今週の1枚(04.18)
チャッツウッド(Chatswood)の風景
チャッツウッドは、シドニー北部(ノース)において、ノースシドニーに次いで二番目に大きな街と言っていいでしょう。
都心からちょっと離れた郊外の小奇麗なターミナルということで、東京なら多摩ニュータウン、大阪だったら千里のような存在だと僕は思います。
一昔前のトレンディドラマ(死語ですね)に出てきそうな佇まいは、あまり外国という気がせず、その分日本人にも馴染みやすい雰囲気があります。なんというか、機能とマーケティングをベースにした設計を推し進めていくと、スーパーマーケットにせよ、コンビニせよ、ショピングモールにせよ、世界中どこでも似たりよったりのものになってしまうのでしょう。あと50年もすれば、世界的に「ローカル色」というものが大分薄らいでいってしまうのかもしれません。
チャッツウッド周辺に住む日本人も多く、日本語対応の看板があったり、役所にも日本語を喋れる人がいたりするそうで、その意味でも住みやすいのでしょう。日本人だけでなく、中国系の人も多く住んでいたりします。
APLaCの新居のあるLane Coveが隣接区ということもあり、チャッツウッドには時々買物に行きますが、それまでの西部郊外の感覚に慣れた身にとっては、ムッとするほど物価が高かったりします。最初からここに住んでればそんなことも思わなかったのでしょうが。
写真は、チャッツウッド駅前商店街。
ちょっと重いですが、もっと見たい方はクリックしてください(それぞれ別のブラウザが立ち上がります)。
左:北方からPacific Highwayに沿って南下すると、遠方にミョーに現代的なビルが望めます。ここがチャッツウッド。
右:チャッツウッド駅南口(こっちが表口のような感じ)からでると、急な階段とその下に歩行者天国の商店街が広がっています。
左:商店街の通りに面してあるイタリア系のパン屋さん。表に椅子が出ていて食べることも出来ます。なかなか美味しい。
中:募金活動をするサルベーション・アーミーのおじさん。日本で年末で見る「救世軍」というのはこの団体の日本版なのでしょうか。
右:駅からちょっと離れた地点。さらに商店街は続きます。
左:駅北側はバスターミナル。このあたりになると、市バスだけではなく、私バスも多く走っています。
右:同じく商店街にて。もちろんエスニック色も豊かだったりします。インド系の方かな。で、ジーンズショップの袋を下げているところがイイですね。
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