今週の1枚(00.05.29)
Parramatta のコンピューターフェア
ふと新聞の広告欄を見てたら、パラマッタのコンピューターフェアがありました。「どんなもんだろ?」と好奇心先行で行ってみました。
「コンピューターフェア」というと、日本のイメージでは、幕張や晴海でコンパニオンがズララと並んでニギニギしくやってるのですが、行ってみたら、町の広場にあるこじんまりしたタウンホールで、こじんまりとやっておりました。フェアというよりも、小さなフリーマーケットってな感じです。
これについての詳しい説明はhttp://www.computerfairs.com.auにありますので、御参照ください。簡単にいうと、コンピューターの小さな小売業者さんが集まって市場を開いてるということですね。
毎週土日、シドニーからキャンベラまで色んなところでやってるようです。例えば、来月(6月)でしたら、3日(土)はバサーストで、4日(日)はニューカッスルで、以下土日ごとに、NSW大学、キャンベラ、パラマッタ、ペンリス&サザーランド、セントラルコースト、ウーロンゴン、、と続きます。
ちなみにウチのPCもそうですが、大きなチェーン店(Hervey Noramanとか)でのブランド品ではなく、町の小さなショップにスペックをいって見積りをとって組み立ててもらってます。その方が安いし、顔なじみになるから修理に出すときも楽だったりします。新聞のクラスファイドの広告欄に沢山載ってます。
総じてこちらでの買い物というのは、大きな量販店で買う以外のルートが結構ありまして、セカンドハンドショップ、個人売買から、中古品を裏のガレージで扱ってるセミプロみたいなオジサンとか、オークションとか、週末に行なわれるイベントセールとか、ファクトリーアウトレットなどがあります。いろいろ知っていくに連れ、生活費が安くなっていくわけでsね。
スモールビジネスといわれる小売店も、ごく普通の家で、ろくすっぽ看板を掲げずにやってたりもします。商品陳列もほとんどなく、会話をしていく中で決めていくという。そういえば、APLaCだって、普通の家で看板も掲げてませんもんね。
平和な日曜日の朝、パラマッタのチャーチストリート・モールの一角にあるタウンホールで、フェアはやっておりました。この呼び込みだか、ビラ配りだかのおねーさんが、唯一のコンパニオン(?)といえばコンパニオンか。どうもこの人の上着がどうにも「大売り出しハッピ」に見えてしまうのは、僕が日本人だからでしょうか。
入場料2ドル取られます。
場内の雰囲気。
思った以上にこじんまりしてます。
タウンホールの昔ながらの重厚な造りとこのザワザワ感が、ミスマッチという気もするし、逆に妙に調和してる気もするし。
いろんな物が売ってますが、総じてやっぱり安いです。そんなびっくりするほど安いわけではないですが、そこそこ安いと思います。値段を簡単に見比べられるのも楽ですし(値段交渉もあり)。
インクカートリッジとか生CDなど、安いのを見つけて買っておけば2ドル分くらいモトは取れると思います。
写真三枚目には、PCのスペックと値段が書かれてます。今の日本の値段はよく知らないのだけど、どうなんですかね、安いんですかね。
マニアックな一品もありました。
「10ドル!だけど無保証、返品お断わり」って、ギャンブルですよね。
再び会場の外へ。
平和な日曜の朝の風景です。
写真左端、おばあちゃんの店。手作りのケーキやらクラフトやら売ってました。年取ってもこんな風に売ってたら楽しいでしょうね。
写真右端、なぜかぽつんとアロエが売ってたりします。
写真・文/田村
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