今週の1枚(00.03.27)
フィッシュマーケットのもう一つの顔
フィッシュマーケットの特集は過去にもやりましたが、今回はちょっと角度を変えてみました。
フィッシュマーケットに行かれる方は多いでしょうが、魚を買うだけ買ったらソソクサと帰ってませんか?じっくり見て歩くと、色々おもしろいものや、妙なモンもあったりしますよ。
上の写真は、見てのとおりペリカンです。
結構有名かもしれませんが、フィッシュマーケットには(正確にはフィッシュマーケット横の海=Black wattle bay)、野性のペリカンがいます。こんな街中で「野性の」というのも妙な感じがしますが、まあ誰かに飼われてるのではないでしょう。野良ペリカン。大体いつでもいます。
ヒッチコック状態で寄ってきて餌をねだるカモメと違って、ペリカン君は餌をねだったりしません。何考えてるのか判らないような顔で悠然とたたずんでたり、プカプカ浮いてるだけです。キミ達はどこに住んで、何を食べて、どこで寝てるんだ?謎です。
でも、ペリカンって大きいんですよね。初めて見たときは、結構びっくりしました。
写真左:これ何だか分かりますか?ニューイヤーの花火大会のときに、シドニーハーバーを浮いてたヤツです。花火のときは全部で18体あったと思うのですが、ここでは2体だけ。他のところで1体見つけましたが、その他のものはどこかにあるんだろうか。
写真中央:フィッシュマーケットって、徒歩か車でいくもんんだと思ってましたけど、こうやってボートで乗り付けて行くというテもあるんですね。
写真右:これ、マジに売ってるんでしょうか?幾らなんでしょうか?買う奴いるんか?
漁船のある風景
ペリカン君の横の小さな埠頭には、漁船が乗り付けて時々陸揚げしたりしています。
写真下左:これって、自動車のように船のナンバープレートなのでしょうか?
写真下右:いいっスよね、これが男の世界ですよね。どこも一緒ね。
ランチの風景
写真左は、見たところエビパーティですな。
その隣は、フライ系ですね。お父さん、シブいですね。
写真中央右:休憩をとる店員さん。白い長靴脱いで、やっぱり蒸れるんでしょうね。フルーツサラダでヘルシーにキメてます。
写真左:スタローン似のお父さんと息子(だと思う)。
写真右:「うーん、イマイチね」「そんなことないでしょう、もっとちゃんと味わってくださいよ」(想像)
写真左とその隣:メニューです。こうしてよくよく見ると、結構高いじゃないですか。フィッシュマーケットだから必ずしも安いってもんじゃないです。フィッシュマーケットもここ数年レジャーランド化が進んできました。
写真中央右:ちゃんとお寿司屋さんもあります。
写真右:スキャンピーという名前のエビです。手長エビかと思ったら、もっと違う名前でした(寿司屋さんに教えてもらったけど忘れた)。味はいいです。ボタンエビのように甘くて濃厚で。一番美味しいんじゃないかな。
でも、それだけに高い。キロ38ドルですもんね。頭はあとで味噌汁にすると美味です。フィッシュマーケットでも、なぜか一番端っこの店にしか売ってないです。
写真・文/田村
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