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今週の一枚(2016/10/10)



Essay 795:APLACの新しい挑戦

城か、檻か

 写真は、Glebeの某物件をインスペクションした時のもの。
 シティから半径5キロ以内は、昔のテラスハウス系が多く、天井が高くて、作りもしっかりしていて、物件としては良いのが多いです。  
 17年も住んでたAPLACの自宅兼事務所ですが、いよいよ引っ越して、大幅にイメチェンすることを企画中です。

 先に要旨を述べれば、今いる緑豊かなノースのLane Coveから、シティ近くのVibrantなカルチャー&学生街であるGlebeに移転しようかと。
 それにともなって、キャパは超圧縮。ゲストルームもナシでワンルームないし1BRくらいにする。
 一括パックの内実はしっかりキープしながら(てか鮮明化しつつ)、かなり切り口を変える(増やす)。

 なんてことを考えていて、さっそく先週土曜に賃借物件のインスペクションに行ってきました。

契機と動機 

 直接的なきっかけは、大家さんから家賃の値上げの打診がきたことです。まあ、ある程度はいいんだけど、今回の改装その他でかなりお金がぶっ飛んだのか、結構なことを考えているご様子。

 ただ、それは表面的な引き金で、「いい機会だ」「渡りに船かな〜」と思ってる自分もいます。

 一つは引っ越し人生みたいに転々としてて、移れば移るほど幸せになってきた僕としては、こんなに長い期間同じところに住んでいたのは生まれて初めてで、だからもう前から動きたくて動きたくて(笑)。ちなみに親父によると(占い師でもある=めちゃくちゃいろんなことやってたのよね)、僕の星は「風の星」らしく、生まれたところから遠くにいけばいくほど幸せになれる宿命らしい。本当かどうか分からんけど、これまではそうだったよね。

 第二に、これがメインでシリアスな理由ですが、大きくは日豪のギャップであり、さらに将来的な展望にもかかわります。日豪ギャップというのは、年々物価(特に不動産価格)があがるオーストラリアと、相対的に貧困化が進む日本とのギャップです。僕が来た頃は、日本の賃金の方が遥かに高く、オーストラリアで働くなんか馬鹿馬鹿しくて、、みたいな感じだったんですけど、今はギャップが開いてきている。単なる賃金差だけではなく、日本の場合低所得者への公課負担(税金とか年金とか)が年々重くなっているから可処分所得が減っている。可処分所得が減れば貯金も出来ないし、現に出来てない人がかなりいる。今後このギャップは修正されるかという、むしろ開く可能性の方が大きい。

 逆に言えばそれだけに「海外」は消費先ではなく、生産(生計の資源)として捉えるべきだし(インバウンドにせよ、アウトバウンドにせよ)、チャンスはむしろ広がってると言えます。しかし、アウトバウンド(こっちで出向く)の場合、初動の資金が厳しくなってる。それをAPLACで何とかやってたのは、そこそこ無理もしていたわけですね。例えばゲストルームにせよ一泊40ドルで、20世紀の頃の値段のままただの一度も値上げできずにいます。家賃も上がってるので本当はもっとあげたいんですけど、そんな雰囲気じゃないもんね。そしてそれを裏から支えていたのは、大家さんがのほほんと時勢に疎かったということで(笑)、今回、彼も市場経済に目覚めたらしく、あー、蜜月も終わりかーという。

 だからその意味では敷居を下げる、、というよりも、形態をもっとフレキシブルにした方がいいだろうと思ってました。例えば一括パックを火曜日始まりにするのも、大体のそのくらいにしておくと月曜日の学校開始前に「仕上がる=一人前の戦士になれる」という関係もありますが、ゲストルームの循環もあってのことです。ゲストルームがあることは、便利な半面、しかしそれに制約されることでもあります。

 それに一括パックも最初の3日くらいが山で、それを超えると淡々と繰り返していく地道な時期になり、修行内容も量より質になります(実行力よりも決断力という管理職能力)。ただ、それをするのはゲストルームにいる必要もないよなーと。そうなると40ドルでも払う方は高いかなと。あと、その頃には馴染んできた個室が静かで気楽で居心地がいいから、そこから飛び出すのが心理的にも大変で、ルームシェアなんか死ぬ気で選ばないといけないという心理ギャップがある。でも、今のシドニーではルームシェア多いですしね(個室も十分ありますよ)、それも選択肢に入れないといけない。一方で、家賃があがってる昨今(頭打ちになった感はあるけど、ダーウィンとかもう売買価格が落ちてきてるらしい)、時間かけてじっくり探したほうが良いケースもありーので(ちゃんと探せば絶対あるし)。また、遅かれ早かれバッパー慣れしておかねばならないし。また、その方がトータルでの宿代は安くなりますからね。

