Introduction-はじめに



    どうしてこんなものを書いているのか?







       だれに頼まれたわけでもないけど、このシドニー生活体験マニュアルノートを書いてます。


      1994年の4月、誰一人知人のいないまま、「何とかなるだろ」とポ〜ンとシドニーにやってきました。でも世の中そうそう甘くはなく、やはり右も左もわからず途方に暮れる羽目になりました。もちろん既刊の海外ガイド本にはかなりお世話になりました。それでも「ああ、こんな本があったらなあ」という思いが募ったものです。というわけで「無ければ作ろう」「いつか誰かの役に立つだろ」と思って書きはじめました。


       最初はメモ書き程度のつもりでしたが、「内容的に不正確じゃないか」とか、「この記述では不親切ではないか」とか、いろいろ気になってくるもので、わざわざ文献を買ったり、現場に行って確認したりしているうちにかなりの作業量になってしまい、途中でうんざりしてきて放置してた時期もあります。そうこうしてるうちに、気が付いてみたら日本では『地球の暮らし方 オーストラリア』ほか、『何でもっと早く刊行してくれなかったの?』という書物が続々と刊行されていたのでした。

       他に良書があるなら屋上屋を架することもないだろう、「この作業は取りやめっ!」と最初は思ったのですが、よく見ると全てがオーバーラップしてるわけでもないし、また比較する他の情報がある方が読み手にとっても何かと便利だろうと思い直して続行することにします。むしろ他にしっかりした書籍がある方がこっちとしても気も楽です。なぜなら、誤謬のない客観情報の提供に努めるのとは又違って、『僕の目に写ったシドニーはこうだよ』と主観面にシフトした方向で書くことも出来るし、そうした方が相補完して良いのではないかなとも考えています。



       作業にうんざりしてるとき、よく「なんでオレはこんなもの書いてるんだ?」と思いました。「なんでなんかなあ?」と自問自答すると、やっぱり余計なお世話ながら「海外生活は面白いよ」と他人に言いたいのでしょう。好きな映画を友達に勧める心理と似てます。


       でもそれだけではない。


       僕は、日本人の中でも「海外」というものに疎い方でした。これはもう自信持って言えます。シドニーに来るまで海外旅行といえば職場の香港ツアー一本だけです。そもそも初めて飛行機というものに乗ったのが27歳のときでした。英語に至っては暗記暗記の高校段階で既に挫折して、英会話教室一つ行ったことなかったし、今回の渡航1年前までTOEFLの存在自体すら知らなかった(ちなみに直前に試しに受験したら壊滅的な成績→確か430点前後で「これで海外行こうなんて10年早い!」というような点数)。「海外」なんて行く人、ましてやそこで「暮らす人」なんて「特別な人」だと思ってました。


       それがどうしていきなり海外生活などを始めたかというと話は長くなりますので割愛しますが(シドニー雑記帳などに記してあります)、ここで言いたいことは、海外に関する経験知識では日本人のなかでも確実に平均を下廻るであろう当時の僕が、ぶっつけ本番で海外で暮らしてみて、「何か事前に聞いていたのと随分違うなあ」と感じたことです。


       このあたりのことをもう少し述べます。



    海外「旅行」と海外「生活(体験)」

       実際に現地にやってきて感じたことの一つは、旅行するより暮らす方が遥かに面白いということです。

       特にシドニーは旅行するよりも、暮らす方が面白いと思います(都会はどこでもそうでしょうが)。絵葉書どおりのオペラハウスを初めて見たときは『ほう、これがあの有名な』程度の感動ですが、近所のスーパーに行って8リットルサイズのバケツのようなアイスクリームを見たときの『げ、なんじゃこりゃ?!』という衝撃の方が強かったりします。5つ星の高級ホテルの部屋よりも、現在住んでる築150年(!)の煉瓦造りの家で、隣の大家さん(地中海のマルタ島から40年前に移民してきた)に「子供の頃ヒトラー空挺団の爆撃を受けた」等の話を聞いてる方が、僕には面白く思えるのです。こういう「面白さの違い」というものはあると思います。




       あなたの住んでいる町にも観光客はやってくるでしょう。しかし、観光客が行く場所と、あなたが行く場所は違う。東京に住んでる人は滅多に東京タワーに登ったりしないし、京都に住んでる人が毎日金閣寺に行ってるわけではない。では「土地の人」は東京タワーに登るかわりに何をやっているのかというと「生活してる」わけです。簡単に言えば、この違いが、「旅行」と「生活」の違いということになると思います。


