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今週の一枚(2015/06/01)




Essay 725:A流(ありゅう)式・縁結び&職安サイトの企画

〜今更ながら、ディープで本質的な「出会い」系

 撮影場所はAuburnの日本庭園のあるBotanic Gardenにて。
 ここに小さな動物園、、てか、小さなスペースがあって、なぜか孔雀とカンガルーがいるのですね。ぞろぞろ。A Boy meets a girlじゃないけど、カンガルー meets ピーコックの図。

基本コンセプト


 今週は、普通のエッセイというよりも、今あれこれ考えている起業ネタを書きます。

 ズバリ「出会い系サイトをやる」という、そう言ってしまえば「何を今更」の百乗くらいなクソ陳腐な話なですけど、当然”普通”のものではないです。僕が思いつくから普通であるはずがなく、相当にヘンテコなものです。

 いやあ、APLAC始めるときもそうでしたけど、まず自分がやってみたいもの、なんでこういうのが世間にないのかな〜、しょうがないから自分で作るかという観点で作りましたけど、これも同じ。こういう出会い系だったら自分もやるかもって思えるもの。あってくれると面白いのにな〜という。

手垢がついてる

 「出会い」って言葉は、手垢がつきすぎてて今更感が炸裂しているわけですけど、「手垢がついている」ということと、そのもの本来の価値とは何の関係もないのですよね。うんざりするほど繰り返されているから既視感バリバリで「あ〜、わかったわかった」って気になるだけの話でしょ。本当にわかってるの?というと実はそうではない。「健康が一番」というのは、自分が病気になって、ベッドの上でのたうち廻るまで本当の意味は身にしみてわからんし。また、手垢がついてるからって、そのものの価値が減じるわけでもない。

 だから手垢がついてることって、意外と狙い目なんかもと。要は切り口であり、その本質価値をどう引き出すのかの問題で、同じ進入角度でやってたら意味ないけど、違う切り口で引き出せたら十分成り立つだろう。

 で、日々ワーホリ/留学生さんのお世話をし、相談に乗り、体験話を編集していると、ほんと陳腐なんだけど「出会いが全て」なんですよね。こっちに来る前は誰一人知り合いなんか居ないんだし、懐中具合もスースー涼しすぎるし、英語は自慢じゃないけど出来ないぞ!という、ナイナイ尽くしであろうとも、ある程度ピンポールのようにあっちゃこっちゃで小突き回されていると、不思議といい出会いがあり、その人との出会いによって、「開けゴマ!」のような、モーゼのような、分厚い壁やら海やらがパーッと開けるのですな。ほんと状況が一変するだけではなく、世界が変わるという。

 だったらその出会いというのをもっともっと真剣に、誠実に、真面目に、つきつめたらいいじゃないかと。
 「出会い系」という言葉のもつ、なんとはなしのチャラさとは真逆に、どシリアスで、100%実戦的なもの。

二つのポイント

 抽象的に言っていても始まらないので、具体的に言います。
 要旨は二つ。

 (1)人間性や価値観というただただ本質その一点にのみ絞り込む
 (2)自分の人間性をありえないくらいディープに表現させる

 です。

性別年齢は書かせない〜徹底的にカタチから入らない

 まず(1)の人間性それだけに絞り込むという点ですが、「出会い」といっても、親友との出会い、結婚相手との出会い、そして職場との出会いなどいろいろあるわけです。男女関係が全てではないです。そして、結婚であろうが、仕事であろうが、毎日会う人間が素敵な人であるか、クソであるかで、人生180度変わります。「半径3メートルの人物配置で人生の90%は決まる」と言いますが、ほんとそのとおりです。だから、そういう「人材紹介」「趣味のサークル」「恋愛婚活」というカテゴラズそのものを無視してしまう。

 本当にやるかどうかは別として、例えば男女系のものでも、世間では絶対レベルの必要記載事項である「性別」「年齢」を一切書かせないとか。だから、女性が婚活にきて、知らないで女性相手にせっせとメールを送っているという滑稽で不毛な状況も当たり前のように生じるという(笑)。

 「そんな馬鹿な」と思うだろうけど、ギリギリ削ぎ落として本質にせまれば、相手の性別なんかどーでもいいじゃん!っていう力任せな認識もあるわけですよ。実際に会うまでのお楽しみ〜って。もうこの時点で激しく利用者を選んでしまうんだけど、でもね、あなたが大人だったらわかると思うけど、実際の生活やら人生において、相手の性別ってそんなに重要なことですか?

性別ってそんな大事なことか?

 そりゃセクシャルな面では大事かもしれないけど、でもさ、そんなセクシャルなことって実際に24時間生きててどのくらいの比率をしめるのよ?そんな、朝から晩までそればっか考えている中坊じゃないんだからさ。それに、男女関係の色模様というのは168万色JPEGみたいな世界で、セックスした/しないの幼稚な二元論で語れるもんじゃないでしょ?

