観光の部
WAの見所はなんといってもその自然!
中でも有名なところは、パースからは何100km、1000km単位の距離。ですが、パース自体もきれいだし、自然も豊か。まず必ず訪れて欲しいところはビーチです。え?海なんて特別興味ないって?泳がなくてもいいんです。見るだけで幸せ。まぁ、ともかく行ってみてくださいよ! 見るだけでも感動ものですから。
ビーチといえば、MAE(政府による移民のための英語コース)の先生のことを思い出します。当時まだスコットランドから来たばかりだった彼女が、「私も色々とまどったり、いらいらしたり、落ち込んだりするけれど、そういう時にビーチへ行くと、そうだ、だから私はここに来たんだ!といつも思う」と言ってたのが、非常に印象に残っています。本当に自然の美しさは人を元気づけてくれるものです。いまでも、美しいビーチに「ああ、なんてきれいなんだろう・・・」としみじみして見飽きるということがありません。
ビーチ
フリーマントルの北から北へ30〜40km、ミンダリーキーズまでを
サンセットコースト
という。シティから10kmでインド洋を臨む海岸に出る。最短10kmでシティビーチ。
ノースフリーマントルから北へコテスロー、ノースコテスロー、スワンボーン(ヌーディストビーチあり)、シティビーチ、フロリートビーチ、スカボロービーチ、トゥリグアイランドビーチ、ノースビーチ、ウォーターマンズ、マーミオンビーチ、ソレントビーチ(ヨットハーバーあり)、ヒラリーズボートハーバー、マラルー、オーシャンリーフ(ヨットハーバーあり)、バーンズビーチ、ミンダリーキーズ(ヨットハーバーあり)。
ミンダリーキーズからはクィンズロックス、ヤンチャップビーチ、ヤンチャップラグーン、トゥーロックスとなり、トゥーロックスがトランスパースのサービスの北端。コテスローは所謂海水浴場。カフェなどもあるが、ヤンチャップビーチ、ラグーンが絶対おすすめ。ここはキオスク程度しかないけれど、自然そのもののビーチを満喫できる。ラグーンは天然のプールのようになっていて、安全。まず混んでいない。シティからは車で45分かかるけれど、ナショナルパークもあるし・・・。
トゥリグとスカボローはサーフィンでにぎわうので、泳ぎの不得手な人には向かないビーチじゃないでしょうか。サンセットコーストではファミリービーチとして、マラルー、ウォーターマンズノースビーチがあがっています。
誰もいないエスペランスの Twelve miles ビーチ。海は青く、砂は白い(筈なのだが、写真はイマイチ)。
WAの海岸の良いところは砂が白いところ。白い、といってもサンドベージュですが、充分白い(ホントのスノーホワイトのビーチを見たい人はぜひ、世界一美しいビーチとも言われるエスペランスへ!!!)です。砂浜から手前には大抵芝生の植わった緑地帯(ベンチ等付)があること。また、ノースフリーマントルからスワンボーン、シティビーチからヒラリーズまではサイクリング道も整備されている。海岸沿いのウェストコースト・ハイウェイのドライブも最高!
ただ、できれば夏は午後2時までに訪れることをおすすめします。インド洋は西ですので、太陽が北から西に回ってくると海が日光を反射して、海の色が悪くなります。あの美しいインド洋を見てもらうには午前から早い午後。また、大体昼頃からシーブリーズ(前述)が吹くので、午後は寒い。夕日を見る、というのは話が別ですが。夕焼け自体は雲が出ている方がはるかに美しい。ところが、パースでは本当に雲ひとつない青空、というのが珍しくないので、そういうときは、日没の瞬間、一瞬太陽の上の水平線がグリーンになるので、それを見るのもオツなものです。
ご注意:
くれぐれも紫外線対策はお忘れなく。サンスクリーン剤の塗布とサングラス装着は必須です。サンスクリーンはこっちのケミスト(薬局)で買っても良いと思います。Zinc Oxideの入っているものを買いましょう。先に午後2時までに、と書きましたが、実は午前10時から午後2時は、直射日光にあたるのを避けるべき時間帯です。正午前後1時間が最もよくありません。将来皮膚ガンになるかどうかは子供のときに浴びた紫外線量が大きく影響するので、こちらでは子供は泳ぐときは長袖膝上の水泳着か、普通の水着の上にTシャツを着ます。それから、午後4時以降でも結構日焼けしますから、ご注意ください。
また、泳ぐ人は自然相手ですから、波の状態等くれぐれも気をつけてください。
交通機関
ブルーキャット
シティセンターは
RED CAT と BLUE CAT
という2系統のバスが無料で平日7.5分間隔で走っている。(CATは Central Area Transitの略)
週末、祝日は時間とコースが変わるので注意。このバスはエアコンつきで、次の停留所の案内が掲示とアナウンスであり、各停留所では次のバスの到着案内(表示とボタンを押すと「あと3分で来ます」というような)もある。WAは兵庫県と、パースは鹿児島と姉妹提携しているので、バスに「鹿児島」と書いてあるものもある。
バス停
月〜木:7:00am-6:00pm 7.5分毎
金:6:00pm-1:00am 10分毎
