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     ESSAY 135/ 日本帰省記 (その4)
 翌朝、長岡京の試験場まで行きました。いやあ、懐かしいなあ、大学のとき免許取りに来て以来だなあ。変ってないなあとか思いつつ、免許試験場の前で申請用の写真とってもらって、さて手続です。しかし、午前中も早くにいったのに、まさかこんなことで、5時間もかかろうとはその時点では予想もしてなかったですよ。忘れてましたね、日本のお役所手続。RTAだったら、順番さえくれば窓口で全部やってくれるし、20分も待てば新しい免許証をその場でくれますからね。それよりはかかるだろうとは思ってたけど、まさか4-5時間もかかろうとは、、、、、。
 しかし、この二階建ての免許試験場の建物、気づいてみれば日本のお役所の定番ともいうべき構造ですよね。あなたの故郷の町役場も多分これと似通った作りじゃないですか?特に機能性バリバリというわけでもなさそうなんだけど、没個性的というか、同じ設計図面を日本全国で使い回しているような。冗談ではなく、実際使い廻しているのでしょう。結局アレでしょ、日本のお役所の前例主義と中央集権制があいまって、日本全国同じような建物、同じような風景が大量生産のように行きわたっていったのでしょう。
 さて、免許交付にどうやってそんなに時間が掛かるかというと、まず書類事務の受け付けだけで(途中視力検査が挿入されたが)結局一時間以上かかりました。外国免許切り替えは、一般とは違った窓口でやり、そこにはイラン人風の人やフィリピン風の人がいたり、ワーホリ帰りらしい女の子もいたりで、「へえー」てな感じで見てたのですが、書類審査で待たされましたねー。でも、外国免許受付だから、職員も英語のできる人とかいるのかなーと思ったら、相手がイラン人(かどうかは分からんがそんな感じ)だろうが誰だろうが普通の日本語で喋ってて(およそ喋ろうという気がなさげ)、またガイジンさんも普通に日本語で喋ってたりします。エラいもんですねー。