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Essay 995:2021年上半期の近況概況

〜停滞コロナでじっとしていたようで、病気再発疑惑やら、車やパソコン買い替えたりとか、結構いろいろありました。


2021年06月20日
写真は、早朝のGlebe。朝日が気持ち良くて。


   コロナでひたすら「雪隠詰め」の昨今なのですが、それでもあれこれあるものです。免停になりそうで〜とか、帰国しようとしたら却下されたとか、そのあたりは書いたのですけど、ほかにもあれこれあって。でも小ネタなんで書くまでもないかなって事項が溜まってきたんで、いい機会なんで上半期の整理。

病気の再発疑惑事件

 2年前に入院手術した顎下腺嚢腫やらいうやつ。耳の後ろになんかシコリが出来て、これがヤバいやつ(悪性)だったらガンなんだけど、幸いなことに良性で、要はただのオデキでした。ただし、体調に連動するのか大きくなって顎下腺やら唾液腺やらの流れを塞ぐと、そのあたりの液体が氾濫して皮膚下であふれて、ぶわっと膨らみ各神経を刺激するのか、痛くてたまらなくなる。一回そうなったときは、うわ、これはたまらんとなりました。

 2年前の今頃にそうなって、ゴージャスなパブリック病院に二泊三日で手術しました。一件落着だったんだけど、これって再発する場合もあるし、そもそもなぜそうなるのかよく分からないらしい。今の医学でも、わかってないこと沢山あると。

 それがまた再発したんじゃないかなー?という疑惑がありまして、なんか耳の後ろの部分がまたシコってきた気がするぞ、でも気のせいって気もするし、うーむと思ってたわけです。また診てもらえばいいんだけど、でも面倒くさい、日によってどってことないときもあれば、なんか大きくなってる気がするときもありーので悶々と。

 前回の手術の際に、皮膚下の問題ありげな細胞をごそっとこそぎ落として、その分にお腹の余った脂肪を持ってきてペタペタと貼り付けて縫合したのですね。だから手術後もぼこっと脂肪が膨らんでて、徐々に馴染んでスッキリするはずでした。実際スッキリになったんだけど、最後の最後まで縫合の末端=耳のすぐ後ろで最初にシコリがあったあたりが盛り上がったままでした。一番こってり脂肪をのせたようで、こなれるまで時間がかかるのは当然なんだけど、1年たってもまだちょい残り、そのうち気にもならなくなってて、結局ぺったんこにはなってないです。

 だからナチュラルな状態で盛り上がりはあり、それをシコリと思うか、ただの縫合痕がタマみたいになってるのかよくわからず。

 それが微妙に大きくなってるような気もするし、なってないような気もするし、「気の持ちよう」っちゃ気の持ちようで、気にするといくらでも気になるけど、気にしなかったらそれまでよという。だけど、体調悪いときとか、リンパとかが普通に腫れるし、固くシコるしで、体調が悪いときに妙に大きくなってるかのように思えるわけですよ。そこがなんか不気味なのよね。

 別になんの実害も無いんだけど、でも「悶々として晴れず」って感じ。だんだんそんなこと思うのが鬱陶しくなって、また前回手術してもらった先生に診てもらいました。結論的には問題ナシでした。もう一回CT撮って診たところ問題なし、just scar(傷=手術痕)だと。一日に一回くらいはマッサージしてねーとか言われたけど、そもそもマッサージしていいものかどうかも判断がつきかねたので(マジにヤバかったら逆に散らしてるだけになりそうだし)。

 ところで、こっちの医療システムは最初のGP(一般医)にかかり、そこで紹介状を書いてもらって専門医という段取りで、今回もまた一からGP経由でいくのかと聞いたんだけど、その点に関しては特に返事もなくアポがとれました。ところが行ってみたら、12ヶ月以内の紹介状が必要、ない場合はメディケア(保険)的に割高になるとか言われて、え、そうなの、言ってくれよって思ったけど、まあ面倒くさいもういいやってなりました。オマケして安くしてくれたし(200ドル)。

