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シドニー雑記帳INDEX
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シドニーの「ここがキライ」その2
The Sydney We love to hate/好きでキライなシドニー (Part 2)
(承前)
Cost of Living(生活費)
もとブリスベンの住人 Ian Dunnは、彼が必死に稼いだお金がいかに簡単に家賃に消えていくか殆ど信じられない思いでいる。「僕ら3人は、週330ドルで、ボンダイにある箱のような部屋を借りているんだ。ブリスベンだったら、この一人頭の費用で、部屋全部自分のものにできるし、おまけに窓から海だって見えるよ」。
シドニーの不動産価格はオーストラリアで一番高く、世界でも5番目に高くなってしまった。ニューヨークよりも高いのである。
日々の生活費もどんどん高くなってきている。オーストラリア統計局の調査によると、無鉛ガソリンの値段は、シドニーでは68.8セントだが、メルボルンでは68.1セント/リッター、ブリスベンで59.5セントである。Tボーンステーキ1キロあたりの値段は、シドニーが11.24ドル、メルボルンでは11.05ドル、ブリスベンでは9.40ドルである。もっとも、ミルクやコーヒーやビールになるとシドニーは安いのである。
雑誌Choiceの昨年行なった調査によると、スーパーマーケットで日常品を1カゴ買ったときの値段は、実はシドニーはオーストラリアでも7番目に安い都市なのである。メルボルンは10番目、パースは20番目、ホバートは24番目である。
Tania LonganとHut Brownはニュージーランドからシドニーに出てきたのだが、彼らは「シドニーの方が安いよ」と言う。日常品に関する限り、ニュージーランドよりも、少なくとも週あたり30ドルは安く暮せるという。マクドナルドでも、同じ値段で、NZよりも1カートン余計にチキンフライが買えるそうだ。しかし、それ以外の領域になると、この若い二人は厳しい緊縮財政を強いられている。「計画をたてて使ってるよ。それが赤字にならない唯一の方法だからね」Loganは言う。
グッドニュースとしては、我々はACT(キャンベラ)以外のどの都市よりも沢山お金を稼いでいるということだ。全国平均では一人週603ドル稼いでいるのだが、シドニーでは625.50ドル稼いでいる。
不動産価格、ひいては賃貸価格の急騰(もう「急騰」といってもいいと思います)は、もうこれは「異常」といってもいいレベルになってると思います。東京よりは安いけど、大阪よりは高いんじゃないかな。もっとも、もう一つ真剣に吟味するなら、「環境代」(都会の近くに公園があったり海があったり)も含めて考えれば、トータルとしてはまだまだ安いかもしれません。幾ら上がったとかいっても、億単位の金を積めばそりゃすごいの買えます。召使い用の部屋があったり、舞踏会用のホールがあったり。日本じゃ、億積んでもそうそう大した建物は買えないですからね。よく日本の週刊誌などに、田園調布あたりの芸能人の豪邸が紹介されてますよね。「5億円の豪邸」とか。しかし、あれ見る度に「5億出してもこんなもんなの?」という気がしませんか?
さて、普通の家賃レベルで考えたら、「うそ〜」というくらいキビシイ状況になってます。5年前のグリーブの2ベッドルームのユニットで週220ドル(それでもちょっと高いなという感じ)、4年前ニュータンの2.5ベッドルームのハウスで週270ドル(これでも思い切って奮発した方)だったのが、今や前者は300ドル超えても不思議じゃないし、後者も350ドルくらいいくでしょう(下手すりゃ380ドル)。30〜40%ですもんね。
それでも家賃の上昇率は、売買価格に比べればまだ鈍いと思います。ランドウィックあたりの大したことない2ベッドルームハウスで5000万円とかね。こちらの世帯平均年収って500万円前後だと思いますし、金利だって幾ら安くなったといっても6〜7%はするでしょうに。もう明らかに転売利益狙いの売買ばっかりと言っていいと思います。純然たる使用価値でいえば、5000万もしないでしょう。いいとこ半額かな。
これも別途特集で翻訳したい文献があるんですね。シドニー不動産狂騒裏事情みたいなのを取材した記事。こうなると、いろんな商売も出てくるようで、オークションのためにいかに家をカッコ良く見せるかのデザイナーとかディレクターとか。単なるリノベーション(改築)だけではなく、インスペクション(下見)やオークション当日に絵を掛けたり、BGMを流すなどの手配をする仕事が本当にあるそうで、結構流行っているようです。すごいな。
