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加藤聡子さん Part.01


滞在13か月終了時点でのインタビュー

 加藤さんは、時間もあったのでインタビューも長いし、内容も濃いです。インタビュー原ファイルで3GBもあります。一気に全部載せてしまうのは、皆さんも大変でしょうし、僕も編集が大変なので、小出しにします。

BEFORE(到着二日目)
AFTER(体験談を書き終えて)


 加藤さんには、直筆体験談の269〜273ページにかなり詳細に書いていただいています。
 フルに読まれることをオススメしますが、例によって面倒な方のためにインタビューの該当箇所を切り貼りしておきました。

 以下のこのインタビューは、加藤さんが書き上げた直後、僕が原稿を読みながら行ったものです。


 撮影日:2010年05月23、25日
 

シドニー時代の位置づけ〜英語が一番伸びた


 滞在13か月を振り返ってシドニー時代の位置づけは?英語の勉強のため。
 レベル5(ビジネス英語2=上級)に入ったとき、周囲が出来すぎて初めて学校に行くのがイヤだと思った。
 学校時代が一番英語を気にしていた。ラウンド中やシェア探しにはそれほど気にならかった。


 

Ashfieldでのシェア生活について



 加藤さんのシェア先はAshfieldという上海系中華料理のメッカのサバーブ。
 そこでオーストラリア人のカップルとNZ人とシェアをし、4か月まるまる過します。
 遠いとも思わなかったし、不満は全然なかった。
 シェアのオージーの男性が自分と同じ看護師をやっていて、それで現地のナースの制度なども教えてもらった。
 駅からかなり歩くのだけど、まあ、慣れますね。


 

全然働いていない!予算について



 若干順番が前後しますが、1年1か月経過した現在の時点でのワーホリ収支決算です。幾ら持ってきて、幾ら遣ったか?です。
 加藤さんはかなり用意してきたので、そんなに焦って働く必要もなく、シドニー時代はバイトもしていません。

 加藤さんのラウンドは、シドニーを北上しケアンズまでいく第一期と、ダーウィンを起点にしてタスマニアまで下っていく第二期がありますが基本的には物見遊山で、そんなに必死に仕事を探してもいません。もっとも、後で紹介しますが、北上途上のウーフとマリーバでのアボガドファームで働いて2回目ワーホリの権利はしっかりゲットし、アボガドで4500ドルほど稼いでます。ちゃっかりやることはやってるのですが、本人の感覚としては「全然」だという。



 

WWOOF(ちょびっと)体験 





 シドニー北上の旅先で知り合ったドイツの女性から紹介してもらったロックハンプトンでのWWOOF農場。

 2週間だけの体験ですが、ほとんど仕事らしい仕事もなく、の〜んびりやってたそうです。
 柵の修理を手伝ったりとかやってたのですが、面白いのは牛の競り市に連れて行ったもらったこと。ちなみに牛って買ったら幾らするの?


 

バンダバーグでの”やってられるか”体験




 北上中に、ピッキングのメッカと言われるバンダバーグに立ち寄ります。
 幾つかあるバッパーの中でも日本人御用達で有名なバッパーしか空いてなかったので、そこに逗留。

 しかし、年功序列的な日本カルチャーの居心地の悪さと、1日20ドル超えないというあまりの稼ぎの割の悪さにとっとと退散。

 なぜこんなに割が悪いのにこんなに客がいるのかといえば、システム的にそうなってしまっているようです。2回目ワーホリ用に働き場所を紹介して欲しいという一部のワーホリのニーズと、安価な労働力を求める一部の地元農場&バッパーの”合作”でしょう。イリーガルな運用もあったりして実はオーストラリアでも問題になっているのですが、この点については、また別の人がもうちょい掘り下げて語ってくれてます(後日、紹介します)。ここでは、何にもしらずに入ってみたらこうだったという断片的な体験談。

 参考として、SMHの記事ABC放送の内容などを挙げておきます。ググってみたら山ほど出てきますよ=オーストラリアのことを検索するときはGoogle Australiaでやるのがコツ。
 


  一旦ここで切ります。
  Part 02は、滞在中の白眉となったタリーでの生活を中心に。




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