 実際、現在の日本の夫婦生活においては、かなりの比率でセックスレス夫婦が存在するわけだし、昔だって、古女房とは盆暮れ正月のお中元お歳暮並とかいう言葉もあるし、マジの夫婦生活において、それほど大きな存在ではない。むろん無視していいわけではないけど、でもそれが全てってこたあないだろう。セフレじゃないんだから。夫婦と呼ばれる二人ユニット船が進む海峡には、やれ家計、子供の教育、親の問題、どれひとつとっても頭を抱えるような渦潮が巻いており、そこで激しくぶつかり合うのは価値観ですわ。仲良くセックスしてりゃ解決なんて甘い問題は何一つないよ。

 それに、「一回だけ勢いでセックスしたけど、その後は全くなく、結局なんでも話せるいい友だちでした」って男女関係もあるんだよね。それがオトギ話に思えるようだったら人生勉強足りんぞ。あんねん、実際、そういうの、なんぼでも。70年代の一部では「挨拶代わり」にやっていて、特に深い意味はないってノリもあるし。「それほどのもんかよ?」ってのもあるわけです。

 またセクシャル=男女というのは、ヘテロ系の連中(自分では「ノーマル」だと思ってるやや傲慢で凡庸な連中)の狭っ苦しい固定観念に過ぎず、レズ、ゲイ、バイセク、トランスのLGBTとかいう言葉が最近出てきたようですが、あんなの4つに尽きるわけもなく、誰しも絶対持ってるフェチの指向性(360度全方向〜)やらもう無限に切り口はあります。エロサイトのカテゴリーみたら100個くらいあるぞ。さらに一般化すれば性に関する禁忌感の強さですね。「これだけはしてはイケナイ」という”絶対防衛線”がどのあたりの地形に布陣されているか。性の万里の長城みたいなものがどこにあるか、ですわ。これ、大事なことですよね。

 で、単に一過性の性の快楽を貪りたいんだったら、それ用のサイトが山ほどあるんだから(リスクも山ほどあるけど)、そっちをご利用いただければいいわけで、ここでは、セクシャルな属性は、その人のパーソナリティを構成するほんの一部に過ぎないって立場です。

年齢、なにそれ?

 さらに年齢についても同じく。まあ、子供か老人かくらいの大雑把な大中小くらいは書いてもいいかしらんけど、年齢差も、あんま関係無いですよ、実際。

 というかね、あとでも書くけど、年齢×性別×職歴×年収の4座標によって社会的なポジショニング(立ち位置)が決まってしまいがちな社会であるからこそ、そういうのが関係ない時空間が気持ちいいわけで、だから取っ払う。

 年齢が関係ないというのはキレイゴトではなく事実。なぜなら、幼なじみとか、小学校からの友達との関係というのは、年齢によって変わっていかないでしょう?そりゃ「俺らも年食ったよな」「子供が最近反抗期で」とかいうバックグランドは変わるけど、自分と友達の距離感とか、なんとはなしの感触というのは変わらないでしょうが。

 「老人が不幸なのは彼が老いたからではない、彼がまだ若いからだ」という西欧の名言があるのだけど、また「魂は年をとらない」とも言うのだけど、ほんとにそうです。既に30歳を超えた方にはなんとなくおわかりでしょうが。

 年をとるというのは車でドライブするのと似てると思います。20代前半であれこれ人生ごとを決めないといけないとか、熾烈な競争があるとかいうのは、◯時ころになるとこのあたりは渋滞するとか、やたらややこしいインターチェンジがあるとか、このあたりになるとスースー流れるんだけど微妙にもの寂しいとか、そういった外部状況でしかないです。交通(渋滞)情報みたいな。また、年をとって身体にガタがくるのは、クルマがだんだんガタがくるのと同じこと。エンジンのかかりが悪くなるとか、ブレーキが甘くなるとか。で、大事なのは、車本体や周囲の道路事情は時間の経過によって変わるけど、肝心なドライバー(自分)そのものは、なんも変わらないってことです。車がガタがきても、自分の体調が悪くなるわけではない。

 年をとると何が戸惑うかというと、学芸会で不慣れで不本意な配役をやらされる戸惑いに似ている。「おばさんである自分」を演じろとか、「老人である自分」をやれとか言われて、「えー?」とか思うのだけど、やらなしゃーないという。25歳でもう年齢による何とはなしの引け目を感じさせられて、「いやもうトシだから」とか心にもないことを言わされたり、でも便利な言い訳ツール(やらないツール、引っ込み思案や怠慢を正当化できる)だから便利遣いしちゃいましょとか。

 また、実際、僕の仕事周りでいえば、第二の人生の60代と高校出てすぐという18歳くらいの人が同じ週に来られることがありますが、数日たってシェア探しとかやってると、もうタメな感じになるのですね。「え、もうアポ3件とれたの?」「すげー!」とかそんな感じになる。直面している課題が同じだと、そこに共通属性なり連帯感が生じちゃって、それによって関係性が上書きされる。でもなんで上書きされるのか?といえば、「魂のたたずまい」みたいな基本部分は大して変わらないからでしょう。

大事なものは得るまでわからない

 ということで自分でやってて、それが婚活なんだか、友達つくりなんだか、職探しや求人なんだか、わからないという凄い出会い系ですね。まあ、大きく分類してもいいし、自分から自分の性別を書くのは自由にしてもいいんだけど。でも、人生の面白さというのは、前にも述べた慮外の果実(Aを求めてBを得る)であり、就活やってたら仕事はダメだったけど恋人ができましたとか、婚活やってたらそっちはダメだったけどいい仕事先を見つけましたとかと、そういうケースが多い。それも「たまにはそういうこともあるよね」なんてレベルじゃなくて、かなりそういう場合が多い。極論すれば「そればっか」と言ってもいいくらい。