これがいつまで続くのか、ちょっと見物ですね。バブル弾けたらすごいだろうな。実際、弾ける前の今でも自己破産者の数はすごい増えてるそうですし。オーストラリアも日本と同じ頃にバブルがあって、きっちり弾けているのですが、1〜2年で回復、その後連続7年だか8年だかの好景気が続いてます。基本的にはアメリカと一緒ですね。こんな好景気が続いてるからこそ、高額所得者減税を目玉にGST(消費税)が成立しそうなんですけど、成立した途端に不況になったらこれはキツいだろうな。ただ、日本のバブル処理のように10年経ってもあんまり進まず、真綿で首を絞められ続けるようなことにはならんでしょう。こっちはドラスティックにガンガン潰れるし、首切りもするし、社長の首なんかすぐ飛ぶし、その意味では調整は早いとは思われます。
アメリカあたりで「循環不況はもうない」と言うニューエコノミー派が台頭してるようですが、どうなんでしょうね。シドニーの場合は、それに加えてオリンピック景気というのが言われてますが、しかし次に出てくるように、言うほど皆盛り上がってないけどな。それよりも、アジアからの富裕移民の流入が値段を上げてるという側面もあるようで、もしこれが原動力ならそんなに下がらないかもしれない。インドも含めてアジア人口30億人。アジア全域でも、こんだけ湿度が低くて快適で、海も山もあって、治安もそこそこで、さらに移民として入りこみ易い都市といえば、結局シドニーくらいしかないんですから。統計的にも移民のかなりの部分がNSW州、シドニーに留まるような傾向があるし、ビザでも「指定過疎地域に住むのを条件に移民条件を緩和してあげる」という種類があるみたいだし。
そのあたりはよく見通しがきかないし、無理に予測してもしょうがない部分もあります。しかし、まあ、不動産は高いです。こちらで働いている日本人でも、その昔はノース一辺倒だったキライがありますが、最近はそんなこと言ってられないのか、皆さん西部方面にも散らばってきているようです。実際住めないですもん。年収200万〜300万程度で家賃10万とか15万とか払ってられないでしょ。
あと不動産探しのアテンドなどをしてても、皆がバブルに走ってるのは何となく感じられます。レンタルで出しておきながら、申し込んだら「やっぱり売ることにした」とかね。もともとこちらは不動産売買が活発なので(中古でも値が落ちないし)、不動産屋としては売買がメインになりますし、レンタル業務は、売りつけた後の投下資本の回収のアフターサービスとしてやってる側面が強いと思います。客に高く買わせてしまった手前、家賃も高めに設定しないと客が納得しないという部分もあるんじゃないかな。毎年値上げを言ってくる大家とかね。おそらく銀行や不動産屋の口車に乗って、いい加減な返済計画組んでしまったんじゃないかしら(^^*)。
僕らも去年、一昨年と探してましたけど、リノベーションしてあんまりピカピカな家はパスすることにしてました。だって大家がうるさそうだもん。借金して買って、高く貸して儲けるんだ〜という気合が入ってそうな物件はパス(^^*)。親から相続して、そんな物件持ってるんだか持ってないだかよう覚えていないというくらいの、のんびり大家さんがいいかなと。というわけで今の物件にしたという部分もあります。だってボロボロだったし、入居してから結構いろんなところを修理しましたわ。洗濯室のお湯がでなくてどうなってるんだ?と思って、不動産屋経由で照会したら、「ああ、そこはここ27年くらいお湯が出ないことになってるんだ」というのんびりしたお答えでした。いいですね、こういう大家。猫飼ってても何も言わんし(というかそもそも1年に一回も見に来てないと思われる)。
でも、仮にあなたがシドニーに生まれて、年齢が20代〜30代で、MBAとかこれといったスキルを身につけるほどガリ勉強するのが好きでなかったら、今のシドニーで日本人が住んでるようなエリア(西部近郊も含めて)には住めないんじゃないかな。実際、子供一人くらいのファミリーが多いのは、段々シティから遠ざかってきて、ブラックタウンとかペンリスとかキャンベルタウンとか、シティよりもブルーマウンテンの方がずっと近いようなエリア。東京でいえば八王子とかそのくらい。ブラックタウンはニューファミリータウンと言われたりして、保育園の数とかすごい多いし、住民の平均年齢は、ノースのエリアよりも10歳若いと言われてるし。
僕らだって、いざ買うとなったらレインコーブなんてクソ高いエリア、とてもじゃないけど手が出ませんね。今住んでる家なんか買おうものなら8000万くらい用意せんとあかんかもね。だから、「時勢に疎くて家賃値上げし忘れてるノンビリ大家のボロ家(しかも部屋数の多い家)を見つけて、大勢で住んで頭割りをコストダウンする」という基本戦略が必要になるわけですけど。それでも探し出すのに半年くらい掛けましたけど。ちなみに、今のAPLaCの家で、僕個人が負担してる家賃は月4万円くらいです。でも、これ一人で暮したら(小さなフラットにするにしても)軽く2倍はいくでしょうね。
