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ESSAY119/Lakemba & 新聞記事から(ハンソン収監、アン・コールター、ブータン)
付け焼刃で調べてみたのですが、あのヴェールをかぶっていると、もうゴリゴリに骨の髄まで敬虔なイスラム教徒なのかという、単なる慣習くらいのライトな感覚もあるようです。とあるホームページで上手に説明されてましたが、あれをかぶってると要するに社会的に「ちゃんとしてる」というシルシだそうで、その「ちゃんとしてる」感覚というのは、日本人の男性のネクタイに相当するような感じだそうです。「なるほど」と思いました。確かに、日本人の男でネクタイしてないと、なんとなく「ちゃんとしてない」というか、少なくともネクタイをしてるとそれなりに「ちゃんとしてる」かのような印象がありますよね。でもネクタイも、「なんであんなモンしてるんだ?」と言われたら、答えに窮します。別に日本古来の民族衣装でもないし。しかし、由来はともかく、ネクタイをしてると、とりあえずその社会の一般的な社交的なルールに従いますよというシグナル、その社会への一応のレスペクトの現れなのでしょう。