
ロットネスト島でバリスタはじめました!
高津戸南美さんのWAフリーマントル通信(第四話)
関連
2015年02月19日:高津戸南美さんのWA/Fremantle通信(第三話)
2015年12月25日:高津戸南美さんのWA/Fremantle通信(第二話)
2015年11月25日:高津戸南美さんラウンド通信〜フリーマントル生活始めました!(前編)、(中編)、(後編)
2015年09月30日:WA州のManjimapでWWOOF中の高津戸南美さんのラウンド通信(ラウンドスレ掲載)のご案内
お久しぶりです!
レストランをクビになってからの田村さんとのメールのやりとりの後は次の仕事を探してはいましたが、パースのフリンジワールドというお祭りの一環で行われていた屋上映画館のバーで2時間ほど働いて無料映画鑑賞、ポップコーン、ビールをもらえるボランティアワークをしたくらいでした。
そして3月の初めに、4日間と短い期間なのですが、母が日本から遊びにきてくれました。
初日と2日目は、フリーマントルからフェリーで30分のロットネスト島を自転車で回って自然を満喫しました。
私たちが選んだコースは坂が多く、乾燥した大地しか見えないのですが(それでもいい意味で殺伐としたオーストラリアらしい道でした)、自転車を走らせていくときらきらした綺麗な入江やビーチがいきなりバンっ!といきなり目の前に現れ、どこまでも透き通った青やエメラルドグリーンの海や真っ白な砂浜がとても美しく眩しくて、とにかく目から入ってくるエネルギー量が半端無くて、自転車を止めてそんな景色を目の前にしたら頭の中にあったいいことも悪いこともいろんなことがそれにすごい勢いで押し退けられたように一気にブワッと吹き飛びました。
3日目と最終日はフリーマントルの散策&買い物に費やしました。
ハッピーオーラがあふれるフリーマントルマーケットで母は店員さんとやりとりをしたり店員さんと写真を撮ったりしてすごく楽しんでくれました。
この4日間、ええーっそんなに!?と私が思うほど母ははしゃいでいて、いつも仕事と家事両方を担う忙しい母のそんなところはずっと見ていなくて、心の底からよかったなーと思いました。カナダ人カップルのザックとシャノンともすごく打ち解けてミュージシャンのマドンナの話で盛り上がっていました。とても楽しい時間を過ごせました。
それと、母を案内したり、母と店員さんの間に立って買い物のやりとりを手伝ったり、私がカウンターでフェリーのチケット買ったり、レストランで何か食べ物を注文したりするのは日本ではまずなく、立場が反対だったので、母にとっても私にとってもすごく新しくて笑い転げました。それからしみじみと成長したねーと言われて、私もしみじみと成長したのかーと思い、しみじみが伝染しました。笑
カフェでバリスタ経験はないことを「恐る恐る」伝えると、あーそっかぁという感じのボスを見て息が詰まりそうになりましたがそれも一瞬で、フリーマントルでウェイトレスをしていたんだよね?それじゃあフロアスタッフが空いてるからウェイトレスはどう?と言われてAbsolutely!!!と即答し、その5日後からフルタイムで住み込みで働くことになりました。
イースターとスクールホリデーがつづき忙しかったので10日で83時間くらい働いていました。初めのうちはあまりの忙しさに夜泣きべそをかいたり、お客さんの苦情にスーパーバイザーやマネージャーに混乱しながら助けを請うたりしましたが、最近はスムーズに対応できるようになりました。ここ数週間でスタッフの出入りが激しく、気づいたら5人いたフロアスタッフは2人、しかも私が1番の経験者になっていました。
来て2ヶ月ほどですが、フリーマントルのときには出来なかった要領よくやるということができるようになったと思います。田村さんに噛み砕いて教えていただいた「優先順位を決めて動く」ということを仕事中に頭に入れていると、前は優先順位がまったくひっちゃかめっちゃかだったのに、だんだんと「あ…これは…」と感覚的に、今頼まれたこれをいろいろすっ飛ばして優先順位のトップの方に持ってきちゃだめだなとわかるようになりました。