その他の生活費ですけど、印象としては生鮮食料品が値上がりしてきてるように感じます。その反面、ビールとかワインなどは5年前から殆ど変わってないんじゃないかな。あと、アジア系(日本系)食品や器具、これは確実に安くなってきてます。文化浸透もあり、購買人口が増えて値がこなれてきてるのかな?という気がします。よく上げる例がカセットコンロ。5年前なんか100ドル以上してましたもんね。「たかがカセットコンロに!」とか思ったもんですが、3年前「おお、ついに45ドルが出たか、価格破壊」とかいって買いましたけど、今、29ドルくらいで売ってます。
シドニーと地方とでは、どうかなあ。たまに地方に遊びに行って買い物とかをすると、結構高いなあと思いますから、シドニーの方が安いかもしれません。まあ「安い店」を知ってるから、というのもあるのでしょうが。
参考までにいうと、最近ではスーパーで殆ど肉買わなくなりました。チャイニーズ系の肉屋さんと、オージー系の肉屋さん、さらにオージー系でもチキン屋とで分けて、自分なりに部位別に標準価格を設定していて、「これはこの店」とかいって買います。さらに大きなショピングモールだと肉屋が何軒も入ってるので、絶対スペシャル(特売品)があるんですよね、一巡してそれチェックして重点的に買うと、結構違いますよ。例えば、マリックビルのメトロというショッピングセンターの、フランクリンの向いに出来た肉屋さんだと牛ミンチが2キロで8ドル(これはスペシャルといいつつ常にやってる)、牛のスペアリブが1キロ3ドル弱とかね。チキンは、同じセンターの、中国系スーパーの向いにあるチキン屋だとホールチキン(チキンまるごと1羽)が3羽で11ドルだったりします。でも、この店で安いのはそれだけだったりしてね。で、オージー系の肉屋は豚肉に弱いところがあり、これは別途チャイニーズ系で、トンカツだったらポークロインが比較的扱い易く味も良い(スーパーでメダリオンという名の部位を買ってもいいけど、こっちの方が1.5倍くらい高い)とか。
というわけで店と時期によって随分値段が違いますので一概には言えないですね。ただ、市場が大きいだけに、品数も多いし、選択の機会も多いです。よく研究すればするほど安くなるでしょう。
総じて一番金かかるパターンは、小奇麗そうなエリアの、小奇麗そうな家を借りて、小奇麗そうなショッピングセンターの小奇麗そうな店で買ってることでしょう。日本人が陥り易いパターンだと思いますけど。最初の半年一年は勝手もわからないから仕方ないけど、1年以上経てそのパターンを踏襲しつつ、それでお金に困るようだったら、いくらでも改善ポイントはあるように思いますよ。
Olympics Overkill(オリンピック狂騒曲)
20歳の大学生Mark Reillyは言う、「殆ど全ての物に”オリンピックどうした、こうした”というタグがついているでしょう。 電話料金の支払いだって、オリンピックのロゴを見ないでは済まされないしね。さらにヤツらは、より情緒的なTV戦術を展開しようとしてるんだよ、僕らにチケットを買わせるためにね。もう誇大広告の嵐だよね」
ボンダイの住人、Peter Winklerは、オリンピック委員会は、シドニーを彼らの思いのままにできる強大な権力を持ってるみたいだと言う。ボンダイでは、オリンピックの1万席のビーチバレー会場建設が予定されているが、それは、海岸通りと浜辺との間を遮断し、来年のほぼ1年にわたって、それこそローラースケートから人命救助までの全ての行き来を妨害することになる。
Winklerと彼の仲間の市民グループであるBondi Olympic Watchは、反対運動を展開している。「僕らは別にアンチオリンピックを言ってるんじゃないんだ。だけど、僕らが今問われているのは、来年1年のボンダイビーチの使い方として、それはビーチも公園も公共休憩所も救助隊も全部含めてのことだけど、それらの全ては、たった9日間のビーチバレー大会よりも本当に重要度が低いのかどうかということなんだ」。
彼は、来るべき会場建設のときには、ブルドーザーを阻止をするため座り込みも辞さない400人の住民同志がいるという。
彼にとって、座り込みよりも効果的な方法は、オリンピック委員会よりも強大な影響力をもつ、シティにある一個の組織と相談することかもしれない。それはルパート・マードックのFOXスタジオのことを言っているのだが。彼らは、オリンピック開催時に5日間にわたってスタジオ使用が阻害されるとクレームをつけ、サイクリング会場をムーアパーク(スタジオのある所)からバンクスタウンに移転させることに成功している。ボンダイの場合、オリンピック開始前の半年前から、公共休憩所の使用やビーチに向かう大多数の道は封鎖されてしまうのだ。
そうこうしてるうちに例のオリンピックスキャンダル騒ぎである。この一連の騒動がシドニー住民のチケット購買意欲にどのていど影響を与えたかどうかを調べる調査が数限りなく行なわれた。オリンピック特別ナンバープレートを誇らしげにつけて走ってる車もあるし、オリンピックストアは、彼らがコレクター用商品を発売する度にそこそこ人気を集めている−なかには選手のDNAを収めたバッジまであるのだ。