 そういう時勢を考えると、ここでゲストルーム外してしまったほうが、かなり自由度が高くなるのですよ。別にどうしても火曜日始まりでなくてもいいし(でも、それが最適であることに変わりはないけど)、最初はバッパー暮らしでちょっとキツイかもしれないけど、でもすぐ慣れるし、慣れたらその後の自由度が変わってきますし。

 まあ、このあたりは人によっても違うのですが、どうしたもんかと前々から考えていたし、良いバッパーが2つ並んでるGlebeは、場所的にもカルチャー的に最適だと思ってて、実際ずっと前から目をつけていて、何度もインスペクションに行ってました。でも、なかなか思い切りがつかなくて。

コンセプトの鮮明化とフレキシビリティ

ニーズ面でのコンセプト

 ニーズ面でいえば、20年前のオーストラリアで遊学〜みたいなコンセプト自体が減ってきて(まだそういう過去の幻影的なニーズも居るところには居るだろうが)、もっとシリアスになってると思います。

 一つは、日本の若い人の環境がシビアになってきて、最初にボタンかけちがえて後手後手に廻ってしまって、展望が開けなくなるパターンです。そこそこ仕事はまだありますけど、それで自分は人生で何を表現したいのか?どういう生き方に持っていきたいのか?というのが中々わからない。分かるためには経験を積まなければいけないんだけど、マックジョブ的な消耗戦だとカチリという奥深くの手応えが掴めないとか。まあ、そこらへんは色々。そこでプロレスと同じで、ゴングと同時にラッシュを食らって、ペースをつかめなくなったら、とりあえずリングの場外に降りて、20カウントのインターバルを取って、一旦流れをチャラにして、、って感じで、海外だオーストラリアだってのはあると思います。思いますというか実在します。

 正社員で10年くらいやってる人でも、「一生これかよ?」という疑問をもつこともあるでしょう。僕だってそうだったしね。その場合、「自分へのご褒美ホリデー!」みたいに脳天気なノリになりきれないと思うのですよ。やっぱオーストラリアや海外でなんとしてでも未来に繋がる「なにか」が欲しいと。一番デカイのは抽象的な「自信」だと思いますが、それを得るためにも、自分であれこれ日々戦う必要がある。でも、戦うつってもどうやって?というのが雲を掴むような話で、ようわからん。気がついたら、日本語情報だけで動いてて、シティの違法なタコ部屋住まいで、ジャパレスで搾取され、また2回目用のファームの旅で搾取されって、日本でのパターンをまんま繰り返してしまったりする。ワーホリとか留学生って、便利使いしようと思ったら幾らでも出来ますから。

 その悪循環を打破するためには、敷かれたルートではなく、自分で道なき道をゆくくらいの行動能力は要ります。一括パックの本質はそこにあるのですが、そのコンセプトをもってわかりやすく。具体的には、「最低限これだけは能力的に装備せよ」というベーシックな部分、さらに将来的に海外でメシが食える、それも安定的に自分で絵を描いて動かしていける(誰かからの棚ぼたチャンスだけをアテにするという受け身ではなく)一つの目安として永住権やら(オーストラリアや、その他の国の)労働ビザを得ると。婚活してこちらのオージーと永住といっても、その場合は相手の親族付き合いもあるから、一番ハードなドローカル世界になるので、実はしんどさはあんまり変わらないし、また2年別居してたら勝手に縁を切られて放り出される可能性もあり全然永久就職になってないという意味からも、自立的な生活能力というのはマストに必要だと思います。

 それらを幾つかに分類し、60-70万くらい用意できてガチに頑張りたい今までの一括パックを正規パターンとして位置づけ、その前後左右に幾つか。どうしても資金がない!でも時間もない!という場合の、学校行かない「ド根性パック」とか作ろうかなと思ってます。300ドルくらいで。空港に着いてから、最低限今日から稼げるとするために、マストである携帯電話のSIMとアクティベート(けっこう面倒臭い)、そしてOpalカードのノウハウの熟知、そしてジャパレスバイトの探し方と英文履歴書の作成。それらを使っての攻め方、物の考え方、動き方、将来の展望の作成などです。特に、今の日本でそこまで貯まらないというのは、どっかになにかのギアがはまってない場合が多いので、そこのカウンセリングをやります。でないと「食って終わり」という焼畑農業人生になってしまうので、意味ないっす。これ全部着いた初日にやってあげます。

 別のパターンは、ガチに海外や永住を考えている人のための長期スパンでの計画立てです。普通の一括パックで大体済むのですが、ご家族で移住したいとかいう人の場合、お子さんの学校の手配やら、誰の学生ビザにするかとか、シェアハウスを自分で経営して賃料収入をゲットして安定飛行にするとか、特殊なノウハウが必要です。これもこれまでの何件もアドバイスしてますので、ある程度パターンが出来てます。

