今週の1枚(00.08.28)
Hurstville の風景
今週から、Hurstville/ハーストヴィル特集です。
それほど深くこのエリアを知ってるわけではありませんが、それでも何度かは足を運んでいます。
ハーストヴィルは、シドニー西南部、シティから結構離れた地点にあります。空港なんかよりももっともっと先にありまして、知らない人も多いでしょう。しかし、知ってる人は知っていますし、ここに住んでいる日本人も実は多いと思います。
というのは、僕自身、このエリアにお住まいの日本人を何度かお送りしたり、訪ねたりしてるからです。
また、今回の写真も、ウチにステイしていた方がハーストビルにシェアが決まったのでお送りした際に撮ったものです。現地の日本人には有名なプロバイダの東京ネットさんも、たしかハーストビルが本拠地だったように記憶してます。ニュートラルベイやチャッツウッドなどメジャーどころではありませんが、意外と住んでる人は多いように思います。家賃も安いですしね。
実際、ここって、結構便利なんですね。なんせ郊外の主要駅で急行が停まるので、シティまで20〜30分でいけます。
シティまでのアクセスで、地図上の距離と実際の所要時間の関係はかなりトリッキーでして、例えば地図でみれば遥かに近い、殆どシティの隣といってもいいグリーブであっても、タウンホールまで出ようと思ったら、意外と時間がかかります。バスしかないのですが、これが道路渋滞にハマったら、平気で30分、40分以上かかっちゃいますから。はたまた、もっとシティに近いエリアでも急行が停まらなかったら、結局乗れる電車の本数も少なくなるし、所要時間もかかってしまうことになります。
そういった便利さに加えて、ハーストヴィルにはチャイニーズが多く、食材の関係で非常に便利だということも、アドバンテージになっているのだと思います。
事実、ハーストビルってチャイニーズ多いです。というか、チャイナタウンよりもチャイナタウンっぽかったりします。まあ、シティのチャイナタウンは、半分ビジネスというか観光地だったりしますが、郊外はもっと土着的にチャイナタウンですからね。チャッツウッドもチャイニーズが多いですが、比率でいえばハーストビルの方が全然多いですし、ディープ度も高いと思います。またディープ度では負けないアッシュフィールドでも、全体の規模ではハーストヴィルの方が大きいんじゃないかな。
まず、最初は、「シドニーのサバーブはみな同じ」ということで(^^*)、「一歩中心部を離れたら静かな住宅地の図」です。
以下の4枚はいずれもハーストビル中心部の商店街からちょっとだけ離れたエリアです。ね、これだけ見てたらどこだか分かりませんよね。
もう一つの「どこも同じ」の象徴のようなものとして、大きなショッピングセンターを。
この「Westfield」 というのは、どこにいっても見かけるので、最初は大きなスーパーのチェーンだと思ってましたが、別にそういう名前のスーパーがあるわけではなく、スーパーやデパートを何個かボコボコ呑み込むくらい巨大なショッピングセンター全体の名前のようです。おそらくは、そういったショッピングセンターのデベロッパーかなんかの名前だと思われます。
写真下左をご覧になってもわかると思いますが、メチャクチャでかいです。端が見えないくらい(^^*)。
この巨大な建物の中に、スーパーが2〜3個、デパートがひとつ、さらに映画館まであり、小さな店だったら無数というくらいあります。
この種の巨大なショッピングセンターはシドニー郊外のあちこちにありますが、駐車場に車とめてから目的の売り場までかなり距離があります。最初は誰もが迷いますし。牛乳やパンが切れたくらいだったら、やってらんないですよね。だから、オーストラリアのコンビニは、都心を除けば大体ガソリンスタンドになってたりするのでしょう。スタンドは、買うのに時間かからず便利ですからね。多くのガソリンスタンドではパンやらミルクなど日用品を置いてますし、セブンイレブンやam/pmなどもガソリンスタンドになってます。
スーパーのColesがあって、、、という風景は、ほんと、どこも一緒です。
さて、以下からは、もう少し「らしい」風景を。
写真上右端は、不動産屋の賃貸物件コーナーです。
写真・文/田村
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