しかし、本番はこれからである。「99年にも我々はオリンピックキャンペーンをやってます。しかし、明らかに2000年のそれはより本格的なものになるでしょう。我々がなしうるアイデアやオリンピック・プレミアを思い付くのに困るようなことはありません」とマクドナルドのスポークスマンは言う。「これは世界中の人々がやってきて、共に過ごし、観戦し、そして参加する。それこそがオリンピックスピリッツというものでしょう」。
オリンピックのメリットとしては、15万人の雇用創出効果であり、130万人にも及ぶオーストラリア来訪者の増加である=もっとも後者については議論の余地があるようだが。なにはともあれ、世界のステージの中心にいるという、一生に一度の機会であることは確かだろう。
これも、結構うんざり感が広がってるような気もしますね。大体シドニーオリンピックが決まったのがいつだっけ?93年?94年に僕らが来たときはもう決まってたからそれより前でしょう。だからもう地元では6年くらい、オリンピック、オリンピックって言い続けてる勘定になるわけですね。いい加減飽きますよね。
そりゃ国際ファックスや郵便などで、国外の人々に「次はシドニーですよ」と宣伝するならいいけど、シドニー市民同士で言い合ってたって仕方ないじゃんって気もしますね。さっきテレストラの請求書の封筒見てたら、大学生のマーク君の言うように、オリンピックロゴがしっかり入ってましたね。「オリンピック・パートナー」とか書いてあったりして、「それがどうした」ってな感じですけど。
それにオリンピック・スキャンダルで、接待疑惑のあるオーストラリア選出委員が、周囲の辞任コールをよそに、しぶとく席にしがみついていたのも、あんまりいいイメージじゃなかったです。準備委員会(SOCOG)も数年前から何だかしらないけど内輪揉めばっかりやってるし、今の委員長で何代目なんだか。日本のお土産にオリンピックグッズでもと思うと、これがまた値札を見たら目を疑うばかりに高いし。
オリンピックのチケット申込用紙(というか冊子)も配られているのですが、どうしようかなあ。まあ、無料で見れるであろう最終日のマラソンくらい沿道で見物したろかなというくらいかな。あとどうせ人気ないだろうから、柔道くらいだったら見にいこうかなとか。あれはダーリングハーバーだから近いしな、とか。でも面倒臭くて結局行かないような気もするな(^^*)。
先日語学学校に行きましたら、そこのマーケティング部長と雑談してて、「オリンピック時期はどうすんの?営業するの?」とか聞かれました。あんまり考えてなかったけど、そうなんですよね。ただでさえ渋滞シドニーなのに、そんなもん仕事になるわけないよな〜とも思います。航空チケットも取れないだろうし、お客さんも来ないでしょうよ。ホテルもここを先途と超高値にするでしょうしね。3000ドルくらい取るんじゃなかろか。ちなみに今年の大晦日の花火大会は、2000年記念のイベントとかいうのでバブル系の商戦が盛んだそうです。誰もが訪れる絵葉書スポット、ミセスマックォリーチェアのショバ代が一人1500ドルとか?そんなの買う奴いるんか?と思いますけど。そのくらいアグレッシブにやりますからね。日本の喫茶店のお正月料金なんかメじゃないくらい、メリハリつけますもんね。
で、よく冗談で言ってるのですけど、ウチの一部屋を一泊1000ドルで貸そうか、とか。7部屋あるから一日7000ドル。15日間あるから、えーと、いくらだ?なんてね(^^*)。でも、マジに1000ドルでも出す人は出すでしょうね。誰か借りたい人居ますか?その間、僕ら車で寝てるか、シドニー脱出してコテージでも行ってます(^^*)。でも、返還時の香港ホテルみたいに、アテこむだけアテこんで、蓋をあけたら人気がなくてダンピングとかいうことも、結構起こりそうな気がするなあ。
でも、ボンダイビーチのビーチバレー会場は、あれはヒドいと思いますけどね。なにもボンダイでやらなくたって、マルーブラとかもっと閑散として広々したビーチでやればいいのに。
Aircraft Noise(空港騒音)
シドニー空港の騒音遮断プロジェクトの開始とともに、Tempi(テンピ)の住人Ray Smithは彼の退職金31000ドル(約250万円)を注ぎ込んで、自宅の遮音工事を完成させた。「このあたりの騒音指数は、ホテルや店舗営業には不向きなレベルに達してるいるんだよ。ましてや住むなんて無理なんだよ」と、ここに21年間住み続けたSmithは言う。「当局は、この付近の家150軒を買い上げて解体したよ。遮る物がなくなっておかげでこっちの騒音は余計にひどくなっちまった」。