 しかしこのGP→専門医ってシステム、いい加減なんとかならんかって気もしますね。また検査をする度に、あっちゃこっちゃ行かされて、何度も何度も手間踏まされるのも面倒ですわ。最近は、メディカルセンターという名称で、日本の病院みたいに、ワンストップショッピング傾向があるようです。Chatswood Chaseのハス向かいに大きなメディカルセンターがあって、昔は普通に一般医だけだったんだけど、こないだ見たらパソロジーのラボ(検査機関ね)も入ってて、歯医者まで増えてた。一極化が進展してた。ここはLane Cove時代に行ってて(といっても、そもそも医者にいく頻度が、数年に一度のオリンピックくらいの感じなんだけど)、アポという制度がなくて、アポなしに行って、カウンターで受付てもらい、あとはひたすら待つ、待つ、待つ。1時間以上たっぷり待たされてって、複数いる当番の医者にあたるという。ラフといえばラフなシステムなんだけど、その方が気楽でもあります。そんな掛かりつけのお医者さんとか居ないし。

車の買い替え

 赤い三菱も、もういい年だし(2002年)、あちこちガタが来て、買い替えかなーとか思ってました。微妙なところで、オーストラリアの基準でいえばまだまだ古い車も走ってるし、走行も15万キロくらいだし(20万超えなんかザラ)、定期点検はしっかりやってたし、エンジンは快調で別にそれでも良いっちゃ良いのですね。でもねー、やっぱ作りが甘いのか、乗り方が悪いのか、あちこちに不具合が。走行それ自体は問題ないけど、大雨がふると車内に雨水が侵入するようになって、多分落ち葉などがどっかで水の流れを塞いでいるのではないかとか言われてるのですけど。その都度水は吸い取って排除するにせよ、どうしても水分は残るしカビになって身体に悪いという説もあるし。それもイヤだなと。

 あと、燃料計がぶっこわれて、20%くらい消化した段階でいきなりストンと落ちるようになりました。これ、壊れたときにリアルタイムに乗ってて焦りました。深夜の山の方で、どんどん燃料系のゲージがさがっていくから、てっきり燃料漏れでも起こしてるのではないか、下手したら引火爆発して死んでしまうのかも〜とか超ビビって車を止めて点検するけど、そんな感じはない。ガソリン漏れたらすごい匂うはずなんだけど、それもなし。おっかしーな?で、あいてるガソリンスタンドに駆け込んで給油したら、すぐ満タンになってしまって、あれ?と。要するに漏れてないわけね、だとしたら燃料計が一定レベルを超えたらきかなくなるわけね、とわかりました。

 これの修理の仕方はあるらしいけど、調べたらなんか面倒くさそうだし(原始的な構造かと思いきや、意外と複雑で精密なものらしい)、そんなのに金使うのもなーと。大体この頃は慣れてたので、平均時速と走行距離をみたら、消費ガソリンの見当はつきました。次回給油のときに、○リットルくらいかな?と推量しても、プラマイ1−2リットルの正確さで当たってたので、別に燃料計がなくてもなんも全然困りません。だからいいかってことですけど、しかしねー、ガタがきてる感はあるなーと。

 ほかにも色々〜UberEatsやるにはデカすぎるとか、経費として使った方がいいかもとか、思惑もありまして、結局買い替えました。

 買うまでネットにかじりついて、あれこれ物色してました。もう最後にはうんざりしてくるくらい(笑)。大体、1万ドル前後くらいで、10年落ちくらいで、走行も10万キロ以下くらいでって、日本では考えられないような基準で見るんですけど、ほんとに日本は車だけは安いですよね。あんな安い国は世界でも珍しいのではないか。もっとも最近では日本でも貧困化が進んでいるのか、車が丈夫になったのか、平均車齢が8年超えたとかいう記事もありましたが(昔は3年とかじゃなかったっけ)、それでもオーストラリアに比べれば桁外れに安い。

 もっとも、日本の高速料金は世界で珍しいくらいクソ高いです。もうあんな小さな国土なのにありえないくらい高い。それが何かを物語ってるわけで、簡単に言えば、自動車メーカー等民間レベルでは世界最高水準でいいものを作るんだけど、道路公団やら規制やら国家公共レベルになると世界でもかなり劣悪なレベルだと。シドニーの有料道路がどんどん増えるし、料金もどんどん高額化してきて、これも悪しき日本化ですねえ。まあ、歴史的・文化的特性からすると、日本はそもそも(近代)国家制度に向いてないんだと思いますね。国家とかあそこらへんのパブリックシステムが機能するためには、「管理(公→民)」と「監視(民→公)」のパワーバランスが拮抗してないといけないんだけど、後者が弱いからって、話がそれるのでこの話題はここまでにします。

