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    Kangaroo Island











    大自然の宝庫、オーストラリアらしい島、野生動物がいっぱい・・・

    そんな形容をさんざん耳にしていた。「一度はこの目で見なくては」と興味そそられ、1999年11月末より2週間かけてシドニーからカンガルー島まで、はるばるドライブすることにした。

    ちなみに、シドニーからメルボルン経由でアデレードまでは、約2000キロ。往復4000キロの旅を覚悟していたが、結果的には5000キロも走っていた。島内では5日間滞在し、ゆっくりできたが、アデレード−シドニー間の移動でかなり消耗した(といっても運転したのは、夫ラースなんだけど)。







    カンガルー島は、サウスオーストラリア州南に浮かぶ島。オーストラリア大陸の真ん中、真下にある。アデレードから岬(Cape Jervis)に出て、そこからフェリーを使うか、アデレードから飛行機を使うかしか上陸する方法はない。長いこと、大陸と隔離していたため(ずっと昔は大陸とつながっていたそうだ)、独特の自然体系が出来あがり、1800年代に白人が移民してきてからも多少の自然破壊はあったものの、比較的自然がそのままに残されてきたようだ。

    島は、東西に150キロ、南北に55キロの横長状。オーストラリア大陸と一緒になった地図で見ると、本当に小さな島なのだが、東京都の2倍の面積というから、実は結構大きい。また、主な幹線道路を除いて、道が舗装されていないことも、島内の移動に時間がかかる原因となる。

    もっとも、未舗装道路の状況はウワサで聴いていたよりもずっとマシだった。訪問時にも舗装道路工事中の道はずいぶん見かけたし、この数年でずいぶん舗装工事は進んでいる様子だ。また、未舗装道路そのものもマメに手入れがされているようで、状態もそう悪くはない。土ホコリがすごいのだけは戴けないが、一部のガタガタ道を除けば、時速60キロくらいで走れた。

    アデレードからの日帰りツアーもあるが、この島ではじっくり時間をかけた方がいい。少なくとも1泊はすべきだと思う。ほとんどの野生動物は夜行性なので、夜にならないと彼らには出会えないのだ。

    島内にはバス・タクシーを含め、公共交通機関はまるで存在しない。従って、車を連れてフェリーで渡るか、島内でレンタカーを借りるか、観光会社のツアーに参加するか、しか移動手段がない。この不便な交通事情もまた、島滞在人口を自然に影響を与えないほどに保つために一役買っているのだろう。




    2〜3日かけて個人でカンガルー島をドライブするなら、「Island Parks Pass」を買っておくと便利でお得。国立公園はその度に入場料をとられるのだが、このパスがあれば1年間フリーパスとなる。大人24ドル。国立公園内オフィスで買えます。







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