今週の1枚(09.14)
レインコーブ・ナショナルパークの風景
先週に引き続き、「家の近所の国立公園」、Lane Cove National Parkです。
前回は、入り口周辺のレクレーションエリアを中心にお届けしましたが、今週はもう少し奥に入った部分をお伝えしましょう。
上の写真は、結構奥まった地点になりますが、「谷」というよりジャングルみたいな感じですね。それでも、このそんなに大きくない国立公園は、住宅地のド真ん中にあったりします。ここからでも楽勝で通勤距離にあります。
写真をよく見ると、中央部、川の上流の方にボートが映っています。なかなか気持ち良さそうですねえ、今度やってみよう。
左の二枚は、上の大きな写真と同じく車道付近から下に流れる川を撮ったものです。
右の二枚は、車道本道からちょっと逸れて川側まで寄ったものです。このように本道からちょっと入った所に、芝生やテーブルの置かれたピクニック・エリアが沢山あります。それぞれに名前がついていて、ざっと30近くエリアがあります。この写真は、確か"Fern Valley"だったかな。
これは、それほど奥まってなかったと思いますが、巨大なシダが生い茂るレインフォレストです。
右は「森林再生計画実施中だから気をつけてね」という看板。英語の教科書でよくやらされた面倒臭い「現在完了形」「動詞の活用形」が、"has begun"ということでちゃんと使われてますね。だからどうってことないのですが、僕などは最初「ふーん、本当にそう言うんだ」ということで感心しましたけど。ちなみに、看板最後のPHは電話番号(phone)ですが、これ数年前からやってる「電話番号8桁化計画」によって頭に9を付けて「9412〜」としないと繋がらないでしょう。このへんのアバウトさはよくある風景(9のついてない電話番号の看板、標識は至る所で見掛けます)。
さて、ズンズン進んでいって、反対側のM3の環状幹線道路側の入口に出ました。左の2枚はM3の風景。写真左から二枚目をもう少し進むと、マックォーリー大学になります。
中央右がM3から入る道です。非常にジミな入口ですので、気を付けてないと見落とします。写真右は、この入り口を少し進んだところにある門。
さて、再び賑やかなレクレーションエリアに戻って、Kukundi Wildlife Shelterです。ワイルドライフ・シェルターは、文字どおり野性動物の避難先で、傷ついた野性動物をここで治療し、また放しているようです。
小さなシュエルターで、鳥がメインのようですが、意外と楽しめます。真ん中2枚の何とも言えない愛敬のあるフクロウ。なんか表情がいい味出してますね。またしょーもないこと言いますが、一羽で映ってる方(写真中央右)の顔というのが、どことなく坂上二郎さんをホーフツとさせるような(^^*)。
最後の一枚は、これは逆光でどう撮っても上手くいかなかったのですが、"Flying Fox"、コウモリです。写真では全然わかりませんが、顔が猫みたいで、これが結構かわいい。実際に見てご確認ください。それぞれに名前が付いてるようで、解説の立て札があったのですが、「ピーター、3歳、オス。放しても餌を貰いにすぐ戻ってきてしまう」とかいろいろ書かれています。なついちゃって戻ってくるものが結構多いみたいですね。
写真・文/田村
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