 昨今のコロナでオーストラリアの車の価格がめちゃくちゃ上がってるそうです。30%くらい上がってるとか。「え、こんなに高いの?」と愕然とするくらいで、買うのも十数年ぶりだから昔の記憶はアテにならないにせよ、それにしても高い。コロナで世界の物流が止まってしまって、また公共交通機関マスクとか鬱陶しいから車に乗り換える人も多く、且つテレワークで地方や郊外に移る人も多くとかいろんな状況が重なっているそうですが、業界数十年のベテランでもこんなの初めてって言うくらい上がってます。コロナの影響はあとで述べるパソコンにも関わってて、もう部品が全然来ない!ほんと、くそ迷惑な病気ですわね。

 くっそー、いいのないじゃんとか延々探して、のべ何十時間も見てると、だんだん見えてくるものもありますね。あれこれサイトをみて、FBの車売りますグループも見て(これもいくつもある)いくうちに、「怪しいやつ」が何となく見えてきます。だんだん名前も覚えてきて、あ、この人、また出してるぞとかね。それに、もっともらしい売ります広告なんだけど、妙に安いやつ。相場よりも15%くらい安くて、「お、掘り出し物だ」とトキメキを感じるわけなんだけど、な〜んか嘘っぽい。嘘っぽいというのは、売り手の顔が見えてこないのですよ。数百という広告を毎日見てると、ああこの人はこういう人ねとか、向こうも書いてくれてるし、なんとなくわかるのですよ。子供が独立して引っ越したのでこんな大きな車はもう要らないからとかさ、転職してシティ近くになったのでとか、書いてる広告も多いんです。でも、全然ないものある。で、車を褒め称えるコピペ文章が貼り付けてあるだけで、ふーん?って感じ。

 ま、結論的には、当たり前のところに落ち着きました。とにかく掘り出し物を探そう!とかいうスケベ根性は殺しましょうってことです。当たるかもしれないけど、外れたときに悲惨だし。まあ、もっともな値段、ちょい高いなでもいいかってくらいで。

 見てるとよく分かるのですけど、やっぱトヨタ車強いです。ホンダもマツダも強いけど、総じて日本車の中古車は値が高い。僕がもう一台持っているのは、小西くんから譲り受けたトヨタのカムリで、なんと1997年で27万キロも乗ってるんだけど、さすがトヨタというべきか、小西くんのケアが万全というべきか、室内や躯体そのものはしっかりしてるのですね。水漏れもしないし、天井の布がへたって落ちてくるとか、そういうこともない。オーストラリアではそこらへんシビアにみますから、やっぱり実質があるものは年式古くても高い。合理的です。

 最初は、アウディとかBMWとかVWとかけっこう安いのが沢山出てて、おお、あるじゃんとか思ってたんだけど、段々なんでこんなに安いの?と不思議になってきて。10年落ちだったら、へたすればカローラの方がアウディよりも高いのですよ。見た目はアウディとかワーゲンとかいいクルマあるんだけど、こうも値段がはっきりしてると考えてしまいました。つまり、そのへんの高級欧州外車の値下がり率ってすごい激しい。カローラなんか10年くらいではそこまで下がらないのに。

 そこでAPLaCのメカニック戦隊である神木さんや小田くんなどにメールであれこれ聞きますと、やっぱりそのへんの高級車はガタが来るのが早いこともあるけど、修理代が高いそうです。日本車は、耐久性にすぐれているし、修理代もそれほどかからんと。高級車は、新車で買って、税金で落として、3年くらい乗ったら売り飛ばして、また新しいのを買うくらいのサイクルだったらいいんだろうけど、安い中古車買っても維持費がかかる、だから安い。実際、1ヶ月くらいずっと見てたんですけど、全然売れてなかったもんなー。皆よく知ってるわ。