 英語を勉強しようとして学校で頑張ってたら、英語はボチボチなんだけど、その代わり視野がひろがったとか、いい友だちが出来たとか。「もっと大事なものを学べた」とかいうけど、その「大事なもの」って、往々にして事前にはわからない。学んで初めてそういうものがこの世にあるんだということを知るくらいなんだから、事前にわかるわけないのよね。「わかってたまるか」って感じ。逆にいえば、事前にわかることだけを学んでたら実りは少ない。悪い意味での初志貫徹(無知時代の下らない初期設定に無駄にこだわって宝石を逃す)。

 まーねー、とはいっても、そこまで過激に達観できないだろうから、とりあえずはある程度カテゴライズしてもいいですけど、基本コンセプトはそこ。

異様にディープな釣書

 自己紹介や釣書の部分を異様なまでに充実させます。「私はこんな人です、こんな価値観を持ってます」という人格やら性格やら趣味嗜好を、これでもかというくらい、ありえないレベルでディープに書いてもらう。

 これは書けといっても書けないから、こっちで質問事項を用意します。もう記入してるだけで3日くらいかかるくらい、めちゃくちゃ手間ヒマかかるもの。口頭で喋ってもまる一時間くらいかかるくらい。講演一つやってもらうくらい。そのくらいのデーター量がないと、その人が正味どういう人かなんかわからないんじゃない?てか、それでも結局は無理なんだけど、でも可能な限り。

 これもグダグダ言っててもわかりにくいから、今、適当に思いついた質問事項を書いていきます。こんな感じ。


なぜか体育館座りをしているカンガルー君達

一般的注意事項

★世間的にどこに出しても恥ずかしくない「ソツのない模範答案」的な回答は出来れば避けて下さい。否応なしにじみ出てしまう「あなたらしさ」こそが最もチャーミングで訴求力がある。
 ということで、率直に書いて下さい。というか率直に書かざるをえない質問をします。どう答えるかはあなたの自由ですし、模範答案でも結構です。ただ、その場合、「模範答案を書くような人」として見られる可能性があります。同じように「受け狙いで書く人」とも思われるでしょう。
 また、答えたくなければ答えなくても結構です。こういう質問には答えない人と思われるだけです。

 なお、回答は全会員が平等に全員のものを見れますが、完全匿名でやります。性別も年齢も居住先も何もかも明かす必要はありません。ただし、識別のために自分でハンドルネームなり、ニックネームはつけてください。「餃子一号」とかファニーな名前でも結構ですし、「宮本武蔵」でも結構です。男性が女性名をつけても、その逆でも結構です。

 また、自ら進んで性別や年齢を明かすのは構いません。同じように居住場所や仕事その他も。それを言わずに説明するのは難しいって箇所もあるでしょうしね。ただし、あなたが明かした個人情報が本当に正しいかどうかを証明する術は特にありません。信じてもらえるかどうかは、読み手次第だと思って下さい。

まずはじめに

★今回参加するにあたって、「こうなるといいな〜」「こういう出会いあるといいな〜」という物事があれば(あるでしょうけど)、まずは大雑把に述べて下さい。
 例えば、「かなり真剣に婚活してます」でもいいですし、NPO立ち上げたので共鳴してくれる人を募集しますでもいいですし、愚痴をグダグダ言ったり聞いたりしてくれる愚痴フレンドみたいなのが欲しいなとか、ヒマだな寂しいなってときに「ちょっと一杯いきませんか?」って気楽な知り合いが欲しいとか、もうなんでもいいです。当然複数可。
 また、本来婚活だけど同性の友達が出来たり、あるいは面白そうな職場やサークルが見つかったら、それはそれでOKなのか、それとも「脇目もふらず一心不乱」で、「本題以外に興味ナシ」なのかも。

 「や、別に、なんも考えてないっす」「なんか面白そうなことがあればいいな〜」くらいの気持ちでってのも当然アリです。
 ポイントは正直にってことです。別に嘘ついてもいいですよ。でも後でしんどくなるのは自分ですので。

自己紹介

★あなたはどういう人ですか?一般的な自己紹介ではなく、もっと突っ込んで聞きます。
まず最初に、あなたの社会的なペルソナを描写してください。つまりそれほど親しくない人(あまり親しくない会社の同僚程度)からは「こう思われているんだろうな〜」というあなたはどんな人物ですか?

★ペルソナ第二弾、かなり親しい間柄(幼なじみとか)からは、あなたはどう見えていると思いますか?

★あなたが社会的なペルソナを構築する場合、気をつけている点は?あるいはセコい策略とかカマしてますか?いわば「どういう世間体の取り繕い方をしていますか?」という質問です。

★いわゆる「表裏ある人間」かどうかですが、自分のことをどう思いますか?
 誰でも絶対表裏はあるのですが、そのギャップの激しさが、ジキルとハイド的に超絶的に激しいのか、いや、けっこう見た目のまんまじゃないの?とか。

★自分の長所短所ですけど、まずは短所で、自分のここがイケてない、ここが嫌いって部分があったら書いて下さい。また客観主観にわけて書けるなら書いて下さい。つまり世間からはここが欠点だと言われているんだけど、自分では納得してなくて、世間からは長所だと言われる部分も、自分ではむしろダメ出ししているとか、そういう自他の評価のズレなんかも。