一ヶ月前までは5時過ぎでもまだ明るいし暑くて仕事のあとみんなで海に泳ぎに行ったり、桟橋?から海に飛び降りたり、スノーケリングしたりと満喫していたのですが、最近は仕事終わる頃には薄暗く涼しくなってきてあまり出掛けなくなりました。せめて休みの日はフリーマントルにばかり戻らず、サイクリングにも行こうと思います。
フロアスタッフが足りず毎日オープニングからクロージングまで働いているので、1時や2時に颯爽と帰りサイクリングやビーチにのんびりしにゆくバリスタやシェフのみんなを羨ましいと妬ましいが混じった気持ちで見送る日々が続いています。笑
2週間前にバリスタのヤンミーが5月の初めで辞めると聞いて、すぐにスーパーバイザーのリアに私もcertificateあるからトレーニングを始めてほしいと伝えました。(リアはいつもポジティブな言葉をかけてくれて私は何度も救われています。)リアはすごく喜んでボスに聞いてみるよと言ってくれたのですが、タイミングが合わず、ついに新しいバリスタが来ることになってしまいました。それで、新しいバリスタの仕事ぶりを見てからだねと、曖昧な感じになり歯痒いのが続いていました。一番仲のいいジェニー(フランス人のバリスタ)も5月の初めで辞めてしまうと聞いて、私もこのまま歯痒い思いをするんだったら6月ぐらいで辞めようかなと考えるようになりました。
そこで昨日、午後はとても静かで暇だったので、コーヒーつくってもいい?とジェニーに聞いて、ラテをつくりました。いつもコーヒーを待ちながらバリスタの動きをガン見していたし、バリスタ教室で習ったことや感覚がまだ残っていて、フォームミルクの量やラテアートもすごく上手にできました。
もう一人のスーパーバイザーのジョーダンが来て、写真を撮ると、これをボスに送って聞いてみるよと言ってくれました。そういえばまだ入ってきたばかりのときにジョーダンにはバリスタになりたいとお酒の席で話してありました。そのときはバリスタが十分いたし酔っ払っていたしでとっくに流れて忘れられていたものだと思っていました。それに彼は冗談なのか本気で言ってるのかわかりにくいので、写真を撮ったのもその場のノリだと思ったし、ラテが上手にできたのですごく興奮してて私も写真!携帯取って来る!と夢中でした。
新しくバリスタが来てしかも明日からトレーニング始まると聞いていたけど、もうボスに直談判しに行くしかないと思いました。残念ながら2人いるボスは両方とも帰ってしまっていたので翌日行くことに決めました。
そしてその翌日こと今朝、私は休みでしたがいつも通り早起きをしてDOMEにボスを探しにいくと、大らかで何事も笑い飛ばしてしまえるようなアイリーンはパースに出張でいませんでした。もう一人のボスの、すごくキビキビしていて綺麗好きでなんとなく私が苦手なスティーブンがいました。もうやるしかないと、新しくバリスタ来たのは知ってるけど?とかウェイトレス中心でときたま手伝うとかでもいいから?とか考えていた台詞は全部ナンセンスに思えて、ストレートに「バリスタになりたいです!昨日作ったラテの写真を見てください!」と言いました。そしたら面白いくらい快諾してくれて、今週末からバリスタのトレーニングを始めることになりました!今までボスとちゃんと話したことがなくて、世間話ですら殆ど無かったのですが、その今朝のことで私が作っていた壁が崩れて話が弾んだりと、ボスとの距離が近づきました。ちなみにジョーダンは私の後、ちょうどすれ違いでしたが、ボスに自分が撮った写真を見せてくれたみたいでした。すごく嬉しいです。
それと3月の終わりに珊瑚で土踏まずを切りばい菌が入って病院いって抗生物質飲んでました。今はすっかり元気です!
そんな近況報告でした!もうしばらくはロットネスト島に滞在して楽しもうと思います!
こちらはずいぶんと冷え込んで天気の悪い日が続いていますがシドニーではどうでしょうか?お忙しい中長いメールを読んでくださってありがとうございました!