 しかし、そのあたりのオーストラリアで現役メカニックやってる知り合い(神木さんは塗装板金だけど)の意見は貴重でありました。また、芙由子さんもいろいろユーザー視点で情報交換して、みなさんにはお世話になりました。この場を借りて御礼を。

 で、結局、普通のパラマッタロード沿いのディーラで買いました。これもかなり精査しまくって、Googleの評判とか、大体の値付けの感じとかで。あと、広告でプレートナンバーを隠してるものも多いんだけど(いろんな理由もあろうが)。プレート番号あったら、役所(ネットで)申請すれば(料金かかるのもある)、現在ローンに入っているかとか、盗難届がでてるかとか、車検がいつかとか公的な情報がわかります。他にもそういう情報を探してあげるサービスもあります(5台でいくらとか、場合によってはメカニックを派遣してクルマのチェックをやるとか)。でもプレートを隠してないどころか、公的な情報をダウンロードできるようにしてくれてるところもあって、そのあたりの透明性も一つポイントにはなりましたね。

 最終的には、HONDAのJAZZ(日本ではフィット)にして、2010年、8.6万キロ、1万ドルちょい。小さい車が欲しかった(Glebe近辺はその方がいいし、なによりもUberEatsには便利)、だけど小さすぎるのもねー、後部座席もそれなりに乗り心地が良くないととか考えていくと、JAZZになったと。

 そのなかでもいくつか候補があったんだけど、結局、シルバーの地味なやつ。本当はカラフルな一台が欲しくて、JAZZはいい色あるんだけど、でも諸般の事情でシルバー。

 もうね、小さくて、地味で、なんかクルマって感じがしなくて、シャーペンと消しゴム的な「文房具」って感じっすよ。1万ドル出してこれかって気がしなくもないけど、でも、それはそれでいいかと。とにかく地味で、駐車場に戻ってきたら、似たようなクルマが山程あることもあって、どれが自分のかすぐわからなくなるくらい。このくらい匿名的に地味だと、もうアサシン号と言いたいくらいですわ(アサシン(暗殺者)は人混みに紛れて誰の記憶にも残らないくらい平凡な風采がベストであるから)。

 乗り始めてもう2ヶ月くらいかな、感じでいえば、すごい乗りやすくて、特にUberEatsをやるのは便利です。前だったら諦めてて駐められなかったところにもバンバン駐められる。そりゃそうですよ、前後で1-2メートルくらい短いんだから、めっちゃ楽。作業能率あがりまくり。

 ただし、弱点もあるんだなーというのがわかってきて、座席高いし、よく見えるしでいいんだけど、それが逆に良くないなと。すかっと全部見えてるようで、実は死角がある。頑丈に作ってるせいが、ピラー(柱)が幅があって、これが右手の視界を微妙に遮る。だから右からくる歩行者やクルマが見えない瞬間がある。だもんで右側を注意するときは自分で身体を前のめりに動かして確認するくらいのクセをつけること。同じく左方向は、スカッと空いてるようで、実は視界が狭い。それは弾丸シェイプでフロントガラスの角度がきつい関係もあり、ルームミラーが結構邪魔なんですよね。ルームミラーの左側の視界が意外と狭くて、だから見えてるつもりで全然見えてないことがある。また前のマグナだったら前方に大きく突き出しているので、左右の注目点もけっこう先の地点をみるんだけど、小さなクルマは運転席の真横ちょい前くらいが左右になるから、より死角になりやすい。そのあたりは学び中です。

 しっかし、別にUberEatsやるだけが能ではないし、こんなのただの国境開くまでのサプリメントなんですけどね、いつになったら開くことやら、です。

パソコン新調

8年ぶりの浦島

 デスクトップとラップトップも新調しました。
 クルマが終わったら今度はこれかいって感じでまた1ヶ月くらい取り組んで。パソコン買うのもひっさしぶりで、何年前かな、あのときもデスクトップ買って、まだWindows7って頃。その際に「ついでにどう?安くしておくよ」で買った東芝のラップトップにWindows8がついていたので、そのくらいの時期。当時のエッセイをみると2013年ですから、10年とはいわないまでも8年ぶりですか。