 あるいは、将来的にオーストラリアにも片足、ないし4分の1足くらい突っ込んでおきたいパターン。これは被爆が気になるのでそういう疎開先が欲しいとか、日本がいよいよヤバくなったときの一時的な退避先が欲しいとか、その種のニーズです。この場合も、基本は同じで、現地での生活能力ややりくりを錬成しないと、ただの観光客でしかないですからねー。もっと現地に食い込んでいって、自分の居場所を作るためのノウハウは必要です。これはカウンセリングと実地教習の繰り返しだと思いますが。ま、ここで「有利ですよ」とかいって、外国人取得可のマンションでも売りつければ、僕も儲かるのでしょうけどね(笑)。でも、そんなの買っても現地の楽しみ方が分からなかったら「仏作って魂入れず」でしょ。

APLACからのコンセプト〜英語と戦略とカウンセリング

 一つは英語ですね、ことある毎に言ってますけど、皆さん、舐めすぎ。英語について舐めてない人なんかほぼ皆無ってくらい舐めてます。僕も舐めまくってましたし。逆に言えば舐めてるからこそ来れるって部分もあります。リアルにわかってたら恐くてこれないかも(笑)。

 でもって、ある程度ものになるためには、マジに3年かかりますよ。観光客として、お金使ってわーっとやるだけだったら、英語力なんかゼロでもいいです。そこそこワーホリで楽しいくらいだったら、それに毛が生えたくらいでもいい。でも、それは「お金を使う」局面であって、お金を稼ぐ英語ではない。ここでいう「稼ぐ」とは、カジュアルジョブを積み上げても将来につながらない職ではなく、将来につながっていくレベルでの就職です。そこまで考えれば、やっぱりIELTSで6点くらいはマストだと思います。実際には7でも8でも主観的にはまだまだ足りないと感じるでしょう。日本で看護師や歯医者さんだった人がこちらで資格をコンバートする狭き門がありますが、そのための英語テスト(OET)でも突破するのに語学学校1年では無理で、2年とかそれ以上という話は普通に聞きます。

 やっぱ上級になるほど伸ばすのが難しいのですね。成果も実感しにくいし。例えば、全く英語力ゼロの人が、生活必須単語100個覚えたら劇的に楽になると思います。さらに1,000個も覚えたら、そこそこ余裕もできるでしょう。ところが、最初から1万単語知ってる人が、頑張って1万1000個に増やしたところで(千個覚える努力量は同じでも)、100→1000の10倍(1000%)増に比べて、10%増でしかないから、主観的な成長実感は初級の頃の100分の1でしかない。つらいのよね。でもそのプラトーは絶対に避けられず、この難所を乗り越えないと次に進めないです。これはどんなプロ技術、どんなスポーツでも同じだと思います。

 実際にはボキャ3万単語くらいはあるといいかなーって感じだから、ある程度いくにも10年かかるよとか、30年でも無理だよとか言われるわけですよ。僕も20年以上いるけど達成率半分いってないかも。まあ、それは先の話で(そこにいったらわかります)、とりあえずは働いて終わりではなく、先々に展望を広げていく、今日一日の積み重ねが何かにつながるってレベルまでいくためには、かーなりガチにやってください、です。なんとなく思ってる量の、最低でも2倍、どうかしたら5倍くらい。いや、マジに。

 出来る人は今頷いていると思うのだけど、なかなかピンとこないだろうから、僕の昔の勉強ノートを添付します。僕はラッキーなことに来て半年でIELTS6点取れて、そのまま永住権取れましたけど、そっからが大変。もう3年間は基礎修行って前回書いたと思いますが、その間、シコシコと英語も自習してました。今から思えばまた学校に行けば良かったです。Lower Advancedまでいったから何となくもういいやとか思ってたんだけど、そこから先の方が学校は使い勝手があるし、10倍効率が良かったです。本当に上手くなってからですよ、プロのアドバイスのありがたみがわかるのは。

 ということで、これ。先日断捨離するときに、全部バラしてスキャンしたものがあるので。

 一つは、リアルタイムに使われているライブの英語を知るということで、せっせと新聞などを読んで、「ほう、そう言うのか!」と思ったものを片端から書き出していったものです。それだけでも数十ページあります。

