今週の1枚(08.24)
シドニー大学の風景
今週はシドニー大学です。
シドニー大学は、シティの南西部、GlebeとNewtownの間に広がっております。
なんせ広いので今回紹介するのはごく一部。留学用情報というよりは、単に物見遊山用に紹介してみたいと思います。
一見物人の視点からは、写真左のクロックタワー(時計台)が一番見ごたえがあるでしょう。
場所は、キャンパスの北東。Paramatta Rd沿いで最もシティに近いビルです。ゴテゴテしたゴシック風の、いかにもというビル。 芝生の中庭があり、中はステンドグラスの窓があったり。
絵に描いたような風景ですので、ここで結婚式の記念写真を撮るカップルもいるそうです。実は僕のオーストラリア人の友人も、結婚の際ここで写真を撮ったのですが、写真を撮るために利用するだけで大学当局からお金(ショバ代)を取られたとのことです「卒業生の俺から金撮るのかと憤慨しておりました。中々しっかりしてます。週末に行かれると新婚カップルが見られるかもしれません。
上の大きな写真は、同じ建物の中庭を臨む回廊。よくここで学生さんが腰掛けて、難しい顔をして本を読んでたりします。
観光名所化しているゴテゴテビルのクロックタワーをもう少し。
写真下左は、建物前の広場からシティ方面を臨みます。シドニータワーなどシティの建物が目近に見えます。
写真下中央は、中庭からタワーを臨む。
写真下右は、ゴテゴテ装飾の極致ともいうべき時計台の上部。周囲の4本の柱の方に目を奪われ、「時計台」と言われても、「あ、そういえば時計もあるな」という感じですが。
写真上左は、建物の中の階段。天井やステンドグラスなど雰囲気はいいですね。
写真上中央は、建物内のホールの窓から隣の建物を臨む。負けず劣らずゴテゴテ建築物が見えますが、キャンパス全体でいえば、ここまで古めかしいビルはそんなに多くないです。
写真上右は、建物入口にほどこされたレリーフ。気合いはいってますね。
時計台は気合いが入ってるだけに、事務室と卒業式などの祝典用のホールくらいにしか利用されてないのではないかと思われます(間取り的にも普通の教室はなさそう)。大学の入学案内などには、この建物が麗々しく表紙を飾るでしょうが、実際に入学してしまえば殆ど行くことのないビルと言えましょう。僕も、4年ほど前ここの英語センターに行ってましたが、このビルの上に時計があることなんか、今回写真撮ってはじめて気付いたくらいです。
では、ごく普通のキャンパスの光景を。
写真中央は、北部に隣接するGlebeとを結ぶFoodbridgeという歩道橋。橋の向こうがGlebeです。
写真右は、歩道橋から眼下のParramatta Rdを臨む。西の方角(シティと反対側)を向いてます。
これでもかと張られたビラや、壁面のペインティング。これも、ある意味では「いかにも」というキャンパスの光景です。
写真左3枚は、学食の風景。
写真中央右はサンドイッチバーで、僕も好きでした。勝手にパンの中に好きな具を入れて最後に精算しますが、精算は全て重さでやられてました。つまりレタス10グラムもローストビーフ10グラムも料金は一緒。最初は貧乏人根性まるだしで高そうなものばかり挟んでましたが、次第にアホらしくなりました。
写真右は、language Centreに貼られているエクスチェンジの広告。エクスチェンジとは、「日本語教える代りに英語教えてください」というリーズナブルな教え合いっこです。このlanguage Centreは、結構教材も多いですし、その場LL機器で勉強することも出来ます。学外者でも年会費を払えば利用できるので、お近くに住んでる方はどうぞ。前述のFootBridgeからとにかく真っ直ぐ歩いて、落書きのあるトンネルのような所を下がって上がっていけば着きます(学食のManing Buildingまでいったら行き過ぎ。その手前のビル)。
写真・文/田村
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