それでは失礼します^^
2015年02月19日:高津戸南美さんのWA/Fremantle通信(第三話)
2015年12月25日:高津戸南美さんのWA/Fremantle通信(第二話)
2015年11月25日:高津戸南美さんラウンド通信〜フリーマントル生活始めました!(前編)、(中編)、(後編)
2015年09月30日:WA州のManjimapでWWOOF中の高津戸南美さんのラウンド通信(ラウンドスレ掲載)のご案内
高津戸南美さんからのメール・APR/2016
お母さん・しみじみ編
田村さんこんにちは、高津戸南美です。お久しぶりです!
レストランをクビになってからの田村さんとのメールのやりとりの後は次の仕事を探してはいましたが、パースのフリンジワールドというお祭りの一環で行われていた屋上映画館のバーで2時間ほど働いて無料映画鑑賞、ポップコーン、ビールをもらえるボランティアワークをしたくらいでした。
そして3月の初めに、4日間と短い期間なのですが、母が日本から遊びにきてくれました。
初日と2日目は、フリーマントルからフェリーで30分のロットネスト島を自転車で回って自然を満喫しました。
私たちが選んだコースは坂が多く、乾燥した大地しか見えないのですが(それでもいい意味で殺伐としたオーストラリアらしい道でした)、自転車を走らせていくときらきらした綺麗な入江やビーチがいきなりバンっ!といきなり目の前に現れ、どこまでも透き通った青やエメラルドグリーンの海や真っ白な砂浜がとても美しく眩しくて、とにかく目から入ってくるエネルギー量が半端無くて、自転車を止めてそんな景色を目の前にしたら頭の中にあったいいことも悪いこともいろんなことがそれにすごい勢いで押し退けられたように一気にブワッと吹き飛びました。
3日目と最終日はフリーマントルの散策&買い物に費やしました。
ハッピーオーラがあふれるフリーマントルマーケットで母は店員さんとやりとりをしたり店員さんと写真を撮ったりしてすごく楽しんでくれました。
この4日間、ええーっそんなに!?と私が思うほど母ははしゃいでいて、いつも仕事と家事両方を担う忙しい母のそんなところはずっと見ていなくて、心の底からよかったなーと思いました。カナダ人カップルのザックとシャノンともすごく打ち解けてミュージシャンのマドンナの話で盛り上がっていました。とても楽しい時間を過ごせました。
それと、母を案内したり、母と店員さんの間に立って買い物のやりとりを手伝ったり、私がカウンターでフェリーのチケット買ったり、レストランで何か食べ物を注文したりするのは日本ではまずなく、立場が反対だったので、母にとっても私にとってもすごく新しくて笑い転げました。それからしみじみと成長したねーと言われて、私もしみじみと成長したのかーと思い、しみじみが伝染しました。笑
お仕事ゲット編
そのロットネスト島での初日に面白いことが起こりました。フェリーを降りてインフォメーションセンターを過ぎてからすぐのところにあるDOMEというWA州のあちこちにあるカフェに、もともとGumtreeでバリスタジョブのアプライをしていたのですが2週間たっても連絡はこなくて半分諦めていました。でも、そのDOMEを母と通り過ぎた瞬間電話がかかってきて、知らない番号だけどもしかして…と出たら、そのDOMEのボスからでした!今ちょうどロットネスト島にいて、しかも通り過ぎたばかりだよすごいタイミングだと興奮して伝えたらそのまま面接をしてくれることになりました。ちょっと期待していたり、後で突撃しようと思っていたりしたのでレジュメはしっかり持ってきていました。笑カフェでバリスタ経験はないことを「恐る恐る」伝えると、あーそっかぁという感じのボスを見て息が詰まりそうになりましたがそれも一瞬で、フリーマントルでウェイトレスをしていたんだよね?それじゃあフロアスタッフが空いてるからウェイトレスはどう?と言われてAbsolutely!!!と即答し、その5日後からフルタイムで住み込みで働くことになりました。
