今週の1枚(00.09.11)
Hurstville の風景(その3)
今週の金曜日にはオリンピックが始まるというのに、そんなことお構い無しに、Hurstville特集の三回目です。
というわけで、今週も地味な写真が続きます(^^*)。
それよりも、オリンピックを直前に控えて、「いかにも」な写真が見たいですか?
APLaCを好きで見てくれる方って、そーゆーお約束の「いかにも」系よりも、どっちかというと、もっとミもフタもないリアルな風景を好まれるような気がします。なぜって、このホームページ(ひいては製作者である僕のパーソナリティが)、そうだからです。
まあ、「いかにもな写真」も無いことはないです。例えば下のような写真ですね。
もう少しオマケに。下の三枚は、オペラハウスの前の広場で会場設営風景。大スクリーンが既に設置されてたり(真中の写真)、写真右なんか、いかにも「作ってます!」って感じですよね。
しかし、まあ、こんな風景は、広いシドニー全体からすれば、ほんのごく一部に過ぎません。シティとか会場周辺とか、そのあたりだけ。あとの圧倒的大多数のエリアは「別にいつもと同じ」であります。もう 面積比率でいえば、99.9999%の風景は、特に変化があるわけではないです。
でもそれじゃ「絵にならない」わけですね。既に現地入りしているマスコミから日本のお茶の間に届けられる画像は、厳選された「らしい」風景だと思われます。それはそれで判るんだけど、そればっか見て、「そうか〜、シドニーは今こうなってるのか」って思われるのも、なんかこそばゆいですね。素朴に事実に反します。
というわけで、そのまんまの風景を、今週も淡々とお届けします。
写真上中央。これなんか、東京だったら山手線/日暮里駅あたりの風景っていっても違和感なさそうですね。外国って、なんとなく想像してるほど「ガイコク」じゃなかったりします。
町を外れると、最近増えてきた高層マンションが建ってたりして(左)、でもしっかり売れ残ってたりするわけですね(中央)。
写真・文/田村
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