★長所ですけど、自画自賛になってしまって書きにくいとは思いますが、この際、謙譲の美徳は一時棚上げにして、自分を褒めてください。クールに考えて「ここは、実は結構自信あります」とか、「自信はないし、上には上がいるのは百も承知だけど、でも人よりは多少はイケてるんじゃない?」って部分を。


★いわゆる世間的なスペック=学歴×職歴×年収×容姿容貌×年齢などの要素について、語って下さい。「そんなもんで判断するのはクソだと心底思う」でもいいし、「いや、キレイゴトでは意味なくて、やっぱそれなりに大事でしょう」とか。
 その場合、「世間はそう見るから」というA視点と、「自分もそう見る」というB視点があるとします。例えば、世間はやっぱ学歴をそれなりに重視するし、就職でも結婚でもある程度モノを言うのは否定しがたいというのはA視点です、でもって「ある程度」ってどの程度なのかも。次にB視点で、「自分も、もし結婚相手とか、人を雇う立場になったら、学歴をかなり重視すると思う」とか。

ロマンス系

★異性の友達、GF/BF、恋人、結婚相手、セフレなど男女(ないしそういう同性)関係はいろいろなグラデーションやカテゴリーがあると言われていますが、まず、あなたの中のカテゴリー概念を聞きます。あなたのカテゴリー概念はかなり厳格な方だと思いますか、それとも流動的だと思いますか?
 例えば、友達→恋人→結婚を、毛虫→さなぎ→蝶のような進化論的に捉えてますか?いや結婚は政略結婚が決まってるので恋愛要素は基本的には問題にならないっすとか、バラバラなものだと思いますか?
 あるいは、友達と恋人の間に明瞭な”国境”がありますか?ここを超えたら恋人国で、超えなかったらただの友達で〜とか。
 なにをもって「つきあってる」と思いますか?あるいは「つきあってる」と◯◯しないとならないとかいうキマリゴトはあなたの中にありますか(イブは可能な限り一緒にいないといけないとか)。

★自分のロマンス観念と、世間一般のいわゆる「常識」との合致率はどの程度ですか?例えば「奔放な性の遍歴」とか世間常識との合致率が低い場合があるわけですけど、まず自分の合致率は高いと思いますか、低いと思いますか?
 第二に、その合致率を出来れば高めたいと思いますか(世間に合わせたいとか)、むしろ低めたい(世間をシカトしたい願望)ですか?
 第三に、パートナーに対して自分と同じような合致率を求めますか?違っても良い場合、それは相手に対して緩くなる方向でしょうか、それとも厳しくなる方向でしょうか?例えば、自分はわりと常識的な考えに縛られている方だと思うけど、パートナーがある程度自由を”謳歌”するのは許せる気がするとか、逆に自分はかなりフリースタンスなんだけど、相手も同じようにフリーだったらちょっとやだなとか、そこは正直に。

★貞操観念についてききます。結婚するときに、一生浮気や不倫はしないというのが建前になっていますが、しかし30歳で結婚したとしてもあと50年くらいあるわけですよね。半世紀もの間、絶対に何もない/あってはならないと決めてかかるのは、ぶっちゃけ嘘臭いと思いませんか?
 ここでお聞きしたいのですが、この建前の強さです。「夫婦浮気せず」というのは国連憲章の「世界平和」みたいに「そうなったらいいよね〜」という漠然とした願望レベルなのか、「交通安全」のように日々の実践性まで降りてくる身近な訓戒なのか、はたまた「やったら死刑」というレベルの絶対ダメ!なことなのかです。

★さらにしつこく聞きますが、机上の設例で、とある超絶的に魅力的な異性(ないし心惹かれる同性)に親密な関係を迫られ、それがまたありえないくらい魅力的(自分が神とあがめているスターとか)で、この機会を逃したら一生はおろか、あと3回くらい輪廻してもこんなチャンスは絶対にないだろうと確信できるくらいの状況。しかも一回ポッキリで、絶対に後腐れはない、100%ノートラブルである保障があるとして、それでもあなたは頑として貞操を守りますか?それとも、一回くらいだったら、で”現実路線”にいってしまいますか?
 また、自分のパートナーがそういう状況で現実路線にいってしまった場合、そりゃあウダウダ文句はいうだけろうけど、でも最終的に許せますか?

★結婚とは、ズバリなんだと思いますか?あるいはどういう結婚をしたいですか、それともしたくないですか?

★結婚観についてですが、新婚当時が最高レベルであとは落ちるだけで、いかに落ちないように工夫するのが結婚でしょ?というクールな視点がありますか?それとも新婚はスタートレベルでそこから高まっていくのだよという視点でしょうか?じゃあ、落ちないための工夫というのは具体的になんですか?あるいは「高まる」というのは 具体的に何がどう高まるのですか?また高めるためには何が必要で、日々の生活では何に気をつけるべきですか?そして、自分のこれまでの半生や性格を考えてそれは可能だと思いますか?

★結婚について、ぶっちゃけ観念派と実態派にわけます。観念派というのは、いわゆる結婚という行為や社会的ポジションを得たいという抽象的な思いが強い派で、実態派というのは、まず相手がおって、相手との関係が豊かになればそれでよく、結婚(入籍)というのは日常的な処理をする際に何かと便利だからという実務上のメリットを重視する派です(ゆえにメリットがなかったら入籍する理由もあまりない)。あなたはどっちですか?なんでそう思うのですか?