イースターとスクールホリデーがつづき忙しかったので10日で83時間くらい働いていました。初めのうちはあまりの忙しさに夜泣きべそをかいたり、お客さんの苦情にスーパーバイザーやマネージャーに混乱しながら助けを請うたりしましたが、最近はスムーズに対応できるようになりました。ここ数週間でスタッフの出入りが激しく、気づいたら5人いたフロアスタッフは2人、しかも私が1番の経験者になっていました。
来て2ヶ月ほどですが、フリーマントルのときには出来なかった要領よくやるということができるようになったと思います。田村さんに噛み砕いて教えていただいた「優先順位を決めて動く」ということを仕事中に頭に入れていると、前は優先順位がまったくひっちゃかめっちゃかだったのに、だんだんと「あ…これは…」と感覚的に、今頼まれたこれをいろいろすっ飛ばして優先順位のトップの方に持ってきちゃだめだなとわかるようになりました。
一ヶ月前までは5時過ぎでもまだ明るいし暑くて仕事のあとみんなで海に泳ぎに行ったり、桟橋?から海に飛び降りたり、スノーケリングしたりと満喫していたのですが、最近は仕事終わる頃には薄暗く涼しくなってきてあまり出掛けなくなりました。せめて休みの日はフリーマントルにばかり戻らず、サイクリングにも行こうと思います。
フロアスタッフが足りず毎日オープニングからクロージングまで働いているので、1時や2時に颯爽と帰りサイクリングやビーチにのんびりしにゆくバリスタやシェフのみんなを羨ましいと妬ましいが混じった気持ちで見送る日々が続いています。笑
バリスタ成り上がり編
ところで、私はここのDOMEにはバリスタ志望でしたし今も変わらずそうです。ウェイトレスもやり甲斐があってたまらないのですが、後から入ってきたバリスタのフランス人のジェニーや韓国人のアヒンはカフェでの経験は無いに等しく、初めのうちは仕事ぶりを見て大丈夫かなあと冷や冷やしたり、アヒンが休憩中に上達する自信ないとか嫌だとかネガティブな言葉を零すのを聞いたりして、何でそこでコーヒーつくってるのが私じゃないんだろうと悔しかったです。すごく上手にラテアートまで出来るDOMEバリスタの中で一番長い香港人のヤンミーもカフェでの経験がなくバリスタのcertificateを持っているだけだったそうです。私は面接のときにcertificateはあるけど経験が無いと「恐る恐る」言ったことを強く後悔しました。2週間前にバリスタのヤンミーが5月の初めで辞めると聞いて、すぐにスーパーバイザーのリアに私もcertificateあるからトレーニングを始めてほしいと伝えました。(リアはいつもポジティブな言葉をかけてくれて私は何度も救われています。)リアはすごく喜んでボスに聞いてみるよと言ってくれたのですが、タイミングが合わず、ついに新しいバリスタが来ることになってしまいました。それで、新しいバリスタの仕事ぶりを見てからだねと、曖昧な感じになり歯痒いのが続いていました。一番仲のいいジェニー(フランス人のバリスタ)も5月の初めで辞めてしまうと聞いて、私もこのまま歯痒い思いをするんだったら6月ぐらいで辞めようかなと考えるようになりました。
そこで昨日、午後はとても静かで暇だったので、コーヒーつくってもいい?とジェニーに聞いて、ラテをつくりました。いつもコーヒーを待ちながらバリスタの動きをガン見していたし、バリスタ教室で習ったことや感覚がまだ残っていて、フォームミルクの量やラテアートもすごく上手にできました。
もう一人のスーパーバイザーのジョーダンが来て、写真を撮ると、これをボスに送って聞いてみるよと言ってくれました。そういえばまだ入ってきたばかりのときにジョーダンにはバリスタになりたいとお酒の席で話してありました。そのときはバリスタが十分いたし酔っ払っていたしでとっくに流れて忘れられていたものだと思っていました。それに彼は冗談なのか本気で言ってるのかわかりにくいので、写真を撮ったのもその場のノリだと思ったし、ラテが上手にできたのですごく興奮してて私も写真!携帯取って来る!と夢中でした。
新しくバリスタが来てしかも明日からトレーニング始まると聞いていたけど、もうボスに直談判しに行くしかないと思いました。残念ながら2人いるボスは両方とも帰ってしまっていたので翌日行くことに決めました。