 もう一つは、「こういう場合、なんて言えばいいんだ?!」と言葉に詰まるちょっとした言い回しがありますが、多くの場合日本語で考えて、それを英語でドンピシャ単語を探してるからダメなんです。そんな英単語は「無い」場合が多く、同じ日本語でも使われる意味を考えて別々に訳さないとならない。
 例えば、ここでは「どうせ〜」という言葉をとりあげて、「どうせ」を使う日本語表現のあらゆるパターンを思いつくだけ並べる。書いてあるように「どうせそうですよ!」って拗ねてる言い方もあるし、「(一生懸命やっても)どうせ一日かかるよ」という言い方もあるし、「どうせ2回戦どまりでしょ」「どうせやるなら、いっそのこと」などなど微妙にニュアンスが違うし、意味も違う。今度はそれの意味を考えて自分で訳していく。だからここの訳はかなり間違っているかもしれないんだけど、でも攻略法や発想法は開拓されます。
 同じように、「今(去年の今頃とか、今更遅いわとか、今の今までとか)」「何(なんとなく、なんとも言えない、なんだかんだいって、何とかしてくれ、何なら俺がやろか?なんでも屋、何と言っても)」「ああ(ああ言ってるけど、ああなるとは思わんかった、あーだこーだうるさいな、ああやって彼女のハートを掴んだわけか、ああいう奴なんだよ、あんな風には出来ないわ)などなど。それを片端から英語にしてみるという練習です。

 まあ、今見ても大して覚えてなかったりするんですけど(笑)、でもそういうことを積み重ねていくなかで、少しづつスピーキングやライティングが、より滑らかに、よりピンポイントに、よりナチュラルに研磨されていくわけで、IELTS6以上の英語ってこの世界です。もう、大海を柄杓で一杯づつ掬っていくような、泣きたいような努力がいるんですけど、でもそこは避けて通れないですわ。


 もうちょい実践的にいうと、例えば永住レベルまでいくとして(永住権を取るかどうか、永住するかどうかは関係なく、それが「世界で勝負できる」というレベルとほぼニアリーだから一つの基準になる)、カジュアルからスポンサーを見つけて457という労働ビザを取ります。そこで2年働いていたらENS(雇用者指名)で永住権上がりになるのですけど、これが簡単ではない。なんせ二回目ワーホリの合算3ヶ月ではなく、同じ雇用者に2年だから途中で変えたらチャラです。また自分は変えなくても、配転その他で職種が変わったら、またチャラです。加えて、457のスポンサーにはなってもらえても、雇用者指名のスポンサーにはならない、あるいはなれないこともあります。ジャパレスなんかでもそうですけど、このくらいの事業規模なら何人とか決まってるので、古参の人から順にという順番待ちもあるのですよ。◯◯さんはもう7年も頑張ってるので、彼から先に、、とかね。ありがちでしょ。さらに、どうしても納得できないとか職を変える場合もあります。インターバルで90日ありますが、それ自体はうまくやれば可能なんだけど、それでもまたゼロからです。

 でもね、そこまで長く頑張ってると、雇用者指名でなくても、それまでの現地キャリアが長くなるから、どうかしたら独立技術移住の王道にリーチかけられたりもするのですよ。そしてそこでネックになるのが英語なんです。457とかENSでもIELTS5ですけど、5というのは、6とかに比べたらちょろいですけど、現場一筋の職人さんにとってはハードルめちゃくちゃ高いです。実際ここが遂にダメで涙をのんで帰国ってパターンは見てきましたし。さらに独立移住になったら、6は最低、7は欲しいですから、かなり勉強に没頭しないとダメ。しかし、そこまで職にどっぷり浸って頑張ってると、もう英語勉強する時間なんか無いですよ。ほんと「現場で期待される人」になってるわけですから、昼も夜も働き詰めって感じになるので、頑張って夜中にノート広げて、「動名詞とはなにか」とかやってても5分で墜落睡眠ってなりますわ。だから、最初のうちにいけるところまで英語を引っ張っておくのが大事なんです。

 その他、NZの方が労働ビザも永住も(今は)取りやすいのですが、ワーホリ3−4年(オーストラリア2年、カナダ、NZ)、それに学生ビザなどを組み合わせてどこでどうシュートを打つか、です。長く頑張るほどの職歴キャリアも付きますし、押し出しも良くなるし、英語も上がる。能力マックスと運勢マックスのクロスポイントを見定めて、センターフォワードから直撃ゴールを狙うか、それとも一旦逆サイ(NZ)に振って、そこであわよくばシュートを打つか、それがダメでも相手もひきつけて(地力をさらに高めて)、センタリングして、最後にオーストラリアの二回目ワーホリでシュートを打つか。先週にも書いたように、ワーホリが35歳になりそうなので、いろいろな戦略があります。

 長期戦になるので、今どこにいて何をやってるのかわからなくなる。又、今やってることの人生上の意味がわからなくなる、だから悩む、、というのは、誰でもそうだと思うのです。だから、カウンセリングをもう有料(90分100ドルくらいかな)で打ち出します。これ、ほんと、大事だと思うのですよ。ビザ相談だったらビザの代行士さんにいけばいいんだけど、もっと大事なのは、なんのためにそれをやるの?という、人生レベルでの位置づけです。結構直感的には皆さんわかってるんだけど、それがあまりにも曖昧な感覚なので不安になります。そこを明確に言語化し、理論化して、なるほどーって思うと全然違いますからね。