★結婚生活のモメ要因〜金銭感覚、親関係、子供の教育方針、食べ物の好みなど生活嗜好などがありますが、それぞれについて自分はこんな感じってのを書いて下さい。また、ココがずれたらやっていけないだろうなって最重要ポイントは何で、第二順位に何がきますか?

★子供は欲しいですか、欲しくないですか。絶対欲しい(100)〜完全ニュートラル(50)〜絶対要らない(0)として何点くらいですか。そしてそれは何故ですか?

★生まれた子供は可愛いとは思うのですが、なんであなたは可愛いと思うのでしょうか?「野生の呼び声」的に本能的に可愛いというのが理想ではあるのでしょうが、「出産経験をしたり、子どもというものを持ったりすることで一人前になりたい」という、いわば、生まれたからには〜的な、「人類の正社員」的なステイタスや自己実現が欲しいだけって人もいるかもしれません。あるいは生まれたものの、正直全然可愛いとは思えない、努力しても可愛く思えないという人もいます。そのあたりについてあなたはどうですか?


今度は全員寝そべっています。同じ姿勢でなければならないという校則でもあるのか?

他者に求めること

★こういう人間は嫌いという点をなんぼでも書いて下さい。悪口になって構いません。
 例えば、とにかくすぐに人を馬鹿にしようとする人間は嫌いとか、中二病的な頭の悪さが嫌いとか、キレイゴトばっか言う胡散臭い偽善的な人は嫌いとか、自由と怠惰をカンチガイしてる人は嫌いとか、やたら文章が長い奴は嫌いとか(すいません)、なんぼでもあると思います。
 ただ、その中で序列をつけてください。犯罪とかは別として、ここだけは一番ヤダというワーストはなんですか?そしてセカンドワースト、サードワーストと書いてみてください。あまり考えこまないでテキトーでいいです。

★こういう人間関係は好きではない(敢えてココで求めるものではない)というのがありましたら、同じく自由に書いて下さい。  例えば、愚痴をいっちゃ傷口舐め合うような人間関係は好きではないとか。いやそこで強がっても不毛で、やっぱ多少は傷口は甜めないと雑菌が入るからやる意味あるよ、人間関係というのは強さを共有するものではなく、弱さを共有するものだよとか。いやいやいや、それでは共依存になっていってしまうだけで、そこにはちゃんと一線をひかないととか。
 あるいは友達関係の維持のために心にもない相槌を力いっぱい打ってる自分がイヤとか、納得出来ない理不尽なことを説明抜きで頭から押し付けられるような関係は嫌いとか、まあ、いくらでもあるでしょうから、いくらでも書いて下さい。

★逆に、こういう人と知り合えたらいいなというのがありましたら。
 これはカテゴライズしてもらって構いません。
 ロマンス系だったら、とにかくセクシーなのが第一条件とか、今は自分に自信が持てずに見栄を張りたい年頃なので連れて歩いて見栄えのする人がいいですとか、そんなんどうでもよくて癒し系の人が欲しいですとか、逆にエネルギッシュな機関車タイプを求めるのか、いや守ってあげたくなるような大切で可愛い人という客車タイプが好みなのか。

 友人関係については、自分の共通性を大事にしたいのか、それとも自分との非共通性を今は求めているのか?同じような境遇&考え方で意気投合したいのか、「はー、そんな世界もあったのね」という視野の広がりを求めたいのか、どっちも同じくらいの強さで求めているのか、今は疲れているから異物消化は骨が折れるからしんどいですとか。友達はどっか尊敬できるところがないとダメだと思うのか、いやそんな部分はどうでもよく、ダメでアホでもいいんだけど「可愛げ」があるかどうかが大事だとか。

 仕事やサークルについても、今金ないので、とにかく効率よく大金が欲しいですって思っているのか、それとも将来的に基礎になりうるようなカチッとした業界キャリアを積ませてもらえるのがいいか、いやいやそんな目に見えるものではなく、なんか自分が大きくなれるようなゼネラルな栄養分や充実感を求めているのか。

求人関係

★求人募集、仲間募集の方にお伺いします。
 あなたの組織(企業なりグループなり)の社会的なポジショニングと、同業他社とはココがちがうというユニークな部分があれば、書いて下さい。と同時に、「ウチはココがダメ」というのも書いて下さい。

★「こういう人を求めたい」「こういう人だけはこないで欲しい」という点を書いて下さい。ただし、そんなスーパーマンみたいな人はいるわけないので、すご〜く冷静に現実的になって、もっともポジティブに重視する点はどこですか?例えば、仕事は優秀だが人間性の問題がある人と、人間的には超いい奴なんだけど仕事がイマイチの場合、どっちがいいですか?また、これだけは避けたいというネガポイントはどうですか?例えば、最後に逃げる奴だけとだけは組みたくないとか、最低限の礼節や協調性のない人間だけは勘弁して欲しいとか。

★あなたの会社に入る人に対して、給与以外にあなたは何をGIVE出来ますか?職業訓練であるとか、一般ビジネス常識であるとか、良い仲間であるとか、家族的な温かさであるとか。

★あなたの会社に入社される人は、正味どのような人生設計を描けるのでしょうか?プラニングしてあげてください。例えば、ウチで3年地道に修行したら、そんなに広くない業界だから、大体一本立ちしてフリーでやっていけるようになりますとか、正直将来性はあんまりないので、だから給料だけははずんであげるよとか、給料も将来性もあんまりないけど時間だけは融通きくからウチにいる間にゆっくり先のことを考えるといいよとか、仕事環境上わりと生活力ある人が多いので結婚相手を探すにはいいよとか、そのあたりのセールスポイントをどうぞ。

★あなたの会社内部の人間関係ですが、ドライでサバサバ系ですか、しっとり潤い系ですか?またそれは意図的にそうしているのですか、あるいは意図なんかないですか?