 これだけ使ってるとさすがに結構ガタが来てました。ノートの方は何度も日本に持ち帰ったり、ドバイやスイスまで持っていったこともありで、キーのなかには押しても反応しないのがいくつか出てきて、そこそこ苦労してたりします(そういうのを上手いこと騙し騙し使うのは得意なのだが)。ノートもデスクトップの方も反応が遅くなってきて、定期的に手動でメモリ解放したり、それでもフリーズしたり。ゼロからインストールし直したらいいんだろうけど、それも面倒だし、この時代遅れのスペックでそんな手間隙かけても意味あんのか?って気もして。これも車と同じで、使えないことはないけど、作業能率が非常に悪いし、我慢してても展望はないという。だったらもう一新しようかと。

 PCの世界で8年もご無沙汰だと浦島太郎状態で、今どうなってんの?から始めて。

 前はWestRydeにあるチャイニーズのお兄さんがやってる個人ショップで買ってました。いろいろ探して、そこに行き当たって、とてもリーズナブルでしかも信頼感あるところで。新たに買うときも、大体のスペックと相場を教えてもらって、じゃ、こんな感じって、それで済んだのですよね。

 しかし、パソコン儲からなくなったのか、その店もなくなってしまいました。残念です。あとはネットで買うしか無いんだけど、大体の相場とスペックを見ながら覚えていって、まあ、こんなもんだろ的なところに落としていって。

 しかし、結局これはって出来合いのスペックがなくて、結局カスタマイズになりました。それまでは、いちいち外付けHDDでやってたんだけど、それが面倒くさいから、SSDに巨大に収容できるような感じでやりたくて、でもそんなの無いんですよね(笑)。メインに1TB、収容用に4TBほしい、全部SSDでっていっても、そんなの無い。あっても異様に高い。どうしたもんかなーって。

メールのやりとりとスペック指定のデスクトップ

 結局、デスクトップは、Umartってオーストラリアのネットショップ(店舗もたくさんあるけど)で買いました。たくさんネットで出てくるんだけど、メールのやりとりではここがベストでした。質問して返事が帰ってくるのが早い。早いときは2時間でくるし、休日挟んでも出勤日の朝イチには返事がくる。オーストラリア的には異様なくらい。また答えが的確。

 いやあ、ほんと、オーストラリアでは昔からそうですけど、舐めとんのか?というくらいのカスタマーサービスありますよね。不動産屋とかさ。語学学校のコミッションでもそうだな、Uberのヘルプメールもそうね。もう人間がやってるにしては馬鹿すぎるだろう、AIなの?ってくらいです。昨今の国会答弁と似たようなものです。なんなの、あれ?最近地球で流行ってるの?流行ってるんだろうな、やらずぼったくり。

 そんな中で、ここのはめちゃ的確、めちゃ早い。かなり色々(往復十数通)聞いたんですけど、全部遅滞なく、全部正確でしたね。途中で人が変わったんだけど、同じような感じだったので単にその人が良いだけってことではないと思います。

 何をそんなに聞くことがあるのか?というと、上に書いたように、これはというスペックでの出来合いがないので、部品買い揃えて全部組み立てる方式しかないという事情に端を発します。しかし、組み立てるのもようわからんし(勉強すればいいだろうけど、そこまで趣味じゃないし)、またこのマザーボードでいいの?このクーラーはこのケースで入るの?とかそのあたりがわからんわけですよ。スペックといっても、わかるのはSSDの容量とか、メモリーとか、CPUくらいで、マザーボードの良し悪しとか、電源やクーラーは何が良いとか、ケースはどう選ぶとかわからんもん。

 Umartには、自分で全部選ぶコースがあって、それを向こうが組み立ててくれる手数料が150ドルくらい。そのくらい払ってもやってもらった方がええわと。でも、このスペックにこれは合うの?組み合わせとしてありうるの?というのもメールで全部聞いて、それを技術部の方に回してもらって、翌日返事が来るという感じでした。

