このコンテンツは、1990年代に中高生留学を調べていた時に作成したものです。以後、全く更新しておりませんので10年以上古いコンテンツです。今後も更新する予定はありません。

したがって、リアルタイムにこのとおりである保証はないし、それどころかまず「違う」と思ってください。

「古文書」的な意味しかないので、バッサリ全部削除しようとしましたが、敢えて残しておきます。
かなり詳しく調べましたので、現在においても尚も「参考」としての資料価値があるからです。
 いわゆるハウツーマニュアルとしては無価値ですが、ものの考え方、システムの成り立ち方という原理部分、あるいは日本人的に盲点になるような部分などは、そう変わるわけもないし、今でも十分通用します。ご自身であれこれ考えたり、調べたりする参考にはなると思います。




APLAC/STUDY IN AUSTRALIA/EXAMINATION LIST

高校、大学進学における試験・コース一覧


●TOEFL(Test of English as a Foreign Language)

試験目的英語を母語としない学生の英語力を評定するための試験。英語圏の多くの大学で、留学生入学許可基準として活用されている。
適用される教育機関アメリカをはじめとする英語圏の高校、大学、大学院等。
*オーストラリアではIELTSの得点のみを基準に入学許可を出す学校が多いが、TOEFLの得点で受け入れる高校、大学もある。
試験内容文法、リーディング、リスニング。いずれもマークシート形式。別にライティング力をみるTWE(Test of Written English)、スピーキングの力をみるTSE(Test of Spoken English)もある。
目標得点と必要となる学習期間(目安)留学生受入基準としては、中学生で400〜450点、高校生で450〜500点、大学で500〜600点程度。中・高校生が英語圏に留学した場合、目標点を取得するまで半年〜1年はかかる。
受験できる場所日本の主な各都市、世界の各都市。
問い合わせ先
資料請求先
国際教育交換協議会TOEFL事業部
〒150 東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山ビル B1
03−5467−5489
月曜〜金曜(除祝祭日)、10:30〜16:30
    *受験要項(Bulletin)は、国際教育交換協議会(CIEE)のTOEFL事業部窓口で配布されている。郵送による送付を希望する場合は、自分の住所・氏名を明記して190円切手を貼った返信用封筒(22cm×28cm以上)を同封すること。
TOEFL情報おすすめサイト
アルク社 留学必須テスト

●IELTS(International English Language Testing System)

試験目的英語を母語としない学生の英語力を評定するための試験。アカデミックモジュール(Academic Module)と一般モジュール(General Module)があるが、一般モジュールは大学入学には通用しない。アカデミックモジュールは3種類に分かれており、@Physical Sciences(自然科学系)ABiological Sciences(生物科学系)BArts and Social Sciences(人文社会科学系)の中から専攻したい学部にあてはまるものを選択する。
適用される教育機関イギリス、オーストラリアをはじめとする英語圏の中・高校、大学、大学院等
試験内容リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4科目。いずれも選択回答は少なく自記入式で、実践的な英語力を問われる。Band 1.0〜9.0で評定される。
目標得点と必要となる学習期間(目安)留学生受入基準としては、中学生で4.0〜4.5点、高校生で4.5〜5.0点、大学で6.0〜7.0点程度。中・高校生が英語圏に留学した場合、目標点を取得するまで半年〜1年はかかる。
受験できる場所日本の主な各都市、世界の各都市。但し、日本ではTOEFLほどメジャーではないため、試験の実施頻度も低く、会場も限られている。
問い合わせ先
資料請求先
東京:ブリティッシュ・カウンシル EO係
〒162 東京都新宿区神楽坂1-2
研究社英語センタービル内
TEL:03-3235-8031
京都:ブリティッシュ・カウンシル IELTS係
〒606 京都府京都市左京区北白川西町77
TEL : 075-791-7151
IELTS情報おすすめサイト
アルク社 留学必須テスト

●AEAS (Australian Education Assessment Service)