Smithは政府に自宅を買い上げて貰いたいと臨んでいるが、彼の家は基準である40デシベルに達してないためにそれも果たされないでいる。「本当はここも対象エリアにはいっているんだぜ。でも当局の連中ときたら、遮音工事をした家については買い上げる気がないんだ。空港の連中に言ったって、結局のところ『騒音に慣れてもらうしかありませんね』しか言わない。だけど、これは単に辛抱強くなれば済むといったレベルの話じゃないんですよ。例えば、騒音地区で生まれた赤ん坊は生まれたときから血圧が高くなったりするんです」。
彼はシドニー空港住民フォーラムという住民組織に属している。「私らは、ハネ返りの海賊みたいなもんです」と彼は言う。ランドウィックからブルーマウンテンまでの30の地域を代表するこの組織は、それもまた数多ある同じような組織の一つに過ぎない。スミスもまた、騒音によって持ち家の価値下落に見舞われた何千人という人々のうちの一人である。
多くの住人は、飛行機が通過する度にTVのボリュームを上げたりして何とか受け流しているが、ある女性は、シデンハムの自宅の上を日に150本通過する飛行機の爆音のせいで難聴になったとしてオーストラリア航空局を訴えている。
シドニー騒音調査部は、去年の4月から12月までの間に、3万1057件の苦情を受けている。オーストラリア航空局の解決案=長期的管制計画は、新しい離陸・進入コースを導入し、ローテーションで滑走路を使用することにし、さらに可能な限り海上や住民のいない地区への飛行に切り替えることによって、一定の地区にだけ騒音が集中することを防ぎ、騒音の応分な負担を意図している。
「Ashfieldの住民は以前よりも騒音の被害を受けてますし、CoogeeやPaddingtonでは以前では騒音を受けてませんでした。つまり、このノイズ・シェアリング計画は、騒音をより広範囲に撒き散らしているとも言えるわけですし、それだけより多くの人が苛立ちを感じるようになったとも言えるのです。だから結局のところ問題の終局的解決とは言えないのです」と、No Aircraft Noiseの事務局のSylvia Haleは説明する。
シドニー騒音遮断プロジェクトは、空港から半径2キロの全ての住宅について遮音工事を行なうものであるが、これまで政府が費やした額は2億5000万ドルにも達する。これは(今回の騒音被害を招いた)第三滑走路の建設費を超えてしまっているし、計画も当初の1万6200世帯から3200世帯以下にまで縮小している。ボーイング747の轟音と同じくらい大声で叫ばれているのは、第二空港建設なのであるが、予定されているBadgery's Creekは、それほど多くの支持者を集めているわけではないのである。
これが本格的に騒ぎになったのは、第三滑走路(サード・ランウェイ)が開始してからだと思います。僕らもニュータウン近郊に住んでましたから、確かにうるさかったですけど、そんな言うほどでもなかったけどな。確かにTV見てたら、1時間に何回か「あー、うるさい」といってボリュームあげたりしたのを覚えてますけど。それも、ノイズ・シェアリングになってからはぐっと楽になったように思います。ノー・エアクラフト・ノイズという政党が出来て候補者立ててたけど、意外と皆さん投票しなくて当選者を出してなかったと思いますから、気にしてない人も多いと思います。
ただ、テンピあたりだと、確かにキツいだろうなあと思います。空港周回道路を走っていると、目の前に着陸寸前の飛行機が超低空で横切っていきます。「飛行機の車輪が車にぶつかるんじゃないか?」とまでいったら言い過ぎですが、目の前をゴワ〜ッと通過するわけで、僕なんかは単純な男子小学生趣味ですから、カッコいい!とか無邪気に喜んでますけど、住民的には大変でしょうね。
しかし騒音的に言わせて貰うなら、こっちのパブとかコートヤードやパティオなんかでゴハン食べてる方がよっぽどうるさいですわ。英語喋る外人さんの声って、大きいというかよく通るでしょう?英語って基本的に腹式呼吸で喋ってるらしく、まあ本当にそうかどうかはわかりませんが、腹式呼吸で発音しないとちゃんとした英語の発音にならない場合が多いです。日本人が発音で困るのは、そもそもの呼吸法というか、発声というか、声圧が足りないからというのが大きな原因だと思います。それはさておき、奇麗な英語の発音というのは、奇麗なのはいいけど、うるさいんだわ。そんで、こっちの人は「会話を大切にする」と言ったらよく聞えるけど、要するにお喋りだから大変。一回どこだっけな、コートヤードで外食しましたけど、自分らの会話も聞き取れない。ここは築地かアメ横かてなもんです。だから今更飛行機の騒音ごとき、、、とか僕は思ってしまうのでした。
第二空港ですが、ここ20年ほど論議が続いています。もう調べるものも調べ尽くして、論議も出尽くしてる観があります。折しも先週、調査委員会が「結局、第二空港は作らざるを得ない。バジャリークリークがベストである」という報告をだして、これがまた論議を読んでます。