 それで準備万端整えて、発注して、結局、(奇しくも同じ)WestRyde支店まで取りに行きました。その日に限って土砂降りだったけど(笑)。見てびっくり、えらく巨大。え、なんでこんなに大きいの?ケースのサイズとかマジに見ておけばよかった、だいたい同じ大きさだろとかしか思ってなかったけど、でかい。どうもこのくらいのスペックになると、オフィスユースよりもゲーマー仕様になってしまい、もう冷却ファンが巨大なこともあって、全体にでかいのですよね。別にゲーマーじゃないんだけど、もう最近では、ガチにパソコンにのめりこむのはゲーマーが多いのでしょうね、一般人はスマホとかタブレットでいいのかしらね。

ノートパソコンの場合

 デスクトップと並行してラップトップも。これは自分で作るわけにはいかないので、いろいろ調べていて、前のエッセイでも書いたように、レノボのThinkPad(IBM由来で、日本で作ってる)にしました。ただし、ストーリッジの追加は全然とりあってくれず、またそれを聞くためのオンラインチャットも、相手が悪かったのかしらんけど、まったく役にたたず、でした。

 しゃーないから、自分でSSDを増補できるのかなーとネットで探し回って、レノボはわりとそういうのがやりやすいようでした。ということで、まずはレノボのノートを買いました。意外と早く届きました(数日で)。

 一方、増補するSSDの2TBは別途注文してたのですが、これが全然こない。数日後くらいにくるだろうと踏んでたのですが、ここでまたコロナで物流が止まってる。5月21日に来るとかいってたのが、6月になっても来ない。

 こっちはすぐ来るもんだと思って、ネットの解説を参考に、悪戦苦闘してノートパソコンの裏蓋を開けて(それ用の小さなドライバーと、あと書かれていたとおりギターのピックが役に立ちました)、裏蓋開けたまんま待ってたんだけど全然来ない。問い合わせたら全く分からんと。他のサイトをみたら5月どころか8月入荷とか書いてあって、ダメだこりゃです。

 しゃーないから、別の入手可能なSSDを探し、だけど同じ容量のSSDでも規格(M.2 PCIe NVMe)が違うとダメだから、またUmartに聞いて、合いそうな部品を紹介してもらって、それは通販で買いました。Australian Post。WestRyde店にあるから2−3日で届くだろうと思いきや、もう皆言うけど、ポストだめね〜、まるまる一週間以上かかったよ。こんなことなら取りに行けばよかった。

 やっとゲットしてSSDを挿入したときの図(右下の青色のやつを追加で入れた)

Windows10〜ウィルスみたいなOS

 これまではWin7とWin8でやってたんですけど、今度はWin10です。
 2000とかXPの頃が一番良かったのに、やだなー、またわけわからんことになってるのかなと戦々恐々でしたけど、半分あたりで、半分ハズレでした。良かったのは、7や8に比べてそんなに仕様が変わってないことです。って、今どきこんなこと書いてる奴も珍しいだろうけど(笑)。

 だけど、呆れたのは、守銭奴化というか、餓鬼のようにこっちの金と情報をほしがる点です。ノートで最初立ち上げたら、ご存知のようにいきなりマイクロソフトアカウントを作れとかきて、え?なによ、それって感じだったんだけど、適当に作ったら、今度はメールのアドレスで勝手にメインフォルダーを作られるありさま。”tamur”とかいうヘンテコな5文字フォルダーがユーザー名になって、以後全部それだという超気持ち悪いことに。

 そこでまたネットで調べまくって、そうか最初からローカルアカウント一本でやればよかったのか、あとでマイクロソフトアカウントは消せばいいのかと。だけど、その記事を書いてから、また仕様が変わったのか何をどうやってもマイクロソフトアカウントが消せない。消すための表示が出ない。探せばどっかにあったのかもしれないけど、小一時間くらいやってるうちに段々腹立ってきて、まだ始めたばかりだし、「やるなら今だ」ってことで、もうゼロからやりなおしってことで、Windowsのクリーンインストールやりなおしました。それで、何を誘われてもガン無視してローカルアカウントだけで作った。

 やれやれと思ったら、今度は更新地獄で、勝手に更新しよるんですよね。更新しないに設定しても、普通に設定してるだけではだめで、いつのまにか解除されてしまう。しかも頼みもしないのに他のソフト(最近ではアプリというのか)も更新されてしまうという。そのダウンロードの通信費払うのはこっちなのに。なんというか、もうOS自体がウィルスみたいな感じで、いい加減にしてくれって言いたい。