試験目的英語を母語としない中・高校生の英語力、及び学力を平準化して評定するための試験
適用される教育機関オーストラリアの一部の中・高校
試験内容:英語力(スペリング、語彙、読み、書き、口頭、英会話)、数学、知能テスト
目標得点と必要となる学習期間:各国からの留学希望生の学力レベルを平準化するために利用されている。試験結果によって、英語力養成にかかる時間の目安や受入校に対する推薦のコメントも提出される。
受験できる場所: オーストラリア国内、及びアジア圏の主な都市。日本では以下の4箇所。
問い合わせ先: ●Mr Patti Shimokoshi, English House
Eguchi Building 2F, Igodai 2-2-9, Narita-City 286
TEL: 0476-22-8708 / 23-5020 FAX: 0476-23-2373
●Ms Yuki Yogosawa, Japan Education Advancement Association
Europe House 7-1, Azabu 1 Chome, Minato-Ku Tokyo 106
TEL: 03-5410-4141 FAX: 03-5410-4140
●Mr Robert Endo-McCabe
4727-41 Omigawa, Omigawa-Machi, Katori-Gun, Chiba 289-03
TEL: 0478-83-6251 FAX: (電話番号と同じ)
●Mr Trevor Bayley, M T Works
2-18-21 Amigawa Oshima-Machi, Maebashi-City 379-2
TEL: 0272-25-1065 FAX: 0272-25-1066
◎Ms Joan O'Halloran(オーストラリア国内からの問い合わせ先)
3 Canadian Bay Road, Mt Eliza VIC 3930 Australia
TEL: (03) 9787-7612 FAX: (03) 9787-2587

●HSC(Higher School Certificate)

試験目的オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で中等教育を受けている高校生が、オーストラリアの高校修了の際に行われる一斉試験。
適用される教育機関 オーストラリアの大学、TAFE(専門学校)。また、就職の際にも参考にされる。
試験内容12年生の10月末から実施されるHSC試験は、ほとんどが論文形式。英語、人文系科目グループ、理系科目グループの中から最低でも1単位(Unit)づつは選択し、総合で14単位まで受験可。そのうち成績のよかった10単位の総合がTER算定に使用される。(通常、1科目は1単位〜4単位)
選択科目・単位についての詳しい情報はこちら
目標得点と必要となる学習期間2年間のカリキュラム修了後、HSCを受験し、その結果と11〜12年生の成績からTER(Tertiary Entrance Rank)が算出される。TERは100点満点で、大学受入のボーダーライン(Cut-off)は大学・学部によっても異なるが、60点くらいが最低ライン。
受験できる場所オーストラリア、ニューサウスウェールズ州内の高校
問い合わせ先Board of Studies (New South Wales Education Office)
Board of Studiesのサイト
Board of Studiesのオフィス一覧
詳しくは本ホームページ 「第3章 3−1.学校生活の実態」を参照ください。

●IBディプロマ(International Baccalaureate Diploma)

試験・コース目的オーストラリア以外の海外の大学進学を目指す高校生のための、レベルの高さを保証された高校卒業資格。2年間のカリキュラム修了後、試験が行われる。IBディプロマコースを選択するためには、一定の英語力試験結果を提示しなければならない。
適用される教育機関日本、オーストラリア、アメリカを含む、世界約90カ国の約660校の大学
試験・コース内容2つの語学、科学、数学、人文の5科目に選択科目が1つ。教室での学習以外に、地域・ボランティア活動への参加、自由研究論文も必修。
目標得点と必要となる学習期間(目安)2年間のカリキュラムを修了後、試験を受ける。最終試験は45点満点で、24点以上でディプロマが取得できる。コース取得者の約75%がバカロレア修了資格を得ている。
受講・受験できる場所世界各国の一部の高校。
問い合わせ先 Regional Representative Yokohama International School
〒231 横浜市中区山手町258
Tel: (045) 622-0084 / Fax: (045) 621-0379
Email: ibap@ibo.org JAPAN Mrs Kyoko Bernard
IBディプロマに関する詳細情報は、INTERNATIONAL BACCALAUREATE ORGANISATION のサイトに掲載されています。

オーストラリアのIBコースについての話題(シドニーモーニングヘラルドより記事抜粋)が、「オーストラリア教育速報(2)」に掲載されています。

●UFS(University Foundation Studies)

試験・コース目的オーストラリアの大学進学を目指す留学生のための準備コース。科学、人文、商業の3コースがあり、それぞれ受入基準となる英語力テスト(IELTS)のポイント(4.5〜5.5)が定められている。
適用される教育機関オーストラリア国内の全14大学
試験・コース内容英語力養成とともに大学進学後に必要となる専攻分野の基礎知識や、論文作成技術、クラス・ワークの技術などを効率よく学習する。試験科目は選択した分野によって異なる。
目標得点と必要となる学習期間約1年のコースを履修した後に、試験がある。10点満点で、6.0〜7.0を目安に受け入れる大学・学部が多い。
受講・受験できる場所オーストラリア国内の14大学内。一部高校でも受講できる。
問い合わせ先オーストラリア大使館 AEC係
〒108 東京都港区三田2-1-14
TEL: (03) 5232-4111 / FAX: (03) 5232-4149
UFSに関する詳細情報は、ニューサウスウェールズ大学内、UFS のサイトに掲載されています。


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