見ててもなんだか煮えてるのかどうかよく分からんのですが、煮物というのは弱火で時間掛けて、煮詰まったり焦がしたりしなければ結構うまくいくようです。ただ、油断すると焦がしますよねー。煮物も焼き物も、誰かが言ってたけど、見てると全然出来ないけど、ほんのちょっと目をそらしたら不思議なくらいいきなり焦げる、と。英語のことわざで、Watched water never boiled というのがあります。直訳は「見つめられている水は決して沸かない」で、本来の意味は「待つ身は辛い」ということですが、期待して見てると全然沸かないんですよね、ほんとに。洋の東西を問わず,考えることは一緒ですね。マナガツオを煮付けですが、ハマチ系のぽってりした身肉が、甘辛煮汁によくあって、美味しかったです。
魚は塩を振って30分くらい置いておき、軽く洗って水気を拭き、それから砂糖、酒入り味噌のなかに漬けこみます。冷蔵庫で1−2日おいておけばOKです。ほんのり浅漬けだったら数十分でもいいと思います。味噌漬は鶏肉なんかでもいい感じでできますよ。いい京都風白味噌があったら西京焼になりますし、酒粕を買って来て(こちらでも東京マートなどに売ってます)粕漬けにしてもいいです。フィッシュマーケットにいけば、ブリやらサワラの切り身も売ってます。ブリは King fish、サワラはSpotted Macharel などの名称で売ってる場合が多く、切り身はcutletです。
YESなんて、まさか生で見れるとは思ってもいませんでした。もう、高校時代にFMで"Heart of Sunrise"を聞いてガビーンとなってからのファンですから、僕にとっては神話の世界の神様同然。生きてて良かった状態です。彼らも結成35周年とかいうから、長いですよね。ほんと、まだやってたの?という感じで。
そのYESですが、目の前でやってくれました。チケット二枚55ドルで。
こっちのコンサートは、いつものどかですよね。Big Day Outとかは凄いのかもしれないけど、今回のYESも暢気なものでした。エンターティメイセントセンターという、シドニーの武道館みたいなところでやったのですが、建物に入るのも全然フリー。いよいよホールに入るという段階でチケット検査があるだけ。荷物チェックもなし。カメラ持込全然OKじゃん、持ってくれば良かった。押し合いへしあいなんて殺到状態は皆無。クラシックのコンサートみたい。
というわけで、こちらに住んでおられて、まだ美味しい魚料理も、安くて楽しいコンサートも経験されてなかったら、Why don't you try?ということでした。
(文責・田村)
参考までに、、、、
左から二枚は、YESの「危機」(Close to the Edge)、「こわれもの」(Fragile)。
右の一枚は、USA570週チャートインしたというPink Floydの「狂気」(Dark side of the Moon)。最近リマスタリングして音はよくなったらしい。「元祖癒し系」とかいってまた日本でも再評価されてるらしいのですが、「癒し系ねえ、、、」という気がしないでもない。たしかに、「虚空のスキャット」(The Great Gig In The Sky)のスキャットは癒されるかも。
アマゾンにリンクさせてるので、リンクをたどっていったら(ちょっぴりだけど)視聴もできます。