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加藤聡子さん Part.03


滞在13か月終了時点でのインタビュー(その3)

 加藤さんのインタビュー、第三弾です。
 撮影日:2010年05月25日
 

こちらに来て変わったこと  「なんにもな〜い」豊かな時間


オーストラリアにやってきて一番何が変わったか?という質問をぶつけてみました。
来る前は「仕事辞めていいのか、逃げじゃないのか」と悩んでいたし、実際加藤さんがこちらに来るまで1年以上もメールのやりとりをしていました。
ところが来てしまえば、とりあえず明るくなったし、「何とかなるんじゃないか」と思えるようになった。
実際、確かに来た当初の彼女の雰囲気と、1年後の雰囲気はか〜なり変わりました。Before/Afterの写真を見てもなんとなく窺われるとは思いますが。
どこに転換点があったのか?といえば、ラウンド先で「毎日毎日が本当に自由で、こんな体験は初めてで、それがとても良かった」という体験を経て、モノが無ければ無いほどハッピーになれるのがわかったことなのでしょう。つまり、何にもしなくてもハッピーになれるのだったら、焦る必要なんか全然ないし、それが自信と明るさにつながっていったのでしょうか。


 

仕事観の変化  看護師という仕事への思い



さらに突っ込んで仕事に対する考え方が変わったかどうか。

日本で仕事をしているときは、看護師という仕事が好きなのかどうか分からなくなって、ブレイクが欲しくてオーストラリアに来たという加藤さんですが、こちらに来て、「あ、好きなんだ!」とハッキリ分かった。これがとっても大きな発見だったそうです。
じゃあ、なんで好きなことやってながら煮詰るのか?ということで、職場環境とかそういったものを変えていかないと思い至り、初めて「上に行かなきゃ何も変わらない」ことが分かったと。それまでは責任ばっかり増えていくだけと逃げ腰だったのが、もっと積極的に思えるようになった。



 

日本での一時帰国中(1ヶ月間)の感想



ラウンド途中、1ヶ月だけ日本に一時帰国しています。
そのときの感想ですが、最初は懐かしかったけど、やがて居心地が悪くなっていった。
すなわち、Tully時代のハッピー感覚を話そうとしても、全然話が通じない。忙しいし、文句ばっかりだし、モノが多すぎるし、ネットやTVで時間を無駄にしてしまうし、、という。基本的に何もしていないのはTully時代と同じなのだけど、なぜか忙しげになり、心に余裕が無くなってしまう。
そういった逆カルチャーショックはあったのだけど、それでも1か月間帰って良かったというのが結論。



 

日本をもっとちゃんと知ろう



日本にはあれこれ居心地の悪さもあるのだけど、でも、「日本大好き」って気持ちはむしろ強まった。
まず思ったのは「日本の旅行をしたい」と。好きだといっても、結局何も知らないし、オーストラリアの地元の人が地元人だけが知ってる穴場を知ってるように自分は自分の故郷(福井)のことを知らない。ちゃんと知らなきゃと思った。
オーストラリアを理解するために払った努力を自国にしてこなかったし、知らない国であんなに面白いんだったら知ってる自国だったらもっと面白いだろうと思った。

ということでご当地福井の話から、延々と日本観光話が続くのですが、長くなるので割愛。


 

ラスト 〜 Tullyの「自分ん家(ち)」感覚



一旦日本に帰る加藤さんは、再びオーストラリアに戻ってきます。
今度はケアンズ入りして、またTullyへ。
なんせTullyに荷物を置いてきているくらいですから、本当に自分ん家(ち)みたいなものです。
来られる方の多くは、オーストラリアの中に「私の町」を見つけられるようです。

以上、長いことお疲れ様でした〜。




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