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2011年09月29日


浅井君の二年目(経過報告)

24/Sep/2011のメール


去年5月中旬にお世話になった浅井雄一です。
今年の6月にシドニーを訪れた際は家に泊めていただき、ありがとうございました。その際に書いた感想文があんまりな出来なので今回改めてメールをした次第です。

今、私は以前働いていたバナナファームでまた働いています。来年2月まで働こうと思っています。

キャンベラ滞在記〜自転車盗難

シドニーで田村さんと別れてから電車でキャンベラに向かいました。
2時間寝坊したり、自転車のキャリアが外れない等のささやかなトラブルがありましたが、無事到着しました。
自転車を組み立てていたら、ペダルを失くしていたので、自転車屋に行き新しいペダルを付けました。

その日はバックパッカーに泊まり、自転車はバックパッカーの前にあるガードレールにロックをかけました。翌朝、自転車を見に行ったら、無くなっていました。多分、昨夜は金曜の夜だったので誰かが酒の勢いで持っていったのかも知れません。
急遽2台目を購入しました。自転車本体で500$+タイヤ等のパーツ交換で1000$もかかってしまいました。
けど、そんなことよりも自分にとっては兄弟、相棒みたいな自転車がなくなったことがショックでした。

Broken Hillへ

とりあえず、Broken Hillを目指してキャンベラから出発しました。

途中、ガスストーブを買い毎日毎食パスタを茹でて食べました。
道中、牛と羊以外に会わない日も多かったです。

Mildura周辺にあるオレンジワールドでオレンジジュースとオレンジチョコ?(乾燥させたオレンジにチョコを塗ったもの)を食べました。酸味が少なくて甘い美味しいオレンジでした。

二度あることは三度ある

Broken Hillで買い物をしていたら、Mildura周辺で会ったジョン&リダ夫妻に会いました。
少し話しをしてすぐ別れましたが、2時間後にまた公園で出会いました。
今夜は近くのレストエリアでキャンプするといったら、彼らが夕食を作るから一緒に食べようと誘ってくれました。
あの辺りは風邪が強く寒いのですが、とっても温かい夜を過ごせました。次の目的地をPort Augustaに決め翌朝別れました。

そこから先は人口10人以下(のようにすら見える)、ロードハウス一軒しかないような小さな町(?)がいくつか続きました。
風が強く距離が稼げない、そのくせ食料はどんどん減っていって少し困りました。
道中、車のクラクションをよく鳴らされました。当時の自分にはそれが苦痛で半周してケアンズから日本に帰ることにしました。
Port Augusta周辺で二日間程休憩してから北上してアリススプリングスを目指しました。

名所

アリススプリングの南90kmにあるStuart Wellというロードハウスで歌を歌うディンゴに会いました。
ピアノを店の人が演奏してディンゴがそれに合わせて歌う(?)という、かなり愉快なものでした。

体の調子が悪いのは

それまではウールワースかIGAで主に買い物をしていたので、食べ物に偏りがでて栄養面が悪かったのか体調を少し崩しました。ヨーグルト、リンゴ等の栄養価の高そうな物を食べて三日間休養してもまるで変化がないので駄目もとで服を洗ったら回復しました。

Tennant Creekで去年自転車の修理代+一週間家に泊めてもらった大変世話になった方に会いにいきました。温かく迎えていただきました。

可愛いけど

Camoowealという町のスーパーでカンガルーの赤ちゃんを抱っこしました。店の人が近くの道路で拾ったそうです。
まだ生まれてから二週間程度しか経ってないそうですがずっしりと重かったです。

Townsville滞在記

道中世話になった人の家に三日間泊めていただき、マグネティックアイランドへのフェリー代も出していただきました。
初めて野生のコアラを近くでみました。写真で見るのとは随分違ってあんまり可愛く無かったです。

Innisfailまで北上して山を超えてRavenshoeに向かいました。
傾斜8%の坂が5km、10%の坂が3kmもありました。
けど、Gordonvale〜Atherton、Cairns〜Mareebaと比べると大分楽でした。どちらのコースも同じ山越えでしたが、ジェットコースターみたいな急カーブと30kmひたすら急な坂道を太陽に照らされて歩くような速度で漕いでいったのは良い思い出です。

仕事について

給料編
自分が働いているスミスファーム(Swiss farms)では、最低時給が18$です。毎週大体400$ぐらい貰ってます。労働時間は朝7時から夕方4までです。途中、2回10時と1時に20分の休憩があります。

仕事内容
他のバナナファームに比べると毎週4〜5日安定して仕事があり、給料もそう悪くはないそうです。めったなことではクビを切られることもありません。しかし、クオリティに関して厳しいです。

幸い自分は前と同じポジションに配属されました。
4ヶ月も経つと随分変化があり始めこそ戸惑ったもののすぐに慣れました。
自分は立場的には一般ワーカーですが、スーパーバイザー?現場監督?みたいなこともしてます。
基本的には一人で仕事して必要があれば適宜応援を呼んで指示をだしたり、やり方を教えたりしてます。
問題点を洗い出して改善策を出したり、もっと効率のいいやり方を研究したりと少し大変です。

英語環境
全体で80人ぐらいいますが、30人近くを日本人、同じくらい台湾人がいて残りはブラジル人が10人です。
それ以外の国の人はほとんどいません。

日本人のスーパーバイザーがいることもあって半ば日本人村化しています。しかもケアンズで英語学校卒業後友人を頼ってやってくる人が多いです。自分が見た限りオーストラリアを楽しめてないのかな?と思えるときもあります。多少は付き合いもありますが、自分には敬語の使い方、気配り等学ぶべきことが多いので あまり気にはしていません。

コレクション

現在自分はポストカードを314持っています。
レイクランドまでは訪れた町や滝等を、働き始めてからはレイクランドとクックタウンのポストカードを全部買いました。
去年からの分も合わせると500枚ぐらいあると思います。かかった費用は700$ぐらいだと思います。


キャンベラから半周してレイクランドまでの6000kmを所持金1200$で三ヶ月で乗り越えることが出来ました。
勿論自分独りの力ではなく毎日誰かが助けてくれました。いつか自分も誰かを助けれらるようになりたいです。

思った以上に長くなってしまいました。もしこのメールが誰かへの励みになれば幸いです。
失礼します。

浅井雄一


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