       シドニーを訪れる観光客も、いわゆる定番の観光地(オペラハウスやブルーマウンテンなど)を巡回して、ホテルに戻って食事をし、土産物屋に行くわけです。それはそれで短時間のうちに沢山廻れます。効率的です。なにより安心です。ひとつの大きな選択肢であることは間違いないでしょう。

       しかしパックツアーに組み込まれているホテルというのはだいたい一流ホテルであり、一流ホテルというのは世界中どこ行っても同じような作りになってますので、ホテルの中に入ればあとは日本とそれほど変わらない。ホテル内の高級レストランも、免税店に並んでいる土産物も、事情は似たようなものでしょう。

       集団で移動していれば現地の人と直接英語で接する機会も限られてくる。かといって、僕はパックツアーを否定したりするつもりは全くありません。ものにはそれぞれ持ち味や長所短所がある、という話をしているのです。





       「海外旅行」は面白く手軽になってますが、安心感に反比例して新鮮な冒険的要素は限られています(だからこそ安心なのですが)。いわばサファリパークのライオンバスのようなもので、確かに車窓からはライオンもキリンも見られますが、実際やってることといえば座席にすわって見ているだけで、折角高い飛行機代払って来たのにそれじゃちょっと勿体ないじゃないか、もっと多様な選択肢があってもバチは当たらないのではなかろーかという気持がムクムクと湧いてきてしまいます。もちろん滞在時間も限られているので、「暮らす」なんて悠長なことは出来ないでしょうが、「暮らすような気分」「生活体験」をすることは必ずしも不可能でもなかろうと思うわけです。


       もっとも、面白いか面白くないかは個人の趣味の問題ですので、ここで好みが分かれるでしょう。そんな地味なことより、オシャレなホテルでリッチな時間を楽しみたい人はこの先読んでいても違和感を覚えるでしょう。逆に僕と好みが合う人はこのまま読み進んで下さい。



    そうは言っても大変だ!

       さきほど「ライオンバス」と言いましたが、バスから降りる以上、これまで旅行会社や添乗員任せだった面倒臭い作業、つまり宿の選定、移動、食事なども、曲がりなりにも自分でしなければなりません。これら基本的な事柄が自力で出来るようになってはじめて「ひとり歩き」や「生活(体験)」に辿り着きます。しかしそれにはそれ相応の不安と苦労はつきまといます。言葉の壁、馴染みのない習慣、不案内な土地と犯罪の不安などなど。これがなかなか大変です。


       したがって問題は、「バスから降りて落ち着くまで」の間の不安と苦労をいかに軽減するかだと思うのです。しかしその部分を懇切丁寧に書いてある本というのは意外に少なかったわけです。余談ですが、この「中間部分の欠落」「波打ち際を一歩出ると急に背が立たない深みになっている状況」はパソコン関係の解説書にも言えるような気がするのですが。



       ところで、海外で生活している日本人は沢山います。皆さんどうやってるか気になるところですが、実際日本人が海外で暮らすパターンというのは限られていて、海外赴任、留学、ワーキングホリデーや海外青年協力隊などへの参加、国際結婚その他による移住などが相場でしょう。これらの場合、現地での受入体制が整っているか、少なくとも現地に最低一人は関係者や仲間がいるのが通例ですので、そのガイダンスや助言によって物事が進んでいくことになるように思われます。

       ところが、これらの定型的なパターンに当てはまらず、現地に一人の知人もいない場合には、誰も教えてくれる人がいません。早い話が、空港に到着した時点で右も左も分からず途方に暮れてしまうこともあるわけです。実際、連絡の行き違いで来るべき迎えが来ず、空港ロビーで何時間も待ち続けて泣き出してしまった留学生の話も聞きますし、また同地在住の知人の存在が留学先の決定要因の一つになったという話も良く聞くところです。勿論、行動力やバイタリテイのある方、語学に自信のある方は、単身渡られてバリバリやっておられるでしょうが、そのような人は数から言えばやはり少数派でしょう。



       では、これまであまり海外旅行に行ったこともなく語学も大いに不安だが、一生に一度くらいは海外生活がどんなものなのか試してみたいと思っている人がその希望を実現することは実際問題不可能なのでしょうか?必ずしもそんなことはないし、少なくとも自分の場合は出来ました。ただ「不可能ではないがそれなりに難しい」とは言えます。