APLACのニーズ〜「仲間」探しと共生経済 

 これもいつも書いてることですけど、日本にせよ、あるいはオーストラリアにせよ、現行の資本主義とか貨幣経済では頭打ちになるでしょう。てかもうなってますけど。つまりはお金が稼ぎにくくなってる。今現在は、天災(地震や豪雨)の復興需要とか、団塊世代が大量退職するので人手不足だとか一過性のものありますが、しょせんは一過性。

 高校のときに将来の進路を考えるときから、いつも20年先をみるようにしてます。20年先「も」見るのではなく、20年先「しか」見ません。20年に深い意味はないんですけど、10年くらいでは微妙に大差ないからわかりにくくても、20年にするとハッキリわかるってことはあります。一過性のものが全部削ぎ落とされて、骨子部分だけで予想するからですね。また、一つのことを成し遂げるに大体20年スパンだと思います。準備〜実行〜試行錯誤に10年、立ち上げて安定キープのノウハウをゲットするのに10年であわせて20年。まあ、そんなにかからないケースもありますし、場合によりけりですけど、そのくらいのロングスパンで考えてるとちょうどいいです。てか、そのくらい前から先を見て準備しないと間に合わないんです。永住権だって90年代前半にやったからこそ簡単に取れたわけだし。また、今はどうかしたら普通に100歳生きちゃいますからねー。何もなければ80歳以上は誰でも当確でしょ?そうなると、20年というのはサイズ的に1ブロックとして手頃なんですよね。5年くらいのショートサイトだと、全体への連動がわからなくなるし。

 で、20年先を見ると、そんなにバラ色ではない。かなり変わってるだろうなーと。新興国が台頭するとか、人口が減るとか、年金や医療保険がパンクするとか、テクノロジーやAIが普遍化するとか、そのあたりは何十年も前から言われていたことだし、実際にそのとおりになっている。近視眼的には右往左往してまっすぐではないけど、長い目で見ればそう。そんな時代に楽しくやるためにはどうしたらいいか?です。これは高校の時からずっと考えてて。

 だから先行投資で高校時点で司法試験受けて法曹資格とスキルを身につけよう、会社という生産手段の一部になるのではなく、自分自身が生産手段を保有しようという20年戦略が出てきた。これは完成。次に、あー、まずいなーと思って、日本以外に拠点を設ける必要性を感じて、オーストラリアにやってきて英語と永住と起業をやると。これも完成。じゃあ次の先行投資は?で、出てきた結論は、お金とか資産はアテにならないな、やっぱり人だよなーってことです。

 なんせ現行体制を維持するためには、猛烈に税金がかかると思うのですよ。高齢者も増えるわ、ケアする状況も増えるわ、でも歳入は少ないわ。現行予算100兆円のうちの半分は借金(国債)ってのは端的に異常でしょ。借入金(+利子返済)で半分食ってるというのは、普通の企業なら倒産ですし、それを大丈夫とかいってさらに借金をするのは下手したら詐欺罪に問われそうなレベル。そこはシロアリが〜とか政治家が〜癒着が〜というのはありますが、めちゃくちゃありますが、しかし全体の構造そのものがそうだと。業界官僚政治家全員が天使のように純潔だったとしても、それでもダメなものはダメでしょう。だって歳入が減って歳出が増えたら誰が考えてもダメでしょう。単純な算数の問題として。そして世の中は、ロングスパンでみればみるほど単純な算数で動きますから。明日の株価は複雑なファクターが死ぬほど入るから全然見えないし、明日の天気はわからないけど、「夏になると暑くなる」という大まかなトレンドはまず変わらない。冷夏か酷暑かの差はあっても、夏になったら冬よりも寒くなったということはない。

 でも今でさえお金がない。そうなるとバトルロワイヤルの共食い合戦みたいになる恐れがあるし、現になってる。先日薬剤師の人とお話しましたけど、やっぱそうなってると。もう医療費多すぎでどうしようもないから、あれこれわからないように削る。官僚サンは、この「わからないように」という点に関しては天才と言うか、職務熱心ですから、ちょっとづつ診療報酬を減らしたり、薬価基準を落としたり。これから(既に)薬局やってくのも大変だと。どこの国でもそうですけど、国家が一番火の車だから、もう国民にむしりにくるような感じで、一つは消費税みたいに広く浅く収奪、もう一つは持ってる富裕層直撃です。中国もそうですが、日本の場合も、キャピタルフライト(資産逃避)を防ぐための手は着々と打たれている。オーストラリアの不動産なんか、そのキャピタルフライトで上がってるようなものだし(最近の新聞で読んだが、オーストラリアの地元の銀行の不動産貸付はもう伸びてないそうで、殆どが海外資金で着工してる)、そのあおりを食って、僕の大家さんが目覚めたり(笑)、僕も次のステップを模索してたりするわけです。風がふけば桶屋が〜ですね。