 思うのですけどねー、パソコンなんか20世紀でほぼ完成されてるんじゃないかと。21世紀になってからの20年、そりゃCPUが早くなったとか、メモリが大きくなったとかいう部品レベルでの進歩はあるけど、パソjコン、あるいはソフトの進化はほとんどないと思います。

 進化余地があるうちは、より優秀なものを作って儲けるという王道があったけど、もう頭打ちだから、儲け方がどんどんセコくなる。個人情報集めて広告に利用したり、どっかに叩き売ったりしてるのかね。あるいは何でもかんでもネットに繋げて、これを買えとかあれを買えとか、要するに「押し売り化」です。うっせーわ、です。

 文書作成のWORDだって、僕はいまだにWORD2003を使ってます。2007も持ってるけど、もうその時点で確実に使いにくくなってて、2003の方が全然マシ。なんでこんなに使いにくくするのか理解できないんだけど、だいたい多くのソフトは初期のヴァージョンの方が出来はいいです。ところがWin10は、勝手にこのWORDを最新のやつに更新させちゃうのですよ。文書を開いてどびっくり、なんだこりゃ?です。余計なことすんじゃねーよって、またアンインストールして、別の箇所でアプリの自動更新ってところをオフにして。

 そういうのもウィルス防御ソフト(カスペルスキーを使ってるのだが)で止められないのか?とか思うけど、そのあたりはだめなのかな。てかさ、そのカスペルスキーですら、知らんうちに何かが立ち上がって、「カスペルスキーVPNの申込みの準備ができました」とか出てきて、ブルータス、お前もか、ですよ。

 ソフトですけど、ほんと後になるほどダメですねー。Windows10の、なに?「テレビと映画」ってWMPに代わって出てきたやつ、立ち上がりが早いだけが取り柄で、コーデックは全然揃ってないわ、キーボードショートカットはしょぼいわ、カスタマイズは全然できないわで話にならん。前に使ってたGOM Playerは最新版はおよそ使い物にならず、昔とっておいた古いヴァージョンを使ってるけど、それでも作動がおかしい。

 ちなみに僕は、画像ヴューワーは、ACDSeeというのを使ってますけど、いろいろ試して、結局のこったのは一番初期のヴァージョンです。90年代から使ってるやつ。機能がシンプルで軽くてベスト。あとになればなるほど、無駄な機能が満載で、その分重くなって使い物にならない。初期の1.5MBくらいの軽量のやつが最高にいいです。画像編集ソフトもDibasという90年代のフリーソフトで、これなんか580KBで1MBもないです。でも、これでエッセイの写真のレタッチは大体できてますからね、それで十分っしょ。

 こういったパソコンの傾向を見ていると、いつも書いてるようなことを感じてしまうのですよ。つまり、もうすっかり多くの商品も市場も成熟してしまってるのだと。なんかの漫画で読んだけど(亜人だったかな)、ピンセットの形はこの200年ほど変わってない、変る必要がない、200年前にもう完成されている。パソコンも同じ。現在市場にでている物材やサービスもそういうものが多いと思います。それでも丁寧にメンテをするだけで十分やっていけると思うのだけど、それ以上欲をだして成長しようとするから変な話になる。つまりは無意味なバブルか、騙しくらいしかない。そして皆それをやっていると。国家にせよ、多くの大企業にせよ、ビッグテックにせよ。逆に成長余力のあるところ(まだまだ未開発の部分があり、もっと良くなれるところ)は、そこまで歪んではいないでしょう。


 ところで、国境閉鎖でカネがないのに何いろいろ買ってんだよってことですけど、JobKeeperでそこそこは出たのですよ。別にあれだけでも、多少足りないながらも、やっていけないことはなかったんだけど、そこは小心者で勤勉な日本人の血が騒ぐのか、UberEatsとかやっちゃったのですよ。やりすぎたというか。かなりセーブして趣味的にやったつもりだけど、このまま試算すると結構税金払うことになるなーと。まあ払えばいいんだけど、でもこの機会に買い換え時期をかなり過ぎてるあれこれを一新するのもいいかと、年度末(6月末)までに買おうと思ったわけですね。クルマやパソコンだったら問題なく経費(割合比率で)で落とせますし。