土:8:30am-1:00pm 10分毎
日:10:00am-5:00pm 10分毎
トランジットフリーゾーン
というのがあり、その中ではバス、電車は無料。シティ周囲では1時間半(郊外では2時間)までバス、電車、フェリーの同一区間内乗降自由(同じ切符でバスもフェリーも電車も乗れる)。これらのサービスはトランスパースというところがしていて、シティセンターのパース駅、プラザアーケードの中の案内所に、時刻表(勿論各駅にもある)があり、マルチライダーという回数券(ニュースエージェンシーでも買える)などを売っている。
電車
無改札。検札があるのでちゃんと切符は買いましょうね。プラットホームに券売機がある。料金区分(大人、学生など)を指定(ボタンを押す)、ゾーン(行きたいところ-アルファベット順を表示から見つけてゾーンを探す)を指定、料金が表示される、コインを入れる、切符が出てくる。回数券はこれもプラットホームにマルチライダーと書いてある機械(書いてないのもある)があるのでそれに挿入して打刻する。電車はエアコン付。冷房が大概効き過ぎで寒い。学生は立て、と表示がある。自転車の持ち込み可。次の駅の案内や、「ドアが閉まります」といった放送あり。優先座席あり(あったと思う。すみません、最近利用してないので・・)。
パース駅構内。まっすぐ出るとWilliam St Bus Terminal
電車の券売機(右)と打刻機(左)
バス
前から乗る。運転手に行きたいゾーンの金額を言って料金を払う。わからなければ、行きたいところを言う。回数券は運転手の横後ろ?!の機械で打刻。下から入れる。降りるときは停留所の手前で(タイミングは日本と一緒)ボタンを押す。降りるのは普通後ろから。前で降りる人もいるけど、乗って来る人の邪魔になる。それぞれの停留所に特別な名前は無い。案内も無い。停留所自体はオレンジの杭のような物が建っている。ベンチのあるところもあり。乗りたいバスが来たら手を上げて運転手に知らせないと、バスは止まらない。降りるところがわからなければ、前もって運転手に教えてくれるよう頼んでおく。夜になると、郊外では運転手は家の前まで送ってくれる、というサービスがある。
主なバス乗り場:
パース駅西のウェリントンストリート ターミナル、ウィリアムストリート南に下ったシティバスポート、セントジョージズテラス両側(路線によってはどの乗り場からでも乗れるわけではないので注意)。
トランスパースの電車は冷房きついので、夏でも長袖は持参した方がいいです。それから、郊外行きのバスは結構飛ばすので手すりなどはしっかり持っておきましょう。ラウンドアバウト(ロータリー)で転がり落ちた人がいます。
フェリー乗り場(メンズジェティ)
フェリー
ジェティの券売機で切符を買うか、船長から乗船時に買う。
有効時間内の切符を使うときは、その切符を運転手等に見せる。マルチライダーではその都度打刻する(Tの字が記入される)。切符には有効時間が表示されているので上手に利用しましょう。
尚、すべての交通機関は飲食禁止、禁煙です(タクシーも禁煙車が多い)。プラットホームも禁煙です。ちなみにファーストフード店も禁煙です。
徒歩
パースシティは歩行者の横断歩道での信号無視は$150、斜め横断は$50の罰金。こちらでは、車と歩行者の信号が連動していることはほとんど無い。大抵全ての車道が赤になったところで歩行者の信号が青になる。自分と同じ方向の車道の信号が青になったからといって渡り始めると、歩行者の信号は赤のままだし、時差信号が大変多いので、気をつけること。
車の制限速度は、住宅地でも、登下校時の学校近くが40kmの他は大体60kmで、80kmの道路もかなりあるので、横断を日本の感覚ではじめると、大変危険。車があっというまに近づいてくる。ちなみに郊外の制限速度は110km。
横断歩道で信号待ちのときは、信号のポールの丸い銀色の大きなボタンを押すこと。ところによっては、押さないと信号がいつまでたっても赤のままのことがある。
レンタカー
運転に自信のある方は、レンタカーを使うと便利でしょう。ただ、日本とは違う交通ルールがいくつかあります。「自分から見て右の車が優先」をお忘れなく。警察に「Drive Safe」という本(無料)がありますので読むと良いでしょう。
郊外では路肩(赤っぽい色をしている。)と車道の摩擦力が大きく違っていて、スピードが出たまま方車輪が路肩に出ると大変危険です。
道路事情を知らない人の横転、死亡事故が多発しています。カンガルー出没も注意してください。(ルーバー、ってありますよね。あれについて、畑正憲氏が、カンガルーをはねのけて車で走るという発想、といってお怒りでしたが、フロントガラスから車内に飛び込んでくることがあるので、それを避けるためについているのだと聞いています。効果の程は存じませんが。)
夜間のヘッドライトは大抵日没頃から。又、信号待ちの際、ライトを消す習慣はありません。クラクションも滅多に鳴らしません。ねずみ取り注意の対向車へのパッシングはこちらでもやってます。
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