       では、何が難しいのか、それはどうしたら軽減されるのかですが、僕としては一にも二にも「実践的な知識」だと思います。

      ここでいう「知識」というのは、観光名所の入場料を知ることよりも、たとえばシドニーに市バスに乗ろうとした場合、

    • 料金は均一運賃ではない。
    • しかし整理券は見当たらないし、車掌もいない。しかも運賃は先払い。
    • だから最初に、運転手に行先を告げ料金を教えて貰う必要がある。
    • しかしバス停に名前がつけられていないのにどうやって行先を告げればいいのか?
    • ところで皆が乗車口で機械に差し込んでるカードのようなものは何なのか?
    • あれはどこに行けば手に入るのか?
    • 買うとき英語で何と言って買えばいいのか?

      などなど、盲点になりがちだが、知ってるのと知らないのとでは全然違う生活基礎知識のことです。僕がいきなり困ったのもそのような事柄でした。


       本書はここに焦点を当てたいと思います。


    生活体験と生活そのもの

      ところで、腰を落ち着けて海外生活を楽しむにしても、旅行と生活が異なるように、「生活体験」と「生活そのもの」ともまた異なります。


       両者の違いは「生計」という要素が入っているかどうかと言えましょう。100%「生活」そのものの場合、何よりも就職や開業をして「生計を立てる」ことが重要な柱になります。水道光熱関係の処理に始まって、子どもの教育関係、健康保険、冠婚葬祭その他のお付き合い、税金や暮らしの法律、そして根本的にはビザ関係などなど、考えねばならないことやマスターすべきことは多々あります。


       さらに海外移住ともなると、現在の日本での生活環境や人生設計が基本的に変わってくるでしょうし(年金はどうなるかとか)、究極の選択としては、永住権だけでなく市民権(国籍)まで取得するか、言い換えれば日本国籍を失い「日本人をやめるか?」という地点まで行き着きます。このように広がっていく地平の中で、色々と見聞を深め、人生の可能性と多元性(plurality)を考えていくことこそ、当APLACの本来の趣旨でもあります。

       それらのことは、ホームページ別項に譲り、ここでは、いわゆる観光ガイドブックでもない、完全に生活者(永住、長期滞在者)のためのものない、そのどちらでもない(どちらの可能性も含みつつ)、「海外生活」の「体験」をしてみようかという方のための本です。もっとカジュアルに、「パックツアーより一歩踏み込んだ海外体験」「単に名所見物してお土産買うだけの旅行ではなく、腰を据えて人々の日常の暮らしのなかに近づいてみたい」「ものの試しとして海外生活をやってみたい」という方のための本です。



    現地にからだが馴染んでゆく不思議な瞬間

       現地の人々と立ち混じって、何とかかんとか日々を過ごしていくと、あるとき、今まで感じたことのない不思議な感覚が訪れることがあります。


       それは例えば、昼下りのバス停でぼんやりバスを待っているとき、買物袋をぶら下げて夕暮れの石畳を歩いてるとき、下町のレストランで地元の家族連れの仕種を眺めているとき、ふと裏庭に出て夜空にオリオン座が逆さまに輝いているのを見つけたときかもしれません。ふとした拍子にその「不思議な何か」が訪れます。自分がそこに存在していることが、自分でも意外なほど居心地良く、奇妙に馴染んで感じられる瞬間です。大袈裟に言えば『もうひとつの人生の可能性を感じる瞬間』でもありましょう。『なるほど、こういうことだったのか』『こんな風に自分も生きていってもいいんだよな』と視界がパッと開け、不思議と気が楽になる瞬間でもあります。


       もちろん、感じ方は人それぞれでしょうし、何にも感じない人もいるでしょう。でも、外国にいることの物珍しさや緊張感などの感情の高ぶりが一段落して、地に足がついてきて、落ち着いて周囲が見えるようになる時期というのは誰しもあると思います。これは中々いいものです。本当に余計なお世話なのですが、あなたもいかがですか?