★あなたの会社に入って、すぐに辞める人が居た場合、「多分ココがきついんだろうな〜」と思われる部分がありましたら、書いてください。また、その「ココ」の難所を乗り越えるためのノウハウはありますか?それとも先天的なもので、可哀想だけどダメな人はダメっぽいですか?

価値観と人生設計について

 あなたがこの先生きていく上でもっとも重視している価値はなんですか?平穏な生活?充実感?変化に富んだ面白さ?家族?子供?老後の安定?金銭的裕福さ?社会的ステイタスや他者の尊敬?他人の笑顔?なんでもいいです。
 そして複数あるなら(あると思うけど)、序列をつけてください。無理矢理にでも。「今この瞬間にはこう思う」という暫定的なもので結構です(回答は随時変更できるようにします)。
 そして、なぜそういう結論に至ったのか?その理由を可能な限りわかりやすく説明してください。

★では、その第一順位の価値を実現するために、今具体的にどんなことをしていますか?また今後死ぬまでの長期計画はどう考えてますか?あるいは考えることを放棄していますか?なぜそういう結論ないし現実になっているのですか?

★自分の人生のなりゆきとか展開については、楽天的な方だと思いますか、悲観的な方だと思いますか、悲観的すぎて考えるのが辛いからもう考えないことにした派ですか、それとも物事の成就とは能力×行動量×運によって決まるから、そんなの考えてるヒマがあったらとにかく動く派ですか?

★自分の価値観と、世間一般の常識的なそれとの近似度がどの程度ですか?私の価値観=社会常識という合致率100%ですか?それとも、なんかいつも微妙にズレてんだよな〜という合致率30%くらいですか?ズレてる場合、どのへんが?

★あなたの価値観の柔軟性、強度、許容性を聞きます。まず、自分の価値観がこの先変わるということが想像できない、ありえないというタイプですか?それとも明日にはもう変わってるかも、というタイプですか?また、異なる価値観を持つ人とは近寄るのもイヤだというタイプですか、全然気にしないタイプですか?

★宗教についてのあなたの見解。また他者に対する見解。例えば、自分はその種の信仰心はないけど、他人が何を信じるかは自由だし、気にしないとか。気にしないにしても程度問題だとして、じゃあどの程度だったらいいか?

★あなたは、社会的なポジションとアンデンティティが結構重なるタイプですか、それともビシッと峻別しちゃうタイプですか?つまり、どっかの企業に就職して正社員になったら「正社員である私」というアイデンティティが色濃くなっちゃいますか、それともそんなの学校の給食当番と同じことで、一般的な会社勤めの仕事(アーチストなど自己表現が職業になっている特殊例とは違って)と、自分が何者であるかは基本的には別問題だと思ってしまうタイプですか?

★将来的に転居される予定(願望)はありますか?例えば地震がヤバイからこっちに移動するつもりとか、日本がヤバいから海外にいくつもりとか。それは願望レベルですか、かなり具体的な日程まで決まっている計画レベルですか。

健康、福祉

★親の介護(実親&義理)について、具体的な計画がありますか?いよいよ認知症になって在宅看護になった場合、なにかを犠牲にしてそれをしなくてはならない場合があります。その場合、収入、ステイタス、住居その他の利便性、自分の時間や社会的活動領域、、、まず犠牲にするとしたらどれですか?実際には状況によって選ぶ余地もないでしょうが、もし選ぶとしたらどれから先に切り捨てますか?

★医療健康面についてうかがいます。自分や家族の健康については、超気にする(100)〜ニュートラル〜無頓着(0)の100分率だとどのあたりになると思いますか?むろん病気の種類によっても気にする度合いが違うでしょう(虫歯には懲りてるから歯には注意するが、糖尿病などについてはあまりに気にしてないとか)が、そのあたりも。

★放射能被曝懸念については100点分類でいうと何点くらいだと思いますか。なぜそういう自己採点になるのですか?

★以下被曝懸念がある人にお聞きしますが、さらにその中で細かく聞きます。
 これは詳しい人の協力を仰いで作成しようと思ってます。僕もそんな詳しくないので。でも、外部被曝はある程度しょうがないけど、内部被曝は気を使ってますとか、セシウム137の◯ベクレルくらいは許容せざるを得ないがストロンチウムだけはヤバいとか、内部被曝でも海藻やキノコ類は避けるにしても、その避け方の度合い。絶対避けるのか、それとも年に一回の松茸の土瓶蒸しくらいは自分に許すとか、子供のオニギリに海苔で巻くくらいは年に数回の遠足くらいだったらいいじゃないの?とか、そこはかなり細かいレベルがあると思われますので。