バジャリークリークってどこだ?というくらいマイナーな所ですが、大方の認識は「シティとブルーマウンテンの間のどっか」という感じでしょう。実際には、殆どブルーマウンテンと言ってもいいくらい。しかもM4ハイウウェイ沿いでも何でもなくて、M5をリバプールで下りて、それからワラガンバダムに向って15キロくらい。このあたり、確かに地図を見ても真っ白だし、僕も未だかつて走ったことないですわ。
しかしここに国際空港作ったら大変だろうなあ。もう僕らも空港お出迎えなんか、ようやらんわ。日本の旅行会社も大変だろうなあ。もう道路も鉄道も何もないし。今からそのインフラを作っててどれくらいかかるのでしょうか。なんかシドニーの人々も、騒音問題は大変だとか口では言いつつも、今一つ本気で考えてないような、バジャリクリークになるくらいだったら今のままの方がいいと思ってるんじゃなかろか。しかし、こんな空港作ってる間に、飛行機の方が進化して、ハリアーのように垂直離着陸出来る機種がメジャーになったりしてね。そうしたら滑走路いらないもんね。案外そうなったりして。
Attitude(人々の態度)
シドニーにおける数々の印象的な顔、あなたがこれらに遭遇するには、それほど長くシドニーに滞在する必要はないだろう。その顔とは、作り笑いを浮かべているウエイター(彼は本当は俳優だったりする)、オツに澄ました見習店員(彼女は本当はモデルだったりする)、喧嘩腰のドアマン(彼は実はお尋ね者だったりする)、目を白黒させているバーメイド(彼女は本当にバーメイドなのだが、ただ人間嫌いなだけだ)。
彼らはみな、大都市物語にはつきもののキャラクターである。今は端役をやっている彼らの心は、将来のスターの座に向けられているのであって、あなた、そう不幸なお客であるあなたに向けられることはないのだ。
「あるウエイターなんか、済んだかどうだか聴きもしないで皿を持っていってしまう。客席に案内するときもニコリともしないのよ」とHelen Mannは言う。「クラブのセキュリティは小馬鹿にしたような態度だし、ホテルのサービスは二流ね」。
工業化学の専門家であるMannは週に2〜3回は外食を楽しんでいるが、ダーリングハーストのレストランで食べたときのことを思い出した。夢中になってMezzeの皿を食べていたら、いきなり彼女とパートナーは、もっと小さなテーブルに移るように言われたのだ。「それは4人の客が入ってときのことよ。店のウエイターは席替えをすることを思い付いたようだわ。そしてイス取りゲームの始まりよ。彼は大股で近づいてきたと思ったら、テーブル交換を一方的に告げ、皿やグラスを片付けだしたわ。私達は、”NO”と言って、そのまま食事を続けたのよ。そのときの彼の顔はものすごく怒ってたようだったわ。でもそれからの料理の味は、それまでほど素晴らしくはなくなるわよね」。
産業心理学のJane Thomsonによれば、「人々の無礼な振舞いというのは、大都市にはつきもののような現象なんです。なぜなら、本来的に人間というのは、これほど大量の人々の交錯に対処できるようのは設計されてないんですよ。これは、人口超過の一つの兆候と言う事もできるでしょう。特にサービス業においては、人は一方的にあれしろこれしろと指図を受けるだけの存在として扱われますし、そうされた人はまた別の機会で同じようなことをしたりします」。
加えて、権限を与えられた者独特の傲慢さというものもある。「ドアマンやセキュリティガードの人間は、カウボーイのような業界にいるんです」と、ACEセキュリティ社のPatric McMasterは言う。彼らは、繰り返される虐待や暴力に耐えるために雇われているようなところがあって、次第に彼らも他人を同じように扱うようになるのです。「彼らは、自分の筋肉を誇示し、女の子にモテようと、いいところを見せようとするんです。それは彼らの「15分間だけの栄光」なんでしょうね」。
McMasterは、彼らの態度は、酔っ払い客に絡まれたりすること、コミュニケーションのトレーニングの欠落、そして実際に二流の仕事であるという事実(信頼性は50%であり、カジュアルワークをしている人は、正直さ、誠実さ、礼儀には限界があると言われている)、そして貧弱な業界規制、これらの要因に起因するものと言う。
NSW大学心理学部のシニア講師であるKipling Williams博士は言う、「あまりにも多くの人と接していると、人々が個々の人格を持った個人であるということを忘れてしまいがちになります。もし個々の人々の気持を考えなくてもいいなら、それはものすごく楽なことなのです。特にあなたが過重な業務を担っているときにはね」。
これはシドニーというよりも、大都会に共通する傾向でしょうね。無礼な店員、無愛想な窓口、これはどこでも一緒だなあってな感じですね。