       異国の地をキャンバスとして、具体的にどんな絵を描いていくかは、全てあなたの選択です。比較的生活費も安く、煩わしい対人関係も少ない環境で、ひたすらゆったり過ごすこともできるでしょう。執筆その他の創造的活動に没頭したり、読書三昧、釣り三昧、あるいは珍しい料理の食べ歩き、暖炉のある草原の小屋で暮らすことも出来ます。短期コースの各種講座に通い資格を取ることもできます。また、仕事や人生上の将来設計において何らかの海外展開を考えておられる方は、現地の事情や雰囲気を自分の目で確かめることが「はじめの一歩」となるでしょう。


       思うところは各自それぞれでしょうし、逆に海外なんて全く現実味のない話と思う人もいるでしょう。ただ、「可能性」といい「現実味」といっても、突き詰めれば、些細な情報の有無によって変わるものですし、段取りや見通しが明らかになってきたら考え方もまた変わるかもしれません。最終的な結論はともかく、選択肢が増えることは生き方が豊かになることでもあります。豊かな多元性に寄与することができたなら、辛気臭い作業をしてきた我々の苦労も報われるでしょう。


       書き進めるにあたって、APLACの福島、柏木両名、並びにMr. Peter Denhelmほかオーストラリアの友人に謝意を表します。




    インターネット版に関して

       もともと本書は、印刷したものを関係各所に参考にしてもらうために送ろうという趣旨ですが、せっかくインターネットという手段があるのだからここにも載せます。印刷物と画面では随分感じが違うので、それなりに文章や体裁を修正してますが、基本的には全内容をまるまる載せてます。したがって、本一冊分くらいのボリュームがありますので心しておいて下さい。その代わり画像の類は極力カットするようにしてます。






      ★98年1月:補訂作業中にて

       上記の前書を書いてから、早いもので1年半ほど経過しました。

       APLaCのホームページのうち一番古いコンテンツなので、さすがに今読むと、知識的にもHTML技術的にも「ほっぺが赤い」なあと思ってしまいます(^^*)。しかし、本体的な内容部分については、驚くほど何も変わっていなせん。補訂版といっても微修正やレイアウト上の物に留まるでしょう。

       この文章を最初に書いた96年当時には、「個人旅行」という言葉はそれほど一般的ではありませんでした。それどころか「APLaC」という名前も構想もありませんでした。単に「あると便利だろ」という部分で作ってたわけです。それがホームページも作り、仲間も増え、アクセス数も増え、お客さんもいらっしゃたりしています。

       「感慨無量」というほどには、特に何が進歩したわけでもありません。相変わらず赤字で貯金食いつぶしていることに変わりありませんが、「やってみるもんだな」と思ったりもします。




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オーストラリア移住論
→MORE
第一の関門:VISA
ビザの原理原則/技術独立移住永住権/頻繁に変わるビザ規定/専門業者さん/その他の永住権/永住権以外の労働できるビザ
第二の関門:生計
ビザ用のスキルと生計用のスキル/「日本人」というスキル/世界のオキテ/オーストラリア仕事探しサイト内リンク
戦略と戦術(その1)
フォーマット設定/欲望のディレクトリ〜永住権だけが全てではない、手段と目的を明瞭に意識すべし
戦略と戦術(その2)  よくある基本パターンと組み合わせ
永住権優先でいくか、ステップアップ方式でいくか/「はじめの一歩」をどうするか/利益衡量/ストレート永住権の場合の具体的戦略/ステップアップ方式の場合の具体的戦略〜意外と使えるワーホリビザ/ダメだった場合〜あなたにとっての「成功」とは何か?/先のことは分からない/
関連&参考

今週の一枚ESSAYより
 「”海外”という選択シリーズ」 過去回INDEX

ESSAY 452/(1) 〜これまで日本に暮していたベタな日本人がいきなり海外移住なんかしちゃっていいの?
ESSAY 453/(2) 〜日本離脱の理由、海外永住の理由
ESSAY 454/(3) 〜「日本人」をやめて、「あなた」に戻れ
ESSAY 455/(4) 〜参考文献/勇み足の早トチリ
ESSAY 456/(5) 〜「自然が豊か」ということの本当の意味 
ESSAY 457 / (6)〜赤の他人のあたたかさ
ESSAY 458/(7) 〜ナチュラルな「まっとー」さ〜他者への厚情と冒険心
ESSAY 459/(8) 〜淘汰圧としてのシステム
ESSAY 460/(9) 〜オーストラリアの方が「世界」を近く感じるのはなぜか(1)
ESSAY 461/(10) 〜オーストラリアの方が「世界」を近く感じるのはなぜか(2)
ESSAY 462/(11) 〜日本にいると世界が遮断されるように感じるのはなぜか 〜ぬくぬく”COSY"なガラパゴス
ESSAY 463/(12) 〜経済的理由、精神的理由、そして本能的理由

