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語学学校体験記その1、その2と続いて、殆どシリーズ化しつつある武末さんレポートです。今回は『ホームステイ体験記』。武末さんは、NSW付属英語学校を卒業してNSW大学で勉強されてます。 多少営業っぽい話になって恐縮ですが、武末さんはオーストラリアに来るにあたってAPLaCのホームステイアレンジサービスを利用されました。 シドニー近郊で最も信頼しうるホームステイ斡旋業者さんに、APLaC経由でお願いするわけですが、プラスアルファとして、紹介されたホームをAPLaCが事前に訪問し内容を写真付でレポートするというサービスもやってます。E-Mailで送信しますので出発前から見ることができるというのがポイントですね。この体験談にも、そのときに撮影した写真などを適宜添付して編集しました。 |
白い車の前の赤い屋根の家です |
そんな夫に対して妻は冷静、フレンドリーだが湿っぽくなく、強固な芯を内に秘めてここぞというとき爆発させる。よく夫婦で言い争いをしていたが(何について言い争っていたのだろう、わからないのがちょっと残念)、強いぞ妻。決して譲らないという気迫、でもヒステリックにならないように自分を抑えながら怒りをぶつけているという感じ。ちょっと恐かったけどね。喧嘩のあと夫が一生懸命家の空気を和まそうとしていた(特に私に対して)のが印象的。
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家事の分担は、それほど厳密ではないが毎朝のサンドイッチ作りに見られるように、ある程度されているようだ。でも日本で言われているほどきちんとしているわけでもない。このカップルはかなり気分的、フレキシブルにやっているようだ。夕飯は基本的に妻が作る。(食事は言われているほどひどくなかった、というよりバラエティに富んでいておいしいことのほうが多かった。ラッキー)ただ、たまに妻が子供たちと買い物に出て自分たちはマックか何かで夕飯を済ませて7時半ころ帰ってきて、その間お腹を空かせた私に夫が「たぶん彼等は買い物にでも行っているんだろう」といって残り物で何か作ってくれたり、あるいは夫婦喧嘩で妻が機嫌悪いときなども夫が何かしら料理していた。まあ何しろ職住接近でしかも毎日基本的に5時には仕事が終わるのだから、家事に関わらざるを得ない。もしくは家事に関わるために職住接近なのか。
一方育ち盛りのお兄ちゃんは夕飯をきちんと食べ終えたあと、自分でパンケーキやらカスタードやらバナナフリッターやら作り出す。これがおいしかったりおいしくなかったりする(特にカスタード、やたら粉っぽくてもったりしていて、フルーツと一緒ならまだしも、あれだけを食べておいしいと言っている人の気がしれない、でも一応おいしいと言いながら食べましたけどね)。しかし、夕飯のあとのデザートとしてはけっこう甘いしカロリー高いぞ。さらに父親がサービスのつもりか私にこっそりチョコレートを持ってきてくれたりする。甘いものは嫌いじゃないので喜んで食べていたが、それにしても甘いものばっかり食べている妹の健康が私は不安だ。あるいは今はいいけど数年後の彼女の体型を思うと思わず同情してしまう...。
武末さんの部屋。金魚数匹とシェア |