★被曝懸念がそれほどない方にお聞きしますが、相手が被曝懸念がある人の場合、この程度だったらOKだけど、こういうのはつきあいきれないとかいうラインはどのあたりにありますか?例えば、その人がどう思うかは自由だから全然気にしないけど、こっちにもそれを求めないで欲しい、そのあたりのイーブン感覚が通じるんだったら全然OKですよとか、いやその手の危険厨の人たちはいっちゃってるから出来る限りお近づきなりたくないとか、いやいや自分もなんか騙されてる感があるし、でもほったらかしにしてる面もあるからこの際教えてもらえるだったら教えて欲しいとかとか、そのあたりを。


全然外に出て行けてしまうユルユルな感じ。実際、普通に外を闊歩してる。

最後に 

★特技、あるいは誰も褒めてくれないけど、これなら熱く語れるという物事をあげて下さい。てか、この話題で話があって、酒飲んで盛り上がれたらいいな〜ってトピックをいくつでもあげてください(最低3つ)。どれだけ詳しくても結構です。「邪馬台国論争の畿内説の根拠なら、実は自分に全く新しい見解があるのですが」でもいいし、「◯◯のモンブランは最近質が落ちたと思うのだが、あれなら自分の方が上手く作れる」とか、「カラオケだったら持ち歌300曲あります」とか。

★上の得意技ですが、実際にそのトピックに関して、上機嫌で自分が喋ってる状態を、話し言葉で、できるだけリアルに書いてみてください。ありえないくらい絶妙な合いの手を入れてくれる人が目の前にいると仮定して。

 例えば、「いや、実はお恥ずかしい話ですが、日曜画家というか、暇な時にスケッチとか絵描いたり、ああ、大体水彩画が多いですね。油絵の方は、やっぱこれもお恥ずかしいんですけど絵の具が高いんですよ。いやもう、ほんと、色によってはありえないくらい。ほんとはね〜、油絵の方が、継続的に重ね描きができるし表現の多様性はあっていいんですけどね、それだけに難しくて、経験量もいるし、それだけに”授業料”もかかるので、なかなか気軽には、、、、。や、大体風景画とか静物画ですよね。つまらん、ありふれたものですよ。でもね、描いてると面白いですよ〜。全然思ってるのと違ってきちゃって。ああ、でも、我ながら上手く描けたなってときはうれしいもんですよ。ほんとにね。水彩画の場合、滲み加減が絶妙なトーンになってくれて、あれって結構狙ってやってるというよりは、偶然の要素も大きいんですけど、それじゃダメなんですけどね、ほんとは、、、ああ、入選とかですか?へへへ〜、これは自慢させてください、結構前のことですけど市のコンクールで、いやいやいやそんな大したレベルじゃないですけどね、一応入選しまして、いやいやいや、、はっはっは」

★もしどなたかと会うとか、共有する時間があった場合、自分は何を相手にGIVEできると思いますか?
 ◯◯業界の裏話とかだったら教えてあげられますよ〜とか、◯◯料理は好きなのでオススメのレストランとかご一緒しませんかとか、いやあ無芸大食ですのでなんも差し上げられなくて恥ずかしいのですけど、でも相手の話を遮って自分だけがしゃべりまくるタイプではないと思ってますので、お話に耳を傾けるくらいはして差し上げられると思いますとか、辺鄙なところに住んでおりまして恐縮なのですが、もしお近くにお立ち寄りの節には、のんびりした自然と郷土料理くらいはさしあげられるかと、、とか。

★最後にこれだけは言いたいというのをフリートークで書いてください。


補足

きっかけ

 これはもともと掲示板のA僑で出てきた話題で、今の日本では被曝懸念を迂闊に言うとムラハチにされそうで、だから隠れキリシタン状態になってて、出会いも限られているから、なんか出来ないかって話があったのをふくらませたものです。隠れキリシタンの秘密ミサ会とか、今まで安全だと思ってけど身近にヤバい人とか見聞してきて徐々に不安になってきたとかいう「転び安全厨」とか、オープンに出来るところがあるといいかもねって話です。
 ただそれだけではなくて、そこが一致しても人間的に波長が合わなかったら意味ないので。

 また、これは僕の個人的な確信ですけど、どんな人でもちゃんと掘り下げて聞いて差し上げたら、すっげー面白いコンテンツをもってるんですよね。芸能人とか有名人のトーク番組とかありますけど、別に有名人だからってその人の本業スキル以外については「普通の人」なんですよね。だから有名人でなくても別にいいんですよね。集客とか商業戦略として有名人であることが意味あるのであって、話そのものは、普通の人の普通の話が実は面白い。だから発掘しないのは、勿体ないなあ〜って。

 また、A僑つながりとか共通属性があると、話していて波長が合う場合が多く、もうそれだけで楽しいとか。せっかくここにAさんがいて、あそこにBさんがいて、話したら素敵な時間が共有できるかもしれない。それって素敵なことですよね。それに会ってくっちゃべるだけ(メールでもなんでも)だったら、基本的に無料ですからね。こうなればおもしろいってのがみすみすわかっていながら、それを逸しているのは勿体ないなあって。でも、ほっといたら死ぬまで出会わないだろう。なんか「意味のある偶然」みたいな、シンクロニシティみたいな(意味違うんだけど)、そんな触媒があればいいじゃないかなってのがあります。