 本当は日本に帰国してる費用なども、部分的には出張費用になるし、その時期収入はなくなるしで丁度いいわと思ってたけど、国から外に出してくれないし。一方、免停になるからそれはそれで収入ゼロになって丁度いい調整になるわとと思ったら、あと1点のカド番のまま免停にならないで済んでるし。だったら働かずにのんびりしてりゃいいものを、そこは貧乏性だから(以下同文)。ならば減価償却で買ってしまおうか、その方が経済は回るし、いいだろうと。

 他にも色々あって、歯がいよいよやばいので日本に帰ったときに、保険入ってしっかりやろうとか思ったけど、帰れずに頓挫とか。オーストラリアのメディケアはなんで歯医者を入れないのか?今後も入れる議論もなさげなんだけど、あれはなぜなのよ?

オンラインサロン

 前々から書いてたように、オンラインサロンやりますよー。

 以前に「本当にヤバくなりそうなのは今年の下半期くらいからだろうから、その頃を目処に」って書いたのですが、案の定そうなりつつあり、それもあって来月くらいからぼちぼちと。

 これもいろいろ調べてて、どこがいいかなーとかサイト選びをしてたのですよ。でもって、noteが一番使い勝手良さそうかなとか思って、こないだサークル申請したら、拒否られてしまいました(笑)。

 「え、なんで?」って思ったんだけど、考えてみれば、たしかに話が漠然としてるのですよね。「将来的な生き方の互助的な場」とかいっても分からんよね、そのくせ「APLaC界隈の」とかやたら限定があったりして、「コーヒーが好きな人集まれ」みたいなわかりやすさはないなと。

 noteは会費徴収をやってくれる(クレジットのみ)のがメリットだったんですけど、拒否られたのを機会によくよく考えてみると、どっかのサイトを借りてやるのは無理があるなーとは思いましたね。多少仕様を変えて申請に通るようにすることは出来たと思うけど、改めてよく見ると、結構制約が多い。なんか今ひとつわかりにくいんだけど(結局やってみないと分からないのだろうが)、掲示板は一個だけとか、本人しか発言できないとか、会費なくして参加できる人は10人までとか。それにクレジットの代理徴収をしてくれるのはいいんだけど、手数料が25%というのは高くない?とか。それに拒否通知がno replyメールで来てて、これに返信してもダメよってこと、つまり対話する気がないという企業姿勢が透けて見えて、それで冷めたのもあります。

 他方、内容については漠然とせざるを得ないし、逆に漠然としてるのが良いところだし、話の流れでどのようにでも形を変えていくだろうけど、それってたしかに分かりにくい。一般に募集するようなことではないなーとも思った。

 そういう漠然としたので出来るのは、「APLaC界隈」というわりと強烈な磁場があるからこそです。なんかしらんけど、それがいいスクリーニングになってて、この界隈の中だったら比較的信頼できる、どんな話でも出来る、あんまりイヤなことも言われないし、不毛な話にもならないという担保になってます。それは過去に大量のオフをやってて、その特質だけは失われないことから、かなりの確度で言えると思います。

 考えてみれば、このフィルタリング機能が稀有の財産なのかもしれないですね。また、その稀有な資産(根っこの価値観で同質的な人間集団の相互信頼性)を活性化させ、人生ツールに使えるようにしていくんだけど、その価値がわかるのは、やっぱAPLaC界隈でないとわからないでしょう。世間一般ではわからない。

 妙に一般的な場に出して、勘違いした人達が集まってこられても困るのですよね。困ったちゃんというか、議論のための議論ばっかする人とか、口先番長で全然動かないやつとか、やたら依存性が強いひととか、かまってちゃんとか、もう面倒くさいですもんね。

 ということで、自分のサイト(サーバー)でやることにして、今作ってます。そのあたりのことはまた次週にでも。

 そだ、オンライン講座の動画も七割方できてるんですけど、そこで一旦ペンディングしてます。いい加減、7月とか9月には国境が開くんじゃないかという話もあったんだけど、全然なので、今完成させたところで見る人いないし、置いておいてもひたすら古くなるだけなので、ちょっと作業の手を止めています。

 







文責:田村


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