今週の1枚(00.11.27)
Growers Market
シドニーというところは(オーストラリアの別の都市でも同じだと思いますが)、年柄年中いろんなイベントがあります。コマメに探せば毎日どこかで何かをやってるというくらいでしょう。
ただ、いずれもあんまりお金をかけないで、比較的簡素なものが多いです。あんまり期待バリバリにして行かないで、なにげにブラッと赴いて、「ふーん」と一回りしてくるくらいで丁度いいと思います。
11月は、Good Food Monthということで、これは地元の新聞、Syndey Morning Herald紙の主催だと思うのですが、いろんな企画があったようです。そのうちのひとつ、Growers Marketというものに行ってみました。
文字どおり、grower(生産者、栽培する人)ということで、シドニー近郊の農家が直接出店していて、新鮮な食材を、文化祭の模擬店のように売ってました。
場所はシティから至近、ダーリングハーバーの北隣のピラモント。スターシティというカジノの前の公園です。折からの長雨で、シドニータワーも上が隠れてしまっています。
まだ土曜日の朝の8〜9時前後だったのですが、既に結構な人が出てました。
写真右端は、各店に電源供給をしてるのでしょう。
中央の芝生にはテーブルと椅子が用意され、パン、ベーコン、卵焼を売ってる店、コーヒーを売ってる店から朝食を調達しつつ、食べている人達も多かったです。
主催ということで、Sydney Morning Herald まで売ってたりして、「パン、コーヒー、新聞」という朝の三点セットが揃ってしまうわけですね。
それでは各店を見ていきましょう。
オーガニック系、つまり「有機栽培」系はこちらでもそれなりに人気で、その種の店も結構ありました。
左の二枚は、それぞれチキンを売ってますが、オーガニックを打ち出していたり、農場や飼育している写真が掲示されてたりします。
右の写真は、アスパラガスだけ売ってました。3 bunch 5ドル、1 bunch 2ドルで売ってましたが、バンチ(束)といっても束になってなくて、売り子のお姉さんがグワシと手で一掴みしたのが「一束」でありました。相場でいえば3束5ドルでも安いのですが、あの「グワシ」は、普通の2〜3束分くらいありました。最初は3束買うつもりでしたが、「げ、さすがにそんなに食べきれんわ」るのがわかって、1束だけにしました。このアスパラガス、すごい美味しかったです。
左端、ジャムとかチャツネを売ってます。この種の、ジャム、オリーブオイル、あるいはチーズなどは、オーストラリアどこの田舎を旅しても、売ってるところが見つかります。
その隣の写真は、ライムだけ売ってるライム屋さん。
ブルーマウンテンのマッシュルームを売ってる店、さらにハーブ専門の店。
左端、この店はなんだっけな、、、ナッツ類だったかな。
その隣はパンを売ってて、右端は、見事に巨大なストロベリーとジャムを売ってます。
花屋さんも2軒ほど店を出してました。奇麗だったので、ちょっと撮っておきました。
右二枚は同じ店です。
写真・文/田村
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