 資産価値は、世界的にバブルだからいつかはドキャ!といくでしょう。なんでバブル(金余り)なのかといえば、リーマンショック以降まだ金融緩和傾向にあるからです。国が金を放出すればとりあえず鎮火はするけど、それだけ国庫は空になるし、長いことやってると飽きられるし。ともあれ鎮火用の金余りだから、世界中の金融投資機関は投資先を目の色変えて探してて、でもってプロジェクトがどんどん立ち上がってってことでしょうけど、でもね、こんなこと無限に続くわけないね。いつかはどっかでだから、資産価値もどんと下がる。日本のバブルで3000万円のペンシルビルのワンルームが、100万くらいまで落ちたりしますけど、資産ってしょせんは流行り廃りですから。

 まあ、このあたり書いてると長くなるし過去にもさんざん書いてるからこのくらいにして、要するに、あんまり何かをアテにできないなーと。同時に、ビジネス環境的にも皆がシビアになってくるから売るに売れない、だから賃金も微妙になり(もらえるけど貯まらない、贅沢できない)から、ジリ貧で。

 ただ一方では、別の環境整備が進んできてます。エネルギー資源も採掘技術の進化もあるし、太陽エネルギー利用も一昔前のように夢物語ではなくなってかなり蓄電率も高くなってきてるし、今後もそうでしょう。バッテリー技術というのは年々伸びますから(携帯電池の伸びでもわかるし)。他方で、シェアリング経済が進化してきている。もう、働いて→お金稼いで→生活物資を買ってというサイクルではなく、サービスの直接バーターであったり、お金を媒介としてもプロのサプライヤーを媒介にしないで還元率を良くするという方法も普遍化してきました。

 だから20年後を考えると、そのあたりのシェア共生トレンドはもっと強くなると思いますし、それだけで生活の70%くらいはいけちゃうんじゃないかなーとか。その場合、いろいろなことを考えて、篩にかけていくと、最後に残るのは、人です。お金という抽象価値の交換だったらパーソナリティってそんなに大事じゃないんだけど、共生になると、誰とやるかが致命的に大事だろう。ホテルに泊まるなら、隣に誰がいてもかまわないけど、同じ家でシェアするなら、やっぱその人の個性というのは結構大きな要素になります。レストランで知らない人が隣のテーブルにいても普通だけど、一緒にごはんを食べるとなったら、やっぱり個性は大事です。

 だから人選びであり、人集めになるだろうと。共生だからってなんでもかんでも一般公募したらあかんと思ってます。内部対立で話が進まなくなりますからねー。



 はい、長くなりましたが、それが今回に関わってきます。

 一括パックというのは、「仲間」の登竜門なのですね。やっぱりこれだけのことをやれた人は、ある程度信用していいのですし、それはこれまでで実証もされている。実際にあれこれやりますから、「口先だけではない」ことが立証されますし(これ超大事)、それ以上に、それをやろうと思ったという点で、ベーシックな価値感や腹括りが出来ているのだろうと。

 まあ、それで終生のマブダチになれるかどうかは別問題ですけど、ある程度は腹割って話せますし、楽しくサバイバルするための共生ネットワークのメンツには十分だと思います。そこまで深々とやらなくていい。むしろ淡交でいい。年柄年中ベタベタしてなくてもいい。ただ、ある程度本音でモノが言える程度の人間的信頼は必要で、それさえあればいい。

 共生といっても、直ちにどうということないですよ。シンプルなところで「仲間のためなら一肌脱ぐ」くらいの感じでいいと思ってます。あとは各自が持っている潜在資源(使ってないモノが物置で眠ってるけど貸してあげるよとか、口聞いてあげるよとか)を発掘していくことですね。渡辺さんが、NZでその方向のシェアリング掲示板を立ち上げて試行錯誤やってる最中でもあります。

 まあ、当面は、とにかく人に会って、楽しい時間を共有すればいいと思ってます。この11月に帰国するのですが、そのときもせっせと人に会おうかと思ってます。会えば会っただけのことはありますしね、やっぱり違いますよ。飲んで騒いだり、ケーキ食べてぺちゃくちゃやってればいいんだから楽しいでしょ?でもそれが実は先行投資になってるんだってことですし、そこでの喋りが仮面トークではなく本音トークであればあるほど投資効果は高いということです。

 実際、将来の事を考えると誰でも不安だと思います。僕でもすごい不安だもん。でも、そういうときに人がいると、仲間がいると、本当に救われるんですね。何をするわけでもなくても、落ち込んで体育館座りをして黄昏れているときも、横に黙って座っててくれるだけで人は救われますから。

 これを一括パックの細分化に表現すると、クールでビジネスライクなアラカルト方式(カウンセリグだけとか、シェア探しだけとか)というご予算に応じてバラで選べるのも充実させます。でもこれらはビジネスライクにタイムチャージにしたり、一件いくらでやります。そういう方が好きな人もいるだろうし。

