今週の1枚(99.11.08)
(知ってる人だけ知っている)アートギャラリー巡り/カスタムハウスの風景
先週、先々週と登場戴いた武末さんの専攻はアート。もともと日本に居るときもアート関係のお仕事だったそうです。
彼女いわく、「ガイドブックにも載ってないし、地元の人もあまり知らないかもしれないけど、こんなところにも面白いギャラリーはあるんですよ」とのこと。「ほお、それならば」ということで、さっそく案内してもらいました。
今週と来週は、その中からサーキュラーキーにあるカスタムハウスをお届けします。
カスタムハウスは、その昔は、その名のとおり税関でありました。昔は船で入国してたから、サーキュラーキーにあったわけですね。
そのカスタムハウスですが、近年、全面リニューアルして、その中にはギャラリー(3つ)やレストランが入っています。
外観は古めかしいのですが、中はかなりピカピカ。
一階の入り口を入った両脇に、アート関係のショップがあります(写真中央二枚)。入って右手はアボリジニ関係の物や書籍が沢山置かれています。左の店は様々な工芸品です。写真右端など、どうみても日本の徳利ですね。
一階の中央には無料で見られるギャラリーがありました。
そのときやってたのは、「デンマーク作家の機能美デザイン」。確かに現代北欧家具のように、機能的なんだけど美しいという系統のものなのでしょう。
左から、食器、眼鏡、家のデザインのラフ案などが展示されていました。
さて、一階奥の吹き抜けエスカレーターで、さらに上にあがっていきます。
ここでもう一回トップの石造りの建物外観を見てください。あの古めかしい外観から、内部のこの現代風の吹き抜け構造はなかなか想像つきませんよね。
その2へ続きます。
写真・文/田村
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