オーストラリア人の印象については、極端に相反する二つのイメージがあります。一つは底抜けに親切なイメージ。 よく僕らのゲストハウスに泊られた方とか、「親切にしてもらった」とかいう話を聞きます。ある方の場合、バスで降りそびれて迷って途方に暮れてたら、乗り合わせたオージーに「何処行きたいの?あ、それはもう過ぎちゃったよ。よし、僕は次で降りるから一緒に降りよう」といって降りて、道路を渡って反対側のバス停まで連れていってくれ、さらにバスが来るまで待ってくれて、バスがきたら運転手に「この人は○○に行きたいそうだから、そこにきたら知らせてくれないか」と告げてくれたとか。さらにバスの運転手に告げられ無事に停留所に着いたら、またぞろ迷子になってしまった。そしたら、また知らないオージーが、「あそこは日本人の店かもしれないから聞いたらなんとかなるかも」とかいって連れていってくれて、店にいる客全員に聞いてくれたとか。で、その店は実はチャイニーズの店で日本語分かる人は一人もいなかったんだけど、ラーメンをすすってた別のオージーが、「おし、俺が車で送ってやるよ。ラーメン食べおわるまで待っててくれるか」と言い、ちゃんと車で送ってもらったとか。この種の話は結構よく聴きます。いや、ほんと、親切な人が多いですよ。そうやって親切にすることを「いいこと」だとも何とも思ってないフシもありますね。しごく当たり前のことだと。
反面、窓口でのつっけんどんな対応を食らったり、いい加減なことばっかり言われたり、差別的な仕打ちを受けたとかいう話も聞きます。福島のダンナ、ラースが最初来た頃なんかこれの嵐だったそうでカリカリしてましたね。大きなホームセンター(日曜道具の店)にいって、「これ幾ら?」とレジに聞いたら、レジのおねーちゃん、面倒くさげに一言。"I don't know."そんだけ。店員でも愛想の悪いのはとことん愛想悪いですよね。この世の全てを憎んでるような人もいますし。
この相反するイメージは何なんだ?とか考えてましたけど、別に相反してもいないのでしょうね。「いろんな人がいる」という、ただそれだけのことなんだろうな。ウェイターでも親切な人、愉快な人、沢山いますし、窓口でも実にヘルプフルな人も多いです。
ただ職業的な面でいうなら、日本に比べて「地でやってる」度合が高いと思います。別に商売だからニコニコ笑ってるわけでもなく、もとからそういう人だからニコニコ笑ってるというか。日本の場合、営業スマイルとか規律とか、プロとしての自覚レベルがかなりの高水準をいってると思います。だから気に食わない仕事であっても、給料安くても、お客さんにはちゃんと接する人が多い(そうでない奴もいるけど)。反面、オージーの方は、地でやってる部分が強いから、気に食わないと顔や態度で出ちゃうという。その代わり、地のレベルで、明るくて人好きのする人が多いから、ハマるとすごいという。
理想をいえば、オージーはもう少しプロ意識を持った方がいい場合も多いし(そういう人も沢山いるけど)、日本人はもう少し地を出してもいいかなとは思います。特に日本の場合、ハタから見てても「そりゃ客の方が悪い」というケースも結構あるから、そんなときまで「お客様は神様」である必要はないと思うし、ガツンと言ってやってもいいとは思います。そうでないと、店員さんとか苦情係の人とか、ストレス溜まって大変すぎるし、社会全体として見れば、溜まったストレスは必ずや何らかの形で他に転嫁されていくだろうから(疲れ果てて帰ってきて子供に当たり散らすとか)、良くない。
しかし、そんな末端レベルでドンパチやってたら、また管理職が出てきて問題にしちゃうんだろうなあ。「無事これ名馬」コンセプトで、とにかく波風立たなければいいというマネジメント・パターンですので(イジメ問題を見て見ぬ振りして、自殺されてから「知らなかった」という学校とか)、マネジメント風土から変えないと大変かも。「月に1度もトラブルが起きてないのは異常なことだ。何かが間違ってる」と自然に思えるような。
あと、こちらでこの種の無愛想な仕打ちを受けると、すぐ「差別」とか言う人いますけど、実は単にそいつが意地悪だったり、愛想悪かったりするだけのパターンも多いと思います。いきなり殴られたり、卵ぶつけられたりすれば、これは差別だろうけど、そうでないのは判断が難しいですよね。それに意地悪な人って、日本でもそうだけど、相手がイヤがるようなことしたり言ったりするし。また、人種がどうの以前に、英語レベルでつまづくことは多いでしょう。相手さんにしても、「あー、もーこんなに一人で出来るわけないじゃない。今日中なんて無理よ」とイライラカリカリきてるところに、英語が下手糞な奴がきたら、「あー、もー、また面倒くさいのが来たわ。何遍同じこと言えば分かるのよ、もう!」ってキレたりすることも、そりゃあるだろーなーって気もしますね。
Parking(駐車場)
「車?家に置いてきたよ」、Glebeの住人Tony Seroは言う。「だって駐車料金だけでひと財産出来るよ。そしていつだって時間を気にしてないとならないだろ。僕は前ホバートに住んでたのだけど、街のある地区では20セントで1時間駐車できたんだ。それがシドニーだったら、たった5分間しか停められないんだもんね。5分間だぜ!」。
