今週の1枚(04.08)
カブラマッタの風景
Cabramatta(カブラマッタ)については、併せて生活体験マニュアル土地カンの章を参照ください。
上記の生活マニュアルでも触れたように、都心西方、車で約40〜50分程度の郊外の町、カブラマッタは、ヴェトナム系住人が多く、また麻薬取引の盛んな所ということで、シドニーでも有数の不人気エリア。また、94年に地元の代議士が射殺されるという事件もおき、不人気に一層拍車がかかっていたりします(現在、この事件の裁判が佳境にはいっており、政敵になる別の代議士が下に命じてやらせたのではないかと取り沙汰されています)。
実際、警察においても麻薬取締の重点地域としてパトロールに励んでいるようですし、安くて高品質のドラッグが手に入るということで路上の物陰などで麻薬取引が頻繁に行われていると聞きます。
もっとも、カブラマッタで手に入れたドラッグの流れ先(使用場所)は、結局キングス・クロスなどの繁華街といわれ、カブラマッタではコソコソと売買をするのがメインであると言われ、したがって町を歩いている分には特に危なそうな雰囲気がするわけでもありません。
むしろ犯罪云々というより、ヴェトナム系をはじめアジア系住人が多いので、豊富なアジア食材/商品が手に入る、大マーケットという印象の方が強いです。
写真は、いかにもいかにもという、狛犬状態のドラゴン。
ちょっと重いですが、もっと見たい方はクリックしてください(それぞれ別のブラウザが立ち上がります)。
左:カブラマッタの駅
右:意味はよくわからないのですが、面白くも微笑ましいい像があります。
左:町の風景。
中:町の風景(奥に中華門が見えます)。
右:町の風景。大きなショッピングセンター。
そこかしこにある食材店。肉屋(左)、魚屋(中)、カフェ(右)。このカフェではアジア系デザートが安くて美味しく、またお持ち帰りできるので、ちょこちょこ尋ねたりします。
左:街頭でパトロールと不審尋問をする(しているように見えた)警官。
中:公衆便所の中の個室に備え付けられている、使用済み注射器を捨てる箱
右:警察の新兵器。360度見える防犯カメラ。町のそこここに設置されています。
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