 他方、正規の一括パックもやり、こちらの方は「仲間」「男気」コースで、サービス内容も無制限です。カウンセリングも一般的なことなら一生無料でやりますし、必要なことで僕ができることであればなんでもやります。なぜなら指導原理がビジネスではなく「仲間原理」「共生原理」だからです。そこはコンセプトとしてバーンと打ち出そうなかな、と。で、このセンスがわかるかどうかが一つの基準にもなるでしょうし。今は何言ってるか分からなくても、2−3年したらもっと切実にわかると思いますしね。先行投資ってそんなもんだし。

雑感 

環境変化

 昔、Glebeでと思ったとき断念したのですが、今はかなり変わってきました。社会が変わってきたのでやりやすくなった。

 断念したポイントは、やっぱ最初はバッパーの6人部屋はキツイって人もいるだろうなーってことです。この点は最初からホームステイだけアレンジするってやり方もあるんですけど、それもだいたい場所が遠くなってしまうし、現実的ではないなーと。だから、そういう人がいる場合に備えてゲストルームはいるかなとか思って探すと、Glebeのようなインナーエリアはデカい家がそもそも少ないですし、あっても完璧予算オーバーです。

 どうしたもんかな?と思ったら、そうだAirbnbだと。調べてみたら一泊40ドル前後の物件がゴロゴロある。



 こんだけあったら、どうしても個室って人にはいいだろう。ステイと違って一泊単位でいいんだし、ステイと料金ほぼ変わらないし(260-280ドルとかするし)。又、予約するのを手伝ってあげられますし、チェックインするときに一緒に行ってあげることも出来ます。なお、バッパーでも最初は怖いだろうから、一緒にチェックインして、説明を受けたのを訳してあげることもできます。



 第二に、車が停められないことです。このあたりはガレージあり物件が少ない。でも、この際車売っちゃおうかなーと(二台あるし)。そんなに必要ないし。空港ピックアップもオプションにしようかと(今のLane Coveは難しいけど、Glebeなら来るのが簡単だし)、バス電車乗り継いでいった方が早い。

 でもそこそこ必要な場合もあるかと思うのだけど、これまでになかったCar Shareがかなり実用化してきている。以前に、語ルシス掲示板のvineさんから東京のカーシェア事情を教えてもらって、かなり楽になってるのがわかりました。シドニーでもそうかなーと思うと案の定そうで。

 Go Getが有名ですけど、個人所有の車を要らないときに貸しに出すCar Next Doorなんてのもある。安いのは1時間5ドルで借りられる。もう路上パーキング料のほうが高いくらいで。



 数年前にはこんなに無かったです。じゃあ車要らないじゃんって。車って維持費高いですからねー。車検やら整備点検やら何やらで年間20−30万円はする。

 折しも、この1ヶ月半くらいせっせとWalkingやってて(FBにもよく書いてますが)、足腰すごいタフになって、1時間歩くくらいだったら、車運転してるのと同じ疲労度くらいです(違うんだろうけど主観的には)。進行速度が遅いだけで、じっと座ってるのと似たりよったりのしんどさで、ずっと他のことを考えられます。進行速度の点も、車が速いのは空いてるときだけで、渋滞になればカリカリするし、駐車場入れるのにも一苦労だし、駐車場から長いこと歩くから似たり寄ったり感もある。今日も昼間に自宅から近くのChatswoodまで歩いて帰ってきたのですが、車でいくのとあんまり変わらんなーと再発見しました。それに車で事故ったら半端なことではすまないけど、歩くだけなら自分が加害者になるってことはまずないですから。


 このあたり、ああ、時代は変わってるんだーと再発見できて、そこが収穫でした。このトレンドはもっと続くでしょう。前にも書いたけど、今大手自動車メーカーが、生き残りをかけてカーシェア業界に打って出ているという業界ニュースがありましたが、さもありなんです。


城か檻か 

 そうはいってもですねー、現状の5BRの巨大な家から、ほとんどワンルームか1LDKに変えるというのはダウンサイジングも極まれリというか、すごい差です。ちょいビビるね。ドキドキするね。

 もうね、今ある家具の処分だけでも気が遠くなるね(来てくれたら好きなものあげますよ〜時期とか問い合わせてね)。あまりの煩雑な事務作業で考えるだけでも卒倒しそうです。

 ほんでもね、やらなアカンなーって気がするのですよ。それもやるなら、このくらい極端でないと意味がないと。

 そもそも最初にオーストラリアに来たときは、ボストンバッグ抱えた身一つだったんですから。それが年とともに、23年もいれば増える増える。でも、それがゲストルームの利便性と拘束性と同じことで、足かせになってる部分は非常にあるなーと。伊勢神宮の20年に一度の遷宮みたいなもので、定期的にゼロリセットかけないと。