実のところ、シティにおいては、2.4分しか停められない。駐車時間を1分でもオーバーしたら60ドルの罰金だ。しかし、路上駐車にお金がかかるのはシティだけではない。Waverly Councilは、この10月に、ボンダイジャンクションとボンダイビーチエリアの1600台分のスペースにメーターパーキングを導入する予定だという。ボンダイの海岸沿いのカフェや、二人の幼い子供と岩場プールを楽しんでいるMerelyn Frankにとって、この措置は、まるで海や陽光のためにお金を払わされるという侮辱のようにすら映る。
「メーターを見つけるとするでしょ。そしてお金を入れた途端、それが夕方6時まではローディングゾーン(積み込み用停車のみ可)であることに気づく。もうお金は返ってこないし、駐車もできない。ボンダイは、シドニーの自然の宝庫の一つだわ。誰にでも無料で開放されているべきよ」。
Waverly市当局によれば、住民は、ビーチを訪れる人々の駐車に、いい加減ウンザリしているという。だから、せめてお金を払いなさいということだ。
駐車場を利用するのは、もっと高価な代替手段だ。1時間12ドル、係員付きのパーキングの場合は1日25ドル、昼間の値段は50ドルにも達し、早朝割引で30ドル、月極だと大体700ドルというところだろうか。ところで、Secure Parking社の場合、3〜4台の月極ユーザーには、普通よりも安い時間割引券を発行している。また、法人客などには、ゴチャゴチャした釣り銭の始末に困るよりは、スマートに月末精算が出来るパーキングのクレジットカードを発行している。
シティに関していえば、路上の駐車料金の高さよりも、その少なさ、もっといえば「減少」を指摘したいです。「あれ、ここ駐車可だったのに〜!」という叫びを何度あげたことか。ものすごい減少率。
それと「こんなところで金取らんでもいいだろ」という所にメーターがついてたり。一番腹がたったのは、ノースヘッドの周遊歩道の駐車場。あんな半径1キロ家一軒立っていない所を有料化せんでもいいじゃないか。ブルーマウンテンのスリーシスターズの情報センターの前だって無料だぞ。
駐車場の値段の高さでいえば、シティ、それも北側。1時間16ドルというところがあったぞ。信じられなかった。時間が気になるのもイヤですよね。取材してるときとか、話が盛り上がって佳境に入っているのに気が気ではないという。 ちなみに早朝割引のことを"early bird"というようです。"The eraly bird catches the worm."=英語の諺で早起きは三文の得という意味。
パーキングの取締はキビシイです。あれは警察ではなくて、どっか別の機関に委託してるように思いますが、検挙の歩合制じゃないかと思うくらいビシビシやられます。でも、4時過ぎたり、雨の強い日とかはあんまりやってないよな気もするのですが、、、油断は禁物でしょう。パーキング違反は何度やっても免許の減点にならないから、最初から罰金を会社の予算として計上してる所もあるんじゃないかな。60ドルって書いてあるけど、(時間によるのか)通常100ドル以上取られるように思います。
さて、道路渋滞→駐車場の少なさ→駐車料金の高さ→制限時間と取締のシビアさという、幾多の難関をくぐりぬけて所用を済ませにいくわけですけど、そこで、前述の「長蛇の列」に出くわすわけですね。制限時間ギリギリなのに列の途中で動くに動けないとか、イライラしますね。罰金覚悟で窓口に辿り着いたと思ったら、あっさりタライ廻しにされたり、いい加減な嘘教えられたり。タフでないとやってられません(^^*)。
路上パーキングは、チケットが出てくるやつと、メーターのものがあります。例えば、1時間3ドルのメーターで「30分くらいかな」とアタリをつけて、1ドル50セント投入するのですが、途中で時間が足りなくなって、慌てて継ぎ足しに走ったりします。よく「えらいこっちゃ」という顔して走ってる人いますよ。また、前の人が出ていった後に駐車したら、まだ1時間もメーターが残ってたりすることもあります。おそらく1時間以上と踏んでお金を入れたんでしょうが、約束をすっぽかされたり、事情が変って出ていかざるを得なくなったのでしょう。ご愁傷様と思いますが、こっちはラッキーですよね。釈然としない顔で走り去っていく車に、サンキューと手を振ったりします。でも、場合によってはこっちが同じメにあったりもしますし。また、不要になったまだ有効なチケットを呉れる人もいます。
よく駐車したはいいけど、メーターが故障してたりしますが、そのときは紙にかいてフロントガラスに貼っておくようにします。"The meter doesn't work!!"とかね。今のところこれやって捕まったことはないです。
1999年 07月06日:田村
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