エッセイ350/APLAC キリスト教について（23）　フランス革命

今週の１枚（08.02.25)

　　ESSAY ３５０　：　キリスト教について（23）　フランス革命

　写真は、Magpie。マグパイといって、何処にでも居ます。正確には、Australian Magpie（学名Gymnorhina tibicen）、日本名はカササギフエガラスらしいです。カラスに似てるけど、カラスよりも一回り小さく、また白いストライブがカッコいい。鳴き声も全然違います。1日に一回は見るくらいウチの庭にもよく来ます。

　今回から重点的にフランス、いきます。
　背景事情として啓蒙思想などのヨーロッパ文化や植民地争奪戦、アメリカ建国などがあるのですが後回しにして、まずはヨーロッパ全土を巻き込んだフランス革命～ナポレオンのストーリーを。

　長い物語なので、最初にアラスジを書いておきます。
　前回見たイギリスは、議会と国王のやりやってる間に徐々に議会優位にシフトしていき、議会制がソフトランディングしましたが、フランスではそうなりませんでした。一応議会はあり、議会中心に事態を収拾しようとするのですが、上手く機能せず、結局暴力革命になります。国王勢力を処刑し、民衆政府が樹立するのですが、ロベスピエール独裁など新政府内部でもギクシャクします。ドタバタやってると他国からのチョッカイを受けるようになります。そのあたりは辺境の島国イギリスと大陸中央のフランスの立地の差かもれません。そのため話は途中から祖国防衛的なナショナリスティックな流れになり、外国との戦争が頻発するなか、ナポレオンという軍事の天才が頭角を現し、ヨーロッパ他国軍を蹴散らしまくります。圧倒的な強さで祖国の英雄になったナポレオンは皇帝になりますが、ロシア遠征でボロ負けしてから下り坂を転がり落ちていきます。

フランス革命前夜

アンシャン・レジューム

財務省のサイトの公式情報「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高（平成19年9月末現在）」

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