 「結局人でしょ、人」ってのはあって、人と人とのつながりかたを、もっと洗練させてみるとか、もっとローリスク・ハイリターン出来るんじゃないかって思いはあります。

人材勿体ない感覚

 あと、マジ職安もあって、過去1000人くらいお世話してますし、けっこう誰がどういう人かというのは僕覚えてますし、また、それなりに粒が揃ってるので、求人なんかでもご紹介できるなってのはあります。実際にもしたことありますし。もし雇用主さんで、なんかありましたら、言ってみてください。ただし、騙し系とかブラックとかそのあたりが来たら(まず来ないと思うけど)、一応日本で弁護士やってたんで、そのあたりは報復しますよ。やり方知ってるし。でも同時に、世間的常識的な仕事の厳しさも知ってますから、そのへんはやたらギャンギャン系でもないです。あくまで度が過ぎた場合くらいですね。でもそんなことよりも、一般的に仕事に必要な能力、耐性、経験を力にコンバートする力、問題解決能力などについては、やっぱ皆さんありますよ。「ええ人おりまっせ」という。

 別の視点で言えば、あれだけの海外体験をやって力もつけておきながら、それをきちんと評価してもらえる場が少ないんじゃないかという不満が僕にはあって、これは本人にとっても会社・社会にとっても損失だろうと。なんかもっと世に出してあげたい、売り込んであげたいって気分もあります。とにかくもう「もったいない」の精神ですよね。で、ちゃんと評価してくれる人だって日本にゴマンといるんだけど、絶対数や遭遇比率では少ないから、なかなか出会えない。ああ、もったいなと。

具体的にどうすんの?金儲かるの?

 まー、儲からないでしょう(笑)。てか、そっから入ると話がしょぼくなるので、あんま考えてないです。それよりも、新しい遊びを思いつく感覚ですね。ばっかばかしいやつ。例えば、「だるまさんがころんだサッカー」とか(今この場で思いついた)。ドリブルしてる間とか、ボールをゲットして保持している間中、ずっと「だるまさんがころんだ」と言い続けてないといけないとか(笑)。いや、面白いんじゃない?そんなの言い続けてやるのは至難の業だからエラーばっかだし、うっかり言い忘れてファール取られたり。なによりも風景として馬鹿じゃん。いい大人が「だるまさん〜」とか絶叫しながらシュート決めてるとかさ。笑えるし、面白いじゃんって。どうせ草サッカーなんだから華麗な技術もクソもないんだし、楽しくやんなきゃさー。だから、そんな感じ。あえりえないことをやるのって楽しいし。

 まあ、やり方としては、いまやってる卒業生の掲示板みたいなのを作って、そこのパスワードあげて、入れるようにして、自分で1スレッドもらえて、そこに上記の回答を延々書き込んで、興味のある人はメールしてねというとカタチかな。あるいは自分でも興味のある人にはメールするとか。まあ、最初は知り合いばっかで「なんだお前か」みたいな世界かもしんないけど、徐々に。

 お金系はですね、とりあえず会員制月千円くらいで、毎月パスワード気分で変えて、振込確認あった人にだけメールで教えるくらいかなあ。でもって、毎月というか、気分で質問事項変えて、どんどん書き足してもらったり、修正変更してもらったりするという。

 これって、結局、質問事項の作り方がポイントだと思うのですよ。面白そうで、むむ?と考えこむような質問事項をどれだけ考えつけるのかがミソで、僕は、そういうの得意だし。なんぼでも出てきます。

知らない間の効果〜遠大な野望

 えーとですね、これって自分の答えを全部まとめてみたら、誰でも自分のブログ書けますよ。そのネタ提供です。これからは、自分でサイトもって、自分で情報発信して、組織(会社とか)に頼らず、自分でネットワーク作ってった方が「生存戦略」としてはいいじゃないかって時代でしょ?でも何を書いたらいいのかわからんってのが普通でしょ。だから、そのネタ提供。あの上記の質問どれでもいいから、あーだこーだ自分なりの見解を書いたら、それだけで一日分のくらいの内容にはなりますよ。

 また、それをやってるうちに、自分でも人生設計とか自分とはなにかを考えるようになってるし、セルフ・カウンセリングになります。と、同時に、ああいったことを自分で考えて言葉にする作業を日頃からやってると、会話とか座談とか人付き合いは上手になりますよ。コミュ力つくよ。

 さらに、これを機会に自分の商品やら作品やらを訴求するとか、自分のサイトを告げるとか、そういう広告効果もあります。てか、自分が世に出て行く一つのステップストーンになってくれたらな〜とも思います。今は、商品があって、その背景として製作者や販売主を知るというよりも、まず人物を先に知り、その人が出しているもの、その人が薦めているものという形で逆方向のマーケが一般的にも広がってきてると思います。昔は芸能人のお店みたいな限られた感じだったけど、それが食品なんかでも生産者の顔が見えたり、開発の裏話や努力話が語られてそれで売るとか(「物語マーケティング」ですね90年代初頭あたりに言われてた)。でも、今は一般人レベルに広がってるし、一般人にはそっちの方がやりやすいです。


 あとですね〜、これを言っちゃ身も蓋もないのかもしれないけど、APLAC経由でそのサイトにいけるようにしていくと、結局ここの属性がかまされるから、基本誰と出会っても、まあそんなに変な話にはならないと思いますよ。こんなところまで読みに来て、またあのうんざりするほど長い質問事項を書いてる人なんだから、それだけで強烈な共通属性できちゃうし。





文責:田村



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