ESSAY 519/放射能→海外というトコロテン式思考について - Lesser of two evils principle

シドニーで仕事を探す方法
→MORE
01. 日本と違う就職/採用
02.「日本リテラシー」の市場価値
03. オーストラリアの特性
04. 考え方のフォーマット
05.労働ビザという迷宮
06.攻略方法/英語力
07.求人広告/人材会社/履歴書
付録:英文履歴書サンプル例 オーストラリアのインターンシップ
移住・留学・ワーホリの新しい波
→MORE
世界と日本の潮流
GFCと世界経済のメガトレンド
オーストラリアにおける影響 語学学校や留学、ワーホリや生活面、永住権やビザ
対策と展望〜為替レート
渡豪の時期論

国内市場の縮小と海外シフトと新たな就職機会とキャリア

オーストラリア留学/ワーホリ/移住の新しい局面
20年前の発想は変えるべき


語学学校&英語論
→MORE
語学学校論

オーストラリアの語学学校って「こんな感じ」 Part1、Part2
ビザの取得と活用法
1.ビザ選択の基準 
2.学生ビザの取得方法(1):日本国内
3.学生ビザの取得方法(2):オーストラリア国内
4.ビザ実戦活用ガイド
滞在延長方法論〜いわゆる「ビザ取り学校」について

通学期間
語学学校の効能・効果

予算と費用
1. 日本を離れるまでの費用
2.滞在費予算のシュミレーション
3.ハイパー実戦講座
4.ちょっとしたコツ

学校の選び方
カタログショッピング的学校選びの危うさ
1.ロケーション
1-2.学校と住居のコンビネーション
2.予算
3.規模と雰囲気(個性、居心地)
4.目的、コース
5.現在の自分の英語力
6.何のために学校にいくのか?「結果を出す」留学

卒業後の+α〜スキルとキャリア
シドニー語学学校DATA

英語学習論 
渡豪前の英語準備
英語の勉強方法
”量の砂漠”を越えろ
波長同調/英語独特のセンス
英語教育の教授法・学校・教師/スピーキング(1)
スピーキング(2) コミュニケーションと封印解除
スピーキング(3) スピーキングを支える基礎
スピーキング(4) 現場で得る二つの果実
スピーキング(5) ソリッドなサバイバル英語とグルーピング
リーディング(1) 新聞
リーディング(2) 新聞 (2)
リーディング(3) 小説
リーディング(4) 精読と濫読
リスニング(1) リスニングが難しい理由/原音に忠実に
リスニング(2) パターン化口語表現/口癖慣用表現/長文リスニングのフレーム
リスニング(3) リエゾンとスピード
リスニング(4) 聴こえない音を聴くために
ライティング 文才と英作文能力の違い/定型とサンプリング

英語雑記帳
逃げ水を追いかけて 
英語という情報処理システム 
「ネタふり」の現在完了、「語り」の過去形 
日常会話力を伸ばすコツ
単語の覚え方 
新・単語の覚え方 
Part 01:最強最速の情況記憶
Part 02: 偉大なる「こじつけ」パワー
Part 03 : 読めない単語は覚えられない
Part 04 : スペルの記憶術
Part 05 : テスト用記憶術
Part 06 : 実生活での記憶術
発音  
発音(その2)−なぜガイジンさんの声は目立つのか  
スペリング 
罵倒/卑猥用語シリーズ
私はクラスの壁の花
丁寧表現
「英語が出来る」というのはどの程度のレベルを言うのか?
渡豪準備関連
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渡豪準備
三種の神器、 食料品と検疫、 シャンプー、化粧品、コンタクトレンズ、 .家電製品と変圧器、 人間力、 オーストラリア予習本、 優秀な英語ギア

シドニーの気候、服装、荷物
お金の移動方法
海外保険
PC持参の是非
住民票は抜くべきか?
渡豪前の英語準備

ビザ関連
観光・学生・ワーホリビザ選択の基準 
学生ビザの取得方法(1):日本国内
学生ビザの取得方法(2):オーストラリア国内
ビザ実戦活用ガイド
ワーホリビザの取得方法
二回目ワーホリ

滞在延長方法論〜いわゆる「ビザ取り学校」について
現地生活関連
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シェア探し編
〜100%英語環境でのシェア探しは成功の第一関門

