお話されていたので(笑) 自信ってどこからやってくるのか?シドニーに来て日々思います。今日はヨーロッパの学生の英語が理解できた。なーんだ、 やればできるじゃん私、と思いつつ、翌日には、つたない英語でスーパの人に、○○を説明したが全く通じなくてどよーんと して部屋に戻った・・・と毎日、自信度がマイナスになったりプラスになったりの繰り返し。あぁ、実力はあるのか?ないの か?勉強しながら色々考えたりしますね。どうやって自信を作っていくか、田村さん、これについてどう思いますか?』 |
『学校を終え、今はとあるお土産屋でセールスをしています。メインとなるのは、やはり日本人客ですが、ボスやサプライヤーとは英語で話すことになるので大変です。正直、英語で仕事をしようなんてとんでもないなぁーとつくづく感じています。』 『仕事ですが、安定した収入が得られるので結構満足してます。最初はローカルを探していたのですが、時間も残高も減ってき たので(笑)今の仕事を選びました。ほぼ全員が日本人スタッフですが、いざボスやサプライヤー、お客さんと英語で話してみると「あぁ、オール英語だけって案外きついものがあるかもしれないなぁ」と思いました。いざとなったら、英語のわかるスタッフが助けてもくれますし。これが全く日本語の通じない環境となると、ストレスでいっぱいになってしまうかもしれないですよね。 中国系の観光客も多いので、いまさらながら「大学のときもっと真面目に北京語を勉強しておけばよかった」と後悔してます。辞典を持ってこようか迷いに迷ったんですね。まさか5年後、自分がオーストラリアで世界中の人間を相手に仕事をするとは考えてもみなかったです。人生って何があるか本当にわからないですね。 こちらに来てから、いつも英語の上達がきにかかり、それがまたレベルアップを妨げている状態です。もっとリラックスして少しずつやれたらいいのになぁと感じています。まぁ、性格もあるんですけどね(笑)日本に居た頃より断然しゃべりやすく(口に馴染んだってことですね)なったのは確かで、この点はとても良かったです。これから少し貯金ができるので、帰る前にもう一度学校へ行こうかどうしようか考えています。どう次に繋げるか、難しいところです。』 |
帰国1年後の近況報告メール(2006年5月) 田村さん、ご無沙汰しています!お元気ですか? 早いもので、帰国して1年が過ぎました。シドニー滞在中は、貴重なアドバイスを頂き本当にありがとうございました。アプラックを選んで大正解。ワーホリ希望者にはどんどんオススメしたいと思います。日本に居る今も、田村さんのエッセイは毎週かかさず拝見しています。 現在、私はオージーの彼と札幌で生活をしています。 一年の半分くらいは雪か雨の北海道ですが、美味しい食べ物と動きやすい札幌の街に、彼も満足しているようで安心しています。 豪では、自分が想像していた以上に様々な事を学び、素敵な出会いもいっぱいありました。帰国して、多方面においてその経験が生かされ「あぁ、行った甲斐があったなぁ」と思いました。人生で初めて、自分に「よく頑張った」と言えた時でもありました。日本に居た時は、あれこれ悩むことも多かったのですが、自分らしく生きればいい、何が必要で何が不要か・・・それまで曇っていた視界がとてもクリアになり、日本での生活も楽しくなりました。 「結婚して、子供を産み育て、どこかでのほほんと暮らしたい」と言うと、皆から「えー、そんな面白くないー!!平凡だわ。」と答えが返ってきます。でも、ごく普通だと思っていることが、フツーにできるって大切なんだと思うようになったんですね。豪で生活し、彼に出会い、幸せの意味を考えるきっかけをもらい・・・自然な流れのなかでこうなったのでしょう。だから今はとてもハッピーです。それこそ、お金なんかそんなた くさん無くたって、生きてりゃ十分幸せって感じですね。 そして、帰国後の私の生活をウンと楽にしたもの・・・それは英語です。これはもう本当に嬉しかったですね。英語を使ってもさほど疲れない。シドニー滞在中、何かある度に開かれた、彼の親戚のパーティーの効果でしょう。当時は、今ほど英語が分かりませんでしたから、オンリーネイティブの集まりには随分頭が痛かった!おまけに、私はカラオケで振り付きで踊れるようなタイプじゃないので、もうテンションもあげなきゃいけないし・・・と思うとただただ苦痛(笑)しかし頑張って(我慢して?)良かった。自分の言いたい事が言えず「えー」「うー」と言っていた自分が嘘みたいです。「英語なんか勉強してホント、喋れるようになるの?」っていうのは、ただの言い訳ですね。豪でしみ込ませた英語が、ようやく自分のモノとして使えるようになったんでしょうね。嬉しいです。 今は、日常生活の80%が英語です。3ヶ月ほど前に、洋書の多読を薦めているブッククラブを見つけ、学習者向けの本Graded Readers からスタートし、今は小学校高学年程度の本を毎日1冊くらいのペースで読んでいます。子供向けの本とは言え、なかなか面白いです。TIME やNEWSWEEKも関心のある記事のみ読んでいます。気になる表現なんかがあったら、マメにメモして、彼に確認することもあります。将来、豪移住の可能性が非常に高いので、これからは言語としての英語に加え、田村さんから伺った横広がりの知識を広げていきたいなと思っています。 風邪などひかれないようご注意ください。 それでは・・・ |
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