 ゼロから初めてせっせと城を構築して、居心地いい城郭をこしらえているのだけど、一定レベルを超えると、それが逆に牢屋みたいになって、自分の持っているモノとか立場とかシガラミとかに逆に拘束されるようになる。でも、それまでだって馬鹿じゃないんだから最適化を図ってやってるわけで、今ある状況を前提にものを考えていたら、結局今が一番いいじゃんってことになるに決まってるんですよ。でも、それやってると逃げ遅れるぞと、そういう危機感は皮膚感覚で感じます。今までそうやって生きてきたし。日本で普通に進学就職してたら弁護士時代はなかったし、オーストラリアに来なかったら今は弁護士中堅ベテランくらいで、さてどうなってたかなーと。少なくとも自由度は非常に低かったと思います。今更好き勝手やれんだろうなーと。社会的立場も、背負ってるものも負債もあるし。

 今は資産もないけど借金もゼロだし、知識とスキルと人資源以外に何もないけど、でもそれで十分だろうと。それ以上なにかあっても、それでプラスする場合もあるが、それがマイナスになる場合も多い。例えば、今の家でも、広すぎて無駄なんですよね。今年前半の怒涛の断捨離でだいぶ整理できたのですが、当初は無理かなーと思ってた、ベッドルームと執務室を共存させるという(せせこましい下宿部屋みたいな)のも、やってみたら余裕で慣れてしまう。むしろ居心地がいい。楽だし。そうなると、ほんとキッチンと、皆と喋るテーブルが一個あったらそれでいいのです。あとは全部、物置として使ってるようなもので、なんかそれも意味ないなーと。

 今後流動していく社会に適応していくためには、自分の自由度も増やさないといけない。とりあえずは、ワンルームは無理にしても、1BRくらいで強引におさめてやってみて、そのうちバッパーに近いとかどうのとかいう要請もカット出来ると思います。結局、僕がやってるサービスの本質は、知識とスキルですから。僕の大脳新皮質さえあれば、それでいいんですもん。そしてこれからそういう産業がメインになっていくでしょう。他人にインストラクションする産業ですね。人生をより広く、豊かにするためのお手伝い産業です。

 それを究めていけば、もうどこに住んでいてもいいってことになるし、スカイプでカウンセリングすれば世界のどこでもいいことになる。そうなると自給自足村的な展開も現実味を帯びる。脱オフィスというか、行動の自由度を高めることは、居場所の自由度も高めるし、ゆくゆくの展開に資すると思います。デカイ家に住んで、家賃の支払いに汲々として(まあ汲々は今後も変わらんだろうが(笑))、そのデカさに業態のフレキシビリティが拘束されるのはどっかで断ち切らないとダメだと思うのです。

 究極的には、オーストラリアの永住権がキャンセルされましたとか、日本が破産してワヤですとか、預金封鎖や超インフレで全部パーになりました、ひどい場合は大災害とか、外国の信託統治下に置かれましたとかいっても、「あっそ」「ほお、そう来ますか、では」で次々に手を打てるようになりたい。そこまではいきたいなーと。僕は気が小さくて心配性ですからね(笑)、そこまで出来ないと安心できないんすよ。何があるかわからんし。非現実的なことって、実はよく起きるんだし。で、可能な限り、仲間を助けてあげたい。


 ということをいろいろ考えてたら知恵熱出そうになっちゃった(笑)。
 実験的なアイディは沢山出てくるので。たとえば、レクチャーとか特訓とかいっても、別に家でやらんでもいいわけで、ショッピングセンターのフードコートでやってもいいわけだし、公園でやってもいいわけだし、どこでもいい。てか、実際にこれまでもやったことあるんですけど(時間の関係で)、その方が臨場感があって却っていいかなーという気もする。英語の話をするにしても、ネィティブ連中に取り囲まれているくらいの方がわかりやすいでしょうしね。だからほんとオフィスなんか要らんよなーという気もします。なんか拠点がないとカッコつかないからって話なだけで。

 ただ、ま、11月には日本に行くし、実際に動き出すのは年末年始を挟んででしょうけど。



 最初の(背景の)写真は、Glebeのインスペクションでみた物件の一つ。Toxteth Stとグリーブでは最高立地にあるし、バッパーまで徒歩5分だし、ワンルームだけどこれだけ広かったら間仕切りして使えるし、いいなーと。
 ただし、キッチンが絶望的にしょぼい!ほとんど「無い」といってもいいくらい。それはキツイなーと。


 ただ、結構物件出てるし、数年前に見たときよりもそんなに上がってないし、頭打ちになってきてる感じはしますね。巨大な造成新築マンション群が出来たからでしょうか。


 どーんと出来ている新築物件。とりあえず立地が不便だし、それ以上にテイストもクソもなくてつまらないんですけど、投資的にはいいんだろうなー。
 





 文責:田村




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