シェアとステイの違いとメリット/デメリット
電話英会話想定問答集
広告用語例/エリア説明  
実戦TIPS&リンク  
サバーブ別実戦解説  
実戦現場英会話&解説集  
付録:実録サポート詳細  

ホームステイ一般的注意事項
さらにリアルな傾向と対策(前・中・後編)

治安とリスク管理
1.傾向編
 1-1.概況 オーストラリアの犯罪状況
 1-2.最初は活動重視、徐々に引き締めること
 1-3.周囲のオージーがあなたの警備隊
2.対策編
 2-1.基礎力
 2-2.路上盗犯対策 「スキのない私」の演出
 2-3.被害を最小限に留めるワザ
 2-4.住居侵入窃盗系
3.シティとサバーブ
 3-1.シティの構造
 3-2.シティと他のエリアの犯罪発生率比較
 3-3.シティ内部でのホットスポット(危険エリア)
 3-4.歩いていけるからこそ危険
4.補足トピック編
 4-1.Redfern/Eveleigh Stについて
 4-2.デートレイプについて
 4-3.寸借詐欺

留学・ワーホリ食生活向上委員会
1:料理の基本構造とその応用(1)ストック+調味料の二重構造
2:基本構造の応用 (2) 和風編
3:基本構造の応用 (3) エスニック編
4:実践&食材調達編 (1)サンドイッチ編
5:実践&食材調達編 (2)ソーセージの偉大な効用
6:実践&食材調達編 (3)お米・ごはん編

ワーホリ関連
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ワーホリ実戦講座 
基礎編
ワーホリとは何か?日本人ワーホリをとりまく環境変化
ワーキングホリデー・ビザの取得方法
二回目ワーホリ
好循環と悪循環〜運命の分かれ道
「やる気低落の法則」と交換の法則
バスを制する者はシドニーを制する
「正しい地図」の入手
携帯電話の選び方、考え方

仕事編
仕事の効用
仕事の探し方〜日系−ジャパレス編
仕事の探し方〜ジャパレス以外の日系&ローカル編
英文履歴書実例編
※アルバイト先との給与支払トラブルを労働委員会を通じて解決した実例

ラウンド編
ラウンドとは何か?都会定住との比較
ラウンド先での仕事
宿について
一人旅・車の旅

2年目ワーホリ論
その難しさ
「ワーホリ定食」論
ゼロベースでの自家製メニュー
結語

ワーホリ・留学の実戦原理 
01: 意外と役に立つ精神論〜”英語は気合だっ!”
02: 修行のススメ 〜ヒドイ目にあおう!
03: 「失敗」の美味しすぎる効用


間違いだらけの留学&ワーホリ生活 〜都市伝説の検証
「日本人の少ない学校」という矛盾
今通っている学校に不満がある場合どうするか?
学校へのコンプレインの方法
現地に着いたらすぐ銀行口座を開設すべきか?
現地に着いたらすぐTAX FILE NUMBER(TFN)を取得すべき?
イノチより大事なパスポート?
ジャパレスで働いても英語が伸びない?
タックスリターンで税金が返ってくる?
レシートを取っておくと帰国時に税金が返ってくる?
体験談
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直筆体験談

みんなの写真館
みんなの動画館

その他一般コンテンツ
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シドニー生活マニュアル

シドニーでの職探し

賃貸不動産の探し方
自動車無関税輸入(カルネ)体験記


シドニー食生活向上委員会
無ければ作れ日本食材/SHOP編
シドニーレストランガイド

今週の一枚ESSAY

シドニー雑記帳



シドニーサバーブ&生活解説写真集

アデレードの看護婦さんによる
「MATTIE's HOMEPAGE オーストラリアの看護事情」


ボランティア活動の紹介

↓以下90'sの古いコンテンツですけど、本質的にまだ使えます
オーストラリア人の肖像
オーストラリア関係文献
一口情報・スクラップブック
オーストラリア・シドニー版/現代用語の基礎知識
自由研究:シドニー観光
シドニー以外の「オーストラリア観光情報」
現地サポート
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留学&ワーホリ 一括パックサポート
何が違うか?APLaCのユニークな「強くなるための」サポート
募集要項
”大体こんな感じ” 現地ダンドリ日程表
一括パックサポートのFAQ 

学校からステイ先まで日本でアレンジしておくと本当に「安心」なのか?
いわゆる「サポート」というのは本当に必要なのか?


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