ミもフタもない観光ガイド
オペラハウス(その2)
96 12/5
2005年9月改訂
オペラハウスはオペラしかやってないわけでありません。オペラシアターの他にも、コンサートホールやドラマシアター(演劇場)など沢山あります。
オペラハウスの資料に基づいて正確にリストアップすると、コンサートホール(座席数2679)、オペラ劇場(1547)、The Drama Theatre(演劇場)(544)のほか、The Playhouse(398)、The Studio(220〜324)、5 rehearsal studios、60 dressing rooms、5 restaurants、6 theatre bars、5 foyer and lounge areasがあるとされています。オペラ用の劇場がボンと一個あるだけではないです。
オペラハウスの詳細ですが、インターネットが今ほど普及していなかった10年前に作ったページには、情報をシコシコ書きこんでおきましたが、今となっては、オペラハウスのHPのリンクを張っておけばそれでOKというありがたい時代になってます。
というわけで、オペラハウスのホームページは、http://www.soh.nsw.gov.au/にあります。
ここでオペハウスにまつわる大体の情報はゲットできます。全部英語ですけど。
オペラそのものについては、OPERA AUSTRALIAという団体があり、ホームページはhttp://www.opera-australia.org.au/です。
予約については、BOX OFFICE(券売や予約を行う事務所)へ。
電話 : +61 2 9250 7777
FAX : +61 2 9251 3943
さて、その他のインフォメーションとしては−−−
●オペラハウスのガイドツアー(約1時間)があります。
その昔書いたページには一人9ドルとなってましたが、2005年現在調べてみたら一人23ドルに値上がりしています。10年間で2.5倍!しかし、「こんなもんだろ」と驚きもしません。これが10年以上好景気に沸くシドニーの物価の推移だと思います。
さらに、バックステージツアーもありますが、これは一人140ドルです。大昔は無料だったと思いますから、すごいですね。しかし、140ドルも出す価値あるかな?って疑問ですね。
ツアーの詳細は、オペラハウスのホームページのGUIDED TOURSにいってみてください。
注意事項としてHPにかかれているものとして、”There are approximately 200 steps on this tour.”というのがあります。かなり階段200段を上ったり降りたりするそうです。
予約は、オペラハウスの下のフロアにあるストア(SOH store on the lower concourse)でやってるそうです。あるいは、9250 7250 に電話せよということです。このストアがツアーの出発点にもなるそうです。
チケットの取り方についてもう少し
これはオペラハウスに限らず、どこでも同じ方法です。
(1)一番簡単確実なのは、その劇場まで出向いて予約すること。座席表見ながら席選べますし、「英語の字幕付きで70ドルの席だと、この辺り」とかその場で教えてくれます。
ついでに情報カウンターで各上演内容のチラシをもらうと、あらすじ等書いてあって参考になります。
電話やFAXじゃ不安でしょうが、下見も出来ます。都心のホテルに泊ってる場合、プレイガイドよりも劇場の方が近かったりもする場合もあるでしょう。
(2)プレイガイドで予約する
プレイガイドとはあまり言いません。シドニーの場合、ティケテック(Ticketec) という組織がメジャーで、チケットぴあみたいなものです。ここのサイトにいけば大抵のイベントの上演スケジュールが分かりますし、チケットもオンラインで取れます。
(3)当日券
あるかないかは運まかせですが、以前Halftixというところで当日券を安く売ってたりしてたのですが、場所を転々とした挙句(マーティンプレイス→IBMビル近く→YORK St)、いつのまにか見当たらなくなってしまいました。残念。
オペラハウスは、別に興味もないので中に入って聴いたこともないのですが(東京の人が歌舞伎座で見たことないのと同じ)、スゴイのは外観で中に入ってしまえば、他のホールとそうそう取りたてて違うってわけでもないです。中が凄いのはむしろState Theatreの方がシックでゴージャスかもしれない。
シドニーには(というかオーストラリアには)、映画館とか劇場は沢山あります。「こんなにあって採算とれるのか?」と思うくらい、人口比にしてはあります。オペラハウスは観光地として有名ですが、実はもっと格式や伝統がある劇場も多いようです。また、スポーツ会場も多いですし、競馬もあります。現在のように夏になると夜の8時頃まで暗くなりませんから海に泳ぎにもいけます。年中どこかでフェスティバルがあります。皆の余暇時間の選択肢が多い分、演ずる側としては非常に競争が激しいのではなかろうか、大変だろうなあと思ってしまうのですけど。チケットも安いし、東京ドームのような目茶苦茶巨大な会場も少ないから間近に見えるというメリットもあるそうです。
好きな人にはいいのでしょうが、前述のとおり僕はあまり行ってませんので(いつでも行けるとなると、別にいいやという気分になる)、ここの情報は文献読んだり聞いたりという程度のものです。
★シドニー雑記帳に「オペラ鑑賞記」があります(97/10/6)。
★→シドニー観光概説に進む
★→観光ガイドトップに戻る
★→APLaCのトップに戻る