そしてその翌日こと今朝、私は休みでしたがいつも通り早起きをしてDOMEにボスを探しにいくと、大らかで何事も笑い飛ばしてしまえるようなアイリーンはパースに出張でいませんでした。もう一人のボスの、すごくキビキビしていて綺麗好きでなんとなく私が苦手なスティーブンがいました。もうやるしかないと、新しくバリスタ来たのは知ってるけど?とかウェイトレス中心でときたま手伝うとかでもいいから?とか考えていた台詞は全部ナンセンスに思えて、ストレートに「バリスタになりたいです!昨日作ったラテの写真を見てください!」と言いました。そしたら面白いくらい快諾してくれて、今週末からバリスタのトレーニングを始めることになりました!今までボスとちゃんと話したことがなくて、世間話ですら殆ど無かったのですが、その今朝のことで私が作っていた壁が崩れて話が弾んだりと、ボスとの距離が近づきました。ちなみにジョーダンは私の後、ちょうどすれ違いでしたが、ボスに自分が撮った写真を見せてくれたみたいでした。すごく嬉しいです。
それと3月の終わりに珊瑚で土踏まずを切りばい菌が入って病院いって抗生物質飲んでました。今はすっかり元気です!
そんな近況報告でした!もうしばらくはロットネスト島に滞在して楽しもうと思います!
こちらはずいぶんと冷え込んで天気の悪い日が続いていますがシドニーではどうでしょうか?お忙しい中長いメールを読んでくださってありがとうございました!
それでは失礼します^^
返信
田村です。
久しぶりの高津戸通信、ありがとうございました。読み応えあったぞ。
ロットネスト、僕も行ったことあるけど、あそこに住むというのはすごいなー。めっちゃ綺麗だし、なんかオトギの国の話みたいだよね。
お母さん編、バリスタ編、どちらも良かったです。
内容があって、文章も良くて。しみじみ〜って読ませてもらいました。
しかし、文章上手くなってるなー。キラリと光る表現が増えてきたし、優先順位の話じゃないけど、前よりも読みやすくなってる。
これは文章が上手くなったこともあるけど、その大本の自分自身や、自分の世界観や人生観がすっきり見えてきたからじゃないでしょうかね。
すごい目先のことだけ書いているようで、でもそのはるか遠方まで透けて見える感じがします。
その遠方や背景については特に書いてないんだけど、そこで悩んでない、迷ってないから書く必要もないってのが、読んでて感じる。
「今ココにあるものに集中する」というのは、悪い意味でいえば、将来が嫌だから現実逃避するって場合もあるんだけど、そういうのじゃなくして。
将来もこんな感じで全力投球していけばいいだけじゃんってスパンと割り切れているから考える必要なし、だから目の前に集中できているって感じがしますよ。違うかな?
久しぶりの高津戸通信、ありがとうございました。読み応えあったぞ。
ロットネスト、僕も行ったことあるけど、あそこに住むというのはすごいなー。めっちゃ綺麗だし、なんかオトギの国の話みたいだよね。
お母さん編、バリスタ編、どちらも良かったです。
内容があって、文章も良くて。しみじみ〜って読ませてもらいました。
しかし、文章上手くなってるなー。キラリと光る表現が増えてきたし、優先順位の話じゃないけど、前よりも読みやすくなってる。
これは文章が上手くなったこともあるけど、その大本の自分自身や、自分の世界観や人生観がすっきり見えてきたからじゃないでしょうかね。
すごい目先のことだけ書いているようで、でもそのはるか遠方まで透けて見える感じがします。
その遠方や背景については特に書いてないんだけど、そこで悩んでない、迷ってないから書く必要もないってのが、読んでて感じる。
「今ココにあるものに集中する」というのは、悪い意味でいえば、将来が嫌だから現実逃避するって場合もあるんだけど、そういうのじゃなくして。
将来もこんな感じで全力投球していけばいいだけじゃんってスパンと割り切れているから考える必要なし、だから目の前に集中できているって感じがしますよ。違うかな?